わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月6日

千葉ロッテ8−5巨人(千葉マリン)

ロッテが貯金を今季最多の15として、巨人戦の連勝を9に伸ばした。ロッテは1回、サブローが2点タイムリーを放ち逆転、3回と4回にもタイムリーを放つなど5打点の活躍を見せた。サブローは、ロッテ球団新となる9打席連続安打を記録。先発・小林宏は7回2失点で7勝目、巨人戦は負けなしの5連勝、交流戦最多タイとなる通算10勝目を挙げた。巨人は高橋由が3試合連続、自身5度目となる先頭打者本塁打を放つなど5点を奪うが、先発・福田が自身ワーストとなる8失点と乱調が響いた。千葉でのチームの連敗は5に伸びた。

123456789R
巨人1000001215
千葉ロッテ20150000x8
サブロー
「尊敬している偉大な先輩の堀幸一さんの8打席の記録を抜くことができて本当に嬉しく思っています。皆がチャンスを作ってくれているので、何とかランナーを還す事だけ考えて打っているのがいい結果に繋がっていると思います。パリーグ、日本記録は絶対に無理です。とにかく、自分のことよりチームの勝利が1番ですから、チームの勝利のために明後日からも頑張ります。」(球団新記録の9打席連続安打)

◇小林宏も交流戦10勝

小林宏が7回を2失点に抑え、4連勝でチームトップの7勝目を挙げ、交流戦通算10勝目をマークした。この日はいきなり高橋由に先頭打者アーチを浴びるなど、ストライクとボールがはっきりし、6回以外は走者を背負う苦しい投球だったが、それでも巨人戦は5戦全勝。バレンタイン監督は「コントロールが本来の姿ではなかったが、必要なところでいい球を投げ、7回を持ちこたえてくれた」とねぎらった。

◇次戦で大記録に挑戦

サブローの勢いが止まらない。4回2死二、三塁の好機に、右下手投げの会田の123キロの直球を一、二塁間へはじき返し2点適時打。パ・リーグでは1994年6月の本西厚博(オリックス)以来4人目の9打数連続安打を、しかも9打席で成し遂げた。「尊敬する堀さんの球団記録を抜けて嬉しい。みんなが作ってくれたチャンスで自分が打席に回ってきているので、何とかチャンスを潰したくないと言う気持ちで打っているのがいい結果につながっている」とサブロー。

1984年の庄司(1四球挟む)90年の堀(連続打席)の8打数連続安打の球団記録を17年ぶりに更新した。ベンチからサブローの快打を見ていた堀は「すごいなと思って見ていた。自分の時を思い出しました」と、笑顔で後輩プレーヤーの新記録を祝した。リーグ記録の54年に坂本文次郎(大映)が記録した10打数(打席)連続安打の更新は、8日からの横浜戦に持ち越された。

バレンタイン監督は自身の第1次政権だった95年の“ドラフト1位”に、「当時は、やがて素晴しいスター選手になる希望を持っていた。自分の持っていた夢をかなえてくれるところまで上がってきている」。次戦で53年前の大記録に挑む愛弟子を褒めちぎった。

バレンタイン監督
「サブローはバットがよく振れている。自信を持って打席に入っている。チームに必要なものは全てサブローがもたらしてくれた。福田の先発は全く予想していなかったし、大きなサプライズだったが、十分に準備をしたおかげで勝利できるだけの得点ができた。(投手陣が)しっかりと必要なところでいい球を投げ、攻撃ではしっかりとタイムリーが出ている。」

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お得意さま様、ロッテG戦9連勝[毎日新聞]

◇サブロー9打席連続安打

ロッテが交流戦での巨人に対する連勝を9に伸ばした。9打席連続安打とサブローが活躍。1点を追う1回にサブローが二塁打を放ち逆転。3、4回にも適時打を放った。小林宏は7勝目。巨人は7回に加藤の犠飛、8回に脇谷の適時打などで追い上げたが、遅かった。

◇「奇襲」に動じず

「ビッグサプライズ」。巨人の先発投手を知ったロッテ・バレンタイン監督の感想だ。報道陣の大方の予想は左腕の内海。バレンタイン監督も、そう読んでいた。ところが巨人・原監督が起用したのは右腕・福田。原監督は「取材不足だね」とはぐらかしたが、ロッテに負け続けの巨人。裏をかこうとしたのだろう。

