わたしはかもめ2007年鴎の便り(1月)

便

1月29日

マスターズリーグ表彰式

ソフトバンクプロ野球マスターズリーグの表彰・打ち上げ式が29日、都内のホテルで行われ、優勝した名古屋の杉下茂監督(81=元中日)とスタッフ一同にトロフィーと金一封が贈られた。注目のMVP(最優秀選手賞)は最多4セーブで初Vに貢献した野中徹博投手(41=元中日)が獲得。トヨタプリウスなど豪華賞品を手にして、感激の面持ちだった。

表彰選手
MVP野中徹博(名古屋)
オールドルーキー賞黒江透修(東京)
若松勉(札幌)
杉浦賞津野浩(札幌)
優秀監督賞杉下茂(名古屋)
ベストコーチ賞一枝修平(大阪)
ベストプレー賞村田兆治(東京)
ファインプレー賞中野佐資(東京)
村岡耕一(東京)
特別賞松永浩美(福岡)
本西厚博(大阪)
ベストナイン
投手鹿島忠(名古屋)
捕手鈴木伸良(名古屋)
一塁手斉藤浩行(名古屋)
二塁手本西厚博(大阪)
三塁手松永浩美(福岡)
遊撃手村上隆行(大阪)
外野手中野佐資(東京)
彦野利勝(名古屋)
南牟礼豊蔵(大阪)
指名打者カズ山本(福岡)

個人タイトル
首位打者彦野利勝(名古屋).476
打点王村上真一(大阪)8
最多安打本西厚博(大阪)14
羽生田忠克(札幌)14
打撃特別賞※苫篠賢冶(福岡)3
最多勝小野和幸(名古屋)3
最優秀防御率与田剛(名古屋)0.00
最多セーブ野中徹博(名古屋)4
最多奪三振津野浩(札幌)19

※はランニング本塁打3本で特別賞。

◇兆治“140”続ける

57歳で141キロをマークした元ロッテの村田兆治(東京)は「ベストプレー賞」を受賞した。今年8月には長崎・対馬で10チームによる「離島リーグ」を開催する。「これからもシーズン中は離島の子達を指導し、オフシーズンはマスターズで140キロを出し続けたい」とスピーチ、大きな拍手を受けていた。

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ボビーが改修ブルペンに大喜び[デイリー]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(56)が29日、豪州ジーロング入り後に、キャンプ地のジーロング・ベースボールセンターを視察して、改良されたブルペンに大喜びした。

「これで十分な練習ができる」。ボビーが満足そうな笑顔を見せた。昨年、チームを待ち受けていたのは、プレートとマウンドが一直線でないなどの“手抜き工事”ブルペンだった。球団は苦い経験を踏まえ、グラウンドキーパーを先乗りで派遣。レンガの土台に土をかぶせただけのお粗末なブルペンを、25日から地元ボランティアとの4日間の作業で見事に改良し、チームの到着に間に合わせた。

レンガを削って傾斜を作り、粘土質の土と粉状のレンガから造る“総レンガ造り”のブルペンに選手も納得顔。早速、投球練習を行った小野は「去年とは全然違う」と絶賛。裏方の尽力で、今年は通常のキャンプインにこぎ着けられる。

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ロッテ豪州キャンプ、施設完璧[報知]

ロッテの選手、関係者約70人がキャンプ地の豪州・ジーロング入りした。昨年は施設に不備が多かったジーロング・ベースボールセンターが見事に変身。ボビー・バレンタイン監督(56)も「素晴らしい状態だ」とご満悦だった。

現地任せの昨年は傾斜がなかったり、ベースが曲がっていたりと散々だった球場のブルペン。今年はロッテ浦和球場の施設管理担当を先乗りさせた効果が表れた。25日にマウンドにレンガが埋まっているなどの不備を発見。4日間の突貫工事で日本と変わらないものに仕上げた。

ブルペンで投球練習した久保は「広いしマウンドも軟らかい」。小野も「去年と全然違いますよ。マウンドの傾斜もきつくなっている」と絶賛した。

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ロッテ豪キャンプ地到着…ジーロング市猛アピール、ずっと来て![サンスポ]

ロッテの皆さん、これからもずっと来て!ロッテの選手・スタッフら約70人が、キャンプ地のジーロング市に到着した。出迎えたジョン・ミッチェル副市長らが、来年以降のキャンプ誘致に向け、早くも猛烈なアピールを開始した。

選手・スタッフ約70人は、昼前にジーロング市入り。3面の野球場を持つ「ジーロング・ベースボール・センター」で、若手選手らが、早速自主トレを行った。

青い空、緑の芝のコントラスト。昨年はWBC出場で、チームの豪州キャンプに参加できなかった今江は「きれいですね」と初めて訪れた球場に満足顔だ。

昨年はバレンタイン監督が「ブルペンの屋根が低すぎる」などの不満を漏らした同球場だったが、今年は100万円をかけてブルペンも改造。バレンタイン監督も「うーん、ダイジョブねー」と、改善された施設に大きくうなずいた。

来年のキャンプ地は現時点では白紙だが、メルボルン空港でロッテを出迎えたジョン・ミッチェル副市長は「これからも来て欲しい。キャンプ期間中にも交渉するよ」と気合満々。昨年のロッテキャンプが同市にもたらした経済効果は、3億豪ドル(約282億円)に上ったという試算もあるだけに、来年以降の招致に必死だ。ベースボールセンターには、08年までに水泳&本格的ジム施設も増築予定。ロッテ引き留めへの、猛アピールを開始した。

