わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月26日

王監督「ボビー叩き」宣言[西日本スポーツ]

リーグ戦再開を前に、ソフトバンクの王貞治監督(67)が「ロッテたたき」に照準を定めた。現在、首位ロッテとは1.5ゲーム差だが「負け数はウチが31でロッテが26。相手の方が少ない」と要警戒。シーズン終盤となれば負け数が少ないチームが断然有利となるため、少しでも差を詰める計画だ。

後半戦の開幕となる29日からの3連戦など、7月20日の球宴までにロッテとは6試合を予定。残り試合もロッテが4試合も多いため、直接対決で1つでも多く相手の黒星を増やすのがV奪還へのポイントとなる。

右ふくらはぎ痛の松中は後半戦からスタメン出場。20日の横浜戦で左足に自打球を当てた多村に関しても、王監督は「(リーグ戦再開まで)4日間の休養があるから大丈夫だろう」とみている。先発陣も勝ち頭の杉内や和田らを投入する予定で、万全の態勢で追撃モードに突入する青写真。「7月反攻」へ向け、まずはボビーを狙い撃つ。

ページトップ

平均観客数増

26日で3年目の交流戦が終了。今年の観客数は合計144試合で368万7050人。1試合平均では2万5605人となり、昨年の平均2万3557人に比べ約2000人増え、1試合平均観客数は3年間で最多となった。球団別では阪神の平均4万6316人が最多で、最少は広島の1万5043人。また、交流戦前と比較すると、セ・リーグは減少、パ・リーグは交流戦前の平均1万9449人から平均2万4139人と大幅増だった。

◇交流戦観客数

球団試合観客数1試合平均交流戦前平均06年交流戦05年交流戦
阪神1255579146316433914290841548
巨人1249123140936381744136241433
中日1233121327601336623057030778
ヤクルト1220227416856189761588015350
横浜1218802115668196921299211859
広島1218052015043158271378613442
セ・リーグ72194905027070289092625025735
ソフトバンク1239358532799309212962431589
日本ハム1235152629294216642286521205
ロッテ1229033124194215301910319592
オリックス1224432720361138912164421239
西武1224218620182138541771818994
楽天121604518004138351423414363
パ・リーグ72173800024139194492086521163
合計144368705025605240002355723449

ページトップ

変則日程の影響は?勝敗のカギは?データで振り返る交流戦[サンスポ]

今季から採用した同一カード2連戦、24試合制の変則日程は、どのような影響をもたらしたか。データで振り返ってみると−。

勢い重視?
優勝の日本ハムは、阪神と広島に全勝するなど全36カード中6カードで「4勝0敗」。過去2年で「6勝0敗」は2カードだったが、試合数減で全勝カードが増えた。カード2戦2勝が最も多かったのは日本ハムの7度。逆に2戦2敗を6度も味わった西武・伊東監督は「初戦の大切さを思い知った」と振り返った。
先発の頭数が足りなくても…
2週間で10試合消化ペースで、先発陣が手薄なチームも互角に戦った。日本ハムは先発5人で回しきって防御率1.94。逆に阪神は、先発に最多の8人を起用しながら、防御率5.10はワースト。先発防御率ワースト3の阪神、西武、広島が交流戦下位3球団となり成績に直結。
継投が勝利のカギ
1試合平均の登板投手数は昨年の3.55人から、今年は3.70人と増加。「2連戦で休みがくるから、特に後半はどこも思い切ってつぎ込んでいた」とソフトバンク・杉本投手コーチ。逆に完投は06年が4試合に1度、07年が6.86試合に1度とペースダウンした。

◇来季も24試合制で実施

交流戦は26日で全日程を終了。すでに日本ハムが優勝を決めていたが、全試合通算でのセ、パ対抗成績はパの74勝66敗4分けとなった。今季の交流戦は1カード2試合ずつ4回戦で、各チーム24試合制で戦った。昨年交流戦削減を決めた際に、12球団は「重大な問題が生じないかぎり」2年間同一形式で実施することを申し合わせている。来季も今季同様24試合制で行う方向だ。

ページトップ

高野連、08年度入学生は奨学生制度容認[ニッカン]

日本高野連は26日、大阪市内で「第2回特待生問題私学検討部会」と「臨時全国理事会」を開催し、08年度の生徒募集に関しては5月10日に出した当面の緩和措置に沿って、加盟校がスポーツ技能に優れた生徒に対し、経済的支援を必要すると判断した場合、適用することを容認した。ただ野球部員個人への寮費の減免は原則禁止とする。