だが、この「奇襲」にもロッテは動じない。選手はいつも通りバットを積極的に振った。1点を追う1回にサブローの適時二塁打であっさり逆転。サブローは3回、4回にも適時打を放った。サブローの活躍ばかりが目立つが、他選手のスイングも負けずに鋭かった。特に光ったのが5長短打を集め5点を加えた4回の攻撃。里崎、青野、根元、西岡の安打は、いずれもジャストミートで放ったものだ。

奇襲に動じず、どんぴしゃりのタイミングで安打を放てるのはどうしてか。バレンタイン監督は「秘密」としながらも、「うちのスコアラーがしっかりやってくれている努力が選手に伝わり、それに応えてよい仕事をしてくれている」。つまりは巨人のデータをしっかり分析しているということだ。

05年の日本一達成の原動力となったロッテのデータ分析野球。巨人戦9連勝の秘訣もやはりそこにある。

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サブロー球団新9打数連続安打[ニッカン]

ロッテ・サブローが球団新記録の9打数連続安打の活躍で、交流戦の巨人戦9連勝の立役者になった。1回に逆転2点二塁打、3回には左前適時打、4回には右前2点適時打と3打席連続タイムリー。6回の4打席目は四球だったが、5打点の大暴れだ。「みんながつくってくれた好機で打席が回ってきている。何とかつぶしたくないという気持ちで打っているのが、良い結果につながっている」と胸を張った。

5日の試合から7安打8打点と、ベンチも振ればヒットになる4番を、頼もしそうに見つめていた。バレンタイン監督は「昨日、今日は、サブローのものだった。チームに必要な全てのものを、サブローがもたらしてくれたね」と絶賛した。8打数連続安打の球団記録を破られたベテラン堀も「すごいなあ、と思って見ていました」と祝福した。

これで3連覇を狙う交流戦は9勝2敗(1試合は雨天中止)で折り返し、11戦全勝と好調の日本ハムを2位で追走する。投打にソツのない試合運びに、バレンタイン監督は「スコアラーがしっかりと分析し、選手達にも伝わっている効果だ」とご満悦。巨人先発を内海と予想しオーダーに右打者を並べたが、「福田は大きなサプライズだったけど、結果的には勝利に値する得点ができた」と動じなかった。

サブローは8日の横浜戦(横浜)で1と迫ったパ・リーグ記録、あと2の日本記録へ挑戦する。2夜連続で上がったお立ち台では「(自身の連続安打)記録は横浜で途切れますが、チームの連勝は途切れません」とファンの爆笑を誘っていた。

4番のバットで乗りに乗っているチームは、今季最多となる貯金「15」で首位をキープ。セ・リーグ首位を走る巨人を圧倒し、勢いが加速した。

9打数以上の連続安打
連続安打選手名(所属)年度
11※レイノルズ(大洋)91
11高橋由伸(巨人)03
10※マニエル(ヤクルト78
10掛布雅之(阪神)81
9※川上哲治(巨人)39
9長沢正二(東映)54
9山本一義(広島)67
9※山本浩司(広島)72
9張本勲(日本ハム)74
9中畑清(巨人)85
9クロマティ(巨人)88
9本西厚博(オリックス)94
9清水隆行(巨人)97
9ローズ(横浜)97
9ローズ(横浜)98
9※サブロー(ロッテ)07

[注]※は途中に四死球、犠打を挟まない連続打席安打。

◇小林宏、Gキラー5戦5勝

ロッテ小林宏が「Gキラー」襲名だ。「今日は本当に疲れました。(実際は106球も)130球ぐらい投げた感じ」。セ首位の巨人打線を7回2失点に封じて、交流戦の巨人戦5戦5勝となった試合を、苦笑交じりで振り返った。

1回、4球目のチェンジアップの抜け球を先頭高橋由に先制弾を浴びた。「いい打者が多いので、すごい力ましたね」。修正もうまくいかず苦しい投球の連続となったが、打線の援護にも助けられて白星をつかんだ。

