わたしはかもめ2007年鴎の便り(1月)

便

1月24日

大嶺途中から1軍

再来日したバレンタイン監督が高校生ドラフト1巡目・大嶺のキャンプ1軍途中合流の方針を示した。「故郷に近い鹿児島からスタートさせるが、1軍がジーロング(オーストラリア)から鹿児島に戻って来たときには残ってもらうことを考えている」。2月16日の2次キャンプから、1軍と一緒に練習させて、英才教育をしていくつもりだ。

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2715安打臨時コーチ

ロッテ・バレンタイン監督と親交のあるビル・バックナー氏(57)が、オーストラリア・ジーロングキャンプへ“臨時打撃コーチ”として参加する。同氏は大リーグ・カブスに所属していた1980年にナ・リーグ首位打者になるなど通算2715安打した実績を持つ。

◇変更

ロッテはサブロー外野手(30)の鹿児島2軍キャンプスタート変更を発表した。19日に両目の視力回復手術を行い、練習に支障こそないが、オーストラリアの紫外線などの影響を考慮したため。

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ドラフト改革へ問題点など検証

12球団代表者会議は、3月までのドラフト改革を目指して早急に行動する方針が確認された。この日、オーナー会議と同時進行で実施され、昨年までの暫定ドラフトを検証。問題点などを出し合った。さらに現場スカウトの意見を集約するため2月上旬に、スカウト部長を集めてヒアリングを行うことになった。また、アマチュア関係者にもアンケートを依頼して内情を詳細に調査する。ドラフト制度検討委員会の山中委員長(横浜専務)は「クリーンなドラフトを、という共通認識はある。ミーティングを繰り返し3月には何とか形のあるものを見せたいと考えている」と話していた。

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入札移籍続出「改革必要」一致

オーナー会議では、選手の大リーグ流出を懸念した議論も出た。ポスティングシステムを利用した大リーグ移籍が相次いでおり、各オーナーから日米間の制度を検証すべきという意見が相次いだ。実行委員会で調査することになったが、巨人滝鼻オーナーは「平等なルールに改正しなければいけない。何らかの改革が必要だという意見は一致した」と語った。期限付きの移籍や、ポスティングを利用できる選手に制限を設けるなどざまざまな角度から検討する。

◇根来「代行」を承認

根来泰周コミッショナー(74)が24日、1月末の任期満了をもってコミッショナーを退任し、同代行職に就くことが承認された。これまで巨人、阪神、中日など複数球団から慰留を受けたが翻意に至らず。代行として今年11月をメドにコミッショナーの権限強化を軸とした協約改正、セパ両リーグとコミッショナー事務局3局統合、親会社と球団の関係整備などの改善にあたる。18年ぶりに空位となるコミッショナー職だが、オーナー会議で諸問題処理の間に後任人事を進めることを確認。根来コミッショナーは「今後は代理の仕事と協約改正にメドをつけたい。客観的な方が(協約改正も)公正にできる」と語った。

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ボビー“協同仙言シマス”星野ジャパンへ熱烈サポート[夕刊フジ]

足並みを乱すな−。24日に米国から来日したロッテのボビー・バレンタイン監督が球界へ『星野JAPAN』への徹底アシストを呼びかけた。

25日の日本代表編成委員会で誕生する『星野JAPAN』。来年開催の北京五輪で金メダル奪取に向けての第一歩を踏み出すが、バレンタイン監督が早くも熱烈サポートを強調。

バレンタイン監督
「星野さんを監督に選んだことは正しい選択。これから先、彼の下で多くの選手がプレーするが(編成面で)パ・リーグ、ロッテの選手について私に色々聞いてきてくれればいい。」

国際大会に対し、指揮官は積極派。昨春に開催され日本が初代世界一に輝いたWBCには、12球団で最多の8選手を供出しただけに『星野JAPAN』への協力は惜しまない方針。が、そのチーム編成に対しては一言あり。「選手の編成については、球団内で相談していく。他球団の人とも色々協議していきたい」と、11球団への協議を呼びかけたのだ。

