わたしはかもめ2007年鴎の便り(7月)

便

7月5日

千葉ロッテ6x−5オリックス(千葉マリン)

ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちで6月29日以来の首位に浮上。ロッテは1回にベニー、ワトソンの連続押し出し四球で2点を先制。2回に逆転を許すが、3回にワトソンのタイムリーなどで1点差に迫る。9回に福浦のタイムリーで同点に追いつくと、延長12回に里崎が自身2本目となるサヨナラタイムリーを放った。移籍後初先発となった吉井は4回0/3を投げ、7安打5失点。5人目・小林雅が2勝目。オリックスは2回に5点を奪い1度は逆転するが、その後追加点を挙げられず、4カード連続の負け越し。大久保が今季初黒星を喫した。

123456789101112R
オリックス0500000000005
千葉ロッテ202000000001x6x
バレンタイン監督
「とにかくいい試合だった。素晴らしい勝ち方をした。選手達はガッツを見せてくれた。確かに勢いがついていると思うが、順位を考えなくてはいけないのはシーズンの最後だと思う。」
ワトソン
「あの回、1点で終わるのと2点では大きな違いになると思ったので必死だった。」(3回に適時打)

◇初球ジャストミート

引き分け以上が確定し、6日ぶりの首位再浮上した夜に主将のバットがさらなる歓喜を呼び起こした。延長12回、先頭の4番・サブローが右翼線二塁打しチャンスメーク。次打者の里崎は「さすがつなぎの4番だと思った。次が(6番)ベニーなのでアウトになってもいいので気楽に打った」。初球、129キロの甘く入った変化球をジャストミート。打球は追いすがる中堅手の頭上を越えるサヨナラ二塁打となった。打球を確認しながら走り出し、一塁ベースを回りながら右手人差し指を突き上げて勝利を確認した。

里崎
「前のバッターの4番サブロー選手が繋ぎの4番らしく繋いでくれたので、何とか打ちたかったです。次にベニーもいたので気楽に打ったのもいい結果に繋がりました。明日から日本ハムとの対決なのでいい流れを作ることができて本当に良かったです。明日からもいい所で打てるように頑張ります。」(延長12回サヨナラ打)

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ロッテがサヨナラ劇勝で首位浮上[デイリー]

ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちで首位浮上。5−5の12回無死二塁から、里崎が中越えに二塁打を放った。土壇場9回に同点とした粘りが実った。12回を抑えた小林雅が2勝目。オリックスは抑えの加藤大が誤算。主将・里崎が、チームを首位に押し上げた。延長12回無死二塁から、中越えサヨナラ二塁打。「外野が前にいたので、打った瞬間抜けると思った」と興奮。劣勢をはね返しての勝利に「カード勝ち越しは大きい。粘りも出てきた。去年、一昨年よりもいい形できている」と力強かった。

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ロッテ・吉井、ガックリKOデビュー[デイリー]

激戦が終わったのは延長12回。無死二塁からロッテ里崎の中越え二塁打でサヨナラ勝ち。歓喜の輪の中で、ベテラン吉井の顔にも笑顔が戻っていた。

42歳右腕のトレード移籍後初登板の相手は、古巣オリックス。待っていたのは手痛い洗礼だった。「無失点に抑えようと意識してしまった」。2点リードの2回。打者10人の猛攻で5点を失った。その後は持ち直すも、5回無死から連打を浴びてマウンドを降りた。

オリックスでは不振から6月に2軍落ち。中継ぎ降格を示唆したコリンズ監督に“トレード志願”をしての移籍だった。古巣との対戦に「多少の気持ちのざわつきはあるかもしれない」と話していたが、その気負いが投球を狂わせた。

バレンタイン監督は今後の起用法について「必要なところで使う」と明言を避けた。チームは首位浮上も、吉井にとっては苦い“デビュー戦”となった。

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ロッテ延長12回サヨナラ!首位再浮上[ニッカン]

ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちで、6日ぶりに首位の座へ返り咲いた。5−5で迎えた12回裏無死二塁。里崎はおよそ3年ぶりのサヨナラ打を中越えへ放ち「何回打ってもいいもんですね」と、満面に笑みを浮かべて振り返った。

苦しい状況をはね返してつかんだ勝利だ。9回2死から福浦の右前適時打で追いついた。同点ながら薮田や守護神小林雅を送り込み、チーム一丸となって貪欲に勝利を目指した。バレンタイン監督は「リードされても諦めない姿勢が出た。みんながガッツを見せてくれた」と喜んだ。