ソフトバンク斉藤和、同僚久保と並び交流戦通算10勝目を祝う勝利にも「昨日(5日)久保も勝ってるし、勝ちは多い方がいいですから」と淡々。相手がどこであろうと、先発としての役割を果たすことを強く意識することで、いい結果が出ている。

◇四死球挟まず

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サブロー止まらん!9打席連続安打[デイリー]

ロッテ・サブローの猛打が止まらない。「今までにない初めての感覚」。6日の巨人戦で3打数3安打5打点の活躍。同僚・堀の8打席連続を抜く、9打席連続安打の球団新記録を樹立した。

4回の第3打席。会田のシンカーをとらえた打球が右前へ抜けた。新記録達成に「尊敬する堀さんの記録を抜けて本当に嬉しい」。6回の第4打席は四球を選び記録は途切れたが、連続打数安打の日本記録(11)の更新には望みをつないだ。

4月中旬まで打率1割台。「長嶋さんも王さんもやってきた」とバットを短く持ち、試行錯誤の中で結果を残し、出場機会を増やした。サブローが4番に座った5月5日以降、チームは18勝5敗だ。

そして2日のヤクルト戦(千葉)、サブローが「東京のオカン」と呼ぶ恩人が観戦。「(2年前)亡くなられた、だんなさんの遺骨の入ったペンダントをつけて来てくれた。『自信を持ちなさい』と激励されました」。翌3日の第3打席から連続安打記録は始まった。

巨人戦9連勝は、交流戦同一カードの連勝記録となった。「僕の記録は途切れても、チームの連勝は止まりません」。4番の会心の笑顔がチームの好調さを物語っている。

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サブロー球団新!9打席連続安打だ[スポニチ]

やめられない、止まらない。サブローが3打数3安打で3日ヤクルト戦(千葉マリン)から9打席連続安打をマーク。90年堀幸一の8打席連続を抜き球団記録を達成した。「尊敬する偉大な先輩、堀さんを抜けたのは嬉しい。びっくりしているし、しんどいし」。2試合連続ヒーローインタビューで爆笑を誘った。

1点を追う初回は中越え2点二塁打で逆転し、1点リードの3回には左前適時打で球団タイ記録とした。そして4回に右前適時打で新記録を樹立したが「気づいてなかった」。6回の打席は四球で連続打席記録こそ途切れたが、3安打はいずれもタイムリーで5打点を叩きだした。

9打席連続安打の起点となった3日。00年に結婚した元タレント・美智代夫人との仲人を務めた東京・新宿のちゃんこ料理店「大翔」のおかみさんが観戦に訪れた。2人が出会うきっかけをつくってくれた夫妻を「東京のオトン、オカン」と慕っていたが、大将が昨年他界した。おかみさんは遺骨入りのペンダントを持参し「パパを連れてきたから大丈夫」と激励。春季キャンプは鹿児島で振り込み、フォームを打率3割超の05年当時に近づける努力が“両親”の後押しで花開いた。

チームは05年6月以来、巨人戦9連勝。セパ首位決戦を連勝で制し、バレンタイン監督は「この2日間はサブローのもの」と絶賛。8日の横浜戦(横浜)では、日本記録の11打数連続安打がかかる。「絶対無理。絶対ない方に自信がありますが、チームの連勝は止まりません」。球場にとどろく大歓声。今年のロッテファンは声をからすことをやめられない。

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勢い止まらん!“Gキラー”サブローが9打数連続安打[サンスポ]

止まらない、止まらない!鋭い打球が次々にサブローのバットから放たれる。神がかり的な勢いで3打数3安打。その全てがタイムリーで5打点。3日のヤクルト戦(千葉マリン)からこれで9打数連続安打で球団新記録を打ち立てた。

「まぐれです!(記録の更新は)絶対無理でーす!!」。前夜(5日)も4の4で3打点。巨人戦連勝の立役者は、試合後も総立ちで「サブロー!」のコールを送るファンに向かって、飄々と答えた。しかし、その手には記念に受け取った9安打目のボールが、しっかりと握りしめられていた。

