わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月23日

東京ヤクルト17−3千葉ロッテ(神宮)

ヤクルトが今季最多の20安打17得点で連敗を3で止めた。ヤクルトは1回、ガイエルの2試合連続、3打席連続となる15号3ラン、福川のタイムリーで4点を先制。8回にも宮出、飯原、青木のタイムリーなどで6点を加点し試合を決める。先発・グライシンガーは8回を被安打6、奪三振4、四球1、失点3で自身5連勝で8勝目。ロッテ先発・小林宏之は4回を投げ被安打10、失点6で今季最短KOで2敗目。中日・川上、チームメイト・久保と並んで交流戦通算11勝のまま。チームは引き分けを挟んで昨年9月以来の4連敗となった。

123456789R
千葉ロッテ0100000203
東京ヤクルト40024106x17
バレンタイン監督
「小林宏はいい球を投げていたが、打たれたところはやや注意が足りなかった。先発は予定通り。連敗は明日止まってくれればいい。(3試合無安打の福浦は)今はヒットが出てないのでこれから先はヒットな時期がくるということ。(出場選手登録抹消の)小野は10日間、投げる機会がないから。」

◇初回に猛攻浴び、先発踏ん張れず

何とかリーグ首位は守ったが、セの最下位チームにこてんぱんにやられた。7回までベニーのソロアーチによる1点だけで計3安打。今季最多の1試合3失策に、17失点ではお手上げだ。

バレンタイン監督は「どういう理由があったか分からないが、ディフェンスで悪いプレーをし、ピッチャーを助けられなかった。もっといいプレーを出せるはずだが…」と歯切れが悪かった。

先発は久保のスライド登板ではなく、次戦の登板予定だった小林宏。監督は「予定通り」と話したが、立ち上がりに打者一巡の猛攻を浴び、いきなり4失点。小林宏は「今日は僕の責任。チームがこういう状態のときこそ踏ん張らないといけなかったのに…」とうつむいた。

1−6の5回には早坂が何でもない二ゴロを一塁へ悪送球したのを機に4失点。早坂は「慌ててしまった」と釈明したが、指揮官は「1回もそうだが、たった1つのイニングが試合を左右するということはない」。

4番・サブローは言った。「明日切り替えてやれればいい」。主将の里崎も「終わったことは仕方ない。0−100も0−1も一緒。負けは負け。今日の敗戦を大事なときに教訓として生かせればいい」。

ページトップ

小林宏、繰上げ先発6失点で2敗

04年5月15日(0−21、ダイエー戦)以来の大量17失点負けで、引き分けをはさみ今季初の4連敗を喫した。先発ローテーションを変更して小林宏を先発させたが、初回に打者一巡の猛攻を浴びて主導権を握られた。交流戦V3の夢が消えて集中力を欠いたのか、野手陣の今季最多タイとなる3失策が失点に絡む後味の悪さも残った。バレンタイン監督は「いいプレーができなかった。それだけ。連敗?明日止まってもらえれば…」。

小林宏
「先発は昨日言われました。立ち上がりが悪すぎましたし、この負けは僕の責任じゃないですかね。」(10安打6失点、今季最短4回降板で2敗目)

ページトップ

ロッテ・小林宏、今季最短4回でKO「修正できなかった」[サンスポ]

小林宏は今季最短の4回でKOされ、自身の連勝も5で止まった。1回、高めに浮いた変化球を狙われて1死二、三塁のピンチを招くと、ガイエルには直球を右中間席へ運ばれた。「立ち上がりが悪すぎたのが全て。今日は僕の責任。いつもより修正できなかった」。交流戦の登板はこれが最後。「次回からは自分の仕事ができるように、一から出直して頑張ります」と巻き返しを誓った。

バレンタイン監督
「小林宏は打たれたところで注意が足りなかった。明日、連敗が止まればいい。」(引き分けを挟んで初の4連敗に)
高沢打撃コーチ
「調子の波が底にきている。相手投手がいいのと、うちの打線が良くないのが重なってしまった。」(低調な打線に)

ページトップ

小林宏4回KO…今季初の4連敗[スポニチ]

交流戦のチームワーストとなる17失点で、ロッテが今季初の4連敗を喫した。先発・小林宏が今季最短の4回10安打6失点でKOされ、リリーフ陣も次々と火だるま。打線は初対戦のグライシンガーのチェンジアップに手こずった。大量失点には3失策と捕逸も絡み、バレンタイン監督は「守備でも投手を助けられなかった」と渋い顔。主力3人を負傷で欠く中、左足首捻挫の福浦も強行出場するなど野戦病院化しているが、高沢打撃コーチは「みんなで踏ん張るしかない」と話した。

ページトップ

17失点の大敗で4連敗[ニッカン]

ロッテは17失点の大敗で、引き分けを挟んで今季初の4連敗となった。交流戦最多となる通算12勝目を狙った先発小林宏だが、初回に打者一巡の猛攻から4点、4回にも2死から2点を失って早々と降板した。今季2度の黒星はいずれもデーゲームの登板でのもので、リードした里崎も「(小林宏は)夜行性だから」とかばった。

ページトップ

ベニーが2試合連発8号ソロ[ニッカン]

ロッテ・ベニーは4点を先制された直後の2回。2試合連続となる8号ソロを放った。カウント1−0からのチェンジアップを、豪快に左翼スタンドへ運び「相手投手の決め球を打てたのは今後の展開を考えて、とても意義のあることだと思う。巨人戦(20日)で右ひざに痛みが出て途中交代し、チームへ迷惑を掛けてしまったが、もう大丈夫」。頼れる助っ人が、バットで復調をアピールした。

ページトップ