9月15日9月15日オリックスが連敗を2で止め、5位西武と0.5ゲーム差とした。オリックスは1点を追う5回に日高のタイムリー、坂口の2点タイムリー三塁打、ラロッカのタイムリー二塁打、ローズの93打点目となるタイムリーで5点を奪い逆転。先発・デイビーはロッテ戦の連敗は3で止め、7回を91球、被安打9、四球1、失点1で8月1日ソフトバンク戦以来の7勝目。ロッテは1回に里崎のタイムリーで先制、11安打を放つも首位日本ハムと5ゲーム差、2位ソフトバンクと2ゲーム差。先発・久保は4回2/3失点5でオリックス戦は昨年8月15日から3連敗。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | x | 5 |
ロッテが最下位オリックスに敗れ、首位日本ハムとのゲーム差は5に開き、優勝も厳しい状況へと追い込まれた。先発久保は5回を持たずに降板。2度の無死一、二塁は拙攻で無得点に終わるなど、ミスで勝機を手放し、先制しながら、5回裏に悪送球と長短3連打から大量失点。バレンタイン監督も「最近は失策が敗戦につながるケースが多い？そうですね」と肩を落とした。逆転Vへ望みをつなぐはずの大事な10連戦初戦を、痛い形で落とした。
降板直後、珍しく帽子やグラブを叩きつけて悔しがった久保は「どうしても勝ちたかった。自分のせいです」とうな垂れた。自力Vの可能性が消滅した直後の一戦で、気合が空回りして完敗し、選手達は重い足取りで球場を後にした。
5回途中で降板した久保は、ベンチ裏の通路で帽子とグラブを投げ捨てて悔しがった。5回に制球が甘くなり、4長短打を浴びて5失点。「状態が良かっただけに、本当に悔しい」と声を落とした。2年ぶりのペナント奪取へ正念場となる10連戦の初日を飾れなかった久保は「自分のせい。何とか勝ちたかった」と責任を背負い込んだ。
ロッテは、最下位オリックスに痛い逆転負けで10連戦の初戦を落とした。久保が4回まで無失点も5回に今江の暴投で無死一、二塁としてリズムを崩し、3本の適時打で5失点KO。ベンチに戻ると「悔しい。調子云々より今日は勝ちたかった」とグラブを叩きつけた。打線も相手を上回る11安打を放ちながら1得点。「しっかりプレーを成立させていないのが失点につながっている。打線ももう少し打っても良かった」とバレンタイン監督も渋い表情だった。
ロッテは最下位オリックスに敗れて、首位日本ハムとのゲーム差が5に広がった。先制しながら、5回に失策と長短5安打を集中されて逆転負け。この日42歳の誕生日を迎えた小宮山が、5回途中から3回1/3を無失点に抑える好投を見せたが、チームの勝利には結び付かなかった。ここ最近投球回数の増えている小宮山は「チームとして俺が投げない展開の方がいい。（ほかの投手が）だらしない」と、活を入れていた。