わたしはかもめ2007年鴎の便り(8月)

便

8月14日

千葉ロッテ3−4西武(千葉マリン)

西武が連敗を3で止め、再び勝率を5割に戻した。西武は1点を追う7回に細川のタイムリーで同点とし、福地のタイムリー二塁打で逆転すると、栗山の2点タイムリー二塁打で追加点を挙げた。先発・岸は7回2/3を自己最多141球、自身初の2桁11奪三振、3失点で楽天・田中に並ぶルーキートップタイの9勝目。3人目・グラマンが、西武の外国人投手では86年の郭泰源以来となる2桁10セーブ目をマーク。ロッテの先発・小野は去年から西武戦4連敗で今季8敗目。打線も、大松の先制ソロ、オーティズの2ランで1点差に迫るが惜敗。

123456789R
西武0000004004
千葉ロッテ0001000203
大松
「完璧にシンでとらえることができました。一昨日、嫌な負け方で、何とか先制していい流れをつくりたいと思っていました。久し振りのホームでたくさんのマリーンズファンがいるライトスタンドへのホームランは気持ちがいいですね。」(4回1死、西武岸の144キロを右中間席へ運ぶ先制3号ソロ)

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逆転負け首位5差

西武に逆転負けし、首位日本ハムとの差は5に広がった。先発小野が7回途中まで好投しながら細川、福地の適時打を浴び降板。代わった荻野も勢いを止めきれずに4点目を許した。バレンタイン監督は「小野はいい投球をしてくれた。球数も少なかったし、早く代えるつもりはなかった」と振り返った。最近6試合で1勝5敗と完全に勢いがなくなった。

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ロッテ“魔の7回”…小野突然の乱調[スポニチ]

“魔の7回”だった。5日の日本ハム戦(千葉マリン)で約4ヶ月ぶりの白星を挙げたロッテの小野がシュート、チェンジアップで内野ゴロの山を築き6回まで無失点。しかし球が高めに浮いた7回に4本の長短打を浴び逆転を許した。「(7回は)握力が少しなくなった。でもあそこは踏ん張らないといけない」と8敗目に唇をかんだ。継投のタイミングを聞かれたバレンタイン監督は「小野は素晴らしい投球をしていた。もっと早く代えることは考えていない」と険しい表情だった。

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ロッテ・大松、新人叩きはお手の物!プロ初4の4にニッコリ[サンスポ]

追い上げも後一息で西武に2差まで詰め寄られたが、3年目の大松がプロ初の4打数4安打と気を吐いた。4回には初対決の岸の直球を豪快に右翼席へ。先制の3号ソロに「タイミングが合いやすい投手」とニッコリだ。10日の楽天戦でも田中から2号3ランをかっ飛ばしたばかり。注目の新人2投手からの2発に「まあ年下っすからね。気持ちでは負けないですよ」と“ルーキーキラー”を襲名だ。

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ロッテ・小野は7回につかまり8敗目[サンスポ]

ロッテ先発・小野は6回までは67球とリズムよく0点に抑えていた。だが、7回に2本の二塁打を打たれるなど3点を失い、この回途中で降板した。8敗目となった小野は「最初から気合が入っていた。福地選手の長打は避けたかった」と7回に許した適時二塁打を反省した。

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星野監督「負ける訳にはいかん」[スポニチ]

北京プレ五輪(18〜23日)に出場する日本代表チームは15日、関西国際空港発の航空機で北京入りする。スカイマークスタジアムでの直前合宿を終えた星野仙一監督(60)は「プレとはいっても国際大会。ジャパンのユニホームを着ている以上負けるわけにはいかん。一戦一戦大事にいくよ」と決意表明。プロの2軍と大学生で編成された最終メンバー24選手も発表された。

決戦の地で待ち受けるのはチェコ、フランス、中国と実力未知の3ヶ国。今回の選手は本番の五輪と違いトップチームとは言い難いが、代表の名に恥じない戦いをするつもりだ。「北京では勝つという意識付けをしていく。技術は教えられても、勝つということを覚えてもらうには勝つしかない。全員がキーマン、オレも含めてな…」。星野監督にとって来年8月の本大会を見据えた場になる。

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“仙流教育”施す!プレ五輪・星野JAPAN24選手発表[サンスポ]

神戸市内で行われていた星野仙一監督(60)率いる野球日本代表の合宿が14日、終了。北京五輪テスト大会(北京、8月18〜23日)に出場する代表24選手が発表された。星野監督はカギを握る選手に阪神・大和内野手(19)、高橋勇丞外野手(21)を指名し、“仙流教育”を施すことを誓った。チームは15日、北京に向けて出発する。

4年ぶりにユニホームに袖を通した星野監督。“国際デビュー”を前に腹は決まった。「ヤマト」と「ユースケ」。闘将の頭の中に、2人の名がインプットされた。

星野監督
「将来性はあるよ。でも今のうちにどれだけ“たたく”かやな。大和はいいミートポイントを持っている。守備は今でも1軍でいける。ショートでね。高橋勇もいいモノがあるからね。」

