わたしはかもめ2007年鴎の便り(8月)

便

8月6日

久保先発復帰、骨折から1ヶ月ぶり

久保が7日オリックス戦(スカイマーク)で、6月25日横浜戦以来の先発復帰を果たす。同試合で打球を受けて骨折した左手甲も完治した。バレンタイン監督が見守る中、4日イースタン・リーグのヤクルト戦に登板。2回2失点も、3奪三振と力のある投球で、1軍復帰へのゴーサインを受けた。久保は「いつでもいける準備をしてきた。開幕のつもりで投げます」と先発復帰へ気持ちを高めた。

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北京五輪の集合1日ずらす

プロ野球実行委員会が星野ジャパンに「1日」の猶予をもらった。6日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で会議を開き、来年の北京五輪期間中の日程を決めた。7月31日、8月1日に球宴を行い、代表チームは2日に集合することになった。当初は4日集合の予定も、星野監督が「1日集合にして欲しい」と要望。これを受けて再検討し、ギリギリの線で譲歩した。ほんの数日の差でしかないが、短期間で結成する代表チームにとっては大きい。2日集合で星野監督も了承した。

また出場選手が五輪中に負傷などした場合の補償金も、アテネ五輪までの最大1億円から2億円まで倍増させることも決まった。大型の複数年契約を結ぶ選手も増えた現状に対応することになった。万が一の際の補償を厚くすることで、選手が代表チームへ参加しやすい環境を整える。五輪期間中もペナントレースは継続するものの、代表以外の選手で構成する選抜チームと壮行試合を行う8月8、9日、また五輪の準決勝、決勝が行われる同22、23日は試合を休む予定。金メダル奪取へ向けて、最大限のアシストを続けていく。

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来季パ開幕は祝日の木曜日

セ、パ両リーグの理事会が6日、東京都内で開かれ、来季の開幕日はパが木曜日ながら祝日の3月20日、セが3月28日で承認された。またパではアグリーメントを改正することになった。7月27日のソフトバンク−西武戦(ヤフードーム)が、西武が搭乗予定の航空機が故障で大幅に遅れ試合中止となった。現状では試合開始予定の2時間前(球場によっては3時間前)に目的駅、空港に到着しなければ中止と定められているが、小池会長は「楽しみにしてくれるファンのためにも、できるだけ開催できるよう改正したい」。午後6時開始が7時、7時半に遅れても開催できるよう検討していく。

また日本ハムの追加日程が見直されることも決まった。7月14、15日に台風の影響で中止になった楽天戦(宮城)2試合のうち、1試合を9月20日に行うと通達されたが、10連戦となることから再審議の要望書を提出した。

◇交流戦数で激論

また交流戦問題が発生した。来季は五輪で日程が厳しいため、セ理事会の意見として3試合ずつの18試合を提案。主催は隔年とするものだが、パは「来年までは24試合とすることになったいた」と反対。巨人清武代表は「3試合なら3週間だが、今年と同じでは5週間半かかる。現行のままとしても、もう少し日程を詰められないか検討する」。

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来季球宴は史上初8月開催…北京五輪の日程を考慮[報知]

プロ野球の実行委員会が6日、東京・内幸町のコミッショナー事務局で開かれ、来年のオールスターの日程と北京五輪に出場する日本代表の招集日などを決めた。また、実行委の前にセ・パ両リーグは理事会を開き、来年の開幕をセが3月28日、パが3月20日と、ともに3月に開幕することを承認した。

パの開幕3連戦は祝日を考慮した変則日程で、開幕戦は春分の日の3月20日、1日休んで22、23日の週末で2試合を行う。

来季は北京五輪の影響でオールスターを史上初めて8月に実施し、雨の場合は移動日なしで公式戦再開。その後、壮行試合だけでなく、五輪の準決勝と決勝当日も公式戦を休止する方向だ。変則的かつ厳しい日程になるため、セは交流戦の試合数削減を実行委で申し入れたが、パが拒否したため、今年と同じ各チーム24試合になる予定だ。