頼れる4番も、開幕から決して順調ではなかった。キャンプ直前の今年1月、両目の近視矯正手術を受けて出遅れ、2月中旬までは2軍で調整した。開幕直後も19打数無安打とスランプを味わった。

31歳の誕生日翌日の2日、本拠地でのヤクルト戦に、5年ぶりに恩人が球場を訪れた。夫人でタレントの中嶋ミチヨさんとの出会いの場となった東京・新宿のちゃんこやのおかみさん。その夫婦は、サブローが「東京のオトンとオカン」と呼び慕い、仲人でもある。しかし、ご主人は一昨年の8月に他界。おかみさんが首から提げる「オトン」の遺骨入りのペンダントに触れると、自信が芽生えたという。

最終打席となった6回の第4打席は四球。パ・リーグ記録(10打数)、日本記録(11打数)への挑戦は8日の横浜戦(横浜)に持ち越された。「力をもらったんだと思う。シーズン終了後に2人にいい報告をしたい」。サブローは照れ笑いを消し、言葉に力を込めた。

サブロー(大村三郎=おおむら・さぶろう)
1976(昭和51)年6月1日、岡山県生まれ、31歳。PL学園高では3年時のセンバツに「1番・中堅」で出場し、準々決勝進出に貢献。95年にドラフト1位でロッテ入団。今季は51試合に出場し、打率.301、4本塁打、28打点。通算成績は956試合、打率.265、57本塁打、297打点(6日現在)。1メートル81、85キロ。右投げ右打ち。夫人はタレントの中嶋ミチヨさん。年俸7000万円。背番号3。

◇小林宏、交流戦10勝

巨人キラーは健在だ。小林宏が味方の大量援護も受け、7回2失点で7勝目。巨人戦は一昨年から5連勝とした。それでも「調子は全然良くなくて、苦しかった」と本人は不満げ。「長打のある打者が続くので力んだし、すごく疲れた」と大きく息をついた。交流戦では10勝目で、斉藤和(ソフトバンク)、同僚の久保と並んだ。「勝ちは多い方がいいんでね。そこは嬉しいかな」とようやく笑顔がのぞいた。

◇データBOX

(1)
ロッテ・小林宏が交流戦通算10勝目を挙げ、ソフトバンク・斉藤和、同僚の久保と並ぶ交流戦の最多勝利。また巨人戦は5戦5勝。巨人戦初対決からの最多連勝は広島・山内泰幸の10連勝(95〜97年)があるが、小林宏はどこまで伸ばすか。
(2)
チームは巨人戦で05年6回戦から9連勝。阪神がオリックス戦でマークした交流戦の同一カード連勝記録に並んだ。ちなみに巨人戦のシーズン同一カード9連勝以上は、中日が84年に14連勝(1分け挟む)、06年に11連勝しているだけ。
(3)
サブローが3日のヤクルト戦から9打席連続安打で、90年に堀幸一がマークした8打席連続の球団記録を更新。この日の最終打席は四球だったが「連続打数安打」は継続。プロ野球記録は別表のとおり「11」。また10打席連続出塁も続いており、こちらはロッテ・南渕、巨人・高橋由、日本ハム・小笠原の「14」がプロ野球記録。

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サブローがロッテ球団新9打席連続安打![報知]

長く伸びた後ろ髪をなびかせて、サブローが2夜連続のお立ち台に上がった。3打数3安打5打点の活躍でG投を粉砕。3試合にまたがる連続打席安打は、球団新記録となる「9」に伸びた。「自分でも知らなくてもうビックリです」と目を見開いた。そして、笑った。

3日のヤクルト戦(千葉マリン)の第3打席からヒットパレードが始まった。前夜(5日)の巨人戦でも4打数4安打し、ここまで6打席連続安打。第1打席で中越えの2点適時二塁打を放つと、3回の第2打席では左前へ適時打を放ち、8打席連続安打。90年に堀が記録した球団記録に並ぶと、4回の第3打席でも右前へ2点適時打。あっさりと球団記録を塗り替えてみせた。

ヒットメーカーの活躍でこれで対巨人戦9連勝。貯金も今季最多の15にまで膨らんだ。95年の第1次政権からサブローを知るバレンタイン監督も「当時から素晴らしいスターになると思っていた」と“息子”の活躍を手放しに喜んだ。

