わたしはかもめ2007年鴎の便り(8月)

便

8月31日

千葉ロッテ3−4オリックス(千葉マリン)

オリックスが今季15度目の延長戦を制し、ロッテ戦3連勝。ロッテは2試合連続延長戦負けで、3位転落。2位ソフトバンクと0.5、首位日本ハムとは3.5ゲーム差に広がった。オリックスは1回に北川の犠飛で先制、3回にローズの楽天・山崎武に1本差に迫る2試合連続39号2ランで3点をリード。4回までにロッテ・福浦、ズレータのタイムリーなどで同点に追いつかれるが、延長10回、北川のタイムリーで勝ち越した。オリックス先発・岸田は6回2/3を7安打3失点、ロッテ・渡辺俊は7回6安打3失点で両者勝敗つかず。

12345678910R
オリックス10200000014
千葉ロッテ00210000003

ページトップ

連夜の延長戦、痛い連敗3位転落、ズレータ復帰後初猛打賞[千葉日報]

千葉ロッテは31日、オリックス17回戦(千葉マリン)を行い、3−4で競り負け、2試合連続の延長戦負けで3位に後退した。序盤で3点リードを許したが、3回に2点、4回に1点を挙げて同点。試合は3−3のまま延長戦に入ったが、10回2死走者なしから3番手・荻野が勝ち越し点を許した。1日は同18回戦を行い、清水が先発予定。

◇ズレータ3戦連続打点

2夜連続アーチのズレータが3回1死一、二塁で左前へ打ち返し、3試合連続の打点をマークした。「追いかける展開だったので、強い気持ちを持って打席に立った」と誇らしげに話した。1ボールから139キロの内角球を強烈なバットスイングで引っ張った当たりは左翼手の前に落ちた。「切れのいいボールだったけど気持ちではじき返すことができた」と頼もしかった。

◇福浦が適時内野安打

3点を追う3回一、三塁、2番・福浦が反撃の口火となる適時打を放った。「得点につながって良かった」と胸をなでおろした。1ボール後、牽制を挟んで2球目の直球を三遊間へ。横っ飛びの遊撃手が二塁へ送球したが間に合わず、記録は内野安打。「今は自分の打撃どうこうではなくチームに貢献できるような打撃をするだけ」とタイムリーにも浮かれた様子はなかった。

◇渡辺俊、制球定まらず痛打

渡辺俊がまた手痛い本塁打を浴びた。0−1の3回2死二塁、フルカウントからの6球目。ローズに投じた101キロのスライダーが捕手の里崎が構えたミットよりやや内寄りに入った−。

立ち上がりから不安定だった。2安打と四球でいきなり1死満塁のピンチを招いた。それでも何とか犠飛による1失点で切り抜けたが、相手の攻撃が2巡目にかかった3回、ローズに甘く入った球を完ぺきに右翼席へ運ばれた。

ここ11試合で5試合連続被弾となる11発目。「ローズの本塁打は僕の失投」と歯切れも悪い。2点台の防御率は、チーム最多タイ12勝の小林宏と比べても数字的には見劣りしないものの、7勝と勝ち星が伸び悩む一因でもある。

4回までに3四球。里崎の構えとは逆にいく球が多く、思い通りの投球ができなかったものの、「ストライクが定まらない中で、何とか投げることができた」と自分の投球に集中し、試合中に必死で修正を試みたことは収穫。

球数の多さが響き、7回を投げ終えて降板。125球とさすがに疲れを隠せなかった。今季20試合目の先発は、味方の援護で勝敗つかずのマウンドとなったが、「中継ぎ陣を休ませるため最後まで何とか投げたかったのですが…」と表情は曇りがちだった。

◇唐川ら51候補に絞る

千葉ロッテは31日、千葉マリンスタジアムで高校生ドラフト(10月3日)のスカウト会議を行い、地元出身の速球派右腕の唐川侑己投手(成田高)ほか、複数球団の1巡目候補として注目される中田翔選手(大阪・大阪桐蔭高)ら51人を指名候補選手としてリストアップしたことを明らかにした。

バレンタイン監督
「(決勝点を許した)荻野は彼らしくない投球だった。2つの四球を与えた後にタイムリーを打たれたのですから。2番手の川崎は素晴らしい投球だった。(継投について)川崎はあの場面まで十分過ぎるぐらいに投げていた。」

ページトップ

また延長負け

2試合連続の延長負けで、3位に転落した。延長10回2死から好投の川崎から荻野にスイッチ。これが裏目となり連続四球から勝ち越し打を許してしまった。バレンタイン監督は「(3イニング目の川崎は)すでに十分投げすぎていると思っていたぐらい。あそこは代えるところ」と振り返った。下位のオリックスに取りこぼしてしまい、試合がなかった首位日本ハムとは3.5差に開いてしまった。

