11月12日11月12日ロッテが12日、FA宣言している薮田と小林雅の慰留交渉について
方針であることを示した。瀬戸山球団社長は「2人とは何度も話してきたし（FA行使の理由が）ほかのところの評価を聞きたいということなので。他球団と条件抗争するつもりはない」と話した。
FA組の動向に加え、藤田や黒木ら戦力外選手もおり、投手陣が手宇津な状態になることは必至だが、ヤクルト石井一らFA宣言している選手からの補強はしない意向も明かした。すでに外国人投手の獲得を明言。同社長は「メジャーの大物もあるかも知れませんよ」と笑ったが、米国3Aクラスの投手を獲得する方向で調査を進めているという。
小宮山、高木、堀の3選手は、この日までにFA権を行使せずに残留することを球団側と確認した。
ヤクルト青木と共に居残り特打を行うなど、合宿初日から精力的に動いた。二塁の守備練習でも軽快な動きを見せ「まだ足りないところがあるけど（中日の）荒木さんに負けないよう頑張る。代表に選ばれたからには、試合に出たいですから」と、守備の名手とのレギュラー争いに闘志を燃やしていた。
ベニーの来季残留が決定した。昨年から2年契約を結んでいたことがこの日に判明。年俸は現状維持の1億3000万円（金額は推定）で、すでに契約を更新。10月30日にハワイへ帰国した際に「来年も千葉ロッテマリーンズのために力を発揮するつもりでいるよ」とコメントしていた。
辛口のノムさんもベタボメする男が、代表マスクを手に入れる！？12日、代表に初合流した日本ハム・ダルビッシュの球をブルペンで受けたのがロッテ・里崎。球宴などでも組んだことはなく、初コンビに「あれだけの投手だから（試合で）受けてみたい」と女房役に名乗りを上げた。
代表候補の捕手は里崎の他、巨人・阿部、阪神・矢野、横浜・相川。し烈な正捕手争いが繰り広げられている。誰が選ばれてもおかしくはないが、里崎を絶賛しているのが楽天・野村監督だ。
「捕手として大事な目配り、気配り、思いやりがある。昔はそれが当たり前だったが、今できるのはアイツぐらいしかおらん」とめったに人を褒めない野村監督がベタボメするほど。さらに、「ロッテに教えるヤツなんておらん。自分の感性でやってるんだろ。日本シリーズやWBCを経験して成長した」と分析する。
そんな声に里崎は、「ボクは自分が思っていることをやっているだけで、特別なことは何も意識していないんですけれど。そう言ってもらえると、嬉しいです」とニッコリ。自分のスタイルについては、「プロに入ったときに、2軍の山中さん（現日本ハム2軍バッテリーコーチ）に教わったんです」と明かした。
また、野村監督は「天才バッターや」と打撃面でも評価。打率.270、14本塁打ながら、クライマックスシリーズで3本塁打を放ったように、勝負強く、配球を読んだ思い切った打撃は野村監督好みのようだ。
唯一のパ・リーグ捕手で、ロッテ・成瀬、西武・涌井といった先発候補をよく知っているのは里崎の強み。果たして、星野監督はどんな選択をするのだろうか。
阪神がエース級先発投手の獲得を目指し、ロッテに照準を定めてトレード打診していることが12日、分かった。
球団関係者によると、トレード補強リストの最上位に置いていた清水直行投手（31）を第1候補に指名。あくまでロッテ側との交渉次第となるため、久保康友投手（27）、小野晋吾投手（32）にシフトする可能性もある。ただ、現段階で阪神側から仕掛けているトレードは、ロッテだけであることも判明し、今オフトレード補強の勝負どころと位置づけているようだ。
ロッテ側も、小林雅、薮田がFA宣言したことで、救援投手補強が急務となっており、中継ぎ投手を第1の交換要員に要求している模様だ。
これを基本線に、野手も加えた大型トレードに発展する可能性もある。
一方で、阪神側には、シーズン終了直後からオリックスなどが浜中獲得を目指してトレード要請が入るなど、現在4、5球団からのオファーが届いている。阪神もあらゆる可能性を探って交渉に応じる方針。球団関係者は交換要員について改めて「ここぞの場面では、主力を出す」と言い切り、引き続き主力野手放出も覚悟し、先発補強に挑む。
