わたしはかもめ2007年鴎の便り(4月)

便

4月29日

西武4−9千葉ロッテ(グッドウィル)

ロッテが逆転で西武を下し連敗を2で止めた。ロッテは1点を追う5回、2死一、三塁からサブローのタイムリーで同点とすると、ズレータの8号3ランで勝ち越しに成功。さらにベニーの2号2ランなどこの回6連打を含む7安打で6点を奪い西武を突き放した。先発・成瀬は7回途中、4失点で今季2勝目。西武は先発・ギッセルが5回途中、自己ワーストの7失点KOで今季初黒星。なお、6回にカブレラが4号ソロを放ち史上50人目となる通算250号を達成。733試合目での達成は95年ブライアントと並び、最速タイ。

123456789R
千葉ロッテ0001600029
西武1010011004
ズレータ
「あの打席では強い打球を打って何とかランナーを還したいと思っていた。初のベニー選手とホームランを打った試合だったので、絶対に勝ちたいと思っていました。これからも、2人でチームの勝利に貢献できるように頑張ります。幕張ファイヤー!」(勝ち越しホームラン)

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ロッテ6連打で逆転2位浮上[ニッカン]

チーム一丸で連敗を止めたロッテが2位浮上。熱パ戦線に躍り出てきた。5回、決勝の特大中越え3ランを放ったズレータが叫んだ。「これからも勝利に貢献していきたい」と、チーム一丸を強調した。

その5回に6連打を含む7安打を集中し、今季チーム最多の1イニング6得点で逆転した。高沢打撃コーチが「今日はズレータさまさまだよ」と話したが、今季加入のパナマの怪人は「5回のような攻撃がマリーンズの特長なんだ!」。自身の本塁打よりも、打線のつながりでつかんだ勝利を手放しに喜んだ。

アーチの儀式、今季8度目の「幕張ファイアー」を打ち上げたズレータだが、そのうち5本がソロ。好調なチームを支えているのは打線のつながり。バレンタイン監督も「早川やサブローがズレータの前で打ってくれたのが大きかった」。3番に入って猛打賞のサブローは「後ろにバズーカ砲(ズレータ)がいるからね」。6番ベニーは初アベック弾でとどめを刺した。今季5得点以上の試合は8連勝と打てば勢いを増す。切れ目ないマリンガン打線が相手投手を射抜き、熱パ戦線をさらに熱くさせる。

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ズレ、ベニー初アベック弾!5回一挙6点[報知]

主砲の一振りが試合を決めた。5回、同点とした直後の2死一、二塁で4番・ズレータ。高めの球をたたくとバックスクリーン右への8号3ランになった。価値ある勝ち越し弾に「久々の長打がいいところで打てた。気分?もちろん幕張ファイアーさ」とご機嫌だった。

ズレータの存在がビッグイニングを生んだ。5回は今季1イニング最多の6点。2死一、三塁から同点打を放った3番・サブローは「後ろにバズーカ砲が控えているからね。いい形でつなげばいい」と軽打。2ランを放ったベニーは「ズレータと一緒は気分がいい。ワトソンも含めて今度は3人で打ちたいね」と満面の笑みを浮かべた。

ズレータ、ベニーのアベックアーチは初めてだった。「切磋琢磨していい試合を続けたいよ」とZ砲。連敗も2で止め、首位攻防戦を1勝1敗に持ち込んだロッテ。中心にズレータがいる。

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「BZ砲」だ!レオ粉砕2位浮上[スポニチ]

首位奪回の灯を主砲が再点火した。同点に追いついた5回2死一、二塁。ズレータが134キロのカットボールを高々と打ち上げてバックスクリーン右へ勝ち越しの8号3ラン。さらに里崎の右前打を挟んで、ベニーが2号2ランでダメ押し。

炎の6連打で西武を首位から引きずり降ろし、2位に浮上した。「BZ砲」による初のアーチそろい踏みに、ズレータは「久し振りの長打がいいところで出て嬉しい」と笑顔。ベニーは「今度はワトソンも含めて打ちたい」と助っ人トリオのアーチ競演を希望。高級感漂う「BZW砲」の誕生を予告した。

