わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月19日

巨人5−2千葉ロッテ(東京ドーム)

巨人が今季2度目の4連勝で交流戦の勝ち越しを決めた。貯金を今季最多の15とし、対ロッテの連敗を9で止め、交流戦ではロッテに代わり2位に浮上。巨人は1回、先頭・高橋由の15号、自身6本目の先頭打者本塁打で先制。2回に1点、6回には阿部の15号ソロ、ホリンズの二者連続8号ソロで2点を追加。7回、根元のプロ初本塁打となる2ランで2点を返された、その裏、谷の8号ソロで追加点。先発・木佐貫は6回2/3を5安打、2失点で6勝目。ロッテは05年6月8日以来の巨人戦黒星、先発・小野は4月12日以来白星がなく5連敗。

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千葉ロッテ0000002002
巨人11000210x5
バレンタイン監督
「今、打線がホットでないということは、これからホットになるということだ。」

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3連覇厳しい

交流戦の巨人戦連勝が9でストップした。打線のつながりを欠き、得点は7回に根元が放ったプロ初本塁打による2点だけ。巨人との前カードで7打数7安打8打点のサブローは、4打数無安打2三振に抑え込まれ「阿部くんのリードが良かった」と脱帽。この敗戦で、交流戦3位へ転落。3連覇は厳しい状況となった。

早坂
「(巨人三塁の)小笠原さんが前に出てたけど思い切りやった。今夜は(記念の)ボールを抱いて寝ます。」(三塁前バント安打がプロ初安打)
根元
「生涯一ぐらいの当たり。いくと思った。」(プロ初本塁打)

◇抹消

ロッテTSUYOSHI内野手(22=西岡剛)が19日、首痛の回復が思わしくないために出場選手登録を抹消された。16日阪神戦(千葉マリン)の1回裏の走塁後に首に違和感を訴えて途中交代し、翌17日は欠場していた。

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交流戦よりもリーグV!ロッテはローテ優先で“想定内”の1敗[サンスポ]

巨人戦の連勝も「9」でストップ。だが試合後のバレンタイン監督に落胆の色は全く見られなかった。

バレンタイン監督
「ジャイアンツもそろそろ勝つ時期だったんだろう。それに小野も悪くなかったよ。」

指揮官は4回で降板し、5連敗となった先発小野をかばった。もっとも現状では“6番目”の先発要員となる小野を、連勝中の巨人戦で先発させる必要はなかった。

目下、防御率リーグ4位の渡辺俊が中7日、5日の巨人戦で勝利している久保が中5日…巨人が嫌がる技巧派2人が投げられたというのに、バレンタイン監督は、ローテーション通り中8日の小野を起用したのだ。

指揮官は交流戦前に先発陣を食事に招き、ローテ順を変えるべきかの意見を聞いた。選手の総意はローテ順守。「ローテが1回変わると、リズムを保つのが大変。僕も(小野)晋吾も不調だけど、監督は辛抱して調子が上がるのを待ってくれている」(清水)。選手の希望を聞き、そして交流戦3連覇よりペナントレースでのV奪回を優先したのだ。

交流戦V2を果たした昨季。だが交流戦最終戦からの6連敗で首位から3位に転落。シーズンを4位で終える結果となった。「シーズン全体を睨んでの監督の考えだと思う」と荘ブルペン担当コーチも話す。

20日の4戦目先発は渡辺俊。ペナントレースは6人の先発が必要だが、日本シリーズは4人で十分。ロッテの強さを見せつけて、もう1度巨人に苦手意識を植え付けさせるつもりだ。

◇悪夢の5連敗…小野が“棒球”打たれて今季6敗目

小野が今季6敗目(2勝)。左脇腹痛で離脱していたローテに先月復帰も、フォームの乱れから得意のシュートにキレが戻らない。1回、抜けたシュートを先頭の高橋由に右中間席に運ばれた。「あれでシュートを投げにくくなった。あんな棒球では」。これで悪夢の5連敗。険しい表情で球場を後にした。

◇首痛のため西岡が登録抹消…16日阪神戦で負傷

ロッテの西岡剛内野手(22)が首痛のため出場選手登録を外れた。16日の阪神戦(千葉マリン)で1回の走塁後、首に違和感を訴えて途中交代。17日の試合を欠場したが、症状が残ったため大事を取った。

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ロッテ、小野またもKO[スポニチ]

ロッテの05年6月からの巨人戦連勝が9で止まった。小野は初回、先頭・高橋由に引っかかったシュートを右中間席に運ばれるなど、今季最短の4回6安打2失点で降板。自身5連敗に「本塁打を打たれてからシュートをあまり投げられなくなった」と唇をかんだ。前回の巨人戦2試合で7打数7安打のサブローも無安打に抑えられた黒星で、交流戦3連覇は厳しい情勢。バレンタイン監督は「そろそろ巨人も勝つ時期だったのでは」と右から左へ受け流した。

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四国IL高知買収へ長期戦も辞さず[スポニチ]

ロッテのボビー・バレンタイン監督(57)が19日、独立リーグ「四国アイランドリーグ」の1チームを3軍化する買収計画の実行へ長期戦も辞さない姿勢を示した。「重要な事項なので(実現に)数年かかるかもしれないが、これが最初のきっかけとなればいい」と話し、野球の底辺拡大策の持論「プロ野球界のマイナーリーグ全国展開」の実現へ向けた第一歩であることを強調した。

