わたしはかもめ2007年鴎の便り(9月)

便

9月12日

千葉ロッテ3−2北海道日本ハム(千葉マリン)

ロッテが連敗を3で止め、2位ソフトバンクに1差、首位日本ハムに3差に迫った。ロッテは2回に金子誠の2点三塁打で先制されるが、その裏里崎の2試合連続12号3ランで逆転。先発・成瀬は7回2失点で自身8連勝の14勝目、千葉マリンで昨年から8連勝、日本ハム戦は4連勝。薮田が4月19日以来の2セーブ目。日本ハム先発・ダルビッシュは8回を投げ自身最多タイ14奪三振も、自身の連勝は8、ロッテ戦の連勝は4で止まり、6月29日以来の黒星。千葉マリンではプロ入り3連敗。今季9度目の2桁奪三振は80年の木田勇を抜き球団新記録。

123456789R
北海道日本ハム0200000002
千葉ロッテ03000000x3

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成瀬2失点で14勝目、連敗を3で止める[千葉日報]

千葉ロッテは12日、日本ハム21回戦(千葉マリン)を行い、3−2で逆転勝ちし、首位日本ハムとのゲーム差を再び「3」とした。2点を追う2回1死一、二塁から8番・里崎の右越え本塁打で試合をひっくり返した。成瀬とダルビッシュの防御率リーグ1、2位の注目の投げ合いは、7回2失点の成瀬に軍配が上がった。成瀬は8連勝で14勝目。13日は同22回戦を行い、小野が先発予定。

◇ダルに投げ勝ち自信

成瀬の左腕が勝利を呼んだ。コースを丁寧に突く投球で、7回を2失点。負ければ自力優勝の芽もなくなる大事な一戦で、首位チームのエースに投げ勝つ理想のピッチング。「辛抱強く投げられました」と会心の笑みだった。

立ち上がりの内容は褒められたものではなかった。直球は走らず、いつもは打者の内角を強気に突く投球が空回りし、2回に8番打者に先制の2点三塁打を許した。「相手(の先発)がダルビッシュだったので力が入ってしまったのかもしれない」。

それでも要所では切れのある変化球を有効に使い、3回以降は「投げる瞬間だけ力を入れ」(成瀬)追加点を許さない。中盤から走り出した直球で押し、真っ向勝負。1点リードで迎えた7回2死満塁のピンチは森本を「この日1番のインコースだった」(捕手の里崎)という136キロで一邪飛に仕留めた。

完投したダルビッシュよりは先にマウンドを降りたものの「今日は運にも味方されました。自分では最後まで投げたかったのですが、失点は僕の方が少ない。今後の自信になります」。背番号60の言葉が頼もしく聞こえた。

バレンタイン監督
「逆転した場面はオーティズ、ズレータがスライダーをとらえてヒットを続けてくれたし、里崎も2ストライクから粘って非常に大きな当たりを放ってくれた。成瀬は(点を取られた2回の)死球とヒットが唯一のミスだったが、それ以外はしっかり締めてくれた。シーズンが終わるまで大きな試合で仕事をしてくれるだろうし、今日も素晴らしい投球だった。」

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ロッテ・成瀬、日本ハム・ダルに投げ勝つ[毎日新聞]

2回。ロッテに1死一、二塁の好機が訪れた。打席の里崎に対し、日本ハム・ダルビッシュは力で押さえつけにきた。

すごみすらただよう150キロ超の直球が続く。2球ボールが続いた後、2つ空振りでカウント2−2に。だが、自身の球威を過信したのか、5球目の153キロをファウルで粘られると、6球目は外角低めへ151キロ。里崎の目は十分慣れていた。「打った感触?完璧だった」。右中間席へ運ぶ、逆転3ランとなった。

11日現在で防御率1位(1.79)のロッテ・成瀬と同2位(1.91)のダルビッシュ。2人の高校時代を通じても初めての顔合わせが注目された。序盤、出来が悪かったのは成瀬。首位・日本ハムに4ゲーム差まで離され、負けられない試合だった。里崎はマスク越しに「成瀬は、プレッシャーに負けている」と感じていた。