WBCでの日本代表の大成功の一方で、ロッテは多大な影響を受けた。調整を前倒しでこなしていた主力8選手はその疲労もあって、シーズンでは故障、不調モードに陥り、一昨年の日本一から一転しV逸、Bクラスの4位に低迷。それゆえ「(WBCでは)選手選びで不適切なところがあった。特に(選手供出に)非協力的な球団があった」と糾弾していたほど。

バレンタイン監督が「非協力的」と指摘したのは供出選手が福留1人だった落合・中日と、藤川1人だった岡田・阪神。今回の『星野JAPAN』に対し、すでに岡田監督が協力を明言しているが、バレンタイン監督が気にかけているのは星野氏と不仲が伝えられる中日のはず。

特に中日・白井オーナーは中日監督時代の星野氏の解任を決めたといわれる人物だけに遺恨あり。本格的な協力が得られるかは微妙な状況にある。日本の球界事情に精通しているバレンタイン監督が「足並みを乱すな」といわんばかりに牽制球を投げつけた格好。『星野JAPAN』と球界の動向にニラミを効かせる構えだ。

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ロッテに元メジャー強力“助っ人”[デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が24日、成田着の航空機で来日。豪州ジーロングで行う春季1次キャンプに、通算2715安打の元メジャーリーガー、ビル・バックナー氏(57)が“打撃アドバイザー”として参加することを明かした。

ボビーとバックナー氏は友人で、今回のサプライズが実現した。「私やコーチ陣の手助けをしてもらう。主に打撃について(選手に)アドバイスをしてくれると思う。かつての盟友が来て、私もいい気分でキャンプを過ごせる」。

バックナー氏はカブス時代の80年に首位打者を獲得した巧打の一塁手。一方でレッドソックスに在籍していた86年には、悲願の世界一を逃す“世紀のトンネル”を犯したことでも有名。大物大リーガーに触れることは、選手にも大きな財産になるはずだ。

また、2軍スタートの高校生ドラフト1巡目・大嶺=八重山商工=は、鹿児島での2次キャンプから1軍に合流させる考えを披露した。 「今年は私の野球人生の中で、最高の1年となるような気がするよ」。早くも自信たっぷりだった。

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ボビー提案マッサージシート[ニッカン]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が24日、米ニューヨークからの成田空港着の航空機で再来日した。オフ期間中に考えていたという、3つのファンサービス案を球団へ提言したことを明かした。球団側も早速、開幕から実施へ準備を進めているという。

補強やキャンプについての話題が一通り終わると、待ってましたとばかりに「日本を離れてからずっと考えていた」と、ファンサービスについて切り出した。今季ホームゲームでは

(1)
土日・祝日の開門時間1時間繰り上げ
(2)
約500万円をかけてのキッズゾーン拡張

に加え、

(3)
マッサージシート設置

の斬新なアイデアも披露した。

球場で心身共にリフレッシュしてもらうのが狙いで、同監督は「肩や脚をマッサージしてもらいながら、観戦できる場所を設置する予定」と説明。球団広報も「業者と提携し、座席のスペースの問題もありますが、10人ないし20人ぐらいのマッサージ師の方に来ていただく形で話を進めています」と補足した。肩が凝る試合やマッサージの気持ち良さに負けて寝られてしまう展開では困ってしまうだけに、指揮する監督としても肩に自然と力が入る。

今年は毎週火曜日の「花火ナイト」など、曜日ごとにイベントを行うことを既に発表している。同監督は「今まで以上にファンのことを考えて、プロモーションしていきたい」。来日早々、今後も画期的なサービスの企画・実施へ尽力していくと話した。

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ボビー“マッサージ付き観戦”提案[スポニチ]

ロッテのバレンタイン監督が成田着の航空機で来日。今季のファンサービス計画を披露した。週末ホーム開催日に開門時間を1時間早めての打撃練習の公開やバックネット裏のキッズゾーン拡張。さらにはマッサージ業者と提携する“青空マッサージ”を提案。2階席に受け付けを設けて予約時間に担当者が客席へ出張。指圧を受けながら観戦できる珍プランだ。