日本プロフェッショナル野球組織(NPB)、各球団から異論が出たことも前向きにとらえ「今は色んな意見を出し合い、話し合いで決めてもらうことが望ましい。真のリーダーに正しい方向へ導いてもらいたい」と話した。買収計画については、本多球団部長によると「本社を巻き込む訳にはいかない」と球団主導で検討する方針。7月2日のプロ野球実行委員会で説明する見通しだ。

◇四国IL鍵山社長、広島にも打診

四国アイランドリーグの運営会社IBLJの鍵山社長が広島市民球場を訪れ、広島の鈴木球団本部長に同リーグへの経営参加の打診などを行った。ロッテへの売却には「この時期に記事になったのは想定外。センセーショナルに出過ぎたが業務、資本提携などいくつか提案した中の1つ」と困惑気味に語った。鈴木本部長は「球団買収の問題点は実行委員会で検討すべき。(各球団の出資は)これから可能性を探っていけばいい。育成選手の派遣は問題ないと思う」と語った。

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ボビー「巨人も勝つ時期」[ニッカン]

ロッテが1発攻勢に沈んで、交流戦の巨人戦連勝は9でストップした。初回に先頭打者アーチを浴びて先制されると、6回には2者連続本塁打、7回にも一発を浴びた。打線も相手投手陣から2点を奪うのがやっと。巨人戦の連勝が止まったバレンタイン監督は「巨人もそろそろ勝つ時期だったんじゃないでしょうか」と皮肉を交えて、悔しさを押し殺した。

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“交流戦の達人”ロッテの3連覇にとうとう赤信号[サンスポ]

ロッテは2005年から続いていた巨人戦の連勝が『9』でストップ。0−0に終わった17日の阪神戦に続き、この日も2点止まり。バレンタイン監督は「毎試合、元気よく打てる訳ではない」としながらも「木佐貫の低めの球を少し追いかけすぎた」と悔やんだ。この敗戦で交流戦首位の日本ハムとは残り4試合で3勝差がつき、大目標の3連覇がいよいよ険しくなった。

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ロッテ、巨人戦連勝ストップ[報知]

ロッテは2005年から続いていた巨人戦の連勝が9でストップ。バレンタイン監督は「毎試合、元気よく打てる訳ではない」としながらも「木佐貫の低めの球を少し追いかけすぎた」と悔やんだ。この敗戦で交流戦首位の日本ハムとは残り4試合で3勝差がつき、3連覇が険しくなった。

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根元がプロ初本塁打[ニッカン]

ロッテは4点を追う7回に、根元が巨人木佐貫からプロ初本塁打となる右越え2ランを放った。「打った瞬間いい感触だったので本塁打になると思った。プロ入り初なので素直に嬉しい」と振り返った。

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選手会と球団意見食い違う…肖像権裁判[報知]

労組・プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)の所属選手らが球団に対して、ゲームソフトや野球カードなどへの肖像権の帰属確認を求めた控訴審の第5回口頭弁論が19日、東京・千代田区の知的財産高等裁判所(知財高裁)で開かれた。3月27日の古田敦也前選手会長(ヤクルト兼任監督)の出廷に続き、この日は宮本会長が法廷で陳述。「商標は球団、肖像は自分たちが管理するのが自然な形だと思う」と訴えた。

宮本選手会長に続いて、巨人・原沢敦副代表が出廷。「選手には肖像権にかかわる仕組みや、お金の分配のことなど、きちんと説明しています」と述べ、選手会が提出した現役選手の陳述書と食い違う場面もあった。「肖像権は人格権としては選手個人にあるが、商業的に利用する権利は球団にあると思っています」と述べた。

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肖像権控訴審でヤクルト宮本選手会長尋問[ニッカン]

ゲームソフトなどでの氏名や肖像の使用許諾権が球団にないことの確認を、プロ野球選手約30人が球団に求めた訴訟の控訴審で、ヤクルトの宮本慎也選手会長の尋問が19日、知財高裁(中野哲弘裁判長)で行われた。

選手が法廷で陳述するのは、今年3月のヤクルト兼任監督の古田敦也前選手会長に続き2人目。

選手側は2005年6月に提訴。昨年8月の東京地裁判決は、全選手が各所属球団と締結している統一契約書について「球団に使用権を許可したと解釈できる」として請求を棄却したため、選手側が控訴した。

古田前会長は法廷で「世界的に、選手の肖像権は選手が自主管理するのが自然。選手側が管理する態勢づくりが必要だ」などと訴えていた。

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宮本会長出廷「肖像権は選手の権利」[デイリー]

ゲームソフトなどでの氏名や肖像の使用許諾権が球団にないことの確認を、プロ野球選手約30人が球団に求めた訴訟の控訴審が19日、知財高裁(中野哲弘裁判長)であり、日本プロ野球選手会の宮本慎也会長(36)=ヤクルト=が「肖像権はもともと自分達の権利で、選手会で管理するのが自然だ。現状では問題が多く、変わっていかなければならない」と訴えた。

昨年8月の東京地裁判決は、全選手が各所属球団と締結する統一契約書について「球団に使用権を許可したと解釈できる」と請求を棄却したため、選手側が控訴した。

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