わたしはかもめ2007年鴎の便り(1月)

便

1月31日

特注顔ガードに赤コンタクト、ズレ完全武装

ロッテのフリオ・ズレータ内野手(31)が“完全武装”した1日のキャンプインを迎える。この日、キャンプ地ジーロングベースボールセンターでの自主トレーニングで、ヘルメットに“別売り”フェースガードを装着。赤いコンタクトレンズの試運転も行い、準備を整えた。

球春到来を告げるゴングを前に臨戦態勢も万全だ。約3ヶ月間インターネットで探したという「フェースガード」で、急所ともいわれるあごを守る。「昨年内角高めが増え、危険なことが多かった。野球生命にかかわるから」。かつてマニエル(近鉄)秋山(ダイエー)中島(西武)らが、顔面骨折の完治しないまま出場するため装備したが、ケガ防止用で事前にガードを固めるのは異例だ。

ボールがよく見えるようにと“赤いコンタクト”も装着する。一見すると血走っているように見えなくもないが「フォーカスを合わせやすいし、明るめに見える」と効果を説明。プレー時につけたのは初めてだったが、オフの間に慣れてきたこともあり「感じはすごく良い」と好感触だ。

この日は早速、室内練習場でフリー打撃を開始。新ヘルメットこそかぶらなかったが、約80球を鋭く打ち返し、投手を務めた長崎打撃投手も「久々に打ったと思うけど、打球は鋭かった」と話した。まさに鬼に金棒、パナマの怪人にフェースガードと赤いコンタクトレンズ。ソフトバンクから移籍し、V奪回のキーマンと期待されるズレータは、今キャンプでその武器と打撃に磨きをかけていく。

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ベニーの左腕に野球魂入れ墨

ロッテのベニーが31日、オーストラリア・ジーロング入りし、チームへ合流した。今オフ、左上腕部に漢字で「野球魂」というタトゥーと入れたことを明かした。昨年「野球魂」と書かれたTシャツをプレゼントされたこともきっかけの1つ。「Tシャツをくれた子供も、良かったと思ってくれれば」。ズレータとは仲が良く、現役最多6度退場の新チームメートへは「(乱闘の際)止めるときは止めるけど…。彼自身が分かっている」と話した。

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赤目でズレ弾!コンタクトで焦点ばっちり[報知]

30日に豪州入りしたロッテのフリオ・ズレータ内野手(31)が新兵器を持ち込んだ。「赤色コンタクトレンズ」と「ほお当て」だ。

充血と間違うほど、黒目の周りが真っ赤になっていた。これがズレータの新兵器「赤色コンタクトレンズ」だった。「ボールに焦点が合いやすくなる。暗いところでもよく見えるんだ」と今季から装着を決定。この日行った屋内でのフリー打撃でも75球を力強く打ち返した。

さらにヘルメットにつける「ほお当て」も持参した。「昨年から内角高めのボールが増えた。野球生命を守るためにつけることにした」昨季には日本ハム・金村から死球を受け乱闘になるなど死球禍に悩まされた。自ら必死にインターネットで探し出した防具で死球を恐れず、しっかり踏み込めるようになる。一昨年の43発から昨季は29発と本塁打が減ったズレータ。「赤色コンタクトレンズ」と「ほお当て」で再び40発を目指していく。

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ロッテ・ズレータ“燃える目”でキャンプイン!秘密兵器を披露[サンスポ]

ロッテ期待の新大砲、フリオ・ズレータ内野手(31)が、新天地での活躍へ新兵器の存在を明かした。米で開発されたスポーツ専用の赤いカラーコンタクトレンズで、鮮明な視界を確保できるという。星飛雄馬ばりの“燃える目”で1日からのキャンプインを迎える。

炎が上がるように赤く燃える目つき。これが新生ズレータだ。

ズレータ
「スポーツ専用のコンタクトで、シーズンでは初めて使うんだ。これだと視界が明るくなってボールも見やすいんだよ。」

前日30日に到着し、この日は朝から「ジーロング・ベースボール・センター」の球場に姿を現したズレータは、サングラスを外して秘密兵器を披露した。

漆黒の瞳のまわりには真っ赤な縁取りがクッキリ見える。昨年、自宅のある米国で購入した赤色のコンタクトレンズで、早くなれるためにオフの間から装着してきたという。

芸能界では古くからカラーコンタクトレンズが使われてきたが、スポーツ界でのカラーコンタクトレンズは05年にナイキ社とコンタクトレンズメーカーの米ボシュロム社が共同開発したのが最初。赤と灰緑色の2色で「視覚ノイズとなる青色の光を90%カットし、コントラストと鮮明度を向上させ、目標物がはっきり見えるようになります」(ナイキ・ジャパン広報担当者)という。

2色の中でも赤いレンズは特にハイスピードの目標物を追いかける野球に適しており、米大リーグでもケン・グリフィー(レッズ)らが愛用している。

ズレータは室内打撃練習場でいきなり約80球のフリー打撃。次々に鋭い音を響かせて「初日だけどいい感触でできた。自分の思うように動けたのでハッピーだよ」と早くも新秘密兵器に手応え。