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五輪代表は8・2招集へ−プロ実行委で来季日程など協議[サンスポ]

プロ野球実行委員会が6日、都内で開かれ、来年の北京五輪に伴う日程について協議し、セ・リーグが公式戦中断などによる過密日程緩和のため、「交流戦を18試合に削減して欲しい」と要望したがパ側が猛反発。現状では昨年の合意通りに24試合制を維持する方向となった。セ側は「18試合なら3週間半で日程が終わるが、24試合なら5週間半かかる」(巨人・清武球団代表)など、2年間18試合制とし、3年後に24試合制とする提案をしたが、パ側は来年までは24試合で合意済みと譲らなかった。

オールスターを7月31日、8月1日に実施し、五輪日本代表の招集は8月2日とすることで合意。壮行試合は同8、9日に実施する。壮行試合と22日の五輪準決勝、23日の決勝当日は公式戦を実施しない。また、育成選手制度について、シーズン中に支配下選手を育成枠に変更できないように改正することで合意した。

◇同意事項の改正も

7月27日のソフトバンク−西武戦(ヤフードーム)が、航空機の故障で西武の到着が遅れて試合が中止になった件で、ソフトバンクがパ理事会にアグリーメントの改正を提案した。目的地の空港に試合開始2時間前(遠い場合は3時間前)に到着できない場合は中止としたが、試合開始を遅らせてでも開催できるようにする。また楽天は、本拠地の県営宮城球場の命名権を持つフルキャストが事業停止命令を受けたことについて、命名権契約について宮城県と対応を協議していることを報告した。

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交流戦、セが折れて来季も24試合制[デイリー]

プロ野球実行委員会が6日、東京都内で開かれ、来季の交流戦試合数についてセ・リーグが現行24試合から18試合への削減案を提案。パ・リーグはこれに猛反発し、最終的に現行通りの24試合制で落ち着いた。交流戦をめぐる両者のスタンスには深い溝があるだけに、来季中に再び交流戦問題が再燃する可能性も十分ある。また実行委では北京五輪に出場した場合の日本代表のスケジュールなども決定した。

来季の交流戦試合数をめぐり、セ、パ両リーグがまたも火花を散らした。実行委員会でセは、現行24試合から18試合への削減をパに正式提案した。「五輪がある来年はあまりにも日程がタイトになる」(巨人・清武代表)。全日程消化に対する不安から理解を求めたが、返ってきた答えは真っ向否定の「NO」だった。

セが削減案を示した背景には、今季から144試合制となった日程の消化問題がある。すでに横浜の雨天中止が12試合に上るなど、セでは全日程消化に黄信号がともっている。北京五輪がある来季はさらに日程消化が厳しくなる。だが、交流戦を1カード6試合(ホーム、ビジター各3試合)を2年間で交互開催する18試合制にすれば、現行よりも期間を2週間短縮でき、日程にゆとりを持たせることができる。

だがパは、収入が見込める阪神、巨人との試合が、これ以上減らされてはたまらない。昨年、交流戦を36試合から24試合に削減することに合意した際、「コミッショナーから2年間は同じ形式でやろうという発言があった」と小池パ・リーグ会長。この基本方針を盾に完全拒否のスタンスを貫いた。交流戦実施で各球団の観客動員が伸びたこともあり、これ以上の削減は受け入れられないと突っぱねた。

あまりの強硬姿勢にセは提案を引っ込める形となったが、「このまま(24試合制で)やればいいという人もいるが、それを言っちゃあおしまい」と巨人・清武代表は不満を隠さなかった。来季は現行通りの24試合制が確実だが、交流戦をめぐるセ、パの対立は根が深い。来季中にまたこの問題が再燃することだけは間違いない。

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アグリーメント改正へ着手[デイリー]

