中日がシリーズ史上初の完全試合を達成、1954年以来53年ぶり2度目の日本一を決めた。中日は2回に先頭ウッズの安打、続く中村紀の今シリーズ4本目の二塁打などで1死二、三塁から平田の犠飛で1点を先制。先発・山井が8回86球7三振でパーフェクでシリーズ通算2勝目、9回を岩瀬が3人で抑え、シリーズ通算12回1/3を無失点で通算3セーブ目。山井の8回無安打投球は62年阪神・村山、91年広島・佐々岡の7回1/3を抜き、シリーズ最長無安打投球記録を更新。MVPは今シーズン打率.444打点4の中村紀。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
ボビーが大判振る舞いだ!ロッテは1日、18日に千葉マリンで「マリーンズエキスポ2007」(入場無料)を開催すると発表した。目玉企画は、バレンタイン監督が自腹で総額200万円相当のぷrセントを提供した大抽選会。ニューヨーク往復航空券(ビジネスクラスなら2人1組またはエコノミークラス6人1組)、ホテル宿泊権(3泊)に同監督がオーナーを務めるレストランでのディナー食事券が全てセットになったもの。ボビーは“ダメ出し”をした昨年のファン感謝祭の反省を生かした形だ。
ロッテ薮田安彦投手(34)が1日、近日中にもFA宣言することを示唆した。千葉マリンでの秋季練習後、明言こそ避けたものの「方向性は固まっています」と言い切った。
FAの申請期限は、3日から土・日曜を除く7日間。「あまり時間もないですからね」と、タイムリミットを気に掛ける言葉が権利行使の可能性をさらに強調させた。球団側からは来季の貴重な戦力として慰留を受けている。それでも、申請書は手元へ取り寄せており「もう1度球団と話してから結論をお伝えします」。気持ちに変化がなければ、次回交渉後にも手続きを開始することになる。
今季58試合登板で、初のホールド王(38HP)も獲得した日本屈指のセットアッパーがFA宣言すれば、メジャーを含めた争奪戦が繰り広げられるのは必至だ。
ソフトバンク竹内孝規球団常務最高執行責任者(COO=47)が1日、ロッテから戦力外通告を受けた藤田投手の獲得に前向きな姿勢を示した。すでに王監督も調査に乗り出す方針を明かしており、竹内COOは「もちろんフロントも(興味を)持っています。左の中継ぎは貴重だし、今年成績が悪かったのは差し引いて考えないと」と話した。藤田の今季年俸1億3000万円(推定)について「その金額は出せない?そうとも限らない。費用対効果を考えてです」と、7日の合同トライアウト後に解禁となる「藤田争奪戦」に向けて慎重に検討するようだ。また、球団フロントの組織改編案に触れ、「スポーツ医学の専門職や、今後のビジョンを描くような部署を設けられないか検討している」と話した。
ロッテは、ファン感謝イベント「マリーンズエキスポ2007」〜All About Marines'2007〜を18日に千葉マリンで開催すると発表した。成瀬、里崎ら、日本代表候補6人が不参加のため、開催も危ぶまれたが「その分ではないがイベントを準備している」と関係者。その目玉がバレンタイン監督提供の「ニューヨーク往復航空券+ホテル宿泊券+同監督オーナーのレストラン食事券」が当たる抽選会だ。詳しくは3日正午に発表する球団ホームページで。
今季、FA権を取得したロッテ・薮田安彦投手(34)が1日、早期決着を示唆した。この日、千葉マリンでの秋季練習に参加した右腕は「もう1度球団と話し合って、結論をお伝えします」と説明。早ければ今週中にも行われる交渉で、移籍を前提としたFA権の行使を球団に伝える可能性が高い。
すでに10月20日に1回目の交渉を行い、大まかな条件提示を受けた。「次回の話を聞いてからになるが、方向性は決めてある」と説明。球団は慰留に努めるが、行使した場合にはメジャー挑戦も視野に入れており国内外を含めた争奪戦になる。
ソフトバンクがロッテから戦力外通告を受けた藤田宗一投手(35)獲得へ、年俸1億円以上の高額条件提示を検討していることが1日、分かった。この日、キャンプ地・宮崎入りした竹内孝規球団最高執行責任者(COO=47)が明かしたもの。王監督も興味を示しているベテラン左腕に、最大限の誠意を見せる。
すでにヤクルトなどが興味を示しているが、ネックとなるのが今季年俸の1億3000万円をどう判断するか。しかし、竹内COOは「1億3000万円は出せない?そうとは限らない。手の内は言えないが、実績のある投手だから」と大台以上を出す用意があることを示唆。「左の中継ぎは貴重だし、今年悪かった分を差し引いても」と出血覚悟の姿勢を強調した。
GMを兼任する王監督も「まだやれると思う」と、獲得に前向き。昨年3月のWBCで日本代表に選出するなど、かねてから力量を高く買っており、7日のトライアウト終了まで水面下で調査を続けていく。
来季から梨田昌孝監督(54)を迎える日本ハムが、投手コーチの最有力候補にロッテから戦力外通告を受けた吉井理人投手(42)をリストアップしたことが1日、明らかになった。
球団では、今季かぎりで契約満了となる佐藤投手コーチの後任探しを進めていた。ロッテに戦力外通告されたため、吉井の調査を開始。梨田新監督と同じ近鉄出身で、98年からはメッツ、ロッキーズなどメジャー5年で32勝をあげた豊富な経験は、若い日本ハム投手陣の指導に適任と、白羽の矢を立てた。
梨田体制の陣容はほぼ固まりつつある。ヘッドコーチに福良淳一2軍監督(47)が昇格し、打撃コーチには平野謙外野守備走塁コーチ(52)が配置転換される見込み。守備走塁は、内野に前オリックス守備走塁コーチの真喜志康永氏(47)、外野に前西武守備走塁コーチの清水雅治氏(43)を新たに迎える。