ただ特待生問題の結論には至らず、7月上旬にも「特待生問題有識者会議」を設置。教育界やスポーツ界などから有識者を委嘱し、学生野球憲章第13条の見直しも含め、幅広い意見を集約。11月末には09年度以降の制度に関し、方向性を出す予定だ。

ページトップ

特待制度、来年入学は暫定的に容認[デイリー]

日本高校野球連盟は26日、大阪市内で特待生問題私学検討部会、臨時の全国理事会を開き、来年度の生徒募集に向けた特待制度の基準について審議した。来年度入学予定者については、5月10日に出した当面の救済措置に沿って、スポーツ技能に優れた生徒が経済的支援を必要とすると加盟校が判断した場合、容認することを決めた。

広く国民の意見を集約する目的で、第三者機関の特待生問題有識者会議の設置も決定。10月初旬をめどに提言を取りまとめ、11月には最終的な結論を出す。

私学検討部会では、憲章の見直しと共に、制度の基準などでも私学の独自性尊重を訴える意見が多かった。日本高野連の脇村春夫会長は「最終的な結論に至らなかったため、今回は暫定措置として特待制度を容認することになった」と話した。

また、行き過ぎた中学生勧誘についてはブローカーの介在や金品の供与禁止を確認、高校側と中学側の接触規定の一部緩和、入学後の寮費減免については経済的事情を除いて原則禁止なども決めた。

ページトップ

高野連が来年度の特待制度を暫定容認[スポニチ]

日本高校野球連盟は26日、大阪市内で特待生問題私学検討部会、臨時全国理事会を開き、来年度の新入生については暫定的に特待制度を認めることを決めた。特待制度の基準について結論が出なかったためで、来年度の入学予定者はスポーツ技能に優れた生徒が経済的支援を必要とすると加盟校が判断した場合、特待制度が容認される。

日本高野連・脇村会長は「最終結論に至らなかったため、暫定的な措置として容認することになった」と説明したが、私学検討部会では私学の独自性尊重を訴える意見が多く、意見集約できなかった。5月10日に特待制度打ち切りで経済的事情から転校や退学が懸念される在校生は、学校長の裁量で奨学金が受け取れる救済措置を決めており、来年度の募集要項作成の期限もあって高野連側が軟化。基準づくりを先送りして、救済措置を来年度に適用した格好だ。

この問題では、私学校長が強く反発し、自民党の小委員会でも提言を受けるなど日本高野連への風当たりが強かった。この日も私学代表者から学生野球憲章13条の見直しを求める声が相次ぎ、第三者機関の特待生問題有識者会議の設置も決定。教育、法曹、スポーツ界の有識者らメンバー10人を来週までに決める。10月初旬をめどに提言を取りまとめて11月に最終的な結論を出す予定で、学生野球憲章の見直しも含め提言を求めていく。

また、行きすぎた中学生勧誘についてはブローカーの介在や金品の供与禁止を確認。高校側と中学側の接触規定を一部緩和し、入学後の寮費免除は原則禁止など5項目の確認事項も決めた。

ページトップ

加盟校判断で来年度容認−スポーツ特待生問題で高野連[サンスポ]

日本高校野球連盟は26日、大阪市内で特待生問題私学検討部会、臨時の全国理事会を開き、来年度の生徒募集に向けた特待制度の基準について審議したが、結論は出なかった。来年度入学予定者については、5月10日に出した当面の救済措置に沿って、スポーツ技能に優れた生徒が経済的支援を必要とすると加盟校が判断した場合、容認することを決めた。

広く国民の意見を集約する目的で、第三者機関の特待生問題有識者会議の設置も決定。10月初旬をめどに提言を取りまとめ、11月には最終的な結論を出す。

特待生問題有識者会議は、教育、法曹、スポーツ界の有識者に委嘱し、来週早々までにメンバーを決める予定。野球を目的にした特待制度を禁止する日本学生野球憲章の見直しも含めて提言を求めていく。

日本高野連は5月10日の全国理事会で、特待制度打ち切りで経済的事情から転校や退学が懸念される在校生について、学校長の裁量で奨学金が受け取れる救済措置を決めていた。

