わたしはかもめ2007年鴎の便り(8月)

便

8月26日

福岡ソフトバンク1−4千葉ロッテ(ヤフードーム)

ロッテがソフトバンク戦の連敗を5で止め、1日で2位に浮上。ロッテは3回にTSUYOSHIのタイムリー内野安打で1点を先制すると、6回には里崎の9号ソロ、7回は早川のタイムリー内野安打で差を広げた。先発の小林宏は6回を被安打4、1失点で8月は2003年から14連勝。チーム単独トップとなる12勝目を挙げた。小林雅が7年連続7度目の20セーブ。なお7年連続20セーブはプロ野球新記録。ソフトバンクは連勝が4で止まり、1日で3位転落。打線は7回に代打・辻の犠飛で1点を返すが及ばなかった。

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千葉ロッテ0010011104
福岡ソフトバンク0000001001

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WホワイトよりW小林…ロッテお見事SB斬り[夕刊フジ]

ロッテが26日ソフトバンク戦で快勝。W小林の好投で今季は6勝9敗と負け越しているライバルに雪辱した。

先発・小林宏は低めを丁寧に突き7回途中まで1失点。「ソフトバンクや日本ハムに連敗すると痛いので、どうしても勝ちたかった」とチームにとっても大きな12勝目を喜んだ。

9回は小林雅が3人で締め、自己の持つプロ野球記録を更新する7年連続の20セーブを達成した。「選手として当たり前のことをやっているだけ。途切れないようにはしたい」。そう控えめに語った守護神に、バレンタイン監督は「調子を崩したときもあったが立て直してくれた。チームを強固なものにしてくれている」。チームを2位に再浮上させた“奮投”をたたえた。

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小林雅、7年連続20S…2人の柱でロッテ2位浮上[報知]

いつものように淡々と投げ込んだ。3点リードの9回からマウンドにはロッテの守護神・小林雅。わずか8球で3者凡退に斬り、今季20セーブ目を挙げた。2001年から7年連続の大台となり、自身の持つ日本記録を更新した。20セーブ以上7度は高津(ヤクルト)の8度に次ぐものだ。それでも「(記録は)めでたいことではない。チームが勝つことが大切ですから」と偉業にも平然としていた。

苦しみながらの達成だった。今季はすでに6度の救援失敗。20セーブ到達は昨年よりも約2か月半遅かった。だが、ここに来て調子を取り戻してきた。「夏は気温差がないから、体調管理がしやすい」と小林雅。そして毎日約9時間の睡眠。夏に強いことと徹底した自己管理が、過酷な抑えを長年務められている秘訣となっている。

15日にFA権を取得した。現時点で行使するかは白紙だが、この日観戦した重光昭夫オーナー代行は「長年ロッテの顔としてやってますからね。引き留める?もちろん」と全力を尽くし、チームに残ってもらいたい考えだ。

守護神の完全救援で2位ソフトバンクとの2連戦を1勝1敗とし、再び2位に浮上した。バレンタイン監督も「調子の悪い時期もあったけど、今はチームをより強力にしてくれている」と復調に手応え。「(記録は)途切れないようにしたい」と意欲を見せた小林雅。"幕張の防波堤"はさらに上を目指す。

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小林宏、自己最多タイ12勝…止まらない夏男!8月14連勝[報知]

夏男の本領発揮だ。先発・小林宏が6回0/3を1失点で05年に並ぶ自己最多の12勝目。「自分の勝ちよりもチームの勝ちがうれしい。野手に感謝です」。これで8月は03年から14連勝となった。

負ければ優勝争いから脱落しかねない一戦。「気合が入りました。特に日本ハムとソフトバンクに連敗はできないから」。丁寧にボールを低めに集め、6回までは三塁も踏ませなかった。7回に初めて連打を浴び無死二、三塁となったところで降板したが、先発の役割は十分果たした。

今年は防御率リーグ1位の成瀬が刺激になっている。12勝目は成瀬の11勝を抜きチームの勝ち頭となったが「1点取られて防御率が…」と悔しさも見せた。「残り試合1つも落とせない」。8月は最後の登板となったが、月が替わっても勝ち続ける。

