9月17日9月17日オリックスが今季7度目のサヨナラ勝ち。オリックスは2点を追う4回、後藤のタイムリー二塁打などで逆転。同点で迎えた延長12回に木元が自身3本目、移籍後初のサヨナラ打を放った。7人目の高木が4勝目。ロッテは9回、代打・橋本のタイムリー二塁打で追いつくも、7人目の小林雅が打たれ、自身ワーストの7敗目。チームは今季8度目のサヨナラ負けで2位・ソフトバンクとは3ゲーム差。なお、ラロッカが今季25個目の死球を受けプロ野球新記録。また大引がパ・リーグ新人としては97年ロッテ小坂以来の100安打を達成。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 5x |
オリックスに延長12回、サヨナラ負けし、自力V復活のチャンスを逃した。首位日本ハムが敗れ、引き分けでも自力優勝の芽が再び出る状況だった。9回に同点に追いつき、迎えた12回裏。守護神小林雅が2死満塁から中前へ決勝打を浴びた。ベンチ入り野手全員を出場させ、投手7人もつぎ込んだ。自己ワーストのシーズン7敗目を喫した小林雅は「特に何もないです」。バレンタイン監督は、安定感に欠ける守護神の起用について「また球場に見に来てもらえれば分かる」と明言を避けた。
ロッテは野手全員をつぎ込む総力戦も、引き分け目前の延長12回に小林雅が集中打を浴びてサヨナラ負け。今季8度目の救援失敗に「特に何もないです」と肩を落とした。バレンタイン監督は「小林雅は直球をとにかく打たれている。打者が直球が来るのを分かっている感じがする」と球種が見破られている可能性を指摘した。
同点の延長12回、引き分けを狙って投入した小林雅がピリッとしない。2死満塁のピンチを迎え、木元に中前へサヨナラ打をはじき返された。
この回許した3安打は全て真ん中に甘く入った球を打たれた。11日の日本ハム戦はセギノールに3ランを浴び、2点リードで登板した16日はセーブこそ挙げたが、野手の好守のおかげで同点を免れた。
バレンタイン監督はこのところ精彩を欠く右腕に「真っ直ぐが来るのが分かられているような感じがする」と心配そうな表情を浮かべた。
首位を4ゲーム差で追う残り16試合。226セーブを積み上げてきた小林雅が、安定した投球を見せることが、ペナント奪取には不可欠だ。18日からソフトバンク3連戦を控える。ロッテも、小林雅も、悲嘆に暮れる暇はない。
ロッテは終盤の粘りも及ばず、延長12回に守護神小林雅が打ち込まれ、サヨナラ負けを喫した。3−4で迎えた9回2死一、三塁。ベンチ入り野手の最後、橋本が代打で同点に追い付く中越え適時二塁打を放った。「結果を出せて良かったけど…。試合に勝ってたら『良かった』と言えたんでしょうけどね」。チームの敗戦もあって、喜びも半減だった。