11月29日11月29日ロッテの若き中継ぎコンビがYFK不在のチームを救う。今季ルーキーながらチームトップタイの58試合に登板した荻野と、2年目で48試合に登板した左腕の川崎が成田市内のイベントに参加。薮田のロイヤルズ入りで中継ぎトリオのYFKは完全崩壊したが「自分達にはチャンス。今年以上に頑張る」と口をそろえた。また、責任ある場面での登板機会が増えることも「楽しみ」と前向きにとらえていた。
米大リーグ、ロイヤルズは28日、ロッテからFAとなった薮田安彦投手（34）と2年契約を結んだと発表した。米メディアによると、2年総額600万ドル（約6億6000万円）。3年目の契約の選択権を球団が持つ。薮田は29日、来季から指揮をとるトレイ・ヒルマン監督同席のもと、本拠地カンザスシティーで入団記者会見に臨む。
薮田は新日鉄広畑から1996年にロッテ入り。2004年にバレンタイン新監督の提言で中継ぎに転向し、05年には日本一に貢献した。昨春、日本が優勝したWBCではセットアッパーとして活躍した。今季58試合に登板、4勝6敗4セーブ。防御率2.73、38ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手となった。
ロイヤルズのムーアGMは「薮田はここ数年、日本でも有数のリリーフ投手として活躍してきた。我々のブルペンに安定感を与えてくれる貴重なベテランだ」とのコメントを発表。ヒルマン監督の「小林（雅）より優秀」との評価が契約を後押しした。
ロイヤルズは今季69勝93敗でア・リーグ中地区最下位と低迷。99年から02年までマック鈴木が在籍した。
今オフ、FAでメジャー移籍が決まったのは、ロッテからインディアンスに移籍した小林雅英投手に続いて2人目。
ロイヤルズは28日、ロッテからFAした薮田安彦投手（34）との2年契約を発表した。入団記者会見は29日午後（日本時間30日早朝）にカンザスシティーで、今季まで日本ハム監督を務めたトレイ・ヒルマン新監督（44）も同席して行われる。
薮田のロ軍入団が正式に決まり、契約の内容も明らかになった。2年総額600万ドル（約6億6000万円）で、3年目の契約の選択権を球団が持つ。これを、球団が行使した場合は年俸400万ドル（約4億4000万円）、行使しなかった場合には違約金50万ドル（約5500万円）が発生する。また、2年間で115試合以上か、2年目だけで60試合以上登板すると、この選択権が薮田側に移るという。
すでに27日に渡米した薮田は「今の自分があるのは、バレンタイン監督とロッテ、そして熱く応援してくれたファンのおかげだと思っている。今までの12年間で培ってきたことを忘れずに、アメリカで精いっぱい頑張る」とコメントした。
薮田は中継ぎとして、ここ4シーズン、平均55試合以上に登板。今季は58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2.73、38ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。12月1日に帰国予定。
ロイヤルズが28日（日本時間29日）、ロッテからFA宣言した薮田安彦投手（34）と2年契約を結んだと発表した。
27日に現地入りして身体検査をクリアした薮田は「今までの12年間で培ってきたことを忘れずに精一杯頑張る」と語った。29日にカンザスシティー市内のホテルでヒルマン新監督同席の下、入団会見を開く。
条件は2年総額600万ドル（約6億6000万円）で出来高が各年50万ドル（約5500万円）ずつ。3年目は年俸400万ドル（約4億4000万円）の選択権を球団が保有するが、2年間で115試合以上、もしくは2年目の09年に60試合以上登板した場合には薮田側に選択権が移る。ムーアGMは「貴重なベテランとしてブルペンに安定感を与えてくれる」と今季のパ・リーグ最優秀中継ぎ投手に期待を寄せた。
ロッテからFAとなった薮田安彦投手（34）が、ロイヤルズと正式契約を結んだ。すでに基本合意していたが、この日、身体検査をクリア。ロ軍と2年契約でサインした。3年目は球団側が契約更新の選択権を持ち、年俸総額は500万〜600万ドル（約5億5000万〜6億6000万円）とみられている。