福岡から千葉に本拠地を変えた「パナマの怪人」、その視界は良好だ。

◇新兵器第2弾「ほほガード」

ズレータの秘密兵器はまだまだある。自ら3ヶ月間ネットを探して手に入れたというヘルメットに装着する「ほほガード」だ。昨季は13死球を受けたが、とりわけ4月の日本ハム戦での死球では相手投手・金村に激高し、暴行で退場処分に。「去年から内角高めの球が多くなり、ああいう“事件”もあった。初めて使うが、自分のキャリアは自分で守らなくてはいけない」。球団の用具担当に同パーツを手渡し、“武装ヘルメット”の完成を心待ちにしていた。

バレンタイン監督
「今年は全員そろってキャンプを迎えられた。いい体をつくって準備をして欲しい。」

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ズレータ“レッドアイ”で迫力打撃[スポニチ]

ロッテに新加入したズレータが31日、オーストラリア・ジーロングでの自主練習で“レッドアイ”を披露した。米ナイキ社とボシュロム社が共同開発した赤色の競技用コンタクトレンズで、球が鮮明に見える効果がある。早速、室内練習場で75スイングのフリー打撃を行い試運転も済ませた。

この「MAX SIGHT LENSES」はMLB、NFLの選手の間で流行中。日本では薬事法により国内販売はされていない一品だ。「(ボールへの)焦点が合わせやすい」とほほ笑んだズレータだが、夜道では会いたくないほどの威圧感も発していた。

さらにネット購入したフェースガードも持参。用具担当者にヘルメットへの取り付けを依頼した。「昨季から内角高めのボールが増えたので自分の野球生命を守るため」に導入。過去4年間で現役最多の通算6度の退場処分を受けた経験から、乱闘を防止するための自助努力ともいえる。

ズレータのパワーを目の当たりにした球場関係者は「打球が当たっても球場は責任を負いません」という注意書きも用意。周囲の喧騒をよそに助っ人は「練習の感触も良かったし、すごくハッピー」と意欲満々だった。

◇ベニー、左腕に「野球魂」

ロッテのベニーが、自宅のある米ハワイからメルボルン空港に到着。友人であるズレータの加入を歓迎しつつ、ロッテでは退場事件が起こらないよう「自分ができる限りのアドバイスをする。止める時は止めるし、援護する時はする。コントロールできるようにしたい」と話した。ベニーは左腕に「野球魂」と日本語で新たなタトゥーを彫り「シーズンが楽しみだ」と意気込んだ。

◇ボビー、V奪回を鼓舞

ロッテの全体ミーティングでバレンタイン監督が05年以来2年ぶりのV奪回へ選手を鼓舞した。昨年はWBCの日本代表組が鹿児島で調整したが、今年はメンバーそろってのスタート。「私は1968年にプロ入りし、今年で野球人生40年目となるが、最も楽しみな年になる予感がする」と話し、キャンプの方針については「とてもシンプル。全てにおいて向上することです」と話した。

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完全武装で“メカズレータ”になる[デイリー]

ロッテのフリオ・ズレータ内野手(31)が31日、2つの“新兵器”を携えてキャンプ地のジーロング・ベースボールセンターで自主トレを行った。

1つは、ヘルメットの耳あて部分に装着する「フェースガード」だ。「去年からインハイ攻めが増えた。自分の野球生命を守るためにインターネットで3カ月探した。キャンプで慣れていきたい」と話した。

過去に元ダイエー・秋山幸二や西武・中島らが、死球による顔面骨折後に着用した例はあるが、予防のための使用は珍しい。昨年の死球はチーム断トツの13個。死球をめぐり、日本ハム・金村への暴行で出場停止処分も受けただけに、ナーバスになっている。

もう1つは、赤いコンタクトレンズだ。サングラスと併用することで「日が照っていないときでも明るく見えて、ボールへの照準が合わせやすくなる」という。オフの間も装着しながら目を慣らし、満を持して今キャンプに臨む。

この日は室内で80スイングの初フリー打撃。「いい感触で打てた。思っていた通り」と状態も万全。日本の侍魂に心酔する助っ人が、完全武装の“メカズレータ”に変身した。今季は千葉を舞台に早くも大暴れの予感だ。

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一致団結を強調する指揮官、バレンタイン監督[共同通信]

キャンプインを翌日に控えた31日、バレンタイン監督は選手、スタッフ全員を集めてミーティングを開いた。同監督は「選手や球団の人間1人1人が全てをささげることが必要だ。初日から1つになってやっていきたい」と一致団結を強調。キャンプの練習方針について「全ての面で向上すること。もっと速く走り、正確に投げ、力強く打つこと」と、基礎から底上げを図る考えを示した。

ズレータが“新兵器”披露、ほおガード[共同通信]