4打席目は四球で5打席目は回らず、パ・リーグ記録の10打数連続安打、さらにはプロ野球記録の「11」は8日の横浜戦(横浜)に持ち越し。「絶対に(記録更新は)無理です。明後日は僕の安打は止まりますが、連勝は止まりません」とファンに呼びかけ、笑いを誘った。夢の続きはファンと一緒に横浜で見る。

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サブローが逆転二塁打[ニッカン]

ロッテ4番サブローが、1点先制されて迎えた1回裏1死一、二塁から、逆転の中越え2点適時二塁打を放った。「体勢を崩されたが、うまくボールを拾い、体重を乗せることができた。今はどんな投手がきても自分のタイミングで打つことができている」と振り返った。このヒットで、3日ヤクルト戦の第3打席から7打席連続安打となった。

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星野ジャパン、プレ五輪メンバー発表−佑ちゃん外れる[サンスポ]

08年北京五輪出場を目指す野球の日本代表のスタッフ会議が6日、都内で開かれ、プレ五輪(8月18〜23日、北京)への派遣一次登録30選手を発表した。星野仙一監督(60)は、7人の大学生を含むヤングジャパンでの勝利を誓った。早大・斎藤佑樹投手(1年)は登録から外れた。

30人のリストを手に星野監督は「知らない選手ばかりだけども、この後に自信をつけてくれたら…」と語った。8月はプロ野球がシーズンの佳境を迎え、社会人は都市対抗が開催される。プロの2軍の若手と大学生で編成せざるをえなかった。

それでも、阪神監督時代の03年日本シリーズ以来となるベンチでの指揮に星野監督の思いは熱い。日本、中国、フランス、チェコの4ヶ国が参加するプレ五輪は、1年後の本番と同じ会場、スケジュールで行われるとあって、「審判や球場のチェックなど、我々も勉強という形。挑戦したいし、やりがいがある」と意気込んだ。

エース候補は、東京六大学春季リーグで最多タイの4勝をあげた慶大・加藤と、東都大学春季リーグで史上最多114奪三振を記録した東洋大・大場。来年の五輪本番のマウンドに立つ可能性もあるドラフト候補を軸に戦う。特に早慶戦で、人気の斎藤の“敵役”となった加藤も、今度は日本中を味方に登板する。

今後は8月初旬の合宿を経て、最終メンバー24人に絞る。五輪出場を決める11月のアジア予選(台湾)を前に「行った以上は何かを拾ってこないとアカン」。燃える男が、再び戦いの場に立つ。

◇ラブコールかなわず…早大・斎藤はリスト外

全日本大学野球連盟から提出された推薦リストに早大・斎藤の名前はなかった。ラブコールを送り続けた星野監督は願いがかなわなかったが、「今回は4年生が中心だから…。仕方がないだろう」と淡々とした口調だった。「五輪本番はこちらで(選手を)選べるが、(斎藤が)そこまでのレベルに来ていれば…。ただプロも負けないでしょう」と、斎藤にさらなるレベルアップを促した。

プレ五輪
大会名は「グッドラック北京2007」で、08年北京五輪の競技会場となる、五○(ウーケソン)野球場で行われる。出場国は中国、日本、フランス、チェコ。8月18日から20日まで総当たりの予選リーグ、22日に準決勝、23日に決勝を行う。日本代表は15日に北京入りする予定。○=木へんに果
プレ五輪・日本代表一次登録メンバー
選手(所属)
投手植村祐介(日本ハム)
高橋秀聡(ソフトバンク)
大田原隆太(ソフトバンク)
内竜也(ロッテ)
菊地正法(中日)
若竹竜士(阪神)
村中恭兵(ヤクルト)
越智大祐(巨人)
深町亮介(巨人)
佐藤剛士(広島)
※加藤幹典(慶応大)
※久米勇紀(明大)
※大場翔太(東洋大)
※長谷部康平(愛知工大)
※宮西尚生(関学大)
捕手渡部龍一(日本ハム)
金沢岳(ロッテ)
斉藤俊雄(横浜)
内野手細谷圭(ロッテ)
柴田亮輔(オリックス)
大和(阪神)
大塚淳(ヤクルト)
坂本勇人(巨人)
※小窪哲也(青学大)
外野手佐藤吉宏(日本ハム)
岡田貴弘(オリックス)
高橋勇丞(阪神)
田中大二郎(巨人)
吉田圭(広島)
※加治前竜一(東海大)