ロッテの瀬戸山隆三球団社長は12日、FA宣言した薮田安彦投手（3４）、小林雅英投手（33）に対し、すでに提示した条件の見直しを行わない意向を示した。千葉市内の球団事務所で同社長は「残ってもらいたいが、提示が大幅に変わることはない」と明言。次回交渉の日程も決めておらず、2人の移籍は決定的だ。
瀬戸山社長は「他の選手とのバランスを見て査定はしなければならない。全てがバラ色になる訳ではない」とFA交渉でのシビアな条件提示を説明。14日以降の残留交渉は2人が他球団の話を聞いた後になる。他球団が好条件を出した場合には流出もやむなしのスタンスだ。
補強は金銭面で厳しい国内FA市場には参戦せず、新外国人投手に一本化。この日までにベニーと来季までの契約を更新。ズレータは2年契約、オーティズとは残留交渉中で、新外国人野手の補強はしない。「若手から中堅の3Aクラスを中心にリストアップを進めている」と球団関係者。薮田、小林雅が抜けた場合を想定し進めていく。
ベニーのロッテ来季残留が決まった。瀬戸山球団社長が「2年契約（年俸1億3000万円）を結んでいる」と説明し、来季の外国人野手は2年契約のズレータ、現在残留交渉中のオーティズを含めて大幅な入れ替えはないことを明らかにした。またFA宣言している小林雅、薮田に関しては、新たな条件提示はしない方針をあらためて明言。小林雅は「状況は変わっていない。（代理人は）事務所と相談します」とだけ話した。
ロッテのベニー・アグバヤニ外野手（35）が来季も残留することが12日、分かった。年俸は現状維持の1億3000万円。
NPB（日本プロ野球組織）の12球団が編成した小学生5、6年生チームが日本一を争う「NPB12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP2007」の監督会見が12日、都内で開かれた。3度目となる今年は12月26日から3日間、札幌ドームで開催される。
一昨年はヤクルトJr.、昨年は楽天Jr.が優勝している。ロッテJr.を3年連続で率いる初芝清監督は「一昨年は準優勝、昨年は優勝した楽天に勝ったのに準決勝進出を逃した。今年は（予選同組の）楽天にリベンジして、優勝したい」と抱負を語った。
プロ野球のフリーエージェント（FA）の権利を取得した選手に対する権利行使の手続きが12日、締め切られた。
FA宣言した選手は、中日・福留孝介内野手（30）、広島・新井貴浩内野手（30）、西武・和田一浩外野手（35）ら9人。手続きした選手は13日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、14日から海外を含む全球団と交渉が可能になる。
福留と広島・黒田博樹投手（32）、ロッテ・小林雅英（33）、薮田安彦（34）両投手、楽天・福盛和男投手（31）の5人は米大リーグへの移籍も視野に入れている。1993年の制度導入以来、他球団へ移籍した選手は94年と01年の6人が最多だったが、今オフはこれを超えることが濃厚だ。
ロッテのベニーが来季も残留することが12日、分かった。年俸は現状維持の1億3000万円。（金額は推定）
プロ野球のフリーエージェント（FA）有資格者が権利を行使するための申請手続きが12日で締め切られた。
有資格者68選手のうち、福留孝介外野手（中日）、黒田博樹投手、新井貴浩内野手（ともに広島）らがFA申請を完了した。
小林雅英、薮田安彦の両投手（ともにロッテ）、和田一浩外野手（西武）、福盛和男投手（楽天）も権利行使した。石井一久投手（ヤクルト）も手続きを行い、西武の渡辺久信監督が獲得に強い興味を示した。
岩瀬仁紀投手（中日）と礒部公一外野手（楽天）は12日、権利を行使せずに残留する意向を表明。再取得したFA権を行使した下柳剛投手（阪神）は残留が予想される。
権利を行使した選手は13日にコミッショナー事務局から「FA宣言選手」として公示され、14日からは所属していた球団を含め国内外全ての球団と契約交渉できる。