わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月11日

中日7−2千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

中日が今季2度目の4連勝で貯金を最多タイの9とした。中日は2点を追う2回、谷繁の2点タイムリー二塁打で同点、井端のタイムリーで勝ち越すと、ウッズの2点タイムリーで5点を挙げる。3回に先発・浅尾のプロ初打点のタイムリー、6回には福留の11号ソロでリードを広げた。今季初の先発全員安打で交流戦初のロッテ戦の勝ち越し。浅尾は5回を7安打2失点で4勝目。ロッテは1回にサブローのタイムリーなどで2点を先制するが、今季初の3連敗。先発・渡辺俊は3回を今季最多の6失点で4月7日楽天戦以来の黒星。

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打席でリズム崩し、今季最短3回KO

先発渡辺俊が不慣れな打席からリズムを崩し、チームは今季初の3連敗を喫した。2回表無死一塁でバントした打球は小フライになり、走らずに打席内で天を仰いでいると、ワンバウンド捕球から併殺打とされた。直後に自身のバント処理の悪送球なとから5失点。3回にも投手浅尾の一塁への打球がイレギュラーで右前適時打になるなど、1度手放した流れは最後まで戻らなかった。わずか41球、今季最短3回6失点に、渡辺俊は「チームのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。

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俊介6失点、ロッテ初3連敗[報知]

サブマリンが撃沈し、ロッテが今季初の3連敗を喫した。2点リードの2回に先発・渡辺俊が5長短打と自らの悪送球で5失点。3回には中日先発の浅尾に適時打を浴びて3回6失点。今季最短KOに「打たれすぎ。力が球に伝わらなかった」と肩を落とした。

5連勝中だった渡辺俊だが、不安もあった。5月10日のオリックス戦(スカイマーク)後に軽いぎっくり腰を発症。投球に支障はなかったが、その期間の練習量を減らさざるをえなかった。「前回までは前の練習の貯金があったから大丈夫だった。今回をどう乗り切るか」ボールに切れを欠き予感は的中してしまった。

打線も初回の2点以降は無得点。バレンタイン監督は「千葉に戻ってまた全力を尽くす」と切り替えた。交流戦3連覇へもう負けられない。

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ロッテ・渡辺俊、今季最短3回KOで2敗目…腰に不安抱える[サンスポ]

渡辺俊が今季最短の3回KO。9安打と6失点も今季最多だ。「球が弱いから打たれる」と肩を落とした。5月10日のオリックス戦後、棚に置いてあるグラブを取ろうとして軽いぎっくり腰になった。以降3勝も「練習量を落としたから、今回の登板あたりで影響が出るはず」。悪い予感が的中した。チームも初の3連敗。バレンタイン監督は「千葉に戻って、全力で勝つことを考えるのみ」と前を向いた。

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渡辺俊最短KO[スポニチ]

渡辺俊が3回9安打6失点で今季最短KO。チームは今季初の3連敗、中日に負け越しを喫した。立ち上がりからカーブを狙い打たれ、2点リードの2回は3連打を含む5安打を浴びて5失点。バント処理のミスに加え、高めに外したはずのボール球を打たれるなど散々だった。渡辺俊は「ボールに力が伝わらなかった」と反省しきり。3連覇を目指す交流戦は首位・日本ハムと3ゲーム差。バレンタイン監督は「打線のスイングはいい」と追撃を誓った。

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サブローが初回に先制打[ニッカン]

ロッテが1回、中日先発浅尾の立ち上がりを攻め、4番サブローの中前適時打で先制した。サブローは「力負けしないように、コンパクトにセンター返しを心掛けた。連敗した(ここ)2試合は初回の好機をものできなかったので、最初の好機で得点できて良かった」と話した。

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「野球殿堂入り」表彰規定改正[ニッカン]

野球体育博物館が11日、都内で理事会・評議員会を開き「野球殿堂入り」表彰規定の改正を決めた。今回の大きな改正点は、現役を引退して5年を経過した競技者を対象にする競技者表彰を、プレーヤー部門と、エキスパート部門に分けたことだ。

現行の競技者表彰では、監督、コーチ、審判も現役として含む。そのため選手としての評価と指導者としての評価が混同される、監督やコーチを経てからでは殿堂入りが遅くなるなどの問題点があった。そこで監督、コーチ、審判を別枠にするエキスパート部門を新設した。

この改正で現在の監督、コーチでも選手を引退して5年が経過していれば、プレーヤー部門の有資格者となる。例えば、巨人原辰徳監督、中日落合博満監督、阪神岡田彰布監督らの名前が挙がってくる。今年の競技者表彰で候補だった阪神SDの星野仙一氏はエキスパート部門の対象になる。

野球殿堂入りの表彰規定は時代とともに改正されてきた。1963年から3年間は今回と同じで、現役を引退して5年経過すれば監督、コーチでも問われなかった。65年には元巨人監督の川上哲治氏が45歳で殿堂入りしている。今後はもっと若い殿堂入りが実現するかも知れない。

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野球殿堂表彰を選手、監督で分割[デイリー]

財団法人野球体育博物館の理事会が11日、東京都内で行われ、野球殿堂入りの表彰規定について、従来の競技者表彰を選手経験者限定の「プレーヤー部門」と、主に監督、コーチでの功績を評価する「エキスパート部門」に分割する改正案が承認された。従来の特別表彰は基本的にアマ球界関係者が対象になる。

現行では監督、コーチを務めている間は殿堂入り資格者から除外されていた。だが「監督などを経てからでは殿堂入りが遅くなる」「選手と監督の評価が混同する」との指摘があり、今回の改正に至った。

来年1月の表彰から、選手引退から5年が経過した現役の監督、コーチも資格対象となる。3度の三冠王を獲得した中日・落合監督が、監督在任中にプレーヤー部門で殿堂入りすることも可能になった。

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野球殿堂入りの規程改正[報知]

野球体育博物館の理事会が11日、東京都内で開かれ、野球殿堂入りの表彰規程を改正し、来年1月の表彰から競技者表彰がプレーヤー部門(選手経験者限定)と、エキスパート部門(監督、コーチ経験者らも含む)に分割されることになった。現行では現場を退いて5年経過後から有資格者となるため、選手引退後に監督などを務めていれば対象外だった。しかし、選手と指導者の評価が混同されやすいという指摘や、殿堂入りの時期が遅くなるとの理由から変更された。今回の改正に伴い、三冠王の実績を持つ中日の落合監督らが有資格者となる。

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