わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月15日

清水、果敢に内角攻め予告[スポニチ]

ロッテも逃げない。16日の阪神戦に先発予定の清水は果敢に内角攻めを予告した。前回対戦で死球をめぐって乱闘寸前の騒ぎとなったものの「いい打者にはインサイドを使わないといけない。相手の弱点を突いていく」とあくまで攻めの投球で臨むつもりだ。

自身、阪神戦登板は05年10月22日の日本シリーズ第1戦(千葉マリン)以来。霧で中断しながらも7回完投の5安打1失点で勝利投手となった。内角攻めは真っ向勝負の一環であることを強調。「やるべきことをやるだけ。遺恨が残る試合はしない」と今回の対戦を“遺恨清算マッチ”と位置づけた。

今季は開幕5連敗も、5月20日の楽天戦(フルスタ宮城)で初勝利を挙げて以降は3試合で2勝と上昇気配の右腕は「チームの足を2ヶ月引っ張ってきた分を取り返したい」と意気込んだ。

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ロッテに“世界一の勝利の女神”[デイリー]

猛虎撃破へ世界一美女が援軍に駆けつける!!ロッテは15日、07年ミス・ユニバース世界大会で日本代表としては48年ぶりで優勝した森理世さん(20)が、17日の阪神戦(千葉)にボビー・バレンタイン監督(57)とチームを表敬訪問すると発表した。

ボビーは今年3月の07年ミス・ユニバース日本代表の選考委員を務めていた縁で、今回の訪問が実現した。森さんも大のロッテファンだという。ミス・ユニバースの職務で渡米する前に、千葉へ応援に駆けつける。

「千葉へ来てもらえるのは本当に光栄。私も審査に立ち会い彼女を見てきたが、知性と美を兼ね備えた素晴らしい女性です。お会いできるのが楽しみ」とボビー。再会を心待ちにしている。

今季の阪神戦は、5月27日からの甲子園2連戦で、共に2けた得点で圧勝。さらに心強いデータも。今季、グラビアアイドルのリア・ディゾン、欽ちゃん球団の片岡安祐美ら、千葉マリンに美女が訪問した試合は2戦2勝だ。

「森さんのような素晴らしい女性が会いに来てくれれば、チームにとっても励みになる」とボビー。球団関係者も「森さんと今後もタイアップしていければ」と話した。世界一の森さんの激励でロッテが交流戦3連覇、そしてV奪回へと加速する。

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“世界一美女”森理世さんがロッテを激励[ニッカン]

ロッテの交流戦V3へ向け、“世界一美女”の激励を受ける。17日阪神戦に、07年ミス・ユニバースの森理世さん(20)が千葉マリンへ応援に駆け付ける。バレンタイン監督が今年3月のミス・ユニバース日本代表の選考委員を務めたことと、森さんがボビーとロッテの大ファンであることがきっかけで実現。森さんは訪問後、その足でミス・ユニバースとしての初仕事のため渡米するため、球団関係者も「多忙の中、旅立つ前に来てくれることをありがたく思う」と話した。

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ボビーと森理世さん合体!?最強の女神が千葉マリン降臨[サンスポ]

好調ロッテにビッグ・サプライズ!ロッテは15日、17日の本拠地・千葉マリンスタジアムでの阪神戦に、ミス・ユニバース世界大会で優勝した森理世さん(20)がチームを激励に訪れることを発表した。交流戦3連覇へ向け、起爆剤となる!?

世界一の美女が、試合前のグラウンドに激励に訪れる。先月28日にメキシコで行われたミス・ユニバースの世界大会で、日本人としては48年ぶりの栄冠を手にした森さんだ。美女来訪のきっかけとなったのが、バレンタイン監督。実は3月に行われたミス・ユニバース日本大会での選考委員を務めていたのだ。

それが縁でボビーとも知り合ったという森さんは、大のロッテファンになったという。ミス・ユニバースとしての職務のため、今月中にも米ニューヨークへ出発予定だが、「その前にぜひ激励したい」と多忙なスケジュールの合間を縫って、応援に駆けつけることを決めたという。

美女といえば、今季は4月にも、米国出身の“グラビア界の黒船”ことリア・ディゾン(20)が始球式のために千葉マリンに登場。ボビーとチームを激励して話題を呼んだ。

現在交流戦では2位で首位・日本ハムを猛追するロッテ。V3へ向け、これ以上ない“勝利の女神”の登場。相手の阪神も、とっておきの“ボビーマジック”で、メロメロになってしまう?

