11月18日11月18日ロッテからFA宣言し、メジャー移籍を目指している薮田と小林雅。18日、千葉マリンで行われたファンイベント『マリーンズエクスポ』に参加し、ともにファンからの「ロッテに残って！」の大声援に複雑な表情を浮かべていたが、こと交渉の進捗状況は対照的だ。
FOX電子版でロイヤルズとの合意間近と報じられた薮田はこの日、ロ軍の他にもホワイトソックス、インディアンス、レイズ、パイレーツからもオファーが来ていることを明かした。
「嬉しいです。条件提示に関しては（5球団とも）一緒（のペース）と代理人から聞いてます。自分を1番評価してくれるところの話を聞きたい」と薮田は“オープン交渉”をアピールした。
一方の小林雅。ロッテの守護神に対しては、レッドソックス、カブス、マリナーズなどが興味を持っているといわれるが、「条件を出してくれるチームが出ていると聞いてます。複数？そうですね」と現状を説明した。
だが、条件面については「（オファーが）複数年とか、今いう必要はない。ボクの契約ですから…。（チームが）決まって、気持ちが固まって、バタバタしなくなったら報告できると思う」と厳しい表情だ。
WBCなどで実績があり、メジャーでも評価の高い薮田の現状に対し、小林雅には焦りの様子も。具体的なチーム名と、条件面が米メディアに報じられているだけに後れを取る形になっていることは否めない。
それでも、米球界関係者によると、「米国内の移籍市場でセットアッパー、クローザー部門が、本格的に動き出すのは来月中旬頃から。先発投手、大砲市場が落ち着いてからになる。決まるまでは越年する可能性もあるし、名前があがっていない球団が駆け込みで決まることもある」という。
だからこそ「いつまでに、とかは考えていない。そういうことは決めずにいきたい」（薮田）という態度が大切。焦りは禁物のようだ。
ロッテからFA（フリーエージェント）宣言している薮田安彦投手（34）が18日、ロイヤルズ、ホワイトソックス、インディアンス、レイズ、パイレーツのメジャー5球団からオファーがあったことを明かした。「これだけ評価してもらい、すごく嬉しい」と話した。
米国テレビ局FOXの電子版で、ロ軍と契約合意の目前と報じられたことに関しては「そこまでいっていない」と否定した。だが、今季まで日本ハムで指揮を執ったロ軍ヒルマン新監督に関しては「挨拶程度しか話したことはないけど、すごく優しい感じがする」と、好印象を持っている。
米国球界に精通するバレンタイン監督と、メジャーについて1度話し合いも行っており「『力になれることがあれば』と言ってもらった」。強力な援護も約束されているという。
この日は、千葉マリンで開催されたファン感謝イベントに参加。来季海外移籍となれば、ロッテのユニホーム姿も最後で、大勢のファンから「頑張ってください」と声援を受けると、手を振って笑顔で応えていた。
ロッテからFA宣言した小林雅英投手（33）が18日、メジャー球団からオファーを受けていることを明かした。詳細については口を閉ざしたが、３球団から条件提示を受けているとみられ「野球選手なので、正直嬉しい。こだわる条件は特別なく、自分がやりたいと思えるところ」と話した。現時点で国内球団から話はないという。この日、ファン感謝イベント終了後、感傷に浸る間もなくランニングで汗を流すなど、淡々と来季へ向けて準備を進めていた。
ロッテからFA宣言した小林雅英投手（33）に、メジャー複数球団からオファーが届いていることが18日、分かった。千葉マリンでのファン感謝デー後に、小林雅が「徐々に情報も入ってきている。条件も出しているところもあると聞いている」と明かした。
関係者によれば現在6球団からオファーが届いており、そのうち3球団は条件提示もしているという。「（声がかかったことは）正直嬉しい。今のところは米国を考えている。僕自身の野球人生、考えてしっかり決めたい」守護神右腕の気持ちはメジャー挑戦に傾いた。
ロッテからFA宣言した薮田安彦投手（34）が18日、千葉マリンで行われたファン感謝デーに参加。米大リーグの5球団からオファーを受けていることを明らかにした。前日17日には、米スポーツ専門放送局が電子版でロイヤルズとの2年契約が目前と伝えたが、実は5球団による大争奪戦に発展していた。同じくロッテからFA宣言した小林雅英投手（33）も複数球団から打診があったことを明かした。
前日、一部の米メディアでロイヤルズ入り間近と伝えられた薮田だが、真相は違った。大争奪戦勃発だ。メジャーの5球団からオファーを受けていた。
今季、レッドソックスの岡島秀樹投手（31）が66試合に登板、3勝2敗5セーブ、防御率2.22と活躍したことで、日本人の中継ぎ投手の“見る目”が一気に変わった。薮田は“第2の岡島”として高い評価を受けている。
現状、ロイヤルズが先行している訳ではないという。代理人の団野村氏の事務所も「現時点では（5球団が）横並び。（どこかが）頭1つ抜けているということはない」と説明した。
一方で、残留を望むロッテ以外に、ここまでオファーをもらっている国内球団がないことも明かした薮田。「これだけ評価してもらっているので、（メジャーに）挑戦したい気持ちが今は強い。1番、評価してくれたところに決めたい」。1番の評価−。今後、争奪戦はさらに激化する。
