わたしはかもめ2007年鴎の便り(9月)

便

9月21日

東北楽天9−3千葉ロッテ(フルキャスト)

楽天が連敗4でストップ。楽天は3回にチーム37イニングぶりの得点となる草野の8号2ランで先制。その後7回までに4点を追加すると、8回には山崎の11試合ぶり、オリックス・ローズと並ぶリーグトップタイの42号2ランなどで3点を挙げロッテを突き放した。山崎はこの日3打点で打点も104に。先発・一場が6回1/3を投げ9安打3失点で5勝目。ロッテは7月31日以来の先発となった吉井が4回2/3を8安打5失点で自身ワーストの6連敗。今季9敗目。チームは連勝ストップ。2位ソフトバンクとのゲーム差は2で変わらず。

123456789R
千葉ロッテ0000012003
東北楽天00212103x9
吉井
「高須への2つの四球が悔やまれる。調子自体はまずまずだったけど、この制球では1軍で駄目。次、チャンスがあったら頑張る。」(5失点で5回途中KO)

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ミスミス…完敗

自滅から完敗した。3回2死から四球後に先制2ランを浴びた。4回は失策、5回と6回は四死球で出した走者の生還を許し、リードを広げられた。2連勝中だった良い流れを手放した形に、バレンタイン監督は1度はミスを悔やむ言葉を残しながらも「四球は(本来なら)三振で無失点に切り抜けられていたと思うし、失策も野球では起きるもの」と強がった。

吉井
「高須への2つの四球が、ともに失点につながってしまったし、もったいなかった。」(4回2/3を5失点で移籍後初勝利ならず)

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ボビーマジックならず…谷間吉井で苦杯[スポニチ]

ロッテ覇権奪回への正念場でボビーマジックは決まらなかった。先発陣の中6日を守るため、ローテーションの谷間で42歳・吉井を52日ぶりの先発マウンドに送り出したが3回2死後に四球を与え、草野に先制2ランを被弾。早川に代えてスタメン起用した大塚らの拙守もあって4回2/3、5失点KOされた。「吉井は守備の乱れと四球がダメージになった」とバレンタイン監督。残りは12試合だが「中5日で先発4人を回すのはバカげている」と話した。

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ロッテ・吉井2四球から自滅…移籍後4試合目も結果出せず[サンスポ]

移籍後4試合目の先発となった吉井だが、またも結果を出せなかった。3回は2死から高須に四球を与えた後、草野に2ランを浴びた。5回も高須への四球からピンチを招いて2点を失った。42歳の右腕は「2つの四球が全て。もったいなかった」と悔しがった。

バレンタイン監督
「守備の乱れに加え、高須を四球で歩かせたことがダメージになった。」(5失点の吉井に)

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吉井が5回途中5失点[ニッカン]

ロッテは楽天に敗れ、連勝も2でストップした。10連戦中でローテーションの谷間を移籍後未勝利の吉井へ託したが、ベテラン右腕は5回途中5失点で敗戦投手に。バレンタイン監督は試合後、先発陣の中5日での起用は考えなかったのかと質問されると「中5日で使うのは、ばかげている。2軍から推薦されたのが吉井だった」と不機嫌そうに言い放った。

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戦力外通告時期を試験的に統一…選手会とNPBほぼ合意[サンスポ]

プロ野球12球団が、今季限りで戦力外とする選手への通告を「10月2日から日本シリーズ終了2日後まで」の期間に限定して行うことが21日、明らかになった。

プロ野球は、すでに2軍戦全日程を終了した球団が出るなど、来季へ向けた球団編成の時期を迎えているが、現時点で戦力外通告は事実上凍結されている。日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)が、昨年のオリックス・中村(現中日)の契約問題などを契機に「再チャレンジの機会を公平にして欲しい」と、時期を統一することを要望。日本プロ野球組織(NPB)と協議を続けてきた。

NPB側はこれまで「若手、主力、トレード対象など全て一斉にするのは難しい」としてきたが、今季は試験的に年俸の減額制限を超える選手も含めた戦力外通告を日本シリーズ終了2日後を期限に実施することでほぼ合意。10月1日の実行委員会で承認し、翌2日から戦力外通告を解禁することになった。

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有識者会議、特待制度条件付きで容認[スポニチ]

日本高校野球連盟が特待制度問題について外部識者から意見を求める「特待生問題有識者会議」の第5回会合が21日、都内で開かれ特待制度を条件付きで認める提言をすることを決めた。提言は最終会議となる10月11日に高野連に渡される。高野連は10月後半から提言内容を検討、11月30日の評議員会で最終決定する。

会議では高野連加盟校や一般公募のアンケートを参考に条件を話し合った。特待生の採用基準、手続きに関しては、学業、品行条件が必要で、中学校校長の推薦がルール化された。適用生徒の人数については「1学年4、5人」の意見が出されたが結論は出ず、経済的条件、特待生決定の勧誘などについても有識者会議のメンバーで小委員会を設置して、最終会議までに意見をまとめる。堀田力座長(さわやか福祉財団理事長)は「教育や野球の公平性の理念にも合致し、皆さんが納得できる線でまとまってきた」と説明。高野連の脇村春夫会長は「提言は当然尊重する」と話した。

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条件付きで特待生認可

第5回高校野球特待生問題有識者会議が21日、都内で開かれ、特待生制度を条件付きで認める方向で意見が一致した。堀田力座長は「学校教育法が学生野球憲章より優先されるということ」と見解を示した。これまで学生野球憲章13条の「野球部員であることを理由に金品の授受を認めない」という規定により特待生が認められなかった。だが各学校が教育的視点に立ち、条件付きで特待生を認めることは学校教育法に基づくものと解釈された。13条は見直さないが、運用解釈の1つとして細則として打ち出すのが適切との意見でまとまった。具体的な特待生の条件や、勧誘方法、人数など細部については後日、小委員会で話し合われ、10月11日に最終的な結論が出る。日本高野連・脇村会長は「我々としては当然尊重していく方向です」と話した。

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高校生ドラフト開始時間早まる

コミッショナー事務局は21日、10月3日に都内ホテルで行われる高校生ドラフト会議の開始時間を午後2時15分にすると発表した。当初は同3時の予定だったが、当日に雨天中止した試合が組み込まれた。複数の球団から「監督に抽選をしてもらいたい」という要望があった。そのため、日本高野連や中継テレビ局と協議した上で、ドラフトから試合へと掛け持ちができるよう開始時間を早めた。今年は大阪桐蔭の中田翔や仙台育英の佐藤由規投手(ともに3年)らが抽選になる可能性が高く、注目されている。

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