日本高野連・脇村春夫会長
「最終的な結論に至らなかったため、今回は暫定措置として特待生制度を容認することになった。学生野球憲章の見直しについて、有識者会議での議論の中身によって検討がなされるかもしれないが、高野連として要求はしない。」
日本高野連・田名部和裕参事
「(緩和措置の継続など)5項目以外は意見がまとまらなかったという部分は否定できない。私学の独自性の尊重という意見はあるが、高野連としての判断は出していく必要がある。」
江本孟紀氏
「(来年度に関して特待制度を暫定的に)容認したのはかなりの前進で、評価できる。高野連は特待制度の実態があるのに今まで学生野球憲章を放置してきた。もっと早く手を入れるべきだった。これを機会に改革を続け、プロとアマの垣根のない、一体化した野球界を目指すべきだ。」
横浜(神奈川)・渡辺元智監督
「うちにも恵まれない家庭の子は多い。貧しい子が一流プロを目指せる道を開いてあげたい。」
青森山田(青森)・木村隆文校長
「延長戦になったので、逆転サヨナラ勝ち(特待制度の完全容認)に持ち込みたい。」

ページトップ

パ・リーグの74勝66敗4分けで交流戦終了[ニッカン]

セ・パ交流戦は26日、全日程を終えた。パ・リーグが74勝66敗4分けで勝ち越し。初優勝の日本ハムから選ばれる最優秀選手賞は、27日に発表される。セ、パ各リーグ戦は29日から再開される。

ページトップ

来年入学は特待暫定容認…特待問題で日本高野連[報知]

日本高校野球連盟は26日、大阪市内で特待生問題私学検討部会、臨時の全国理事会を開き、来年度の生徒募集に向けた特待制度の基準について審議した。来年度入学予定者については、5月10日に出した当面の救済措置に沿って、スポーツ技能に優れた生徒が経済的支援を必要とすると加盟校が判断した場合、容認することを決めた。

全国9地区の私立校長による私学検討部会では、憲章の見直しとともに、制度の基準などでも私学の独自性尊重を訴える意見が多く、意見集約はできなかった。学校側の来年度募集要項作成の時期が迫っていたこともあり、基準づくりを先送りして救済措置を来年度入学者に適用した格好だ。日本高野連の脇村春夫会長は「今回は暫定措置として特待制度を容認することになった」と話した。

全国理事会では第三者機関の特待生問題有識者会議の設置を決定。2009年度からの特待制度について10月初旬をめどに提言を取りまとめ、11月には最終的な結論を出す。

有識者会議は、教育、法曹、スポーツ界の有識者に委嘱し、来週早々までにメンバーを決める予定。野球を目的にした特待制度を禁止する日本学生野球憲章の見直しも含めて提言を求めていく。

日本高野連は5月10日の全国理事会で、特待制度打ち切りで経済的事情から転校や退学が懸念される在校生について、学校長の裁量で奨学金が受け取れる救済措置を決めていた。

また、行き過ぎた中学生勧誘についてはブローカーの介在や金品の供与禁止を確認、高校側と中学側の接触規定の一部緩和、入学後の寮費減免については経済的事情を除いて原則禁止など5項目の確認事項を決めた。

◇特待生問題に関する5項目の確認事項

(1)
平成20年度入学予定者に対する特待生制度は、加盟校がスポーツ技能に優れた生徒に対し、経済的支援を必要とすると判断した場合、適用することを容認する。ただし、特待生制度の規定を公開すること。この制度による減免は、生徒が高校卒業まで適用することは差し支えない。
(2)
高校野球関係者が中学校側と接触できるのは、進路指導の一環として中学校校長の承認の上、中学校の進路担当者(担任など)および保護者(学校関係者同席)との面談に限る。家庭訪問はできない。
(3)
加盟校は高校入学希望者および家族に対し、当該高校で規定された特待生制度以外の金品供与や特典を付与してはならない。中学生勧誘に当たって定められた面談機会以外の接触や規定以外の条件を持ちかけるなどの不正行為をしてはならない。
(4)
加盟校は中学生の進路選択に関し、選手斡旋を目的とした第三者、いわゆるブローカーを介在させてはならない。
(5)
野球部員個人に対して寮費の減免は原則としてできない。ただし、当該高校で経済的支援が必要な生徒に対し、卒業後返還を必要とする制度による特典は差し支えない。
日本高野連・田名部和裕参事
「(緩和措置の継続など)5項目以外は意見がまとまらなかったという部分は否定できない。私学の独自性の尊重という意見はあるが、高野連としての判断は出していく必要がある。」

ページトップ