ページトップ

延長疲れ?ロッテ3戦連続延長で連敗[スポニチ]

ロッテは3試合連続の延長戦で連敗を喫して3位に転落した。同点の延長10回2死、3イニング目に突入した川崎から荻野にスイッチ。ルーキーながら防御率1点台の右腕に中軸との対戦を託したが、ラロッカ、ローズに連続四球を与えると、北川に中前勝ち越し打を浴びた。4回に同点に追いついた打線も5回以降は3安打と決め手を欠いた。バレンタイン監督は「荻野は彼らしくない投球だったが、これまでは抑えていたし、調子が悪い訳ではない」と話した。

ページトップ

ロッテの中継ぎエース荻野が“らしくない”投球で今季3敗目[サンスポ]

延長10回2死走者なしで登板した3番手・荻野が失点。ラロッカ、ローズに連続四球。北川に勝ち越しの適時中前打を許し、今季3敗目を喫した。新人ながらこの日まで45試合に登板し、防御率1.94だった中継ぎエースが持ちこたえられず、バレンタイン監督も「(連続四球は)彼らしくなかったね」とポツリ。3夜連続の延長戦でチームは連敗。3位に転落した。

渡辺俊
「調子は最悪。ローズの本塁打はボクの失投です。」(7回3失点)

ページトップ

2試合連続延長負けで3位転落[ニッカン]

オリックスに競り負け、2試合連続の延長負けとなった。延長10回、2死からスイッチした荻野が連続四球から崩れるなど継投が裏目に出た。3点差を追いついたまでは良かったが、決定打が出なかった。バレンタイン監督は「荻野は彼らしくなかった」と悔やんでいた。首位日本ハムとは3.5ゲーム差に開き、3位に転落した。

ページトップ

フルキャスト名前消える?

楽天の本拠地、フルキャスト宮城(県営宮城球場)の命名権を持つ人材派遣大手フルキャストが事業停止命令を受けた問題で、同社が命名権の契約解除を宮城県に申し出たことが31日、分かった。県は来週以降、フルキャスト側からあらためて説明を聞いた上で、契約を解除するかどうか結論を出す方針だ。フルキャストは「混乱を避けるため、できればプロ野球シーズン終了後にしたい」と話している。契約を解除する場合は、道路標識やJR駅構内の案内板なとの変更が必要となり、県は費用を総額約4000万円と試算しているが、フルキャスト側はこの費用負担についても「前向きに対処したい」と話したという。

県などによると、命名権の契約は来年3月までの3年間。毎年、楽天球団に1億5000万円、県に5000万円が入る仕組みで、フルキャスト側に社会的信用を失墜させる問題が生じれば、途中でも県が契約を解除できる条項が盛り込まれている。楽天球団は「県での議論と判断を見守り、その結果を尊重する」とのコメントを出した。

◇西武は静観の構え

西武はグッドウィルとの本拠地球場と2軍チームの命名権契約について、これまで通り静観の構えを強調した。仙台遠征に同行している小林信次球団社長(59)が「(球場を所有する)西武鉄道の方でやっていること。こちら(球団)から何かを言うことはない」と話した。グッドウィルとは5年契約だが、相次ぐグッドウィルの不祥事によりイメージ低下を心配する声も多く上がっている。

ページトップ

フルスタ宮城→県営宮城球場に?[スポニチ]

フルキャストスタジアム宮城の命名権を持つ人材派遣業大手フルキャスト(東京都)が事業停止命令を受けた問題で、同社が命名権の契約解除を宮城県に申し入れたことが31日、明らかになった。これに伴いシーズン終了を待たずに旧名の「県営宮城球場」に戻る可能性が出てきた。

県庁で球場命名権契約に関して広告審査会が開かれ同社が前日30日に契約解除する旨を県に申し入れたことが公表された。県と球団とフルキャストの3者で結ばれた命名権契約は05年から08年3月19日まで3年間計6億円。契約解除の場合には球場看板の変更など修正費用として約4000万円かかる見込みだが、この費用も同社が負担する。県は来週初めにも同社役員を呼んで説明を聞き最終的な判断を下す。フルキャストは「混乱を避けるため、できればプロ野球のシーズン終了後にしたい」としているが、話し合い次第ではシーズン中で打ち切りの可能性もある。この日の広告審査委員会に楽天球団関係者は出席せず「県と審査委員会の議論と判断に従う」とコメントした。

ページトップ

フルキャストが宮城県に契約解除申し入れ、楽天は見守る姿勢[サンスポ]

