1月30日1月30日今季ロッテに新加入するズレータが30日、キャンプ地のジーロングに入り、チームへ合流した。バレンタイン監督が同席した入団発表会見では、監督の前で開幕戦での新パフォーマンス初披露も約束した。
このオフ最大の補強となった大砲。ソフトバンク時代には手刀ポーズの「サムライ」パフォーマンスに博多弁のコメントで人気者となったが、「新しいチームへきたので、新しい何かをやるつもり。今はシークレット。開幕まで楽しみにしていてください」とニヤリ笑った。
ロッテでの新パフォーマンスは「千葉流」。開幕戦で本塁打を放てば披露する意向だ。ズレータは入団に際し「1人の男として扱ってくれた」と感謝。「わくわくする気持ちの大きな要因に、ズレータの加入があることは間違いない」と話すバレンタイン監督の期待に応えるためにも、開幕戦から本塁打を量産する覚悟だった。
ロッテのボビー・バレンタイン監督（56）がキャンプ地の新名物になる。2年連続キャンプで、地元ジーロング市が交流の目的でバレンタイン監督の巨大「大こけし」作製を計画。この日の市主催の歓迎パーティーでは具体的なプランが明かされ、ミニチュア版が贈呈された。またソフトバンクから移籍したフリオ・ズレータ内野手（31）がチームに合流。「サムライ」パフォーマンスを「千葉流」へアレンジする意向を明かした。
バレンタイン監督がキャンプ地の新名物になる。2年連続でジーロング市で春季キャンプを開催し、約300万豪ドル（約2億7000万円）の経済効果をもたらした。その功績、交流の目的で市がバレンタイン監督の巨大「こけし」作製を計画。この日の市主催の歓迎パーティーで、ハーウッド市長は「ジーロングと千葉を結ぶ、重要な役割を果たした名誉をたたえてぜひ立てたいです」と明かした。
「こけし」とは「BOLLARD（ボラード）」と呼ばれる地元民芸品で、ジーロング市では、ハワード首相ら偉人達をたたえるシンボルだ。木製で全長2メートルほど。1体ずつ手づくりで、制作費は約100万円ほどかかる。同市関係者は「（バレンタイン監督ボラードは）キャンプを行っている球場（ジーロング・ベースボールセンター）に建てることになるだろう」と具体的な設置場所を示した。
この日、早くもバレンタイン監督に全長60センチ（約60万円）のミニチュア版がプレゼントされた。昨年にはマクマリン前市長が「ロッテがV2を果たしたら、監督や選手達のものをつくりたい」とプランを明かしていたが、成績不振で「中止」。それでもバレンタイン監督の同市への貢献度が大きいという理由から、単独で再度検討され準備を進めている。
地元メディアの記者会見でバレンタイン監督は「また戻って来られればいいですね」と、来年の春季キャンプも同地が候補地の1つと示唆した。今季V奪回を果たし、再びキャンプで同地を訪れた際には、「ボビーこけし」がチームを出迎えることになる。
ロッテの新外国人、フリオ・ズレータ内野手（31）＝前ソフトバンク＝が30日、キャンプ地の豪州・ジーロング市で入団会見を行った。
チーム待望の大砲獲得。その活躍と共に注目されるのは、本塁打後の新パフォーマンス。ソフトバンク時代は「パナマウンガー（運河）！！よかろうもん」と博多弁を交えていたが、「関東に相応しいものにしたい」と一新することを明言した。
「オフの間も日本語の勉強と、日本各地の情報も集めてきた」と言う。新ネタは、地元・千葉を意識してかなり練ったものになりそう。内容については「シークレット。開幕を楽しみにして欲しい」と含み笑いした。
会見同席のバレンタイン監督は笑みがこぼれっぱなし。「素晴らしい人柄で、インテリジェンスもある。彼はチームにいい影響を与えてくれる」と大きな期待をかけた。
ソフトバンクからロッテに移籍したズレータが豪州に到着。新しいユニホームに袖を通して、竹刀を振ってみせた＝写真。ついにチームに合流した“パナマの怪人”は「ロッテは全員が一丸となっている。前からこのチームでプレーしたいと思っていたんだ」とウエートトレとランニング。新天地での意欲を見せた。本塁打後に叫ぶ「パナマウンガ〜！！」でも有名だが「今度も地元（千葉）に合ったものにしたい。すでに考えてあるよ」と新パフォーマンスを約束した。
バレンタイン監督が、ジーロング市主催の歓迎パーティーで特製“ボビー人形”を贈られた。市民に「ボラード」の名で親しまれる高さ2メートルほどのこけし型人形のミニチュア版で、ユニホーム姿の同監督を模した長さ70センチほどの作品は制作費も約40万円のオリジナル。昨年のキャンプで300万豪ドル（約2億8200万円）の経済効果があったことも明かした同市のハーウッド市長は「国際的にも有名なゲストを迎えられて嬉しい」と歓待した。