また、オーストラリア・ジーロングキャンプ(2月1〜15日)には、同監督の友人で、レッドソックスなどでメジャー通算2715安打したビル・バックナー氏が“臨時コーチ”として訪問する。鹿児島2次キャンプ(2月16〜23日)からは、高校生ドラフト1巡目の大嶺(八重山商工)を1軍に合流させる予定だ。グラウンド内外に心を砕くバレンタイン監督は「今年は人生の中で最高の1年になる予感がする」と話した。

◇サブローは2軍キャンプスタート

ロッテ・サブローの2軍キャンプスタートが決定した。1月上旬までに受ける予定だった視力矯正手術が1週間ずれ込み、紫外線の強いオーストラリアでの1軍キャンプに懸念を抱いたものだ。バレンタイン監督はサブローについて「3月くらいに問題ない形で合流してくれれば」と話した。

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観戦しながらマッサージ?ボビーが新ファンサービスを提案[サンスポ]

野球を見ながら青空マッサージ?!ロッテ・ボビー・バレンタイン監督(56)が24日、成田着の航空機で再来日した。今季、千葉マリンスタジアムで行われる全試合で、観戦しながらマッサージを受けられる新たなファンサービス計画を球団に提案していることを明らかにした。

ノー・モア、肩の凝る試合。V奪回に燃えるバレンタイン監督が、“ボビー流”のファンサービス計画を披露した。

「今季は、観戦中に足裏や肩のマッサージを受けられるサービスを行う予定。球団側とも計画を詰めています」。球団関係者によると、マッサージ業者と提携し、スタジアム2階スタンドで、希望するファンの席までマッサージ師を派遣。試合を見ながら、肩などをもんでもらえるというもの。現時点ではホームでの全試合が対象だ。

同時に、土日・祝日のホーム試合開始前に、打撃練習時のスタンド無料開放や、球場内の「キッズ・ゾーン」を充実する計画も明かしたバレンタイン監督。今年のロッテは、早くも一味違う?

◇バックナー氏招聘

バレンタイン監督は、2月1日からの豪州ジーロングでのキャンプに、レッドソックスなどで米大リーグ通算2715安打したビル・バックナー氏が参加することも明かした。「打撃面でアドバイスしてくれることになると思う」と期待していた。

◇大嶺2次キャンプで1軍合流

期待のルーキー・大嶺(八重山商工)が、来月17日からの鹿児島第2次キャンプで、1軍に合流することになりそうだ。この日、来日したバレンタイン監督が「見てみたい。鹿児島で2週間、1軍に合流してもらうつもり」と明言。“将来のエース候補”に熱い期待を寄せた。

◇サブローは2軍スタート

ロッテ・サブロー外野手(30)が2軍の鹿児島キャンプに参加することが分かった。当初は1軍の豪州キャンプに参加予定だったが、19日に視力矯正手術を受けたため、大事を取る。

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滝鼻オーナー、入札制度の改正主張[スポニチ]

ポスティング・システム撤廃が持論の巨人・滝鼻オーナーが改正を強く主張した。「スーパースターが大リーグに出て行く現状は日本の危機だ」。日→米の一方通行に触れ「平等なルール、日米間トレードの制度化が必要だ」と代替案を示した。約60億円の落札金で松坂を放出した西武の太田オーナー代行も「1つの花が消えるという感覚がある」と打ち明けた。

議長の日本ハム・大社オーナーは「実行委員会に現状調査を指示した」と改正に着手。オーナー会議と並行して開かれた代表者会議では巨人・清武代表が「入団8年目までは移籍不可とか、一定の制限を加えてはどうか」と改正案を示した。

ポスティング・システムを盛り込んだ日米選手契約協定は2年契約。改正申請がない場合、今年6月で自動更新となる。

◇ドラフト制度見直しへ

2年間の暫定期間が終了した現行のドラフト制度について、12球団代表者会議で見直し作業に着手。来月7、8日に沖縄に各球団のスカウト部長らが集まり、ドラフト検討委員会を行うことが決定した。会議では高校生と大学・社会人で分離開催し、希望入団枠制度を導入した過去2年のドラフトの問題点について討議。今後は「契約金は高騰したのか」「メジャー流出の歯止めになったか」など10項目のアンケートを各方面で実施。同検討委の山中正竹委員長(横浜球団専務)は「高野連などアマ側にも意見をうかがいたい」としている。その結果を受け3月上旬に再度討議を行う。