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ロッテの“夏男”小林宏、気合の勝利「どうしても勝ちたかった」[サンスポ]

小林宏がエースの働きを見せた。チームはソフトバンクに5連敗中で、前日の敗戦で3位に転落したばかり。負けられない一戦で勝利を呼び込み「気合が入った。ソフトバンクと日本ハムに連敗したら痛い。どうしても勝ちたかった」と満足げだった。

7回に連打を浴びて降板したが、低めにフォークがコントロールされ、6回までは毎回の7奪三振。2003年から続く8月の連勝は、これで14に伸び、今年も無敗のままで終わりそうだ。“夏男”と呼ばれることは「たまたまですよ」とかわしたが、自身最多タイの12勝目には「今年は安定して投げられている」と納得の表情。バレンタイン監督は「いい投球だった。リリーフに任せるところまで持っていってくれた」と褒めた。

その救援陣も、川崎、薮田、小林雅の3人が、いずれも打者3人で抑えた。万全のリレー。投手陣がこの調子で安定してくれば首位を追走する態勢が整ってくる。指揮官は「後がない状況に置かれても、苦境を乗り越えるガッツがある」と、それぞれの役割を果たした選手たちの頑張りをたたえた。

◇小林雅が7年連続20セーブ

小林雅が自身の持つプロ野球記録を更新する7年連続の20セーブをマークした。33歳は「プロ野球選手として当たり前のことをやっているだけ。ただ、途切れないようにしたい」と、冷静に先を見据えた。この日は9回に登板し、力強い投球で3者凡退に抑えた。それでも「何もめでたいことはないですよ。チームが勝つことが大事」と、偉業達成にも浮かれた様子はなかった。

データBOX
ロッテ・小林雅が今季20セーブ目を挙げ、01年から7年連続20セーブ以上をマーク。連続年数ではすでに歴代最長。7度のシーズン20セーブ以上はヤクルト・高津臣吾の8度に次いで単独2位。

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夏男小林宏6回1失点8月14連勝[ニッカン]

ロッテの夏男、小林宏が今年8月ラスト登板で同月の連勝を14に伸ばし、来年に記録更新の可能性を持ち越した。ソフトバンクとの2位−3位直接対決第2ラウンド。前日先手を取られて3位に転落しただけに「気合入ってました」と、白星にニッコリ。序盤から丁寧に低めへボールを集め、6回0/3を7奪三振、1失点と好投し、バレンタイン監督も「小林宏はいい投球だった」と目尻を下げた。

03年8月25日近鉄戦から始まった8月連勝について再三質問されるが、夏男は「何でですかね?たまたまですよ」と繰り返した。食生活は変わらず、体重の増減もほとんどない。7月に練習量を抑えたりもしたが、要因は違うところにあった。「夏場は気温の変化が少ない」と、春や秋のように昼夜で寒暖の差が激しくない8月が、自分に適した時期ではと分析していた。

この日は、長男が福岡まで応援に駆け付けていた。試合直前までパパらしい優しい笑顔であやす姿があったが、ひとたびマウンドに立つと鋭い表情の格好良い父親へと大変身。「これからは落とせない登板ばかりだし、僕は僕の仕事をするだけ」と、気持ちのメリハリも完ぺきで、早くも05年に並ぶ自己最多12勝目。チームを、わずか1日で2位へと押し上げる活躍だった。

前回(18日・日本ハム)は6回5失点ながら、味方が終盤に逆転したことで8月の不敗が継続した。仲間から「宏之(小林)が投げる試合は負けられないというのがある」と期待も強いだけに、「前回は不甲斐ない投球だった。しっかり投げないと野手の信頼もなくなりますから」。9月は優勝争いも佳境に入る。気温の変化も出てくるが、小林宏が9月でも主役の座を狙う。