ジーロング市
豪州・ビクトリア州都のメルボルンから南西へ約72キロの海沿いに位置する同州2番目の都市。夏にあたる12月から2月の平均気温は23.1度で、湿度は低い。畜産、羊毛産業で栄えた港町で、1850年代のゴールドラッシュで発展した。オーストラリアン・フットボール「ジーロングフットボールクラブ」の本拠地で、ゴルフ、クリケット、セーリング、サーフィンなどが盛ん。人口は約19万人。日本との時差は、現在サマータイムでプラス2時間(通常はプラス1時間)。

◇小野&久保、新ブルペン入り

投手陣の柱となる小野、久保がブルペンで投球を開始した。昨年より幅が5メートル広くなり、天井も4メートルほど高く改造された新設ブルペンで、共に捕手を立たせて力のこもった球を投げこんだ。この日はブルペンの状態をチェックしただけで終えた渡辺俊は「海外でのキャンプは難しいけど、わくわくする。何か成長できそう」と口元を引き締めた。

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ロッテ、ブルペン何とか間に合った[スポニチ]

ロッテが29日、1軍キャンプ地のオーストラリア入りした。一行はメルボルンから車で約1時間のジーロングへ移動。ジーロング・ベースボールセンターでは早速、約20選手が自主トレに汗を流した。

オーストラリア初開催の昨年は狭いブルペンが投手陣に大不評だったが、今回は事前に大改修。チームに先駆けて現地入りしたスタッフがマウンドに突貫工事を施し、自主トレ開始日の使用に何とか間に合わせた。高さ2メートル強だった天井が3.5メートルに、ブルペン5レーンを収める横幅も5メートル拡張。巨大テント式のブルペンの拡張は現地スタッフが行ったが、マウンドづくりはロッテ浦和球場のグラウンドキーパーの井上チーフが職人芸で調整した。

検疫により日本から粘着質のある土を持ち込めないため、アンツーカーに混ぜる“つなぎ”は近隣の荒れ地を探索して確保。傾斜づくりを含め、この日まで3日間ほぼ徹夜で仕上げた。早速ブルペンに入った小野は「昨年と全然違う。広くてキャッチャーが遠く感じるくらい」。立ち投げで感触を確かめた久保は「頑張ってくれたことが分かった」と感謝しきりだ。

自主トレを視察したバレンタイン監督も「いい仕事です」と太鼓判。昨季リーグ4位の防御率3.78だった投手陣の復活へまずは“職場”の環境が整った。

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スピードアップ化へ33ヶ所の改正…日本野球規則委員会[サンスポ]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は29日、2007年度の公認野球規則の一部改正を発表した。米球界に沿う形で、試合のスピードアップ化を柱に改正した。打撃姿勢に入るのが遅い打者に対し、球審は投手の投球を待たずにストライクの宣告ができるようになるなど。今月12日の同委員会では34ヶ所だったが、最終的に33ヶ所の改正となった。

◇イースタン・リーグ日程発表

イースタン・リーグは29日、今季の公式戦日程を発表した。3月24日に開幕し、7球団が各96試合を行う。ウエスタン・リーグとの交流戦は巨人が中日、湘南はソフトバンクと2試合ずつ行う。インボイスは今季からチーム名をグッドウィルに変更した。

◇171団体を審査

球場などから暴力団や悪質な応援団の排除を目指すプロ野球暴力団等排除対策協議会が都内で開かれ、応援団のルールである「特別応援許可規定」に基づいて応援許可を申請した171団体を審査した。昨年の160を上回る団体が今季の承認を受ける見通し。

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ロッテがジーロングに到着、今季も真夏の豪州で始動[報知]

ロッテが2年ぶりの優勝に向け、昨年に続いて南半球で始動した。29日、バレンタイン監督、選手らがキャンプを張るジーロング(オーストラリア)に到着。抜けるような青空と真夏の日差しに誘われ、今江、渡辺俊らが早速球場で汗を流した。

豪州キャンプ初参加の渡辺俊はランニングやノックなどで軽快な動きを披露。「動いても汗がすぐ乾く。違う環境に来るのは楽しいし、ワクワクする」とすっかり気に入った様子。2年連続で参加の今江も「暖かいので体が良く動く」と海外キャンプならではの利点を再確認したようだ。

施設面の改善もある。選手の控室となる大型テントは広々としたものになった。昨年は狭いと不評だったブルペンも高さが2メートル、横幅も5メートル広くなり、マウンドは2軍の井上施設管理担当チーフが5日間かけて整えた。

約1時間半のトレーニングを視察したバレンタイン監督も笑みを浮かべた。「素晴らしい天気で初日の練習ができた」。各選手の動きの良さを確認し、気候の良さにも満足げだった。

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171団体を審査…暴力団等排除対策協議会[報知]

球場などから暴力団や悪質な応援団の排除を目指すプロ野球暴力団等排除対策協議会が29日、東京都内で開かれ、応援団のルールである「特別応援許可規定」に基づいて応援許可を申請した171団体を審査した。認可に向けて条件が出された団体もあったが、最終的には昨年の160を上回る団体が今季の承認を受ける見通し。

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イースタン・リーグが日程発表[報知]

イースタン・リーグは29日、今季の公式戦日程を発表した。3月24日に開幕し、7球団が各96試合を行う。ウエスタン・リーグとの交流戦は巨人が中日、湘南はソフトバンクと2試合ずつ行う。インボイスは今季からチーム名をグッドウィルに変更した。

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野球規則改正を発表[報知]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は29日、2007年度の公認野球規則の一部改正を発表した。米球界に沿う形で、試合のスピードアップ化を柱に改定した。打撃姿勢に入るのが遅い打者に対し、球審は投手の投球を待たずにストライクの宣告ができるようになるなどで、今月12日の同委員会では34ヶ所だったが、最終的に33ヶ所の改定となった。

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