30日は大物ルーキー・大嶺が先発でプロデビューを果たすが、バレンタイン監督は「自信を持って世界レベルの打線に向かっていってくれると思う」。チームだけでなく、ルーキーの勝利も視界に入れた。

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大嶺、40日西武戦初先発デビュー

ロッテ大嶺祐太投手(18=八重山商工)が30日西武戦(グッドウィル)で先発1軍デビューする。左脇腹痛の小野が1度先発ローテーションから外れることが29日、決定。急遽登板機会が巡ってきた大嶺は「2軍とは違うけど、思い切りいきたい。先輩から『甲子園と思ったら大したことないから』と言われました」と意気込んだ。

予告先発のアナウンスが球場に流れると、大きなどよめきが起きるほど注目も大きい。バレンタイン監督は「全て習得しているとは思わないが、新しい経験を積む1つの段階」と説明した。すでに活躍する早大・斎藤や楽天田中ら「ハンカチ世代」に後れを取る訳にはいかないだけにプロ初登板初勝利を目指す。

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大嶺30日先発!史上初高卒新人3人4月に初登板初先発[報知]

ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・大嶺祐太投手(18)が30日の西武戦(グッドウィルドーム)で先発する。同世代の楽天・田中、ヤクルト・増渕に続く1軍先発デビュー。ドラフト制以降、4月に高卒新人3人が初登板先発を務めるのは史上初めてとなる。

バレンタイン監督が決断した。開幕前に痛めた左脇腹痛が再発した小野晋吾投手(32)の状態を29日の試合前に確認し「小野は90%の状態。完全になるには数日必要なので大嶺を先発させる」と明言した。大嶺はイースタンで4試合に先発し、計22回で防御率2.86。4試合とも2失点以内に抑えるなど、安定感を見せている。西武との首位攻防第3ラウンドを、150キロ右腕に任せることになった。

この日1軍に合流した大嶺は「昨日(28日)に言われてびっくりしてます。先輩達から甲子園のつもりで投げれば大丈夫と言われました」と緊張した面持ちで話した。高卒新人が4月に勝ち星を挙げれば楽天・田中に続きドラフト制後10人目、2人勝利は66年の森安(東映)、堀内(巨人)以来、41年ぶりの快挙となる。「田中や斎藤はあまり意識しないでやりたい」と大嶺。“離島の星”がプロの第一歩を踏み出す。

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ロッテ・大嶺が30日先発デビュー!ハンカチ世代の勢い見せる[サンスポ]

ズレータ、ベニーの初アベック弾で逆転勝ち。2位に浮上したマリーンズが、30日の西武戦にルーキー大嶺(八重山商工)を送る。

「登板は昨日言われました。1軍の試合?すごい。見ていて緊張したっす」。この日は出場選手登録されていなかったが球場で観戦。味方の勝利に興奮した。さらにチームの先輩から「甲子園のつもりで投げれば大丈夫」と肩をたたかれ勇気百倍。初の1軍マウンドに意気揚々と上がる。

元々の先発予定だった小野が左脇腹負傷で登板を回避。2軍でチームトップの防御率2.86をマークする右腕に白羽の矢が立った。同期の楽天・田中(駒大苫小牧)はすでにプロで1勝。早大・斎藤(早実)も法大戦で2勝目を挙げた。「意識していない」と強調するが、ライバル2人から受ける刺激はある。

2月、田中と投げ合った練習試合(鹿児島)では2回4失点。プロの洗礼を浴びた。だが、その後2軍で着実に成長。昨年12月の入団会見では「目標は160キロ」と話していたが、今は「どんなに速い球でも、コースを間違えたら持っていかれる」と答えるようになった。バレンタイン監督も「育っていく上での一段階と考えている」と将来のエース候補へと期待を寄せている。

「思いっきり全力で投げたいですね」。故郷・石垣島の人々の期待も一身に背負う18歳。未完の大器が初登板初勝利を狙う。

◇ズレ勝ち越し8号3ラン!!