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根来コミッショナー「代行」決定…新協約完成まで職務継続[サンスポ]

オーナー会議は、1月末で任期満了となる根来泰周コミッショナー(74)の退任を了承する一方、2月以降は暫定的に同氏が「コミッショナー代行」として職務を継続することを決めた。コミッショナーの空席は竹内寿平氏が1988年6月に辞任し、89年3月に吉国一郎氏が就任するまでの約8ヶ月間以来。

根来氏は11月のオーナー会議をメドに野球協約改定作業を行い、オーナー会議は新協約の完成までに後任を選考してバトンタッチする。この日は、『日本野球機構と日本プロ野球組織、セ、パ両リーグの一元化を図る』『オーナー会議に球団の親会社も取り込んだ「最高運営会議」を新設する』などの協約改定の骨子も了承された。

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根来氏「代行」で11月まで続投[報知]

今月末で任期満了となる根来コミッショナーが暫定的に「コミッショナー代行」という立場で職務を継続する。オーナー会議は退任する意向の根来氏に対し、代行職としての残留を要請。根来氏も自らが委員長として取り組んでいる野球協約の改定作業があるため、代行就任を了承した。

協約改定はコミッショナーの権限の強化や、3つに分かれているコミッショナー、セ・パ両リーグの事務局統合を含めた改正が軸となる。特に組織では大幅な改編を目指しており、事務局を統合した後は「行政組織」と「司法組織」に分け、親会社を含めた最高経営会議のような議決機関も設置する。根来コミッショナー代行は11月のオーナー会議での改定承認を目指し、それまでは代行職を務める。

根来氏の代行就任によりコミッショナーが空席となるのは8代目の竹内寿平氏が1988年6月に辞任後、吉国一郎氏が89年3月に就任するまでの約8ヶ月間以来となる。

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全球団のスカウト交え、2月ドラフト改革議論[報知]

12球団代表者会議がオーナー会議と並行して行われ、今秋のドラフト制度について話し合われた。

会議では2004年の球界再編の際、暫定2年として採用した現行制度の検証から着手することを確認。アマチュア関係者の希望をアンケート調査するほか、2月7、8日に沖縄で行うドラフト制度検討委員会で、初めて12球団のスカウト部長を交えて議論することを決めた。

改革の焦点は高校、大学・社会人の分離ドラフトと希望入団枠。希望入団枠については数球団から維持を求める声があがり、委員長を務める横浜・山中正竹専務は「今まで議論は尽くしている。その上で検証して、変えるなら変える、間違いないならそのままで」とあくまで現行制度がベースとなることを示唆した。

集まった意見を参考に3月初旬から集中討議を行い、本格的なスカウト活動が始まる3月中〜下旬をメドに結論を出す予定。ドラフト改革のほか、ポスティングシステム、FA補償金、外国人選手の移籍に関するルール作りなども議題にあがり、今後の実行委員会で話し合っていく。

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ドラフト検討委を設置…12球団代表者会議[報知]

プロ野球の12球団代表者会議が24日、東京都内で行われ、ドラフト制度について集中討議し、2月上旬に12球団のスカウト担当者を集めて「ドラフト検討委員会」を開くことを決めた。

検討委では2005年から2年間行った分離ドラフトで公正性や透明性が保たれたかなど10項目を検証。委員長を務める横浜・山中球団専務は「より事実を正確にとらえる狙いでスカウト部長クラスに話を聞く」と語った。今後は大学、社会人の監督にもアンケートを実施して調査する。

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最強星野ジャパン誕生、12球団全面協力[ニッカン]

星野ジャパンにドリームチームが保証された。オーナー会議が24日、都内のホテルで開催され、08年北京五輪で最強チーム結成へ向け、全面協力する方針が確認された。期間中のシーズン中断については継続審議となったが、アテネ五輪のような1球団2人という制限を主張する意見は皆無だった。25日の日本代表編成委員会で正式に阪神星野仙一シニアディレクター(SD=60)が代表監督に就任し、記者会見を開く。最後の可能性が高い五輪で、狙うは金メダル以外にない。