ロッテに新加入した前ソフトバンクのフリオ・ズレータ内野手（31）が帰国中の米国から合流し、入団会見を行った。V奪回を誓うと同時に、本塁打後のパフォーマンスを一新する意向を示した。ホークス時代の「パナマウンガー」を捨て、新天地で大暴れする。
すでに気持ちはロッテの一員だった。「福岡時代と全く違うものにする。関東地方に1番適しているのを考えている」。ズレータの代名詞、本塁打後に手刀を切って「パナマウンガー、よかろうもん！」と叫ぶパフォーマンスとの決別を宣言した。「オフの間に日本の情報は集めた。だいたいできているが、開幕までは秘密だ」と開幕弾で新パフォーマンスを披露するつもりだ。
「チームを優勝させることのためだけにロッテに来た。毎日勝ちたい」とズレータ。念願の大砲の合流にバレンタイン監督も上機嫌で、「ズレータは大きな活躍をしてくれる。他の選手にもいい影響を与えてくれるだろう」と期待していた。
ソフトバンクからロッテに移籍したフリオ・ズレータ内野手（31）が30日、ジーロング（オーストラリア）で入団会見を行った。契約金は80万ドル（約9760万円）で年俸は220万ドル（約2億6800万円）。ズレータはソフトバンク時代に人気を博した「チョップ…」のパフォーマンスを一新することを予告。本拠地の千葉県を意識した“ご当地”版へのモデルチェンジを誓った。
郷に入れば郷に従え。ズレータは日本文化を理解していた。記者会見でロッテでもパフォーマンスをするかと聞かれ「オフコース。これまでと全く違うものにする。違うチームに来たのだから」と即答。本塁打後に「チョップ、チョップ、パナマウンガー！」と叫ぶおなじみの一発芸を一新する決意を表明した。
「開幕までのお楽しみ。それまでは秘密です」と詳細は明かさなかったが、オフに日本語の勉強を進めたほか、日本各地の情報も収集。「関東地方にふさわしいものをやっていこうと思っている」とご当地バージョンを検討中だ。以前は博多弁の「よかろうもん（いいじゃない、の意味）」を取り入れたが、今後は千葉県名産の落花生、千葉県浦安市にある東京ディズニーランド、銚子電鉄などが考慮の対象になるとみられる。
打席でのパフォーマンスも見ものだ。バレンタイン監督は「彼は500打席ぐらい立つことになる」と明言。昨季はほぼ三塁固定の今江がチーム最多の489打席で、ズレータは一塁またはDHで起用される見通し。過去4年間の通算成績は打率.291、122本塁打、333打点。昨季は大砲不足に泣いて4位に終わったが“パナマの怪人”の加入で不安は一気に解消される。
気合を表現するため、写真撮影で竹刀を手にしたズレータは「剣道は知らないが、サムライ精神は知っている」と叫んだ。パナマの侍はロッテの軍門に入り、忠義を尽くす。
ロッテの小林雅が、キャンプ地入りして初の自主トレに臨んだ。オフはキャッチボールだけだったが、今季初の遠投に堀モデルのバットでペッパー打撃もこなした。「（バット使用は）気分転換。キャンプはまずケガをしないように」とマイペースを強調。大学・社会人ドラフト8巡目の松本（デュプロ）は初ブルペンで捕手を座らせて40球。「キャンプへの準備に入りました」と意欲を見せた。
ロッテのバレンタイン監督が“こけし”になった。ジーロング市主催の歓迎レセプションが行われ、地元名物でこけし状の巨大人形「ボラード」の監督バージョンが贈呈された。初開催の昨年にバレンタイン監督モデルを作製することを予告しており、今回はミニチュア版をプレゼント。ハーウッド市長は「監督の栄誉を称えてつくりました」と話していた。
ソフトバンクからロッテに移籍したズレータ内野手が30日、ジーロング（豪州）で入団会見に臨み「いつでも全力を尽くすのが自分のスタイル。優勝をもたらすために来た。ファンは優勝を祝福する準備をして欲しい」と新天地にかける意気込みを口にした。
ソフトバンク時代には本塁打して自軍ベンチに戻った後のパフォーマンスが好評だった。ロッテの大砲候補は「今までとは全く違うものを考えている。アイデアは出来上がっているけど、開幕までは秘密」と、いたずらっ子のような笑顔を見せた。
ロッテのキャンプ地、オーストラリアのジーロング市が30日、選手やスタッフを招待して歓迎パーティーを開いた。ハーウッド市長から、自らのユニホーム姿を模した「ボラード」という民芸品のこけしを贈られたバレンタイン監督は「ジーロングは気候がよく、人も親切。キャンプを通じて両国の野球の発展につながればいい」と話した。