わたしはかもめ2007年鴎の便り(6月)

便

6月30日

福岡ソフトバンク6−6千葉ロッテ(ヤフードーム)

パ・リーグ今季最長4時間50分のゲームはソフトバンクが今季3度目、ロッテが6度目の引き分けで終了。1回にソフトバンクが川崎の1号ソロで先制。2回にロッテは堀のタイムリー、田中雅のプロ初打点となるスクイズなどで4点を挙げ逆転に成功。ソフトバンクは6、8回に川崎のタイムリーなどで2点差に追い上げると、9回には4人目小林雅から松田のタイムリー二塁打、本多のタイムリーで同点に追いついた。ソフトバンクは今季最多の7投手をつぎ込むがあと一打が出ず。ロッテは日本ハムと0.5ゲーム差の2位に転落。

123456789101112R
千葉ロッテ0401000010006
福岡ソフトバンク1000010220006

◇欠場

ロッテ西岡剛内野手(22)が左足痛で欠場した。29日のソフトバンク10回戦(福岡ヤフードーム)で自打球を当て痛めた。

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小林宏、9勝逃すも淡々

小林宏はチームトップの9勝目を狙ったが、あと一歩のところで逃した。初回に先制ソロを浴びたが、その後はチェンジアップ、スライダー、フォークと変化球を武器に6回0/3を2失点と好投。勝ち負けはつかなかった。「長いシーズンこういうこともあります。気にしてない。それより負けなかったのが1番」と冷静に振り返った。

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雅打たれドロー、ロッテ2位転落[ニッカン]

4時間50分の熱戦も引き分けに終わり、ロッテは2位に転落した。バレンタイン監督は「全力を尽くして負けなかった」と、9回から3イニング連続で襲ったサヨナラのピンチを切り抜けたことを評価した。信頼の厚い薮田、小林雅のリリーフ陣が崩れて9回に同点に追い付かれたが、そこから高木−小宮山とベテランをつぎ込む総力戦で連敗を阻止した。小宮山は「パ・リーグがしのぎを削って中身の濃い試合をしているのは喜ばしいこと。また明日から頑張ります」とプラス思考で話した。

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ロッテ、小林雅打たれ2位転落[スポニチ]

ロッテは今季7度目の延長戦は引き分けに終わり、2位に転落した。3点リードの8回に薮田が3連打で2点を失い、6−4の9回には小林雅が4安打を浴びて同点に追いつかれた。打線は首痛の西岡、左足首捻挫の福浦が先発メンバーから外れる苦しい戦いだったが、バレンタイン監督は「全力を尽くして負けなかったということ。小林雅はしばらく投げていなかったので、最初の回は真ん中にボールが集まってしまったが、2イニング目は立て直してくれた」と前向きに話した。

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ロッテが引き分けで首位陥落…守護神・小林雅2点リード守れず[サンスポ]

9回、2点リードでマウンドに上がったロッテ・小林雅だが、4長短打を浴び同点にされた。その後は高木、小宮山とつないでなんとか引き分けに持ち込んだが、首位から陥落してしまった。「球が真ん中に集まってしまった」と小林雅は悔しさを滲ませる。それでもバレンタイン監督は「全力を尽くして負けなかったととらえている」と気丈に振る舞った。

小林宏
「長いシーズンこういうこともある。チームが負けなかったことが1番。」

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ロッテ引き分け首位陥落…勝利の方程式崩れた[報知]

勝ちパターンのはずが、スルリと白星を逃した。バレンタイン監督は「全力を尽くして、負けなかったのだと、とらえている」と疲れた様子で話した。2点リードの9回に守護神・小林雅が2失点。引き分けで、首位を日本ハムに明け渡した。

自慢の“YK”が機能しなかった。3点リードの8回から登板の薮田が、3安打を浴び2失点。9回、小林雅が同点とされた。バレンタイン監督は「しばらく投げていなかったので、球が真ん中に集まってしまったと思う」とかばったが、小林雅は「結果が出なければ、何もない」と厳しい表情。薮田も「先頭ですね。2ストライクを取って、そこから甘くなってしまった」とうなだれた。

状態の良くない西岡と福浦を、スタメンから外して臨んだ一戦。2回に一挙4点で逆転するなど、明るい兆しも見えただけに、つらい結末だ。4時間50分の死闘。連夜のサヨナラ負けをしなかったことだけが救いか。

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ロッテ、逃げ切り失敗も連夜のサヨナラ負けは食い止める[サンスポ]

ロッテは薮田から小林雅へつなぐ継投で逃げ切りを図ったが、失敗に終わった。連夜のサヨナラ負けは何とか逃れたが、バレンタイン監督は「全力を尽くして、負けなかったのだ…ととらえている」とくたびれた様子でコメントした。延長戦に入ってからは、救援陣が粘りの投球を見せ、ソフトバンクに傾きかけた流れを食い止めた。指揮官は「最後の数イニングはいい仕事だった」とねぎらった。

小林雅
「結果が出なければ、何にもならない。」(9回に同点に追いつかれ)
早川
「多村さんの打球は左に切れると予測していた。」(8回に多村の打球を好捕)
小林宏
「ゲームをつくれたのが1番よかった。」(7回途中までを2失点で降板)

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プロ初スタメンの田中雅が活躍[ニッカン]

ロッテが2回に逆転した。1点を追うこの回無死満塁から青野の遊ゴロの間に同点とし、続く堀の2点適時打で勝ち越し。なおも1死一、三塁から、プロ初スタメンの田中雅が初球スクイズを決めて、この回一挙4点を入れた。堀は「昨日はチャンスで打てなかったから何としても打ちたかった」。プロ初打点の田中雅は「とにかく前に転がすことだけ考えた。素直に嬉しい」と初々しく話した。

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