オーナー会議が、星野ジャパンへ最高の誕生プレゼントを贈った。08年北京五輪について議論し、全会一致で金メダル奪取に協力する方針が確認された。アテネ五輪では1球団2人という枠がつけられ、当時の長嶋監督を悩ませた。だが、今回は枠を取り払い、全てを「星野監督」に任せる。思うままのチームを結成してもらい、金メダル獲得を目指すことになった。

大社啓二議長(日本ハム・オーナー)は「シーズン中断や代替イベントについても話し合われたが、結論は出ていません。ただ、最強チームを送り出すため全面協力する意思確認はしました」と説明した。シーズン中断の議論が先行してきたが、あくまで目的は編成に制限がないドリームチームの結成。その点だけは最初に確認された。五輪期間中の国内興行は今後議論されるが、どんな結論になろうと、星野ジャパンに影響しないということだ。

北京五輪が開催される8月は、国内でも多くの観客動員が見込まれる。約20日間の中断となれば営業収入に大きな影響を及ぼす。そのため何らかの興行をすべきという意見は出ている。ソフトバンク孫オーナーの「選手の出し惜しみ、最強チームの結成を妨げるのはよろしくない。ただ、その間に何らかの形で野球イベントの開催は検討に値する」という意見が、オーナー会議の大勢を占めた。

アテネ五輪から方針転換となった理由は、昨年3月のWBC優勝が大きい。WBCの盛り上がりで、ファンが代表チームに対して関心を抱いていることが分かった。また、直後の公式戦で観客動員が伸びるなど、王ジャパンの効果は大きかった。再現を期待する思いは各オーナーに共通していた。

25日には日本代表編成会議が開かれ、正式に星野ジャパンが誕生する。この日のオーナー会議の方針が球界としての就任祝い。同時に、金メダルを義務付けたとも言える。かつてない重圧を受け、星野ジャパンが発進する。

中日白井オーナー
「(北京五輪に)協力しますよ。ただ選手を全部とられたらゲームができないから(シーズンを)中断するしかない。とられるのが2、3人なら中断しなくてもいいんじゃないかと思う。」
阪神宮崎オーナー
「星野さんが気にされていた障害はなくなったと思う。今まで聞いていたのはアテネ五輪の時のように各球団2人とか、制限があると難しいということ。それと調整期間もいる。見せてもらった日程では、2試合壮行試合が予定してありました。」
横浜若林オーナー
「プロとして何としても金メダルを目指す。だから全面協力しようということ。今後、監督がどういう考えで、どのような編成をされるか聞いて、我々はそれに対応します。」
ロッテ瀬戸山球団社長
「確認されたのは全面協力、ベストメンバーということ。うちは公式戦を続けられるならば続けたい。球団により、多少の不公平があってもやればいいと思うが、それは無理という意見もあった。うちが(代表選手)3人で、相手が1人でもやりたいが…。」
楽天井上オーナー代行
「五輪期間中にどういう興行ができるかということ。何らかの興行をする必要はあるだろう。」

◇王監督、中断決定なら「従う」

ソフトバンク王監督はオーナー会議で議論された08年北京五輪中のシーズン中断や選手派遣について、決定を受け入れる考えを示した。「書き入れ時だろうけど五輪をどう位置づけるかにもよる。(全球団)公平にやるのか、優勝を目指すのか、難しさもある。我々は結論に従うだけ」と話した。

◇ヒルマン&バレンタイン監督「協力する」

日本ハム・ヒルマン監督が星野ジャパンに全面協力する。この日、北京を目指す日本代表に関して「自分のチームから輩出することは非常に名誉なこと。完全に協力していく」と話した。また、ロッテ・バレンタイン監督も「星野さんが選ばれたのは正しい選択。色々聞いてくれれば、その都度協力していきたい」と約束した。

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最高の1年になる…バレンタイン監督が来日[報知]

ロッテのバレンタイン監督が24日、成田空港着の航空機で来日した。1ヶ月半の休暇を終え、にこやかな表情で現れた指揮官は「今年は私の野球人生で最高の1年になる気がする」と覇権奪回に意欲を燃やした。

