わたしはかもめ2007年鴎の便り(7月)

便

7月19日

フレッシュオールスターゲーム

◇全ウ1−0全イ(松山)

3年ぶりに東西対抗となったフレッシュオールスターゲームは、ウエスタンが勝利を収め、通算成績を25勝14敗5分とした。MVPには、1回に安打で出塁し、2つの盗塁と捕手の悪送球で生還して唯一の得点を挙げた中東(広島)。優秀選手にはウェスタンからは2回を無安打で勝ち投手となった先発・甲藤(ソフトバンク)、相手の先発・大嶺から三塁打を放った吉田(広島)、イースタンからはチームの2安打全てをマークした銀仁朗(グッドウィル)、2回を無安打4奪三振に抑えた高崎(湘南)が選ばれた。

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全イ0000000000
全ウ10000000x1

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今江巻き返す

ロッテは戦列復帰する選手の奮起で、24日から始まる後半戦のスタートダッシュを狙う。今江は左手有鈎骨骨折が完治し、21日の練習から1軍へ合流する。19日の練習終了後、今江は「前半戦は悔しい思いをした。後半戦で取り返したい」と、固い決意で巻き返しを期した。

左肩痛の藤田、背筋痛の川崎も21日から1軍へ合流する。約1ヶ月の離脱はプロ入り初となった藤田だが「1軍の試合はテレビで見て、対戦打者のことも確認していた」と準備は万全だ。左中手骨骨折の窪も、投球練習を再開。バレンタイン監督も、復帰する選手の活躍に期待を寄せている。

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大嶺、黒星も4K

先発したロッテ大嶺が2回3安打1失点ながらも4奪三振の力投を見せた。初回、先頭の中東に中前打を許すと、足でかき回され1点を失った。だが、それ以降は直球主体の真っ向勝負で力強さを見せ付けた。「今日は大事なところで直球でストライクが取れなかった。また調整します」と話した。

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大嶺、1失点●も沸かせた4K[スポニチ]

フレッシュオールスター2007が19日、愛媛・松山で行われ、全イースタンの先発を務めたロッテ・大嶺祐太投手(19)は初回に失った1点が響き、敗戦投手となった。それでも140キロ台後半の速球を武器に4三振を奪うなど大器の片鱗を見せつけた。試合は全ウエスタンが1−0で全イースタンに辛勝。決勝ホームを踏んだ広島の中東直己外野手(25)がMVPに輝いた。

日々是勉強。2回3安打1失点で敗戦投手となった大嶺は、サッパリとした表情で表彰式を見つめていた。

大嶺
「ストレートはいつもより走っていた。直球中心で勝負できて良かったし、楽しかったです。」

初回の先頭打者・中東にオール直球で臨んだ。7球目に投じたこの日最速149キロを中前へ転がされ無死一塁。続く金子に2球連続でスライダーを投じると、中東に二盗を決められ、三盗も仕掛けられた。慌てた銀仁朗は三塁へ悪送球し“スミ1”の走者が生還。2番手以降の投手が後続を抑えただけに、結果的に悔やまれる1点となった。

見せ場はつくった。全て直球を空振りさせた4三振。初回は力みがあったため、2回は「腕の振りだけでいく」と直球は140キロ台前半ながら、アウトは全て三振で稼いだ。沖縄・石垣島から初めて観戦に訪れた祖父・武弘さんは「ドキドキして見てました。大人っぽくなったね」と孫の成長を喜んだ。

イースタンの監督を務めたロッテ・古賀2軍監督は「変化球は発展途上だけど、本人には非常にいい勉強になったと思う。大きい大会で実力を発揮できる力を身に付けて欲しいね」。勝ち星は近い将来訪れる真の大舞台で。日々の成長が最短距離を開いていく。

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あるかも流血球宴!?オリックス・ローズ、まだ怒ってます![サンスポ]

全パで内紛勃発!?オリックスのグレッグ・ラロッカ内野手(34)が19日、17日に乱闘を起こしたタフィー・ローズ外野手(38)について「まだ怒っている」と注目発言。里崎智也捕手(31)を含むロッテ勢との再会が危ぶまれる事態になった。

タイミングが悪い呉越同舟だ。都内のホテルでラロッカがローズの精神状態を明かした。

「タフィーはまだ、めちゃくちゃ怒っているね」。ロッテ戦での内角球にローズが「危ないだろ」と抗議すると、里崎が「危なくないだろ」と反論。ローズが里崎に襲いかかって乱闘となったが、その件を引きずっているというのだ。

伏線は自分が受けた死球にあるだけに、ラロッカも「ロッテは(オープン戦から)今季5個も死球を当てているんだ」と憤然。助っ人コンビの収まりはついていない。

この日はローズの長男カールJr.くん(13)と父のジャクソンさん(62)が都内のホテルから外出したが、本人は姿を見せず。ラロッカは「まあ、多分、大丈夫だと思うけどね」と笑ったが、全パを率いる日本ハム・ヒルマン監督にとっては頭が痛い話だ。

◇ロッテ・里崎もプンプン!

オリックス・ローズの暴行を受けた里崎も憤慨中!? 前日18日の試合前「(暴行の)痛み?痛かったら出てないッスよ」と言いながら、吐き捨てるようにベンチを出て行っただけに、ローズとの呉越同舟には一抹の不安がある。初選出の早川も「ローズと同じベンチですね」と苦笑。18日の左手中指打撲の影響で出場選手登録を抹消されたが、球宴には参加予定だ。

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根来コミッショナー代行、契約金上限撤廃に理解[サンスポ]

根来コミッショナー代行が、前日18日のオーナー会議で出た新人の契約金上限撤廃論に言及。「例えば(早大の)斎藤君にメジャー球団が10億円の契約金を提示したら、日本国内での1億円という標準額の意味はなくなる」と有望新人の海外流出への懸念から理解を示した。また前日は後任コミッショナーの話題が出なかったが、来年1月での退任を希望している同代行は「制度や権限が確定しないままで、新たな人にお願いするのは難しい」と苦笑いを浮かべた。

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大嶺は直球で4奪三振/フレッシュ球宴[ニッカン]

イ選抜の先発ロッテ大嶺が直球勝負で存在感を見せつけた。2回を投げ1点を失ったが、4つ奪った空振り三振は全て直球だった。「三振は意識しました。2回で4つ取れたんでいいかなあと思います」と手応えを感じていた。

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協約改正厳しい道、根来代行「頭悩ませている」

根来泰周コミッショナー代行が、協約改正の難しさを強調した。前日18日のオーナー会議では、協約に球団の親会社を取り込む案に反対するオーナーが多かったという。「親会社の形態も色々なので難色を示す球団もある。昨日から、どうしようかと頭を悩ませています」。近鉄、オリックスの経営統合や、楽天・TBS問題など、現協約の範囲では解決できない問題が増えてきた。そこで根来代行は、球界と親会社が何らかの契約を結ぶなどの案を示してきた。セ、パ連盟とコミッショナー事務局の統合などは了承されており、11月のオーナー会議までに改定案をまとめていく。

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20日選手会臨時大会、FA短縮など協議

労組日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は20日、臨時大会を開き、FA短縮の問題などについて協議する。ドラフト制度における希望入団枠の撤廃が決定し、球団側もFA短縮を検討しているものの、年俸減額制限を50%に緩和するなどの条件をつけている(現状は1億円超が40%、1億円以下が25%まで)。前日18日のオーナー会議でも巨人滝鼻オーナーが「入り口(ドラフト)を狭くするならば出口(FA)を緩和すべき」などと賛成している一方、オリックスのように反対している球団もある。

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