ボールが先行し、2回には先に2点を奪われた。しかし直後の逆転3ランを機に「もう1点もやらない」と気持ちを入れ替えた。7回、相手のスクイズが守備妨害で帳消しになる幸運も味方し、7回2失点でしのいだ。

これで14勝1敗。防御率も1点台をキープし、1959年の杉浦忠(南海)以来となる「シーズン勝率9割以上、かつ防御率1点台」が現実味を帯びてきた。「ダルビッシュはすごかった。投げ合えて楽しかった」と童顔をほころばせつつ「でも、自分のほうが失点が少なかったし自信になります」。チームにとっても優勝争いに踏みとどまる、価値ある1勝だ。

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成瀬の勝ち

今夜はロッテが判定勝ち!?前日11日は早川の帰塁の判定をめぐって涙をのんだが、一夜明けてうっぷんを晴らすアピールプレーで勝利をものにした。3−2で迎えた7回1死満塁から、日本ハム田中幸の投前スクイズで三塁走者が生還。さらに一塁への送球が乱れる間に二塁走者も生還し勝ち越された、かと思われた。だが福浦と里崎が球審に「守備妨害」をアピール。すぐさま審判団が協議し、田中幸の走塁が一塁手福浦への守備妨害と判断され、打者アウトで走者も元に戻った。得点は入らず2死満塁からゲーム再開。ロッテにとって大きな判定で命拾いした。

バレンタイン監督
「審判団がしっかりルールを理解し、判断してくれた。試合前に前川部長から(前日の判定についての)説明を受けた。『正しい判断をしてください』と言ったら、今日きちんと協議して正しい判断をしてくれた。」

負ければ自力優勝が消滅していた。左腕エース成瀬が8連勝中のダルビッシュに投げ勝ち、首位争いに踏みとどまった。

成瀬
「ダルビッシュとの投げ合いは楽しかったですね。立ち上がりは緊張して硬くなってしまいましたが、ダルビッシュより失点が少なかったので自信がつきました。」

2回に2点を先制されたが、その裏、里崎の逆転3ランですぐに気持ちを立て直した。成瀬本来の、投げる瞬間にだけ力を入れるフォームに修正し、スライダーのキレと直球の伸びを取り戻した。3回以降は無死点。6回まで毎回の9奪三振の好投で8連勝をマークした。これでホーム7連勝、ナイター11連勝と相性の良さを見せてチームトップの14勝目と絶好調だ。お立ち台では「残り試合も全部勝ちます」と力強く宣言。若き左腕の踏ん張りで首位日本ハムとのゲーム差を3に縮め、リーグ制覇へ臨みをつないだ。

◇始球式

ロッテ−日本ハム21回戦(千葉マリン)の試合前にJRA後藤浩輝騎手が始球式を行った。

◇表彰

8月15日に1000試合出場を達成したロッテ・サブロー外野手(31)の表彰式が、ロッテ−日本ハム21回戦(千葉マリン)の試合前に行われた。

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女房里崎逆転3ラン

里崎が値千金の一発で勝負を決めた。2点を追う2回裏1死一、二塁からダルビッシュの151キロ直球を右翼席へ運んだ。飛距離120メートルの逆転3ラン。「成瀬が点を取られた後だったので1点でも返したいと思っていた。ダルビッシュを打ち負かしたのは自信になるし、チームも乗っていける」。

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審判部がロッテに謝罪

パ・リーグの村田繁事務局長と前川芳男審判部長が12日、千葉マリンを訪れ、ロッテ−日本ハム20回戦(11日)の判定でバレンタイン監督から抗議を受けた際の対応の不手際について、ロッテ瀬戸山隆三球団社長に謝罪した。6回無死一塁の場面でズレータの中飛で飛び出した一塁走者早川の帰塁をめぐって、川口亘太二塁塁審はセーフとしたが、中村稔球審がアウトと判定。バレンタイン監督が猛抗議したが判定は覆らなかった。前川審判部長は審判が協議しなかったことについて謝罪。昨日(11日)の時点で審判には厳重注意しましたと説明。村田事務局長も同監督に直接、事情を説明。瀬戸山社長は「しっかりやって欲しい」と話した。