昨年、一昨年と交流戦明けの10試合は3勝7敗で、この時期の失速がV逸の一因になった。今年はここまで6戦3勝2敗1分けで、既に過去2年と同じ勝ち星を挙げた。里崎は「粘り強く戦えているし、ここ2年を考えると良い形できていると思う」と話した。

前回サヨナラ勝ちはボビーの誕生日、今回は吉井のロッテデビュー戦を派手な勝利で祝った。ボビーは首位奪取にも「順位のことを考えるのはシーズン最後だと思っているが、勢いは付いていると思う」。6日からの日本ハムとの首位攻防戦に、最高の形で挑む。

◇吉井、古巣に5失点

移籍後初登板の吉井は、古巣オリックスを相手に4回0/3で5失点と苦い内容だった。1回に2点を先制してもらった直後に一挙5失点で逆転を許した。9回に味方が同点に追い付き、負けは付かなかったが「(唯一失点した2回は)点を取ってもらった直後で、無失点に抑えないといけないと意識してしまった部分があった」と、42歳のベテランは反省の弁を口にした。

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里崎サヨナラ打!6日ぶり首位浮上[スポニチ]

ロッテの里崎智也捕手(31)が、5日のオリックス戦で延長12回無死二塁から中越えサヨナラ打を放ち、チームを6日ぶりの首位に押し上げた。序盤は移籍初登板の吉井理人投手(42)が古巣相手に5失点と苦戦しながら9回に同点とし、延長に持ち込むと、最後は女房役の一振りで決めた。6日から敵地・札幌で日本ハムとの首位攻防3連戦に臨む。

時計の針は午後10時半を回っていた。延長12回無死二塁。里崎がフルスイングした打球は中堅・平野恵の頭上を越えるサヨナラ打。チームの首位再浮上も演出したヒーローは二塁付近でナインから手荒い祝福を受けた。

「外野が前の方に来ていたので抜けると思った。(サヨナラ打は)何回打ってもいいもんですね」。3年ぶり2度目のサヨナラ打に、お立ち台でも笑顔がはじけた。

負けられない一戦だった。先発は「ロッテ・吉井」が古巣相手に移籍後初登板。2点リードの2回に5点を失ったが、打線が粘って、最後は女房役が最高の援護射撃を見せた。「吉井さんは運が悪いところもあって3点ぐらいに抑えた感はある。次はもっとうまくリードして吉井さんに勝ちをつけたい」と42歳ベテランへ尊敬の念をにじませた。

ファンのためにも勝ちたかった。延長戦の末に敗れた3日は、試合後に歌手の渡辺真知子が「かもめが翔んだ日」を熱唱。ベンチで「勝ったら一緒に歌ったのに…」と残念がった。この日は2年前に敵地で日本一を決めたことにあやかり「ブラック・ブラック・ナイト」として本拠地ながら黒色のビジターのユニホームで出場。ファンが発案した企画だっただけに“縁起物”にしたかった。

6月13、14日の広島戦以来6カードぶりの勝ち越しを決め、6日からは日本ハムとの首位攻防戦。ヒーローは「大事な試合になってくると思う」と気を引き締めた。

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吉井の新天地初登板飾れずも…ロッテ延長サヨナラ勝ちで首位浮上[サンスポ]

オリックスから移籍した吉井が、新天地で初登板。42歳のリーグ最年長右腕は、古巣を相手に8安打5失点で5回途中で降板と、厳しい現実を突きつけられた。悪夢は2回。5長短打に自らの暴投も加わってこの回だけで5失点。「点をもらった直後で、抑えなければいけないと意識してしまった」と悔やんだ。それでも「ロッテで最初の登板だったけれど、自分の調子で投げられた」と前を向いた。

◇里崎決めた!3年ぶり劇打!