[注]※は大学生

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日本野球機構が「日中交流野球2007」を公式事業に[サンスポ]

社団法人日本野球機構は野球の中国代表チームに対する支援事業「日中交流野球2007」が、日中国交正常化35周年を記念した2007「日中文化・スポーツ交流年」の公式事業に認定されたと発表した。日本野球機構は05年から中国代表チームを日本に招いて各球団の2軍との試合を実施し、チーム強化の支援と親善を図ってきた。今年はプレ五輪(8月18〜23日・北京)後の8月26日に来日、9月中旬までに12試合前後を実施する予定。

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特待制度問題小委で高野連・脇村会長招致[報知]

自民党の高校野球特待制度問題小委員会(塩谷立小委員長)は7日、党本部で2回目の会合を行うが、日本高校野球連盟の脇村春夫会長を参考人として招致してヒアリングを行う。前回会合では、日本学生野球協会と日本野球連盟の関係者から特待制度の現状について事情を聞いたが、出席議員からは特待制度を導入していた野球部長の解任にまで踏み込んだ高野連の在り方を疑問視する声も上がっており、厳しい質問が飛びそうだ。

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高校生ドラフトのプロ志望届提出期限は9・15[サンスポ]

日本高校野球連盟は6日、大阪市内で定例の常任理事会を開き、10月3日に行われる高校生ドラフトに向けてのプロ志望届提出期限を、全国高校選手権大会終了翌日から9月15日とすることを決めた。高野連が授業時間と重ならないように要望したことを受け、ドラフトは昨年より1時間遅い午後3時から始まる。

また、5月の審議委員会で有期の対外試合禁止処分を日本学生野球協会審査室に上申された学校の全国選手権地方大会参加に関する応急措置を決めた。審査室が開催される27日以前に処分期間が満了する新潟商(新潟)八日市南(滋賀)相武台(神奈川)堺上(大阪)飯野(宮崎)の5校は参加が認められ、審査室開催以降に満了する玄洋(福岡)は差し止められる。

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高野連が解約同意手続き終了−特待生問題で退部者なし[サンスポ]

日本高校野球連盟は6日、日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度採用校に求めた解約同意の手続きが終了したと発表した。違反を申告した376校の7971人中、全校の7645人が同意書を提出。未完了2校の10人も8日までに提出見込みであることを確認した。入学金免除のみで同意書提出の必要がない選手は316人。特待生問題による転校、退学、退部をした部員はいなかった。高野連の田名部和裕参事は「当初の手続きは終わったという認識。各学校のご尽力に感謝している」と話した。

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特待制度解約で転校、退学者はゼロ[スポニチ]

日本高校野球連盟は6日、日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度採用校に求めた解約同意の手続きが終了したと発表した。違反を申告した376校の7971人中、全校の7645人が同意書を提出。未完了2校の10人も8日までに提出見込みで、入学金免除のみで同意書提出の必要がない選手は316人。田名部参事は「学校の尽力に感謝しています。転校、退学がゼロだったことは学校が真剣に取り組んだ結果だと思う」と話した。また、10月3日の高校生ドラフトに向けたプロ志望届の提出期限が9月15日に決まった。

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解約手続き終了…特待制度問題で高野連[報知]

日本高校野球連盟は6日、日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度採用校に求めた解約同意の手続きが終了したと発表した。違反を申告した376校の7971人中、全校の7645人が同意書を提出。未完了2校の10人も8日までに提出見込みであることを確認した。

入学金免除のみで同意書提出の必要がない選手は316人。特待生問題による転校、退学、退部をした部員はいなかった。高野連の田名部和裕参事は「当初の手続きは終わったという認識。各学校のご尽力に感謝している」と話した。