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成瀬の勝ち!ダル止めた!対パ13連勝![報知]

負けない男の真骨頂を見せつけた。ロッテ先発・成瀬が7回を4安打2失点に抑えて14勝目をマーク。これで今季、首位チーム相手の登板では7戦6勝。日本ハムとのゲーム差を3に縮め「負けられないピッチングが勝ちにつながっている」とお立ち台で声を弾ませた。

150キロ右腕に投げ勝った。防御率1位の座を争うダルビッシュと今季初の直接対決。150キロ台の直球で三振の山を築くダルビッシュを尻目に、成瀬は130キロ中盤ながらキレのある直球とチェンジアップの緩急を有効に使い、日本ハム打線を封じていった。両エースの意地のぶつかり合いに「(ダルビッシュは)ホントいいピッチャーだと思いましたよ、あんなに三振も取れて…。ただ失点は僕のほうが少なかったので自信がつきました」とプライドをのぞかせた。

強力な勝ち運にも背中を押された。1点リードの7回、1死満塁から代打・田中幸のスクイズが決まったかに見え「正直、同点になっちゃったと思った」が、守備妨害でボールデッド。続く森本を一邪飛に仕留め無失点に切り抜けた。8回にはマウンドを託した薮田が1死二塁から小谷野に右前安打され、あわや同点かと思われたが右翼・サブローの好返球で本塁封殺。度重なるラッキーに「今日は運に味方されました…。感謝してます」とホッとした表情を浮かべた。

これで防御率は1.82と1点台を死守。勝率は9割3分3厘となり、杉浦忠(南海)以来、48年ぶりの防御率1点台で9割以上の勝率を維持し続けている。昨シーズンからパ・リーグ相手に続けている連勝も13に伸ばした左腕は「残り全部勝ちにいきたい」と不敗神話のさらなる継続を約束した。頼もしき左腕が逆転Vへの扉を開く。

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逆転Vに望みつないだ!ロッテ“無敵左腕”成瀬が14勝目[サンスポ]

「ナ・ル・セッ!!」。お立ち台にあがったヒーローをスタンドが大合唱で迎える。ダルビッシュとの投手戦を制した成瀬は、両手を挙げて応えた。

成瀬
「最後まで投げたかったけど、失点はボクの方が少なかった。運にも味方してもらいましたね。」

負ければ自力Vの可能性が消滅する背水の陣で、7回を4安打2失点。7月10日の西武戦からの連勝を「8」に伸ばす14勝目を挙げた。

リーグ防御率1位の無敵左腕と、同2位の剛球王子による初対決。抜群の制球力が売りの成瀬が序盤、珍しくペースを乱した。2回、金子誠に左中間に2点三塁打。「先に点を与えてはいけないという思いから、力が入りすぎた」。1学年下のライバルへの闘争心は空回りしていた。

しかし、今季パ・リーグ相手には負けを知らない男。里崎に3点の援護をもらうと、3回以降はリリースポイントの位置を気を付けながら奪三振ショーだ。9奪三振で、日本ハムには自身4連勝。ダルビッシュの連勝も「8」で止めた。

首位日本ハムとの差を「3」に縮め、逆転Vに望みをつないだ。「ダルビッシュとはタイプが違うけど、後輩には負けられない。これで自信になる」と言葉に力を込めた成瀬。防御率は1.82でダルビッシュとの差を0.15差に開いた。シーズン終盤、無敵左腕がロッテを引っ張る。

◇里崎が12号逆転3ラン!