小林雅も米大リーグの複数球団から条件提示を受けていることを明らかにした。「複数球団から情報も入ってきているので考えている。ある程度条件を出してくれているところもある」。フィリーズとレイズがリストアップしているが、代理人契約を結んでいる米マネジメント会社「SFXベースボール社」では「興味を持ってくれているのは6、7球団。2、3球団から条件を提示していただいている」と説明。小林は複数年契約を希望しているとみられる。
秋晴れの空の下、ファン感謝デーが行われ、1万6000人のファンが、サイン会や盛りだくさんのイベントで選手らと交流した。「ファンにいつか恩返しがしたかった」というバレンタイン監督は、ニューヨークへのビジネスクラス往復航空券（ペア1組、計200万円相当）などをポーンとプレゼント。ファンに来季の優勝を誓った。
ロッテからFA宣言し、ロイヤルズと合意間近と報道された薮田が18日、「ファンフェスタ」に参加。代理人を通じてロイヤルズ、インディアンス、ホワイトソックス、パイレーツ、レイズの5球団からオファーがあったことを明らかにした。「ロッテに残ってください」とファンから声を掛けられる場面もあったが「そう言ってもらえるのは嬉しい。でも（メジャーに）挑戦したいという気持ちが強い」と複雑な表情を見せた。同じくFA宣言した守護神・小林雅も複数のメジャー球団からオファーがあったことを初めて認め「徐々に情報が入って考えている状況。しっかり考えたい」と話した。
ロッテからフリーエージェント（FA）宣言した薮田安彦投手（34）は18日、千葉マリンでのファン感謝デーに参加した。ファンからは「行かないで」という海を渡ることに反対する声と、「ロイヤルズでも頑張って」と支援する声が送られた。
合意間近と報道されたロイヤルズに関しては、「話をもらっている球団の1つ」と説明。さらに「5球団（以上）から話が来ていることはうれしく思う。これだけ評価してもらっているので（メジャーに）挑戦したい気持ちが強くある」と意欲的だった。
ロ軍のヒルマン監督とは、監督推薦で出場した今年のオールスターで同じチームになった。「優しい感じを受けた」と好印象。しかし、早期合意に関しては「代理人に任せてある。まだそこ（合意）までいっていない」と慎重だった。
ロッテからフリーエージェント（FA）宣言した薮田安彦投手（34）の代理人・団野村氏が17日、現在、メジャー8球団と交渉中であることを明かした。米球界が「大活躍、低年俸」を期待する日本人中継ぎ投手だが、正当な評価を得るために、12月上旬まで粘り強く交渉していくことを表明した。
前日（16日）、米メディアが「薮田がロイヤルズとの契約合意間近」と報道した。だが、野村氏は「金銭面でかなりの開きがある。2、3日中に決定することはあり得ない」と近々の“大リーガー・薮田”誕生を否定した。これまで正式なオファーがあったのはロ軍とホワイトソックス、その他にパイレーツ、レイズ、インディアンス、パドレス、ブルワーズ、ジャイアンツとも交渉しているという。
具体的な交渉が開始されたのは3日前ほどで、まだ初期段階と言う。「早く決まって欲しいと思う選手の気持ちは分かる。だから、焦らず、できるだけ早くまとめたい」と団野村氏。12月3日から4日間、ナッシュビルで開催される米球界関係者の集うウインターミーティングをメドに移籍先を絞っていく。
レッドソックス世界一に貢献した岡島は2年総額250万ドル（約2億7500万円＝3年目は球団に選択権）で昨オフ、契約。「それは正当な評価ですかね？複数年契約を最低限に、選手にベストな環境を考えてあげたい」実力のある薮田だけに、“叩き売り”するつもりはないようだ。
ロッテからフリーエージェント（FA）宣言した薮田安彦投手が18日、メジャー5球団からオファーを受けていることを明かした。薮田は一部の米メディアで、ロイヤルズと2年契約目前と伝えられた。この日行われたロッテのファン感謝イベント後、「ロイヤルズも話をいただいた中の1つ。ほかはホワイトソックス、インディアンス、レイズ、パイレーツ。これだけ評価してもらっているので、挑戦したい気持ちが今は強い」と話した。同じくロッテからFA宣言した小林雅英投手も大リーグの複数の球団から打診があると話した。
宮崎で合宿中の北京五輪、野球代表候補は18日、サンマリンスタジアム宮崎でソフトバンクとの練習試合を行った。本番でも先発が予想されるロッテ成瀬善久投手（22）が先発。3回を被安打1の無失点と完璧な投球を披露した。右翼から左翼へ強風が吹いていたが、フォームのバランスも普段通り。三振も5個奪った。「アピールしたいです」と言葉通りの好投で、ローテ入りを手繰り寄せた。
08年北京五輪を目指す野球の日本代表候補が18日、宮崎市のサンマリンスタジアムでソフトバンクとの練習試合を行い、4−2でプロ相手に初勝利した。
ロッテの左右リレーで6回まで試合をつくった。先発成瀬は3回1安打無失点で5奪三振。12月3日台湾戦の先発が濃厚な左腕は「抜けた球があったのは反省。ボールが滑ることもあったけど、そんなことは言っていられない」。2番手渡辺は3回1失点も自責ゼロ。「1ヶ月ぶりの実戦だったけど普通に杯っていけた。中継ぎ？何でもできるように」と頼もしかった。