わたしはかもめ2007年鴎の便り(5月)

便

5月17日

千葉ロッテ3−2西武(千葉マリン)

ロッテが逆転勝ちで貯金を今季最多タイの7とし3カード連続の勝ち越し。ロッテは1回TSUYOSHIの自身初となる先頭打者1号ソロで先制。逆転された直後の6回裏には塀内、堀の連続タイムリー二塁打で逆転に成功そのまま逃げ切った。先発の渡辺俊は6回2/3を被安打7、奪三振5、四球2、ソロHR2本の2失点、3連勝で今季4勝目。セーブは小林雅で11個目。西武は5回、高木の04年6/21以来となるソロHRで同点、6回にはG.G.佐藤の12号ソロで一時は逆転に成功するも逆転負けで2カード連続の負け越し。

123456789R
西武0000110002
千葉ロッテ10000200x3
「久し振りのスタメンだったので、いい仕事ができてホッとしています。今日は良くボールも見えていましたし、打つ方も完璧に打てました。たまたま、いい所で回って来たのでここにいますが、チーム全員で勝ち取った勝利だと思います。これからもチームの勝利に貢献できるように頑張ります。」(決勝タイムリーを含む2安打、3四球)

◇初の先頭打者本塁打

千葉ロッテの西岡が、1回に5年目で初の先頭打者本塁打。右打席に立ち、カウント1−3から中に入ってきた132キロの変化球をすくい上げると、打球は高々と上がり左翼席最前列に飛び込んだ。試合の流れをつかむ先制の今季1号。「打ったのはスライダー。先頭なのでとにかく塁に出ることを考えていた。昨日試合を休んでチームに迷惑を掛けたので打てて嬉しい」と話した。しかし、3回の守備で、打球を追って左翼手の竹原と接触し左胸を強打。そのままプレーを続け4回の第2打席でも中前打を放ったが、痛みが強いため大事をとり代走を送られた。

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ロッテ一筋20年堀さん決勝二塁打

ロッテ一筋20年のベテラン堀が試合を決めた。1点を追う6回。塀内の適時打で同点に追い付き、なおも2死二塁のチャンスで左翼線へ貴重な勝ち越し二塁打を放った。「同点だったので楽な気持ちで打てました。久し振りのスタメンでチームに貢献できて良かった」と、お立ち台で照れくさそうに笑った。

3日の日本ハム戦以来12試合ぶりのスタメンだった。今季は右太もも裏を痛めて開幕2軍スタート。4月17日に1軍昇格したが、ここまで10試合20打数4安打2打点、打率2割とやや不調だった。それがこの日は2安打1打点、3四球で全打席出塁と勝負強さを発揮した。バレンタイン監督も「グレートプレーヤー。長年にわたり勝利に貢献してくれている」と賛辞を惜しまなかった。

1つ年上の日本ハム田中幸が2000本安打を達成した。試合後、田中幸の大記録達成を知ると「ずっと一緒にやってきたので本当に嬉しい。励みになります」と自分のことのように喜んだ。堀自身もこれで通算安打数を1747本に伸ばした。「2000本?遠い話でピンとこない」と首をひねったが、その日を目指し一歩ずつ前進している。

◇途中交代

ロッテ西岡剛内野手(22)が西武11回戦(千葉マリン)の4回裏に途中交代した。3回表の守備で、西武石井義の左飛を捕球する際に左翼手の竹原と交錯して左胸を強打したため。習志野市内の病院で検査を受けた結果、骨に異常はなかった。18日以降の試合は当日の様子を見て決める。

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38歳・堀V打!5度目の先発も全打席出塁[報知]

ベテランの一振りが試合を決めた。ロッテは同点に追いついた6回、さらに2死二塁で打席には堀。1−1からのチェンジアップを泳ぎながら左翼線へ運び適時二塁打となった。「ヒットになって良かった。久し振りの先発で貢献できて嬉しい」。技ありの一打に38歳は笑顔を見せた。

今季は右太もも裏痛の影響で開幕2軍。4月17日に昇格したが、スタメンは今季5度目だった。出番がこない中でも準備は怠らなかった。この日も早出特打。「出た時にできる準備はしておかないと」。2安打3四球と全打席出塁、2番の役割を果たした。

