わたしはかもめ2007年鴎の便り(4月)

便

4月1日

千葉ロッテ4−8福岡ソフトバンク(千葉マリン)

ソフトバンクが小久保、松中の2002年9月28日以来のアベックホームランで、ロッテに連勝、貯金を4とした。ソフトバンクは1回に小久保の2号3ランで先制。3回に本多の適時打、城所の犠飛、川崎の適時三塁打で4点を追加。さらに8回に松中が1号ソロを放った。先発・和田は7回を投げて7安打3失点で2勝目をマーク。ロッテは先発・清水直が9安打2四死球で7点を奪われ2回2/3で降板し今季初黒星。TSUYOSHIの適時打、ズレータの2号ソロなどで4点を返したが敗れ、チームは借金1となった。

123456789R
福岡ソフトバンク3040000108
千葉ロッテ1000002104

◇ズレータ特大2号

この日、今季初めて3番に座ったズレータがソロアーチを含む2安打1四球。「気分はいい。ホームランを打ちたかったので嬉しい」と納得の表情を浮かべた。

8回無死、カウント2−1から藤岡の4球目を完璧にとらえると、バックスクリーンに飛び込む特大2号。「球種は分からないが、多分外の速い球」と胸を張った。古巣との3連戦は、10数4安打2四球と当たった。「それなりに頑張った結果。もっともっと小さいことを良くして研究していたい」と気持ちを引き締めた。

試合後、ベンチでナインを鼓舞。「まだシーズンは始まったばかり。日本人プレーヤーは負けると下を向いてしまう傾向があるが、10に(優勝して)笑っていればいい」と檄を飛ばした。

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ズレ史上6人目全球団から一発

ロッテ・ズレータが、古巣ソフトバンク戦で史上6人目の全球団からの本塁打を達成した。記録は意識していなかったようだが、ズレータは「前所属のチームだし、この3連戦で何とかホームランが出て欲しかった。最後に出て嬉しいし、気分がいい」と満足げ。

古巣の主砲小久保と松中の豪快なアーチを一塁の守備位置から、悔しい思いで見上げていた。エース清水も序盤でKOされるなど、3−8と敗戦ムード漂う8回裏無死。4球目の外角速球をバックスクリーンに豪快に叩き込んだ。旧友、そして恩師王監督の前を駆け抜けると、劣勢の展開ながら本拠地で2度目のパフォーマンスを披露した。

古巣との第1ラウンド3試合で10打数4安打と好成績だったが、チームは1勝2敗と負け越した。試合終了の直後、ズレータは野手だけで緊急ミーティングを招集。「10月に笑っていればいい。みんな家族だし、1人が失敗しても周りで励ましていこう」とナインを鼓舞した。チーム内でもその存在をより一層大きなものにしている。

◇「13球団」は2人目

ズレータが古巣ソフトバンクから本塁打を放ち、現12球団全てから本塁打を記録した。セ、パ6球団ずつの12球団制となった58年以降、全12球団から本塁打を記録したのは江藤慎一、富田勝、加藤英司、金本知憲、セギノールに次いで6人目だ。ズレータは03、04年に近鉄戦でも一発を打っており「現12球団+近鉄」の13球団から本塁打はセギノールに次いで2人目。

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清水乱調7失点

エース清水が2回2/3で被安打9、7失点の大乱調。KOされベンチに戻る際には一瞬、目頭を押さえる仕草も見せた。シーズンでのソフトバンク戦は、05年4月29日に勝利投手となって以降、およそ2年白星なし。「球数が多い。打たれ過ぎ。試合がつくれなかった。散々です。次、何とかしないといけない」。試合後は会見を拒否し、広報を通じてコメントを出すのが精一杯だった。

◇義援金

石川県出身のロッテ田中良平投手(24)と弟の西武靖洋投手(19)が、能登半島地震の被災者へ100万円を送った。

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古巣に特大“恩返し”弾!ロッテ・ズレータ全球団から打った[サンスポ]

ズレータが古巣から本塁打。8回に藤岡の速球をバックスクリーンへ運び、これで全12球団から本塁打を放ったことになる。「この3連戦でホームランを打ちたい気持ちがあった。気分がいい」と喜んだ。この3試合は10打数4安打。斉藤和、和田とエース級に厳しく攻められたが、好結果を残した。「彼らはいい投手だけど、自分もいい打者だと思っている。これからもいい勝負ができるという気持ちになった」と手応えを口にした。

◇福浦が欠場

福浦和也内野手(31)が右脇腹に違和感を訴えソフトバンク3回戦(千葉マリン)を欠場。2日に病院で検査を受けることになった。3日の出場は結果を見て決める。

◇田中兄弟が義援金

石川県出身のロッテの田中良平投手(24)と西武の田中靖洋投手(19)の兄弟が、能登半島地震の被災者に、北國新聞社を通じ、義援金100万円を送ると発表した。

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ロッテ、むなしいズレ2号[スポニチ]

ズレータが大敗に終わったチームを鼓舞した。5点を追う8回に中堅へ2号ソロ。「幕張ファイアー」のパフォーマンスを決めた主砲は、昨年まで在籍した古巣からの一発に「3連戦で何とか1本打ちたかった。いい気分だ」と喜んだ。しかし、チームは覇気なく連敗。試合後にはベンチにナインを集め、通訳を介して「日本人はすぐ下を向いてしまう。10月に笑えばいいんだ」などと熱いゲキを飛ばした。

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ロッテ・清水、苦手克服できず[サンスポ]

清水は苦手のソフトバンクにまた打ち込まれた。最後の白星は2005年4月29日。この日でソフトバンク戦8連敗となった。直球が走らず、制球も定まらなかった。右腕は「打たれすぎ。試合がつくれなかった。次は何とかしないと」と、肩を落とした。エースの乱調に、バレンタイン監督はおかんむりだった。「打ちやすい球を投げていた。4点目から7点目は全く認められない失点。ただ投げていただけ」と、珍しく厳しい口調で責めた。

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ズレータが古巣から一発[報知]

ズレータが古巣から本塁打を放った。8回に藤岡の速球をバックスクリーンへ運ぶ特大アーチ。「この3連戦でホームランを打ちたい気持ちがあった。気分がいい」と喜んだ。この3試合は10打数4安打。斉藤和、和田とエース級に厳しく攻められたが、好結果を残した。「彼らはいい投手だけど、自分もいい打者だと思っている。これからもいい勝負ができるという気持ちになった」と手応えを口にした。

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エース清水が7失点[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督(56)は、エース清水の背信投球に「特に4点目から7点目は認められない失点。ただ投げていただけなので、もっと仕事をして欲しい」と厳しく話した。先発清水は、初回に小久保に先制左越え3ラン。3回にも、川崎に2点適時三塁打を浴びるなど、2回3分の2で81球を投げ、被安打9の7失点だった。

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ロッテナインがK−1ファイターに挨拶[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督(56)をはじめ、ナインがK−1ファイターにファイティングポーズで挨拶した。元ロッテの4番で、現在K−1に挑戦中の立川隆史氏(31)がインターネットラジオの解説の仕事で訪問。立川氏は「みんなファイティングポーズをとりますね」と、仲間達の一風変わった挨拶に苦笑いだった。

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