わたしはかもめ2007年鴎の便り(4月)

便

4月9日

ズレータ古巣で「幕張ファイアー」だ[スポニチ]

ロッテのズレータが10日からのソフトバンク3連戦(ヤフードーム)に向け、羽田発の航空機で福岡入り。古巣討ちで新パフォーマンス「幕張ファイアー」の博多初公開を誓った。今季初対決となった3月30日からの3連戦は10打数4安打で1本塁打。ここまで12戦で4本塁打と絶好調で「博多でも活躍できるだろう。ロッテに行ったけど、ファンには頑張っている姿を見せたい」と話していた。

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ロッテ・大嶺15日「御前登板」本拠デビュー戦は親子ゲーム[報知]

ロッテの高校生1巡目ルーキー・大嶺祐太投手(18)が15日に千葉マリン・デビューすることが9日、分かった。15日は1軍のデーゲーム後に、2軍戦ナイターが組まれている“親子ゲーム”。大嶺はイースタン・楽天戦に先発。ボビー・バレンタイン監督(56)が1軍の試合後、そのまま視察する御前登板で、1軍昇格をアピールする。

ロッテは今年14試合、千葉マリンでの親子ゲームを組んだ。これは「ウチの選手も、他球団の戦力も分かるようになる」という指揮官の要望。大嶺にとっては昨年まではなかった直接アピールのチャンスを得た形だ。

現在、大嶺はイースタンで2試合に先発。12回を投げ10安打4失点、13奪三振と結果を残している。バレンタイン監督は04年6月に当時、高卒新人だった内を1軍初先発させるなど、早い段階で新人投手に1軍登板機会を与えた実績もある。15日の結果次第では同世代の楽天・田中、ヤクルト・増渕に続き、1軍登板のチャンスをつかむことができるかもしれない。

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大嶺 15日“親子試合”でアピール[デイリー]

ロッテの新人・大嶺祐太投手(18)の“千葉マリン初登板”が、15日のイースタン楽天戦となることが9日、決まった。当日は1軍がデーゲーム、2軍がナイターを行う“親子試合”で、バレンタイン監督も視察する予定。好投すれば1軍昇格の可能性も出てくる。

ロッテは今季、千葉マリンで、1軍、2軍の親子ゲームを、14回実施する。これはバレンタイン監督の「(2軍選手を)直接見られるのはいい。多くのファンにも見てもらえる利点がある」という意見が反映されたものだ。ボビーは過去、内や手嶌に1年目、シーズンの序盤にプロ初先発の機会を与えており、新人の起用には積極的だ。

大嶺にとっては大きなチャンス。2軍では2試合に登板し、勝ち星こそないが、通算11回を投げ4失点、防御率3.27、13奪三振と安定した成績を残している。3月29日の巨人戦(ロッテ浦和)では、二岡を2打席凡退に抑え「二岡さんを抑えたのは自信になった。調子も上がってきている」と言い切る。指揮官の前で好投し、1軍への足がかりをつかむ。

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大学生も「志望届」義務化

全日本大学野球連盟の内藤雅之常任理事は9日、今秋のプロ野球ドラフト会議から希望枠が撤廃されることを受け、プロ入りを希望する大学生に高校生と同様の「プロ野球志望届」の提出を義務付ける方針を明らかにした。5月9日に開催される同連盟常任理事会で、日本学生野球憲章の規定を改正する。

「プロ野球志望届」を出した野球部員名は、同連盟のホームページで公表される予定。内藤常任理事は「日本高野連の志望届に近い。提出期間などの詳細はまだ決まっていないが、志望届を出さなければドラフト会議の大勝選手にはならなくなる」と話した。

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高野連「裏金」関係校に質問書[ニッカン]

日本高野連は9日、西武の「裏金問題」に関係した専大北上(岩手)秋田経法大付(現明桜)に、所属する県高野連を通じて質問書を送付した。詳細な説明を西武に求めていたが、この日までにコミッショナー事務局を通して、文書で説明があった。これを受けて、事実確認するための質問書を送った。専大北上に対しては、金銭授与に学校関係者がどのようにかかわったのかなど13項目の質問を並べた。秋田経法大付への質問は5項目。両校には早急な回答を求めるが、専大北上には回答書を作成後、同校関係者を日本高野連に召喚し、18日の審議委員会までに直接ヒアリングを行う。

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「裏金」170人は「公表しない」…西武・太田球団社長断言[報知]