この日のバレンタイン監督
バレンタイン監督は休養日のこの日、千葉・船橋競馬場で「ビューティフルデイ」を過ごした。米国では6頭の競走馬を所有、夫人のメアリーさんは乗馬競技のライダーという同監督だが、この日が来日後初めての競馬観戦。「とても素晴らしい1日を過ごすことができたよ。また友達を誘って船橋競馬場で楽しいホリデーを過ごしたい」。最終レースで単勝27.6倍を当てる“クリーンヒット”も放ち、気分よく阪神戦へ臨む。

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世界一美女がロッテ応援に来る[報知]

世界一の美女がロッテを激励する。17日の阪神戦(千葉マリン)へ、5月のミス・ユニバース世界大会で1位に輝いた森理世さん(20)がボビー・バレンタイン監督らチームを応援に訪れることになった。

バレンタイン監督が3月のミスユニバース日本代表の選考委員を務め、世界に送り出した縁もあり、今回の激励が実現。森さんもボビーとロッテの大ファンだという。“世界一のボビー・チルドレン”の訪問に「アメリカへ行く直前にわざわざ千葉へ来てくれて、とても光栄に思う。彼女の応援はチームへ励みになるだろう」と指揮官も楽しみにしている。

美女が来るとロッテは強い。4月13日の西武戦ではタレントのリア・ディゾンさんが始球式をすると、12点を挙げ大勝。同19日のオリックス戦は茨城GGの片岡安祐美の始球式で、5−1と快勝した。現在交流戦2位。世界一の声援を受け、逆転3連覇へ弾みをつける。

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田中雅嬉しいプロ初安打[千葉日報]

両チーム計29安打が飛び交った14日の広島4回戦(千葉マリン)で、嬉しい1本があった。4年目の田中雅がプロ初安打。初めて経験するお立ち台で、「ガッツポーズしようかと思ったぐらい嬉しかった」とはにかんだ。

7点リードの8回無死一塁、今季5度目の代打として名前を告げられた。「とにかく落ち着こう落ち着こうと、冷静になった」。5球連続して直球を見送ってフルカウントとなり、高めのボールを1球ファウルした後の7球目、内寄りの真っ直ぐを強振した。

やや緩やかな打球が右翼手の前で雨しぶきと共に跳ね上がった。「とても手が痛かった。詰まったけど打った瞬間、落ちると思った」。メモリアルヒット−。一塁ベース上で高橋一塁コーチャーがグータッチで迎えてくれた。

今季は開幕1軍を勝ち取ったが、3月25日の第2戦目の先発投手と入れ替わりで出場選手登録を抹消。しかし「強い気持ちを持って、腐らずやろうと思った」と田中雅。悔しさを力にかえ、イースタン・リーグでは一時打率トップに立つなど打ちまくった。

5月27日の阪神1回戦(甲子園)で、左手骨折の手術をしたレギュラーの今江に代わり、再昇格を果たした。「結果は後から付いてくる。自分のやることをやるだけ」。それから14試合目。少ないチャンスをものにした。

大学ナンバーワン捕手として2003年秋にドラフト4巡目で指名されたが、今や内野ならどこでも守れる万能選手。「捕手としてのプライドはあるが、それよりも1試合でも1打席でも多く出たい」。背番号39がようやくプロの第一歩を踏み出した。

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失敗への対処こそ大事[朝日新聞・千葉]

失敗をすることをどう考えるか。失敗をした時にどう対応するか。一般社会と同様、プロ野球の世界では失敗が必ずつきまとう。バレンタイン監督も、失敗という現象には注目しており、選手には次のように説いている。

「失敗をすることを恐れてはいけない。野球では3割バッターで一流とされる。つまり、7割は失敗をしているのだ。大事なのは失敗へのアプローチであり、失敗をしたときにその教訓をしっかりと生かせるかどうかだ」。

バレンタイン監督が常日頃から主張していることもあり、千葉ロッテマリーンズの選手は、失敗を恐れていないようなプレーが随所に見られる。そして失敗をしたときに、しっかりと反省をし、次に生かしている。

失敗へのアプローチ。それは監督自身、失敗を生かしているからこそ、実践できるのである。2年連続の優勝を逃した昨年。千葉ロッテマリーンズはこの失敗という現象に対する対処法をすっかり忘れてしまっていた。バレンタイン監督がこのことに気がついたのはシーズン終盤。大いに後悔し、2度とこのようなことがないよう、07年は口酸っぱく説いているのだ。

「去年の選手達は最後の結果ばかりを考えていた。つまり、優勝をしたい。試合では、負けたくない、勝ちたいと考える。本来はそれだけではダメだと思う。目先の1球に集中しなくてはいけない。勝ちたいではなく、次の1球をどうすべきなのか。それに集中するべきだった。それなのに『勝ちたい』、さらには『優勝したい』という気持ちだけで、打席に立ち、マウンドに上がっていた。私は選手達のそういう思考をなかなか見抜くことが出来なかった」。

05年にアジア一の称号を受けた。そのことで、選手たちの気持ちの中に、知らず知らずのうちに変化が出てしまっていたかもしれない。それまでは目先の1球にのみ集中できていた。だが、いつの間にか、「大きな目標を達成するため、失敗しないようにしなくてはいけない」という気持ちが生じ、頭の大部分を占めるようになっていた。そうしたことでプレーに硬さが生まれ、いつしか泥沼にはまってしまった。バレンタイン監督は06年をそう分析し、反省した。

今、千葉ロッテマリーンズは目先の1球のみに集中している。そして失敗を決してマイナスとはとらえず、成長への過程、とプラスに考えるようになっている。だからこそ、全てのプレーに活気があり、選手の表情は生き生きとしている。その結果が、現在の成績につながっているのではないだろうか。失敗という現象を大切にしているチーム。それがバレンタイン監督率いる千葉ロッテマリーンズだ。

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