セ、パ両リーグの理事会が6日、東京都内でそれぞれ行われ、パでは7月27日のソフトバンク-西武(ヤフードーム)が航空機の遅延で西武の到着が遅れて中止になったことを受け、アグリーメントの改正に着手することを確認した。

アグリーメントでは、目的空港に試合開始2時間前に到着していない場合は中止と規定しているが、理事会では興行を優先し目的駅、空港への到着時間の制限を緩めることや、試合開始を午後7時30分まで遅らせることを可能にするなどの改正案が出た。改正時期については「来年になる」(ロッテ・瀬戸山球団社長)という。

また、セでは横浜などが雨天中止が多いことを受け、今後の日程消化に全力を尽くすことを確認。一方でセのアグリーメントに従い、クライマックスシリーズ2日前までに全試合消化できない場合はその時点でシーズンを打ち切ることも確認された。

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来季開幕、セ3・28、パ3・20[デイリー]

実行委員会では、来季公式戦日程についても協議し、概要を決定した。開幕はパ・リーグが3月20日、セ・リーグが同28日。オールスター戦は7月31日(京セラドーム)、8月1日(横浜スタジアム)、フレッシュオールスターは8月2日(山形)とし、後半戦は8月3日に開幕する。

また来年8月の北京五輪に絡む日程についても話し合い、8月2日に代表を招集し、同8、9日には12球団選抜との壮行試合を東京ドームで行うことを承認。壮行試合と五輪準決勝、決勝が行われる同22、23日は公式戦は開催しない。

代表招集日に関しては、日本代表の星野監督は1日を希望したが、12球団側は4日以降を要望。通常7月中旬開催の球宴を合宿直前にずらす星野監督の提案をもとに妥協点を探っていた。

五輪代表選手が故障した場合の補償額は04年アテネの倍の2億円に引き上げられる。五輪期間中に公式戦の代替イベントとして検討していたアマとの交流戦実施は09年以降に持ち越された。

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来季開幕日はパが3月20日、セが28日[報知]

セ、パ両リーグの理事会が6日、東京都内で開かれ、来季の開幕日はパが3月20日、セが3月28日で承認された。

パでは、7月27日に航空機の故障で西武の移動が大幅に遅れたことが原因で、ソフトバンク−西武(ヤフードーム)が中止となった事態を受け、9月の理事会でアグリーメント改正に着手することを決めた。

また、楽天は本拠地・フルキャストスタジアム宮城の命名権を持つ人材派遣大手フルキャストが業務停止命令を受けたことに関し、宮城県と対応を協議している現状を報告した。

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来季も交流戦は24試合…プロ野球実行委[報知]

来季のプロ野球セ、パ両リーグによる交流戦を、今季と同じ24試合制で実施することが6日、実行委員会でまとまった。

今季から2年間、24試合制で行う当初の方針に対し、セ・リーグ側は全体的な日程過密の緩和のために18試合制に削減するなどの修正案を提案したが、パ・リーグ側が反発し現行維持となった。

このほか、育成選手制度の規定を見直し、シーズン中に選手を支配下枠から育成枠に変更できないよう改正することで合意。また、来年のフレッシュオールスターを8月2日に山形県野球場で行うことも決まった。

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代表合宿は8月2日招集…来季日程でプロ野球実行委[報知]

プロ野球の実行委員会が6日、東京都内で開かれ、来年8月の北京五輪に絡む日程について協議し、来季のオールスター戦を7月31日(京セラドーム大阪)8月1日(横浜)とし、翌2日を日本代表の直前合宿の招集日とすることを承認した。

直前合宿の招集日に関しては、日本代表の星野仙一監督は1日を希望していたが、12球団側は4日以降を要望。通常7月中旬開催のオールスター戦を合宿直前にずらす星野監督の提案をもとに妥協点を探っていた。