里崎が2回、ダルビッシュに強烈な一撃を浴びせた。低めの151キロを右翼席に逆転12号3ランをズドン。2試合連続アーチとなる値千金の一打に「タイミングがあった。今年1番の当たり」と満面の笑みを浮かべた。7回には小谷野の右前打で、本塁に突入した稲葉を好ブロックで防いだ主将。まさに攻守でチームを引っ張った。

◇前川審判部長が謝罪

パ・リーグの前川芳男審判部長は11日のロッテ−日本ハム20回戦(千葉マリン)の判定でバレンタイン監督から抗議を受けた際の対応について、ロッテの瀬戸山隆三球団社長に謝罪した。6回無死一塁で、中飛で飛び出した一走・早川が帰塁した際、二塁塁審と球審の判定が食い違ったにもかかわらず、球審は審判団を集めて協議しなかった。また、11日の時点で審判団に厳重注意したことも明らかにした。

◇JRA騎手が始球式

JRA騎手の後藤浩輝さんがロッテ−日本ハム(千葉マリン)で始球式を務めた。

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負けない“招き猫”成瀬14勝目[スポニチ]

なかなか負けない男・ロッテの成瀬はやっぱり負けなかった。落とせば自力Vが消滅する一戦で勝利を呼び寄せた“招き猫”は安どの表情を浮かべた。

成瀬
「相手がダルビッシュで力が入った。でも、僕の方が失点が少なかったのは自信につながった。」

2回1死一、二塁から金子誠に2点適時三塁打を浴びて先制を許す不安定な立ち上がり。だが、味方に逆転してもらうと「投げる瞬間だけに力を入れるようにした」とマウンド上で修正し、7回まで9奪三振。7回1死満塁のピンチも相手の守備妨害に救われるなど、強運も健在だった。

最優秀防御率を争う1学年下のダルビッシュとは初対戦。横浜高でも対戦予定だった練習試合が雨天中止になるなど、不思議と縁がなかったが、存在は常に意識していた。「タイプは違うけど、ダルビッシュや涌井がいるから自分も頑張れる」。150キロを超す直球も多彩な変化球もない。だが、腕の出どころが見にくいニックネーム「ニャー」からとった“招き猫投法”でダルビッシュに土をつけた。バレンタイン監督も「素晴らしかった。これからも大きな仕事をしてくれると思う」と絶賛した。

北京五輪の追加メンバーに招集されたのも大きな励みだ。これまでは人ごとだったが「もし出られたら色んな人に話を聞きたい」と憧れの舞台に目を輝かせる。

14勝1敗で防御率は1.82。「負けない投球を続けたい」。2点取られて防御率は上がったが、大きな自信を手に入れた。

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成瀬 14勝目!ダルに投げ勝った[デイリー]

ロッテが連敗を3で止めた。0−2の2回、里崎の12号3ランで逆転。成瀬-薮田の継投で逃げ切った。成瀬は7回2失点で14勝目。日本ハムは7回1死満塁での逸機が響き、ダルビッシュは連勝が8でストップした。

負ければ自力V消滅の危機を、成瀬の左腕が救った。7回2失点で自身8連勝での14勝目。なによりダルビッシュに投げ勝っての1勝に「この勝利は自信になります」と笑みがこぼれた。

立ち上がりに珍しく制球を乱した。「あいつより先に点を取られたくなかった」。力みから2回は1死一、二塁で金子誠に左翼越え三塁打を浴びて2点を献上。それでも「投げる瞬間だけに力を入れる意識をした」と立ち直り、6回までに9奪三振の快投を見せた。

この日の最速は138キロ。それでも剛腕投手と渡り合える秘密は、その身体的特徴にある。「肩の可動域が広いというより、肩関節が動く」と立花コンディショニングコーチ。他の投手より腕が遅れて出ることで、130キロ台の直球の体感速度は増し、バットが空を切る。肩関節の動きは、故障に直結する危険性もあるが、夏場の強化メニューと徹底したケアで、それを防いでいる。

防御率も1.82でリーグトップを堅持。16勝の西武・涌井にも2差と迫った。「これに満足せず投球を追求したい」。あくなき向上心が、左腕の成長を支えている。

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前川パ審判部長がロッテに謝罪[デイリー]