里崎がチームを首位浮上に導いた。同点の延長12回無死二塁から、大久保の初球を中越えへ二塁打。3年ぶり2本目のサヨナラ打に「何度打ってもいいものだと思う」。移籍後初登板の吉井が序盤に5失点で逆転された。嫌なムードになりかけたが、粘って延長に持ち込んでの勝利。女房役の里崎は「次は吉井さんに勝ちを必ず付けたい」とベテランを思いやった。

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里崎サヨナラ打!ロッテ首位返り咲き[報知]

一塁を回った里崎は、高々と右手を突き上げて喜びを爆発させた。「外野が前に来ていたので(打球が)抜ける、って。何度やってもいいもんですね」延長12回、無死二塁で中越えのサヨナラ適時二塁打。自身、2004年7月31日の対西武戦以来、3年ぶり2度目となるサヨナラ打で、首位に再浮上した。

投打の粘りが実った。先発・吉井が5回途中まで5失点。しかし、2番手・神田から小林雅まで4人の投手リレーで無失点。打線は4回から8回まで無安打と苦しんだが、9回、福浦が同点適時打を決めて延長戦に持ち込んだ。「多くの選手がガッツを見せてくれた。」とバレンタイン監督は劇的勝利に興奮した。

今季2度目のサヨナラ勝ちで、最高の雰囲気の中、6日からの日本ハムとの首位攻防戦(札幌ドーム)に臨む。「いい感じで戦える」里崎はこう結んだ。

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里崎サヨナラ打!ロッテ首位浮上[報知]

ロッテが今季2度目のサヨナラ勝ちで首位浮上。5−5の12回無死二塁から、里崎が中越え二塁打して勝負を決めた。12回を抑えた小林雅が2勝目。里崎がチームを首位浮上に導いた。大久保の初球を中越えへ二塁打。3年ぶり2本目のサヨナラ打に「何度打ってもいいものだと思う」と話した。移籍後初登板の吉井が序盤に5失点で逆転されたが、女房役の里崎は「次は吉井さんに勝ちを必ず付けたい」とベテランを思いやった。オリックスは抑えの加藤が誤算。

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吉井、古巣相手に5回途中5失点[報知]

オリックスから移籍したリーグ最年長右腕・吉井が古巣を相手に移籍後初登板したが5回途中で降板し、8安打5失点だった。2点リードの2回に早々と相手打線に捕まり、5長短打に自らの暴投も加わってこの回だけで5失点。吉井は「点をもらった直後で、抑えなければいけないと意識してしまった」と悔やんでいた。

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里崎が延長12回サヨナラ打[ニッカン]

ロッテが、里崎の04年7月(西武戦)以来のサヨナラ打で競り勝ち、日本ハムを抜いて首位へ返り咲いた。延長12回無死二塁から、中越え二塁打を放ち「後ろにベニーがいたので、アウトになってもいいと気楽にいけた」。球団史上初となる本拠地で黒のビジターユニホームを着用した『ブラックブラックナイト』企画を、見事に白星で飾って笑顔を見せた。

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吉井が古巣相手に5回途中KO[ニッカン]

ロッテ吉井の移籍後初先発は、古巣相手に5回途中で8安打5失点の内容だった。「ロッテに入って最初の登板だったけど、緊張はなく、自分の調子で投げることができたと思う」と振り返った。

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吉井のロッテデビュー戦は古巣相手に5失点…新天地でも“苦投”[サンスポ]

マウンドに向かうロッテ・吉井に熱烈なロッテファンから大きな声援が送られた。先発の座に固執してオリックスから移籍したリーグ最年長右腕。しかし、古巣を相手にした新天地での初登板は5回途中で降板、8安打5失点。厳しい現実を突きつけられた。

2点リードの2回。球が甘いコースに集まり、早々と相手打線に捕まった。5長短打に自らの暴投も加わってこの回だけで5失点。吉井は「点をもらった直後で、抑えなければいけないと意識してしまった」と悔やんだ。

オリックスでの今季は10試合に登板し、1勝6敗。序盤で大量失点することが多く、1回で2本の満塁本塁打を打たれたこともあった。味方の失策からリズムを崩す場面もあり「つきがなかったこともあって、勝ちがつかなかった」と振り返った。

強気な姿勢は失っていない。吉井は「ロッテで最初の登板だったけれど、自分の調子で投げられた」という。だが、この日も先発の役割を果たせたとはいえない投球内容。42歳が苦しんでいる。

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ロッテの新外国人・オーティズが入団会見、2軍で4打数2安打[サンスポ]

ロッテに入団したオーティズが5日、さいたま市内の合宿所で会見し「強い打球が打てれば、成績は自ずとついてくる」と意気込みを語った。背番号は4。同選手は2003年から2年間、オリックスでプレー。同日、イースタン・リーグの楽天戦に『1番・二塁』で先発出場し、4打数2安打だった。

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