楽天の本拠地、フルキャストスタジアム宮城(県営宮城球場)の命名権を持つ人材派遣大手フルキャストが事業停止命令を受けた問題で、同社が命名権の契約解除を宮城県に申し出たことが8月31日、分かった。県は来週以降、フルキャスト側からあらためて説明を聴いた上で、契約を解除するかどうか結論を出す方針。フルキャストは「混乱を避けるため、できればプロ野球のシーズン終了後にしたい」と話している。楽天球団は「県での議論と判断を見守り、その結果を尊重する」とのコメントを出した。

ページトップ

フルキャストが楽天本拠地球場の命名権辞退[報知]

プロ野球・楽天の本拠地、フルキャストスタジアム宮城(県営宮城球場)の命名権を持つ人材派遣大手フルキャストが事業停止命令を受けた問題で、同社が命名権の契約解除を宮城県に申し出たことが31日、分かった。

県は来週以降、フルキャスト側からあらためて説明を聴いた上で、契約を解除するかどうか結論を出す方針だ。

フルキャストは「混乱を避けるため、できればプロ野球のシーズン終了後にしたい」と話している。

県によると、フルキャストの役員が30日夕、県庁を訪れて「県や楽天に迷惑を掛けて申し訳ない」と謝罪。その上で「新たに再出発するためにも自らを正したい」と契約解除を申し出た。

契約を解除する場合は、道路標識やJR駅構内の案内板などの変更が必要となり、県は費用を総額約4000万円と試算しているが、フルキャスト側はこの費用負担についても「前向きに対処したい」と話したという。

県などによると、命名権の契約は来年3月までの3年間。毎年、楽天球団に1億5000万円、県に5000万円が入る仕組みで、フルキャスト側に社会的信用を失墜させる問題が生じれば、途中でも県が契約を解除できる条項が盛り込まれている。

楽天球団は「県での議論と判断を見守り、その結果を尊重する」とのコメントを出した。

ページトップ

高野連が「プロ野球志望届」提出者をHP掲載、期限は15日[サンスポ]

日本高野連は8月31日、プロ入りを希望する高校生に義務付けた「プロ野球志望届」の提出者の掲載を、同連盟のホームページで始めた。同日までに提出しているのは、本格派右腕としてプロも注目する唐川侑己投手(成田)や、今夏の全国大会で最速150キロをマークした岩崎翔投手(市船橋)、開会式で選手宣誓を行った樺沢健内野手(前橋商)ら15人。志望届の提出期限は9月15日。未提出の場合は10月3日に開催される高校生対象のドラフト会議で指名を受けることはできない。

ページトップ

決起集会催しVへ一丸[朝日新聞・千葉]

8月18日、午後7時。遠征先、札幌市内の焼き肉店に監督、コーチ、選手、スタッフ全員がそろって決起集会が行われた。開幕前に行うことは恒例であっても、シーズン中となると千葉ロッテマリーンズにおいては極めて異例。若手とベテランが和気あいあいとした雰囲気の中、会は大いに盛り上がった。

約2時間の会合。最後に、今回の決起集会の発起人であり選手会長の清水直行(31)は顔をちょっと紅潮させながら、壇上に上がった。

「今日はお疲れ様でした。みんな、いつもグラウンドで顔を合わせていることがあって、何でいまさら貴重なプライベートな時間を割いてまで、集まらないといけないのだと思う人がいるかもしれません。でも、ボクはどうしてもユニホームではなくて、私服でみんなと集まりたかった。こうやって集まることでさらに気持ちが同じ方向に向くと思った」。

選手会長の演説を聞き終えた時にわき起こった拍手の嵐が、この会の成功の証しだった。清水直もそう感じ取ったのであろう。挨拶を終えると満足そうな表情を浮かべた。そして、「優勝しよう」の掛け声で宴は解散となった。

「たまには、こういうことがあってもいいと思う。キャンプから始まってこれまで、みんな当然、優勝という同じ目標に向かって進んでいる。でも、シーズンは長い。もう1度、みんなで目標が1つであることを確かめたかった。ユニホームではなく私服を着て外で集まることが大事だと思っていた。そんな機会、なかなかないからね」。

清水直は、この会を催した理由をそのように熱く語った。7月から、ずっと機会をうかがっていた。8月の日本ハム3連戦。昨年の王者であり、今季も優勝争いのライバルとなっているチームとのカード中に、決起集会を行ったのは、見事なタイミングであったといえる。疲れの出始める時期。目先のライバルとの対決中にチームが一丸となった。この3連戦を2勝1敗の勝ち越し。その後も、白星を伸ばしているのは、ただの偶然ではない。

「また、こういうタイミングがあったら、やってもいいかもね。普段は自由だけど、大事な時にまとまれる集団。それがロッテだと思う。オレはそんなチームカラーを、とても誇りに思う」。

9月、天王山となる闘いの前に、もう1度、みんなが1つとなって集まることになるに違いない。チーム一丸。千葉ロッテマリーンズは、全員が1つとなって優勝に向けて突き進んでいく。

ページトップ