パ・リーグの前川芳男審判部長が12日、ロッテ-日本ハム(20)戦(11日・千葉)の判定に対してロッテ・バレンタイン監督から抗議を受けた件で、ロッテの瀬戸山隆三社長に「不手際があった。申し訳なかった」と謝罪した。問題の場面は6回無死一塁。ズレータの中飛で飛び出した一走の早川が帰塁した際に、川口亘太二塁塁審はセーフと判定していたが、アウトとする中村稔球審の判定が採用された。前川審判部長は「4人の審判員が協議すべきだった」とし、同日の試合後に4審判に対して厳重注意を行ったと明かした。

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ダルビッシュ討ち!ロッテ・里崎が殊勲の逆転3ラン![サンスポ]

2点の先制を許した直後の2回1死一、二塁で打席にはロッテ・里崎。ダルビッシュは5球連続で150キロを超える速球で勝負を挑んできた。迎えた6球目、迷わず直球に狙いを絞った。

里崎
「たとえ変化球がきて空振り三振するにしても、とにかく思い切り振ろうと思った。」

そんな積極的な気持ちが好結果につながった。決して易しくない外角低めの151キロの直球を引きつけた。2試合連続で完封を許していた右腕から右翼席に逆転3ランを放ってみせた。

バッテリーを組む里崎に助けられた先発の成瀬は3回以降、低めにボールを集める持ち前の制球力を取り戻した。里崎に一発を許した後、立ち直った相手のエースと互角の投げ合いを続けた。

「序盤は、ダルビッシュより先に点を与えてはいけない…と思って力んでしまった。投げる瞬間にだけ力を入れる投球を思い出し、自分のリズムで投げられるようになった」と3回からの5イニングを無得点で切り抜け、自身8連勝での14勝目に満足げだった。

この日敗れていれば、自力優勝の可能性が消滅していた。連敗を3で止め、ゲーム差も3に戻した。里崎は「ダルビッシュを打ち負かしたことは自信になる。これでチームも乗っていける」と巻き返しを誓った。

◇選手ねぎらうバレンタイン監督

ロッテ・バレンタイン監督は接戦を制しての勝利に充実感をにじませた。8連勝の成瀬には「シーズン終了まで大事な試合で仕事をしてくれると思うが、今日は本当にいい投球だった」。2回に逆転3ランを放った里崎、8回に本塁で走者を刺して同点を防いだサブローらの名前も挙げ、労をねぎらった。

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ロッテ、ダルビッシュ撃ち!里崎決勝3ラン![報知]

ロッテが接戦を制し、連敗を3で止めた。0−2の2回、里崎の12号3ランで逆転。成瀬−薮田の継投で逃げ切った。成瀬は7回2失点で14勝目。日本ハムは7回1死満塁での逸機が痛かった。先発ダルビッシュは連勝が8でストップ。

2点の先制を許した直後の2回1死一、二塁。里崎にダルビッシュは5球連続で150キロを超える速球勝負。迎えた6球目。「たとえ変化球がきて空振り三振するにしても、とにかく思い切り振ろうと思った」と迷わず直球に狙いを絞った。2試合連続で完封を許していた右腕から右翼席に逆転3ランを放ってみせた。

この日敗れていれば、自力優勝の可能性が消滅していた。連敗を3で止め、ゲーム差も3に戻した。里崎は「ダルビッシュを打ち負かしたことは自信になる。これでチームも乗っていける」と高らかに巻き返しを誓った。

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前川審判部長がロッテに謝罪[報知]

パ・リーグの前川芳男審判部長は12日、千葉マリンスタジアムを訪れ、ロッテ−日本ハム20回戦(11日・千葉)の判定でバレンタイン監督から抗議を受けた際の対応について、ロッテの瀬戸山隆三球団社長に謝罪した。6回裏無死一塁で、ズレータの中飛で飛び出した一塁走者の早川が帰塁した際、川口亘太二塁塁審はセーフと判定していたが、アウトとする中村稔球審の判定が採用された。前川部長は、審判団の判定が食い違ったにもかかわらず、中村球審が審判団を集めて協議しなかったことなどについて謝罪した。また、11日の時点で審判団に厳重注意したことも明らかにした。

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