8月21日8月21日ロッテが今季4度目の3連勝で貯金8、首位日本ハムとのゲーム差は変わらず4のまま。ロッテは同点の7回、サブロー、オーティズの連続タイムリーで2点を勝ち越し。8回にもTSUYOSHI、早川、福浦のタイムリーで加点した。先発・小野は7回6安打3失点で今季4勝目。楽天は1回、山崎武の犠飛などで2点を先制、逆転を許した後の7回には草野の6号ソロで再び同点とするも、2人目以降の投手が勝ち越しを許した。先発・朝井は6回を8安打3失点、2人目の渡辺恒が2敗目。なお山崎武は84打点で両リーグ単独トップをキープ。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 東北楽天 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 |
| 千葉ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 3 | x | 8 |
中盤まではバント失敗などまずい攻めが目立ったが、同点の7回1死二塁からサブローが勝ち越し打を放つと、打線が一気に爆発。シーソーゲームが一転、終わってみれば5点差の快勝だった。
この回、頼れる4番バッターは、代わったばかりの山村のフルカウントからのシュートを思い切り振り抜いた。「珍しくインサイドのボールにバットが出た」。左翼線二塁打を素直に喜んだ。さらにオーティズが続いて点差を広げた。ベンチに戻ると、ハイタッチの嵐。「誰かが打つと気が楽になる」とサブロー。まさに4番打者の真骨頂。「5回のチャンスで走者を返せなかったので絶対に打ちたかった」と、笑って言い切れる勝負強さが殊勲打に結実した。
勢いに乗った8回は早いカウントから積極的に打って出た。右中間三塁打の西岡は「ど真ん中だった」。早川も初球のカーブを一、二塁間にはじき返し、続く福浦は2ボールから低めの球を左中間へ。「フォークかシンカー。とにかく気持ちで打った」。この回打線がつながり3得点を奪い、そのまま押し切った。猛チャージは止まらない。「うちはビックイニングを作れる打線。目の前の試合に勝っていきたい」とサブロー。久々にホームでの快勝に表情は明るかった。
ロッテが終盤の猛攻で、楽天を振り切り3連勝を飾った。上位、下位に切れ目ない攻めに、バレンタイン監督は「チーム自体が良い野球ができている」と納得の表情だ。5、5回は9番今江の安打が得点に結びつき、追いつかれた7回は4番サブローの一打で勝ち越した。8回には下位がチャンスメークし、福浦の3連続適時打で突き放した。
殊勲のサブローが言う。「誰かが打つと気が楽になるんですよ。僕もそうですけど」。1点を争う重苦しい展開だったが、4番の勝ち越し打をキカッケに目を覚ましたかのように、打ち、つながった。首位日本ハム、3位ソフトバンクともに勝ち、落とせなかったこともある。効率的な集中打が出始めたロッテ。鼻歌交じりで引き揚げてきた指揮官のご機嫌ぶりが、全てを物語っている。
サブローの一打が終盤の猛攻を導いた。同点の7回に山村の内角低めの速球を左へ勝ち越しの二塁打。左腕の故障が癒えた4番打者は「珍しく、難しい球をきれいに打てた」と自画自賛した。バレンタイン監督は「各打者が自信を持って打席に立っているから、いいところで安打が出るんだ」と上り調子の打線に上機嫌だった。
旧友の激励を受けたロッテの小野が今季4勝目を挙げた。同期OBのK−1選手・立川がネット中継の解説者で来場し、試合前に再会。16日のK−1デビュー戦で勝利を飾ったことを祝福して試合に臨んだ。強風で制球に苦しんだ初回は1死一、二塁から重盗などで揺さぶられて2失点を喫したが、7回6安打3失点で切り抜けた。チームは3連勝を飾り「（立川は）同期ですから気になりますし、頑張って欲しい。自分は初回など反省点はまだまだある。野手に感謝です」と話した。
ロッテが3連勝。3−3の7回にサブロー、オーティズの連続二塁打で2点を勝ち越した。8回には西岡の三塁打など3連続適時打で3点を加え、突き放した。小野は7回を3失点で4勝目。終盤の猛攻を導いたサブローは「珍しく、難しい球をきれいに打てた」と自画自賛。バレンタイン監督も「各打者が自信を持って打席に立っているから、いいところで安打が出るんだ」と上機嫌だった。
ロッテが終盤に楽天を突き放し、3連勝とした。先発小野は7回6安打3失点の粘投で4勝目。バレンタイン監督は「（2失点した）初回はしっくりこないところもあったが、それ以外は素晴らしい内容だった」と上機嫌だった。
ロッテの守護神小林雅英投手（33）が21日、経営難から存続が危ぶまれている「銚子電鉄」を支援するサポーターズクラブの表敬訪問を受けた。銚子市内の中学生から「目指せ セーブ王」の文字が刺繍された大漁旗を贈られ、「この旗に恥ずかしくないようやっていきたい」と、さらなる飛躍を誓った。同投手は今年1月、銚子市内を訪れ、同電鉄の存続を呼び掛けていた。