わたしはかもめ2007年鴎の便り(9月)

便

9月5日

千葉ロッテ2−1西武(千葉マリン)

ロッテが2連勝で2カードぶりの勝ち越し。ソフトバンクとの勝率は、変わらず1厘差の2位のまま。ロッテは1点を先制された直後の7回、オーティズのタイムリー二塁打と早川のタイムリーで勝ち越し試合を決めた。先発・小野は7回を被安打9も、1失点に抑え5勝目をマーク。小林雅が25セーブ目。西武は9安打を放つも走塁ミスなどで、7回福地のタイムリーの1点のみ。先発・西口が6回2/3を投げ被安打5、失点2ながら9敗目。チームは今季2度目の5連敗で、8月15日からビジター10連敗、6月13日以来の借金9となった。

123456789R
西武0000001001
千葉ロッテ00000020x2

◇やっと勝てました

ロッテ・小野が、05年7月以来となる西武戦勝利。要所を締める粘りの投球を披露した。西武・西口の出来がよかっただけに、「1点もやれないと思っていた」。7回、打ち取った当たりが不運な適時内野安打となり、マウンドにへたりこんだが、その裏打線が逆転に成功すると、ベンチ前で拍手して大喜び。「ずっと負けていたが、やっと西武に勝てました」と胸をなで下ろした。

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小野粘りの投球で5勝目、早川の適時打で逆転勝ち[千葉日報]

千葉ロッテは5日、西武22回戦(千葉マリン)を行い、2−1で逆転勝ちした。先発の小野は7回を9安打されたが、1失点の粘投。8回から薮田−小林雅とつないだ。小林雅は25セーブ目。6日は試合がなく、7日から敵地で楽天3連戦(フルスタ宮城)が行われる。

◇小野“苦手”西武に粘投

小野が粘り強い投球で5勝目を挙げた。「点をやらないようにすることだけ考えて投げた」。立ち上がりに3安打されたものの、牽制などで自らピンチの芽を摘んだ。「とにかく負けないように投げました」と苦笑いだった。

2、3回にも走者を許したが踏ん張った。「前半打たれてしまった。最初は逆球が多くて、コントロールできなかった」。それでも0−0の4回1死一、三塁のピンチに、細川、片岡を得意のシュートで連続投ゴロで切り抜け、窮地を脱した。「あそこで絶対に点をとられたくなかった。シュートで打ち取り、自分のリズムに乗っていけた」と小野。5、6回を三者凡退に仕留め、7回に1点を失ったものの、最少失点でマウンドをリリーフ陣に譲った。「うまく切り替えられた」と表情を緩めた。

今季の西武戦は5戦3敗。「やられっぱなしは良くない。とにかく粘り負けしている感があった。サト(里崎)がいいボールを引き出してくれて助かりました」と謙遜したが、指揮官は「この時期に小野が持ち味をつかんでくれたのは頼もしい」と勝利の立役者をたたえた。

バレンタイン監督
「小野はガッツを前面に出してピンチを切り抜ける投球で勝利に相応しいピッチングだった。彼の持ち味に相応しかった。この時期に復調してくれたのは頼もしい。7回は大松がチャンスメークし、ズレータも四球でつないで、オーティズ、早川がよく打ってくれた。」

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小野粘って2年ぶりレオ退治[報知]

粘り強く投げる。それだけを考えていた。小野が7回を9安打されながらも1失点に抑える辛抱強い投球で5勝目だ。

どうしても勝ちたかった。昨季から西武には4連敗中。「今日は絶対に勝つつもりで投げた」走者を再三出しながらも、要所を抑えピンチを切り抜けた。05年7月26日以来、2年ぶりの勝ち星を挙げ、「最初は打たれてましたけど…。途中からリズムに乗って行けた」と笑みがこぼれた。