5回にズレータが貴重な勝ち越しの8号3ラン。「あの打席はすごく集中した。いい場面で打てた」と喜んだ。この回は今季1イニング最多の6得点を挙げる猛攻となり「これがマリーンズらしい野球だからね」と誇らしげに胸を張った。高沢打撃コーチは「ズレータさまさまだよ」と最敬礼。パナマの大砲がチームを引っ張る。

ベニー
「初めてズレータとそろって本塁打を打てて嬉しい。こういう機会がこれから増えればいい。」(5回に2号2ラン)
成瀬
「打ってくれたおかげで運良く白星がついた。次こそきっちり抑えたい。」(7回途中4失点ながら2勝目)

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ズレータが8号3ラン[ニッカン]

ロッテは5回、ズレータの今季8号となる中越え3ランで勝ち越した。「打ったのはカットボールかチェンジアップ。久し振りの長打がいいところで出て嬉しい。気分?もちろん幕張ファイヤーだよ」と、上機嫌で話した。

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ロッテ・大嶺、30日先発デビュー[報知]

ロッテの高校生ドラフト1巡目の新人、大嶺祐太投手が30日の西武戦(グッドウィル)で初登板することが29日、決まった。ロッテが予告先発として発表した。バレンタイン監督は「1軍の試合でいい経験をして欲しい」と語った。今季の高校出のルーキーの先発は楽天の田中将大(駒大苫小牧高)、ヤクルトの増渕竜義(鷲宮高)に次いで3人目。

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パナマの大砲は気合十分!ロッテ・ズレータ勝ち越し3ラン[サンスポ]

一振りで状況を一変させる長距離砲の力を見せつけた。5回にロッテのズレータが貴重な勝ち越しの8号3ラン。「あの打席は、すごく集中した。いい場面で打てた」と喜んだ。

追いついた直後の1死一、二塁だった。高めの変化球を振り抜くと、打球は高い弾道で中堅フェンスを越えた。「ギッセルは回を追うごとに球が高くなっていた」と、冷静な観察眼も生かした一発。この回は今季1イニング最多の6得点を挙げる猛攻となり、「これがマリーンズらしい野球だからね」と、誇らしげに胸を張った。

ズレータの一打で打線が活気づくのには訳がある。連敗で沈滞ムードの時には同僚を集めて励まし、今は左手小指の骨折を押して出場を続けている。打撃だけでなく、精神的にもリーダーとなっている。高沢打撃コーチは「ズレータさまさまだよ」と最敬礼。パナマの大砲がロッテを引っ張っている。

◇成瀬、打線に感謝「運良く白星」

成瀬は7回途中4失点ながら2勝目。「打ってくれたおかげで運良く白星がついた。次こそきっちり抑えたい」と苦笑いしながら、大量援護に感謝した。前回の登板では5回途中降板。連打を浴びて失点するなど、制球力に課題を残した。この日は、ややばらつきはあったがストライク先行で球を低めに集め「悪いなりにも収穫があった」と手応えをつかんだ様子だった。

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PL学園にスポーツ特待制度なし[デイリー]

共同通信の調べにより、スポーツ特待制度を利用しているとされていたPL学園(大阪)が、同制度を採用していないことが29日、判明した。同日、金光大阪高との春季大阪府大会3回戦が行われた試合後、穴田眞佐男教頭(61)が「(制度は)絶対使っていない」と話した。

同学園には学業、経済的な理由での「PL学園高校奨学生制度」がある。これを利用している2、3年生部員はいるが、日本高野連が05年にスポーツ特待制度を禁止する通達を出す前に「高野連からの指導を受け、制度を変更しています」と問題がないことを強調した。

加盟校は5月2日までに、制度の有無を高野連に明らかにしなければならないが、同校はすでに提出済み。穴田教頭は「学園としては、(学生野球憲章に)抵触していないということで提出しました」と説明した。

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