2人にはすでに、カミナリを落としていた。合宿3日目の10日、スタッフから報告を受けたウエートトレーニングを行っている選手の中に、大和も高橋勇もなかった。「ガッカリや。言うたったワ。それから、やるようなった。ちょっと、ノホホンとし過ぎやな。自主性も大事だけども、強制して管理するのも必要」。厳しい言葉が期待の表れだった。

北京では、星野監督自身のサビも落とす。この合宿で「選手を束ねるという感覚は取り戻した」。阪神監督時代の03年日本シリーズ(対ダイエー)以来、4年ぶりの采配。12月のアジア予選(台湾)の前に、指揮官としての五感を研ぎ直す。

「金メダルを意識して戦う。キーマン?オレかな」。ジョークに本音が交じる。将来のトラを背負う2人の若者を筆頭にコマがそろった。いざ出航。“星野丸”が中国大陸に上陸する。

◇大学生6人を選出

日本代表24選手は、プロの2軍と大学生で編成。大学生は大場翔太投手(東洋大)、加藤幹典投手(慶大)ら6人が選ばれた。主将はヤクルト・大塚淳内野手(23)が務める。テスト大会は中国、フランス、チェコとの4ヶ国による1次リーグの後、22日に準決勝、23日に決勝を行う。

◇グッドラック北京2007(北京五輪プレ大会)派遣一次登録選手

位置背番氏名投打所属
投手46植村祐介右右日本ハム
13高橋秀聡右右ソフトバンク
11大田原隆太左左ソフトバンク
21内竜也右右ロッテ
菊地正法左左中日
49若竹竜士右右阪神
15村中恭兵左左ヤクルト
越智大祐右右巨人
90深町亮介右右巨人
28※加藤幹典左左慶大
19※久米勇紀右右明大
17※大場翔太右右東洋大
20※長谷部康平左左愛知工大
18※宮西尚生左左関学大
捕手3金沢岳右左ロッテ
6斉藤俊雄右右横浜
内野手細谷圭右右ロッテ
56柴田亮輔右左オリックス
66大和右右阪神
67大塚淳右右ヤクルト
61坂本勇人右右巨人
外野手5佐藤吉宏右左日本ハム
55岡田貴弘左左オリックス
58高橋勇丞右右阪神
60田中大二郎左左巨人
54吉田圭左左広島
9※加治前竜一右右東海大

※は大学生。菊地正法(中日)、越智大祐(巨人)、細谷圭(ロッテ)は辞退。

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星野JAPANに東洋大・大場、慶大・加藤ら24人[報知]

野球の北京五輪テスト大会(8月18〜23日)に出場する日本代表24選手が14日、発表され、大学生は東洋大・大場翔太投手、慶大・加藤幹典投手ら6人が選ばれた。

星野仙一監督が率いるチームはプロの2軍と大学生で編成。27選手で8日から神戸市内で合宿を開始し、最終日のこの日、派遣選手が決まった。主将はヤクルトの大塚淳内野手が務める。

テスト大会は中国、フランス、チェコとの4ヶ国による1次リーグの後、22日に準決勝、23日に決勝を行う。日本代表は15日に北京入りし、18日のチェコとの初戦に備える。

代表選手は次の通り。

投手
大田原隆太、高橋秀聡(以上ソフトバンク)、村中恭兵(ヤクルト)、大場翔太(東洋大)、宮西尚生(関学大)、久米勇紀(明大)、長谷部康平(愛知工大)、内竜也(ロッテ)、加藤幹典(慶大)、植村祐介(日本ハム)、若竹竜士(阪神)、深町亮介(巨人)
捕手
金沢岳(ロッテ)、斉藤俊雄(横浜)
内野手
柴田亮輔(オリックス)、坂本勇人(巨人)、大和(阪神)、大塚淳(ヤクルト)
外野手
佐藤吉宏(日本ハム)、加治前竜一(東海大)、吉田圭(広島)、岡田貴弘(オリックス)、高橋勇丞(阪神)、田中大二郎(巨人)
星野仙一監督
「初めての国際試合だから勉強になる。何かのきっかけにしたいし、何でも吸収したい。テスト大会とはいえ、勝負にこだわる。選手達を勝たせてやりたい。」

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星野ジャパン、プレ五輪へ24選手発表[ニッカン]

北京五輪プレ大会(8月18日〜23日)に臨む星野ジャパンの代表メンバーが14日、発表された。プロ2軍と大学生の混合チームは当初30人を有していたが、最終的に規定の24選手まで絞り込まれた。大学生ではプロ注目の大場翔太(東洋大)、宮西尚生(関学大)ら6人が選考された。この日、神戸市内のスカイマークで直前合宿を打ち上げるチームは、15日に北京入り。18日チェコ戦に備える。

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