この日は2学年上の日本ハム・田中が2000安打を達成。「一緒にやってきたし、励みになる。僕の2000本?遠いなあ」とあと253本にはピンとこない様子。ただ、久々のお立ち台で最後まで「幸一コール」は鳴りやまなかった。

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こちらも38歳…20年目堀が決めた![スポニチ]

ロッテも20年目のベテランが魅せた。11試合ぶりスタメンの38歳・堀が6回に決勝二塁打。初回の中前打に3四球と全5打席で出塁した。今季は右太腿肉離れで出遅れていたが、日本ハム・田中幸の記録達成に「ずっと一緒にやってきたし、それは嬉しい。励みになる」。自身は2000本安打まであと253本だが「打てればいいけど、まだ遠いですね」と笑顔で話した。

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ロッテのエース渡辺俊が4勝目、2被弾も納得のピッチング![サンスポ]

渡辺俊は7回途中まで2本のソロ本塁打による2失点でしのぎ、4勝目を挙げた。「今日の調子と展開で勝てたのは大きい。橋本がいいリードをしてくれたおかげ」と女房役に感謝。それでも「(本塁打は)2つとも失投じゃないですから」と投球には満足。防御率も1.83でリーグトップをキープした。

塀内
「いいボールが来たら積極的に打とうと思った。次につなげることだけを考えた。」(同点二塁打)
「久し振りの先発で貢献できてよかった。」(6回に勝ち越し二塁打)

◇西岡が途中交代

西岡剛内野手(22)=西武11回戦(千葉マリン)の4回、中前打で出塁し、次打者の四球で二進した後、負傷のために塀内と交代した。3回の守備で左翼手の竹原と衝突した際に左胸を強打し、痛みが引かないため大事を取った。病院には行かず、18日の出場は当日の様子を見て決める。

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千葉マリンの“サブマリン”が4勝目マーク[サンスポ]

ロッテ・渡辺俊は7回途中まで2本のソロ本塁打による2失点でしのぎ、4勝目を挙げた。「今日の調子と展開で勝てたのは大きい。橋本がいいリードをしてくれたおかげ」と女房役に感謝した。2本塁打はいずれも悪いコースの球ではなかった。「高木サンにはうまく打たれた。G.G.佐藤があの球を打つのは予想外。2つとも失投じゃないですから…」と自分の投球には納得していた。

◇ロッテ、西武戦にやっと勝ち越し決める

ロッテは昨年4月以来となる西武3連戦の勝ち越しを決めた。バレンタイン監督は「1番打者がホットだった。西岡も塀内も大事なところで安打を打って、チームを勝ちに導いてくれた。渡辺俊も救援陣もいい仕事をしてくれた」と選手を持ち上げた。ソフトバンク、西武とライバルに2カード連続で勝ち越し、指揮官はどこまでもご機嫌だった。

塀内
「いいボールが来たら積極的に打とうと思った。次につなげることだけを考えた。」(6回に同点二塁打)
「久し振りの先発で貢献できてよかった。」(勝ち越し二塁打)

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ボビーにっこり、高血圧無縁[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督がご満悦で西武戦に臨んだ。「世界高血圧デー」のこの日、試合前に血圧測定し「135−86」のほぼ標準血圧だった。「57歳にしてはいい数字が出た。毎日1時間の運動と食べ過ぎ、飲み過ぎに注意している結果」と自信を深めていた。16日に先発した小野は「142−93」とやや高め。「甘いものが好きなんですよ。気を付けないとね」と話していた。

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ヤクルトが元巨人のシコースキー獲得[報知]

ヤクルトが新外国人として、元巨人で現インディアンス傘下3Aバファローのブライアン・シコースキー投手(32)を獲得することが17日、分かった。シコースキーはロッテ、巨人で日本通算21勝を挙げた右腕。昨季はパドレスなどで30試合に登板、3勝を挙げていた。今季は16日現在、3Aで13試合に登板し0勝1敗2セーブ、防御率3.52。すでに大筋で合意しており、早ければ6月上旬にも来日。リグスが離脱中のため、すぐに1軍登録される見通しだ。

また、両足付け根の検査のため一時帰国し、右手首骨折が判明したアダム・リグス内野手(34)が、右手首の再検査を希望し再来日を延期。現地時間18日に再検査を受けるが、長期離脱する可能性も出てきた。

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