バレンタイン監督も「小野はガッツを前面に押し出してくれた。彼の持ち味が戻ってきているし、この時期に頼もしい存在」とたたえた。首位・日本ハムとの2.5差をキープし、7日から7連戦に突入する。頂点への戦いがいよいよ熱を帯びてきた。

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揺さぶり粘り戻ってきた!ロッテ・小野が持ち味発揮の5勝目[サンスポ]

小野らしい、粘り強い投球だった。「最初は制球できてなかったが、走者を出してから思ったところに投げられた」。9安打は許したが、両コーナーを使って打者を揺さぶる持ち味を発揮し、5勝目を挙げた。バレンタイン監督も「小野は持ち味の球が戻ってきている感じがする。この時期に頼もしい限りだ」と目を細めた。

早川
「いいイメージを持って打席に入った。イメージでは左前だったんですけどね。」(右前に勝ち越し打)

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小野が西武戦で2年ぶりの白星[スポニチ]

ロッテの小野が05年7月26日以来勝ち星がなかった西武戦で今季5勝目。「全然勝てなかったからね」と胸をなで下ろした。雨が断続的に降る中「最初は逆球が多くて苦しかった」と再三走者を出しながら4回1死一、三塁のピンチに決め球のシュートで投ゴロ2つに切り抜け立ち直った。「だんだん彼の持ち味が戻ってきた。この時期に頼もしい限り」とバレンタイン監督。昨季の好調時の投球を毎日ビデオで見返している右腕は「切れが徐々に戻ってきた。投げた試合は勝てるようにしたい」と表情を引き締めた。

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早川が決勝打ロッテ2位を堅守[ニッカン]

ロッテが早川の決勝打で西武に競り勝ち2位を堅守した。7回表に先制を許したが、その裏同点に追い付き、なおも2死満塁。「レフト前のイメージだったんですけど」。6回までわずか2安打に抑え込まれていた西武西口の初球を右前へ運び、勝ち越し。気合のガッツポーズを披露した。

オリックスから今季移籍し、レギュラー定着。前日は先発から外れたが、バレンタイン監督は「終盤に向けて力を蓄えてもらうため。今日は彼らしいアグレッシブな野球を見せてくれた」と絶賛した。同い年で、この日勝利投手の小野も「大輔(早川)にはいつも助けてもらっています」と感謝の言葉を贈った。

殊勲打を放った早川は、修学旅行で観戦に訪れていた中学生へ「いい夢見ろよ」とリップサービスするなど、今季5度目の本拠地のお立ち台でも拍手喝采を受けた。前日の若手の活躍に刺激され、日替わりヒーローが誕生する状況で、逆転優勝へ向けて勢いに乗ってきた。

◇小野、2年ぶり西武戦○

小野が05年7月以来、約2年ぶりに西武から白星を挙げた。「ずっと負けていたので、今日は絶対に勝つという気持ちで投げました」と、久々のレオ封じを喜んだ。4回まで毎回安打を許す苦しい投球ながら、勝負どころで武器のシュートが決まり、今季5勝目をつかんだ。チームもこの勝利で、同カードの今季勝ち越しを決めた。

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逆転勝ちで2位を死守[ニッカン]

ロッテが逆転勝ちで2位を守った。7回に先制を許したが、その裏。大松のこの日マルチ安打となる左前打を皮切りに、2本の安打と2四球から逆転。前夜に続いて1点差を逃げ切り、同カードの今季勝ち越しも決めた。大松は「先制されても、チームにバタバタした感じはなかったし、いい勝ち方だと思う。西武にはいつもやられているイメージなので、勝ち越しは嬉しい」と笑顔で話した。

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ロッテ逆転勝ち!西武戦勝ち越し![報知]

ロッテが逆転勝ち。打線は1点を先行された直後の7回にオーティズの適時二塁打で同点。さらに早川の適時打で勝ち越した。小野が7回1失点で5勝目。8回からは継投で逃げ切った。西武は5連敗、今季ロッテ戦の負け越しも決定。

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