西武・太田秀和球団社長(55)は9日、西武から謝礼金を受け取ったアマチュア指導者ら170人の氏名開示について、「調査委員会と(球団の)考えは同じですので、公表するつもりはありません」と断言した。日本学生野球協会は今後、氏名の公表を求める可能性を示唆しているが、「(求められても)公表する意思はありません」と球団の姿勢を明確に示した。

調査委員会は11日に第4回全体会合を実施し、20日までに最終報告を行う。今後はコンプライアンス(法令順守)体制の改善策の検討が中心となる見込みだ。

最終報告を受け、球団はファンへの説明を検討中。3月24日の開幕戦前では太田社長がグラウンドでファンに謝罪したが、現場からは反発の声が出た。「何らかの形で(ファンに)報告はしなければと思う」と太田社長。球団ホームページ上での声明発表など、現場に影響しない方法で説明を行うことになりそうだ。

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根来代行、西武の報告待って対応へ[デイリー]

根来泰周コミッショナー代行(74)は9日、西武の調査委員会が明らかにした新たな裏金問題に関して、西武球団からの最終報告を待って対応する考えをあらためて示した。「調査委は球団が依頼した第三者機関。尊重はするが、球団がその中身を吟味してどう最終報告してくるか。それを待って対処したい」と述べた。また来年度のドラフト制度を検討する20日の専門委員会に向けて、「十分に時間をかけて議論しないといけない。まず最初に私の考え方を各球団に説明したい」と話した。

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裏金究明、11日調査委開催へ[デイリー]

プロ野球西武の裏金問題を究明する第4回調査委員会(池井優委員長=慶大名誉教授)が11日に開催される。前回公表された調査委の中間報告では高校、大学の監督など延べ170人のアマチュア関係者が謝礼を受け、新たに5選手が裏金を受け取っていたことが明らかになり、球界に波紋が広がった。次回はどんな事実が公表されるのか注目される。

調査委は「再発防止を主たる目的とし、個人を糾弾することは目的ではない」ことなどを理由にアマ関係者らの氏名公表を控えているが、日本学生野球協会は実名公表を求める可能性も示唆。今後の西武側の対応に関心が集まっている。調査委は20日までに球団側に最終報告書を提出する予定。

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大学生も“プロ志望届”提出へ[デイリー]

全日本大学野球連盟の内藤雅之常任理事(45)=は9日、プロ入りを希望する大学生にプロ野球志望届提出を義務付ける方針を明らかにした。プロ志望届は既に日本高野連が04年に導入しているが、今後は大学生もプロ志望届を提出しなければ、ドラフト会議の指名対象選手とならずプロ側とは接触できなくなる。

これまで大学生は春季リーグ戦、あるいは大学野球選手権が終了後、プロ球団関係者の挨拶を受けることができた。しかし西武の裏金問題および、今秋ドラフトからの希望枠が撤廃されることを受け、入団交渉の規定を明文化し、不正の温床と受け取られないような制度を設けることになった。内藤常任理事は「大学側もきちんと襟を正そうというのが目的」と話した。

この方針は、既に日本プロ野球組織(NPB)にも通達。提出期間などの詳細などを含めて5月9日に行われる全日本大学野球連盟常任理事会で審議し、正式決定する。プロ志望届を提出した選手は、全日本大学野球連盟のホームページで公表されることになる。

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大学選手にもプロ志望届提出義務付け[スポニチ]

今秋からの希望枠撤廃を受け、大学生選手にもプロ志望届の提出が義務づけられることが9日、分かった。来月9日の全日本大学野球連盟常任理事会で規約改訂を決めて即適用する。すでにプロ側へ通達済みで、これにより志望届の提出前はスカウトらプロ関係者とは一切接触できなくなる。

同連盟では93年の逆指名制導入後、プロ側との申し合わせで春季リーグ戦終了後から監督、部長同席のもとで選手がプロ関係者の挨拶を受けることを認めていた。選手は球団選択のためチーム事情の説明を受け、プロ側はプロ入りの意思を確認していたが「不正の一因となったとも考えられるし、世間の疑惑を受けないようきちっとやるということ」と同連盟の内藤常任理事。志望届は高野連と同じ方式で提出期間(ドラフト前の数週間)を決め、提出した選手名はホームページに掲載。また、提出しなかった選手はドラフトでの指名ができなくなる。

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