特待制度の明確な基準づくりのために設置した特待生問題私学検討部会の都道府県ごとの会議日程も発表された。すでに開催を終えた県もあり、全国9地区の部会で出された意見を基に、26日に開催予定の第2回部会と臨時の全国理事会で来年度の生徒募集に向けた方針を決める見通し。

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プロ志望届提出期限は9月15日[報知]

日本高校野球連盟は6日、大阪市内で定例の常任理事会を開き、10月3日に行われる高校生ドラフトに向けてのプロ志望届提出期限を、全国高校選手権大会終了翌日から9月15日とすることを決めた。高野連が授業時間と重ならないように要望したことを受け、ドラフトは昨年より1時間遅い午後3時から始まる。

また、5月の審議委員会で有期の対外試合禁止処分を日本学生野球協会審査室に上申された学校の全国選手権地方大会参加に関する応急措置を決めた。審査室が開催される27日以前に処分期間が満了する新潟商(新潟)、八日市南(滋賀)、相武台(神奈川)、堺上(大阪)、飯野(宮崎)の5校は参加が認められ、審査室開催以降に満了する玄洋(福岡)は差し止められる。

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小林宏、オシムもうらやむ「ポリバレント」[夕刊フジ]

◇「野手が足りないときの守備要員」

オシムジャパンにもぜひ欲しい人材だ!?ロッテ・小林宏が6日巨人戦で7回2失点にまとめ今季7勝目(1敗)。交流戦での対巨人通算成績も5勝無敗だ。

どのチームの投手も先発前日は試合開始前後に帰宅し十分休養を取るのが通例。だが前日5日、小林宏は試合終了までベンチの最前列に陣取っていた。巨人打線を入念に研究していたのかと思いきや「延長戦になって万が一、野手が足りなくなったときのための守備要員です。僕は全試合ベンチに入っていますよ」とさわやかな笑顔だ。

実は打撃センスは折り紙付き。一昨年の交流戦では10打数3安打で3二塁打3打点をマーク。昨年は警戒されて8打数1安打に終わったが、そのヒットを放ったのが巨人戦。守備も内・外野どこでもこなせ、今ドキ珍しい二刀、いや三刀流。それでいて「ベンチ入り査定?そういうものはありません。チームの役に立てれば」。戦力底上げでポリバレント(1人の選手が複数ポジションをこなせること)を求めるサッカー日本代表・オシム監督が聞いたら泣いて喜びそうな逸材だ。

イケメンでモデル体形。一昨年の日本シリーズではコーン・ロウ(とうもろこしヘア)、昨春WBCでは丸刈りと髪形でも話題となったが、今季は「グラウンドで魅せる」と宣言、ごく普通のロン毛にとどめている。

「巨人戦?もう投げなくていい。長打のある打者が多いから力んでしまう。疲れますよ。今年の巨人打線は足を絡める攻撃をするようになり手ごわくなった」。口調は謙遜でもなさそう。本当に“巨人戦引退”してくれたらG党は万々歳だが…!?

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サブロー球団新9打数連続安打、パ記録まであと1[報知]

サブローが3安打1四球で、3日のヤクルト戦の第3打席から9打数連続安打とし、1984年に庄司、90年に堀がマークした8打数連続を上回る球団新記録となった。サブローは「全然知らなかったので、びっくり。尊敬する堀さんの記録を抜けたのは嬉しいけど、頭のどこかで記録のことを考えるのは嫌だなあ」と喜び半分、プレッシャー半分の模様。8日の横浜戦(横浜)でパ・リーグ記録の10打数連続安打に挑む。

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中国代表の支援「日中交流」認定

社団法人日本野球機構は6日、野球の中国代表チーム支援事業「日中交流野球2007」が、2007「日中文化・スポーツ交流年」の公式事業に認定されたと発表した。05年から北京五輪に出場する野球の中国代表チームを日本に招き、NPB(日本プロ野球組織)のファームチームと親善を兼ねた強化試合を実施してきた。今年もプレ五輪(8月)後に中国代表チームが来日し、9月中旬までファームチームなどと試合を行う。2007「日中文化・スポーツ交流年」とは、日中両国が国交正常化35周年を記念して、両国民の相互理解を深めることを目的に一連の記念事業を実施するもの。

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