前日合流したばかりのロッテのズレータが早速フリー打撃に臨んだ。室内練習場で約80スイングし「いい感触で打てた。自分の思うように動けた」と仕上がりに自信を見せた。

練習後には“新兵器”を次々に披露。ヘルメットの耳当て部分に装着したほおガードについては「内角高めの球が増えてきたので、自分の野球生命を守るためにインターネットで3ヶ月探した。キャンプで慣れていきたい」と話し、サングラスと組み合わせた時にボールが明るく見えるコンタクトレンズも使用。体に似合わず繊細な一面をのぞかせていた。

緩衝ラバーの点検求める…日本アマチュア野球規則委員会[サンスポ]

日本アマチュア野球規則委員会は1月31日、アマ野球関係団体が使用する球場の管理者に対し、フェンスのラバーについて緩衝機能の点検などを求める要望書を提出すると発表した。緩衝ラバーは、1987年に選手がフェンスの基礎コンクリート部分に頭部を打ちつけて死亡した事故を機に、全国の主要球場で設置された。当時から年数が経過しているため、要望書では点検や補修、改善を求めている。

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根来コミッショナー退任…後任は11月オーナー会議めどに人選[サンスポ]

プロ野球の根来泰周コミッショナー(74)が1月31日、任期満了に伴い退任。東京・銀座のコミッショナー事務局で会見を行い、「最初は雨で曇りとなり、最後の方はWBCなど面白いこともあったから晴れかな」と話し、任期の3年間を総括した。1日からはコミッショナー代行として大幅な組織改編を軸とした新しい野球協約の改定作業を進めていく。

「(今後は)言いたいことをいって、いつでも首を切ってもらう」と冗談をまじえながら、野球協約の改定作業に改めて意欲を示した。改定はコミッショナーとセ、パ両リーグを一元化し、「行政組織」と「司法組織」に大別していく。

次期コミッショナーは11月のオーナー会議をめどに人選が進められるが、「行政に精通した人を選ぶべき」と語った。

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根来コミッショナーが退任[ニッカン]

根来泰周コミッショナー(74)が「最後の1日」に、理想的な球界の姿を語った。1月31日、3年間の任期満了に伴い退任した。ただし、後任が決まっておらず、野球協約の改訂が半ばとあり代行として残る。その協約改訂について「今後の球界を考えたとき、まず組織を固めないと有事に対応できない。第2、3段階にドラフト改革やFAの問題がある。組織づくりはやり遂げたい」と、あらためて意気込みを語った。

「これまでの球界は、強い巨人の卓越したオーナーの指導力でまとまっていた。だが、今の球界は『力』で組織を引っ張れない。これからは『理屈』と『フットワーク』で球界をまとめていくべきだ」。

04年の就任直後に球界再編が起き、様々な批判を浴びてきた。3年間を振り返り「1年目は雨、2年目は曇り、3年目はWBC優勝など楽しいこともあって晴れだった」と振り返った。「野球は、日本人にとって心のふるさとのようなところがある。維持していく責任がある」と、野球への愛着も口にしていた。

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ロッテ黒木が13年目の自主トレ打ち上げ[ニッカン]

ロッテ黒木知宏投手(33)が31日、オーストラリア・ジーロングベースボールセンターで、2月1日からのキャンプインへ向け最後の自主トレを行った。ランニングなど軽めのメニューで約2時間、汗を流した。プロ13年目のシーズンスタートを前に「楽しくやれればいいです。ブルペン入りの予定は分かりません」と話した。

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ロッテ・ズレータ“新兵器”披露[報知]

前日合流したばかりのロッテのズレータが早速フリー打撃に臨んだ。室内練習場で約80スイングし「いい感触で打てた。自分の思うように動けた」と仕上がりに自信を見せた。

練習後には“新兵器”を次々に披露。ヘルメットの耳当て部分に装着した頬ガードについては「内角高めの球が増えてきたので、自分の野球生命を守るためにインターネットで3ヶ月探した。キャンプで慣れていきたい」と話し、サングラスと組み合わせた時にボールが明るく見えるコンタクトレンズも使用。体に似合わず繊細な一面をのぞかせていた。

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根来コミッショナーが任期満了で退任[ニッカン]

根来泰周コミッショナー(74)が、3年間の任期満了に伴い退任した。ただ後任が決まっておらず、野球協約の改訂作業も半ばであることからコミッショナー代行として残る。根来コミッショナーは「野球は心のふるさとのようなところがある。上向いていって欲しい。そのために協約改訂で組織をしっかり固め、ことに臨むべき。その作業は放り出しません」と語った。04年の就任直後に球界再編が起きたとあり「1年目は雨。2年目は曇り。3年目はWBC優勝など楽しいこともあって晴れだった」と振り返っていた。

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元ロッテの初芝氏、社会人野球コーチに[時事通信]

日本野球連盟は31日、元ロッテの初芝清氏と元日本ハムの田中幸雄氏をプロ退団者として登録した、と発表した。初芝氏はかずさマジック、田中氏はJFE東日本のコーチに就く。また、神奈川BBトリニティーズが横浜ベイブルースに名称変更されることも、承認された。

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