◇今年も雅20S

小林雅が、昨年つくった自身のプロ野球記録を更新する7年連続20セーブを達成した。3点差の9回からマウンドに上がると、3人で完璧に抑えた。今季は6度の救援失敗があり、去年(6月7日)よりも約2ヶ月半遅れでの到達。この日は試合前のストレッチ中に、ネットに跳ね返った相手打撃練習のボールが上唇に当たって流血。「痛い思いをしていたので、いいことがあると思っていました」。今季FA資格を取得して、去就も注目されるが、観戦に訪れていた重光オーナー代行は「貴重な戦力。残ってもらいたい?そうですね」と、残留を希望していた。

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「幕張の防波堤」小林雅7年連続20S[スポニチ]

マウンドに気迫のオーラが立ち上る。3点リードの9回2死。ロッテの小林雅が松田をスライダーで遊ゴロに仕留めた。今季20セーブ目で7年連続20セーブを達成し、自身が持つ日本記録も更新。打球の行方を見守った鋭い眼光が和らいだ。

「何もめでたいことはありませんよ。チームが勝つことが大切です」。ロッカールームから引き揚げてきた守護神は偉業達成にも普段通り、飄々としていた。

“当たり”の予感はあった。試合前の練習でストレッチをしていた際、ソフトバンク側のフリー打撃の打球が顔面を直撃。「痛いことがあったので、いいことがあると思った」。幸い大事には至らず、3点リードの9回に登場。マウンドで右の靴ひもを締め直し、先頭の代打・本間を右飛、続く柴原は一ゴロといずれもシュートで打ち取った。そして3者凡退で試合終了。チームもソフトバンク戦連敗を阻止し再び2位に浮上した。

今月15日にフリーエージェント(FA)権を取得。巨人など数球団が獲得に興味を示す理由は、長期の稼働が困難なクローザーにおいて大きな故障をせず、7年連続20セーブを挙げた実績だ。「選手として当たり前のことをやっているだけ。ただ(記録は)途切れないようにはしたい」。

サイン色紙にも書き記す座右の銘は「ENJOY」。野球を楽しむための努力を怠らなかったからこその記録更新。「幕張の防波堤」の“耐久年数”は果てしない。

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小林雅、7年連続20Sも浮かれず[デイリー]

ロッテ・小林雅が自身の持つプロ野球記録を更新する、7年連続の20セーブをマークした。9回に登板し、力強い投球で三者凡退。それでも「何もめでたいことはないですよ。チームが勝つことが大事」と、偉業達成にも浮かれた様子はなかった。「プロ野球選手として当たり前のことをやっているだけ。ただ、途切れないようにしたい」と、冷静に先を見据えた。

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ソフトB戦の連敗を5で止めた[ニッカン]

投打がかみ合ったロッテが、ソフトバンク戦の連敗を5で止め、2位へ再浮上した。西岡が4回の先制三塁強襲内野安打に続き、8回にも押し出し死球で4点目を奪い、試合を決めた。1安打2打点の活躍を見せた西岡は「今後を左右する試合だと思っていたので勝てて良かった」と笑顔で引き揚げた。先発小林宏は6回3分の0を1失点で自己最多タイ12勝目。9回を3人で抑えた小林雅は、7年連続で20セーブ目を挙げた。

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小林雅が7年連続20セーブ[ニッカン]

ロッテ小林雅英投手がセーブを挙げ、自身の持つプロ野球記録を更新する7年連続20セーブを達成した。これに次ぐ記録は江夏豊(元西武)と高津臣吾(ヤクルト)の5年連続。小林雅は00年のシーズン途中から抑えに転向。昨年は史上3人目となる通算200セーブも達成した。

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里崎が小林宏援護の一発[ニッカン]

ロッテが1−0で迎えた6回、里崎の9号左越えソロ本塁打でリードを広げた。里崎は8月4日日本ハム戦以来の本塁打に「打ったのはスライダー。負けられない大事な試合だし、宏之(小林)も頑張ってくれているので、援護してあげたかった。いいホームランが打てました」と先発投手を援護する一発を喜んだ。

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