豪州ジーロングで2月1日からのキャンプに、バレンタイン監督の友人で、レッドソックスなどで米大リーグ通算2715安打のビル・バックナー氏が参加することも明かし「打撃面でアドバイスしてくれることになると思う。時間を無駄にせず有意義に過ごしたい」と話した。

また、オリックスを自由契約になった中村については「受け入れる予定はない。球団と話し合って決めた」と明言した。

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サブローは大事取り2軍キャンプへ[報知]

ロッテのサブローが2軍の鹿児島キャンプに参加することが24日、分かった。当初は1軍のオーストラリアのキャンプに参加予定だったが、19日に視力矯正手術を受けたため、大事を取ることになった。バレンタイン監督は「目の手術というと、生活の中でも大切なので早く決断すべきと思ったが…。3月ぐらいに問題なく1軍に合流してくれれば」と話した。

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ロッテ新人合同自主トレ終了[ニッカン]

ロッテのルーキーが24日、新人合同自主トレを打ち上げた。今月10日から埼玉・ロッテ浦和球場で「3勤1休」で行ってきた。キャンプ1軍スタートが決まっている荻野忠寛投手(24=日立製作所)は「チームメートとコミュニケーションを図れたのが良かったし、順調に調整できました」。松本幸大投手(26=デュプロ)も「楽しくできた。(1軍の)キャンプではケガをせず、少しでもアピールできるように頑張りたい」と話した。

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大幅な組織改編を11月に承認…オーナー会議[報知]

プロ野球のオーナー会議が24日、東京都内で行われ、大幅な組織改編を軸とした新しい野球協約を11月のオーナー会議で承認する方針を決めた。

コミッショナー代行となる根来泰周氏を中心に改定作業を進め、7月のオーナー会議で改定案を諮り、条文などを調整して11月に決定する。改定はコミッショナーとセ、パ両リーグを一元化し、「行政組織」と「司法組織」に大別する。

さらに、2008年北京五輪出場を目指す野球の日本代表監督に、阪神の星野仙一前監督の就任を最終確認し、最強チーム編成のために全面協力することで合意。供出枠は設けないことになったが、五輪期間中に公式戦を中断することでは賛否が分かれた。

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根来コミッショナーは代行職[ニッカン]

プロ野球オーナー会議が24日、東京都内で開かれ、1月31日で任期満了となる根来泰周コミッショナー(74)の退任を了承、後任が決定するまで同氏が暫定的に「コミッショナー代行」の立場で職務を継続することが決まった。根来氏は今後、野球協約の改定などに取り組む。

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根来氏が代行職へ…後任決定難航、トップ不在[報知]

プロ野球オーナー会議が24日、東京都内で開かれ、今月末で任期満了となる根来泰周コミッショナー(74)の退任を了承した。後任の人選が難航したため、根来氏は暫定的に「コミッショナー代行」の立場で職務を継続、球界トップが不在という異例の事態となった。次期コミッショナーは11月のオーナー会議をめどに人選を進める方針。

コミッショナーが空席となるのは8代目の竹内寿平氏が1988年6月に辞任後、吉国一郎氏が1989年3月に就任するまでの約8ヶ月間以来。

オーナー会議は退任する意向の根来氏に対し、代行職としての残留を要請。根来氏も自らが委員長として取り組んでいる野球協約の改定作業があり、代行就任を承諾した。協約改定はコミッショナー権限の強化や、3つに分かれているコミッショナー、セ、パ両リーグの事務局統合を含めた組織改正が軸となる。根来氏は「何とか1年くらいの間にめどをつけることを目的にやっていきたい」と話した。

根来氏は東京高検検事長、公正取引委員会委員長などを歴任後、2004年2月に第11代コミッショナーに就任。同年9月には日本プロ野球選手会のストライキを受けて辞意を表明したが、慰留を受けて3年間の任期を最後まで務めた。

根来泰周氏(ねごろ・やすちか)
55年司法試験に合格し、翌年に京大法学部卒業。58年に法務省に入省後、大臣官房長、法務事務次官、東京高検検事長などを歴任し、95年に退官。96年8月から02年7月まで公正取引委員会の委員長を務め、04年2月にプロ野球コミッショナーに就任。74歳。和歌山県出身。

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