オールスター戦が順延となった場合も招集日は変えず、球宴に選ばれなかった選手が先に集合する。壮行試合は8月8、9日に東京ドームで実施し、日本代表と日本プロ野球組織(NPB)選抜チームが対戦することも内定した。

オールスター戦後の公式戦は3日に再開されるが、壮行試合と、五輪の野球の準決勝(22日)、決勝(23日)の計4日間は公式戦を開催しない方針となった。

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北京五輪壮行試合はプロ選抜チームと[夕刊フジ]

実行委員会では日本が北京五輪出場権を獲得した場合の日程問題などを協議。日本代表の壮行試合は来年8月8日と9日に東京ドームで行い、プロ選抜チームとの対戦で実施することを決めた。また球宴は7月31日に京セラドーム大阪、8月1日に横浜スタジアムで開催。代表チームは翌2日に集合する。公式戦は今後日程調整を進めるが、壮行試合と北京五輪の準決勝、決勝がある日は実施しない方向となった。

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フラッグのために[千葉日報]

◇覇権奪回へ投打の要復帰

球宴後の後半戦スタートでまさかの1勝6敗と苦しんだが、5日に約2ヶ月ぶりの4連勝でトップの日本ハムを3タテ、首位を入れ替わったソフトバンクとの差も1.5ゲームに縮めた。笑顔のバレンタイン監督は「これから同一カード3連勝はまたやるだろう」と充実感をにじませた。

3日は打撃不振だった福浦がプロ46人目の通算300二塁打となる殊勲の一打で0−0の均衡を破り、投げては小林宏が4安打で今季初完封勝利。「どうしても勝ちたい大事な試合だったので気合が入った」。11奪三振の力投で、一流の仲間入りとなる3年連続の10勝目を挙げた。

4日には急成長左腕の成瀬が切れのある直球、変化球を両コーナーに散らし、4年目で初の2けた勝利をマーク。加えて、打線が今季最多の18点を奪って圧勝。これには指揮官も「ここに来て一気に爆発できる時期になった」と上り調子の打線にご満悦。

5日は先発全員安打と6投手のリレー、1点差で大きな白星をものにした。お立ち台で先発の小野は、約4ヶ月ぶりの勝利に男泣き。さらに同日夕、主砲ズレータが左手小指の手術とリハビリを終えて再来日を果たした。

7日は左手甲骨折から復帰した久保が先発。2年ぶりの覇権奪回に向け、投打に欠かせない戦力が戻ってきた。

◇期待の星が初安打と初打点

「プロ第一歩を踏み出すことができて嬉しい」。大学・社会人ドラフト7巡目の新人、角中勝也外野手(20)=四国アイランドリーグ高知、180センチ、80キロ、右投げ左打ち=が、7月26日のソフトバンク16回戦(ヤフードーム)でプロ入り初安打と初打点を“ダブル達成”した。

ファームでの好成績が認められ24日に1軍昇格し「2番・中堅」でプロ初出場を果たしたが3打数無安打。25日は代打で凡退、26日に先発出場し、6回無死から先発の西山(四国IH愛媛)の直球をたたいた。「やっと出たという感じ」。重圧から開放されたのか、ホッとした表情を浮かべた。2ボールから真ん中に入ってきた137キロを右前へはじき返した。「相手ピッチャーの西山さんも四国アイランドリーグ出身ですが、特に意識もせず、来たボールに集中した」。

続く7回には2死一、二塁から4番手の右腕柳瀬からプロ初打点、フルカウントからの7球目の真っ直ぐを右中間へ打ち返す2点適時打。「詰まったのですが、いい所に飛んでくれた。初ヒットで少しだけ余裕を持って打席に入ることができた」と、照れくさそうに振り返った。

7月19日に行われたフレッシュオールスター(松山)でもイースタンの4番に抜擢されるなど順調に成長を続ける期待の星。「たくさんヒットが打てるように頑張ります」。背番号61から目が離せない。

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