7月13日7月13日ソフトバンクが接戦を制し、2連勝で2位ロッテに0.5ゲーム差と迫った。ソフトバンクは1点を追う9回2死から大村、川崎、多村、松中の4連打で逆転に成功。最後は馬原が締めた。2人目水田が4勝目、9年目でロッテ戦初勝利。馬原は25セーブ目。なお松中が6月9日以来の12号ソロ、小久保が2年ぶり10度目となる20号ソロを放ち今季4度目、通算28度目のアベックホームラン（チームの成績は25勝3敗）。ロッテは8回にベニーの2点タイムリーで逆転したが、小林雅が打たれ3敗目。チームは今季4度目の3連敗を喫した。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 福岡ソフトバンク | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 6 |
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 |
13日の金曜日の夜に、悪夢が待っていた。8回裏に逆転して迎えた9回表、守護神小林雅を投入。簡単に2死を取って勝利を目前にしたが、そこから4連打で2点を失い、まさかの逆転負け。決壊した“幕張の防波堤”は今季3敗目に「何もない」と、ぶ然とした表情でロッカールームへ消えた。チームも3連敗。ソフトバンクに0.5ゲーム差に迫られた。
ロッテは世界血圧デーの5月17日の24時間で「ギネス世界記録」となる2109人の血圧測定を行ったとして、バレンタイン監督がチーム代表として認定書を贈呈された。
ルーキー大嶺に、16日オリックス戦（千葉マリン）先発の可能性が浮上した。バレンタイン監督は「月曜（16日）に先発する可能性は十分あります」と、9連戦中の先発ローテーションの谷間での起用を示唆。台風の影響などで週末に試合が流れなければ、4月30日以来の先発が巡ってきそうだ。
ロッテの新人・大嶺祐太投手（19）が16日のオリックス戦（千葉マリン）で2度目の先発をすることが13日、分かった。ボビー・バレンタイン監督（57）が「雨がなければ」としたうえで明言。9連戦で先発陣が中5日になるため、先発要員を増やすもの。大嶺は4月30日の西武戦（グッドウィル）でプロ初先発。4回5失点で勝ち負けはつかなかった。その後は2軍で先発として2勝5敗、防御率3.18だった。「投げられたらいいですね」と大嶺。ただ、14、15日の予報は雨で、試合が流れた場合は登板しない可能性が高い。
1点を追う8回にベニーの2点二塁打で一時はリードを奪ったものの、守護神・小林雅が9回2死無走者から突如4連打を浴びて炎上。痛い逆転負けで3連敗となった。試合後「何もありません」と声を絞り出すしかなかった小林雅に、バレンタイン監督も「（5日以来）しばらく投げていなかったせいか、ボールが2つ分くらい真ん中に入っていた」とため息をついていた。
高校生ドラフト1巡目の大嶺（八重山商工）が、13日から1軍に合流。「打たれて学ぶこともあった。同じ失敗は2度しなければいい」と4月30日の西武戦（グッドウィル）で4回5失点KOされたデビュー戦の雪辱を誓う右腕に、バレンタイン監督も「雨がなければ月曜日に先発してもらう」と16日のオリックス戦で本拠地デビューのマウンドを託すことを明言した。
ロッテが5月17日に『世界高血圧デー』のイベントで、千葉マリスタジアムでファンや選手など2109人が血圧測定を受けたことが、24時間以内に野球場で血圧測定した最多人数にギネス認定され、ソフトバンク戦の試合前に認定証が授与された。
二転三転した結末は、1点リードの9回2死走者なしから小林雅が4連打を浴びて逆転負けを喫した。7回に橋本の牽制悪送球、打球を追った青野が福浦と激突するなど守備の乱れもあってチームは3連敗。交流戦後は4勝8敗1分けで、交流戦後に後退して4位に終わった昨季をなぞっている。バレンタイン監督は「小林雅はしばらく投げていないせいで、ストライクが真ん中に2つくらい入った」と話した。
ロッテは勝利まであとアウト1つとしながら、抑えの小林雅が突如乱れて手痛い逆転負けを喫した。8回に2点を奪って5−4とした直後の9回から登板。あっさり二死を取ったが、大村から4連続長短打を浴び、試合をひっくり返された。簡単にストライクを取りにいった甘い球を痛打され、今季これで早くも3敗目。小林雅は厳しい表情で「何もないです…」と力なくコメントした。
ロッテは逆転負けで3連敗となり、3位ソフトバンクに0.5ゲーム差へと迫られた。8回にベニーが逆転中越え2点適時打を放ったが、守護神小林雅が9回2死走者なしから、4連打され再逆転を許した。バレンタイン監督は「（小林雅は）しばらく投げていなかったせいで、ストライクが真ん中に入ることがあったように見えた」。8日ぶりにマウンドへ上がった守護神をかばったが、痛い黒星に表情はこわばったままだった。
ロッテが1回に、サブローの右中間を破る適時二塁打で先制した。体の張りを訴えていたが回復し、3戦ぶりに4番右翼での先発出場だった。「2試合休んでチームへ迷惑をかけた。休養十分な分、しっかり働かないといけないからね。1打席目からちゃんと仕事ができてホッとしている」と話した。