ムーアGMは、WBCでA・ロッドらを三振に取った薮田の能力を最大限に評価。いきなり勝利の方程式の一角に指名し、8回を投げさせることを示唆した。「彼はここ何年も日本最高の救援投手の1人として活躍してきた。ウチのブルペンの後ろの方を安定させてくれる、貴重なベテランになってくれるだろう」。現時点で抑えはソリアー。その守護神につなぐのが薮田の役割だ。
マック鈴木以来となる、ロ軍史上2人目の日本人選手となった薮田。29日、カンザスシティー市内のホテルで、ヒルマン監督同席のもと、記者会見に臨む。
薮田は「今の自分があるのはバレンタイン監督とマリーンズのおかげ。そしてボクが投げるたびに熱く応援してくれたファンのおかげだと思っています。12年間で培ってきたことを忘れずにアメリカで頑張ってきます」とコメントを発表。喜びがあふれていた。
インディアンス移籍が決定した小林雅英投手（33）が29日、千葉マリンで初めてメジャー球でキャッチボールを行った。インディアンスのTシャツに身を包み変化球を交えて約50球投げた。「違和感は少しあるけど初めてにしては良かった」と手応えをつかんだ。また薮田がこの日、同じア・リーグ中地区のロイヤルズと契約したことについては「腐れ縁ですね。お互い知らない土地に行くので、敵ではあるが心強い」と喜んだ。共に単身でメジャーに挑戦する。
米大リーグ、ロイヤルズは、ロッテからFA宣言した薮田安彦投手（34）との2年契約を発表した。AP通信によると、2年総額600万ドル（約6億6000万円）。3年目の契約の選択権を球団が持つ。入団記者会見は29日午後（日本時間30日早朝）にカンザスシティーで行われる。
薮田は中継ぎとして、ここ4シーズン、平均55試合以上に登板。今季は58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2.73、38ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。ロイヤルズは、来季から指揮を執るヒルマン前日本ハム監督の助言もあり、薮田の力を高く評価していた。ムーアGMは「日本屈指の救援投手。貴重なベテランとしてブルペンに安定感を与えてくれる」と評価した。
薮田は「今の自分があるのは、バレンタイン監督とロッテ、そして熱く応援してくれたファンのおかげだと思っている。今までの12年間で培ってきたことを忘れずに、アメリカで精一杯頑張る」とコメントした。
ロイヤルズは28日、ロッテからフリーエージェント（FA）宣言した薮田安彦投手（34）と2年契約したと発表した。AP通信によると、2年総額600万ドル（約6億6000万円）。3年目の契約の選択権を球団が持つ。 入団記者会見は29日午後（日本時間30日早朝）にカンザスシティーで行われる。
ロイヤルズは今季、ア・リーグ中地区で最下位（5位）。パ・リーグ2年連続優勝の日本ハムを率いたトレイ・ヒルマン氏を新監督に迎えた。
薮田は今季、58試合に登板し、4勝6敗4セーブ、防御率2.73、38ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。昨春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）では日本の優勝に貢献した。
ロイヤルズ薮田が正式に誕生した。ロッテからFAとなった薮田安彦投手（34）が28日（日本時間29日）、米ミズーリ州カンザスシティでロ軍と２年契約を結んだ。3年目は球団側が契約更新の選択権を持つ。年俸総額は地元紙などによると、500万ドル〜600万ドル（約5億5000万〜6億6000万円）と見られている。
前日27日にカンザスシティ入りしていた薮田は、すでにロ軍と基本合意には達していた。この日、身体検査を問題なくクリアし、正式にサインを交わした。マック鈴木以来となる、ロ軍史上2人目の日本人選手になった薮田に対し、ムーアGMは「薮田は救援陣に安定感をもたらしてくれる、非常に重要な投手になってくれるだろう」と、喜びを表した。
薮田は29日にカンザスシティ市内のホテルで、ヒルマン監督同席のもと、記者会見に臨む予定だ。
08年北京五輪アジア予選に臨む日本代表24人のメンバーが決まった。星野仙一監督（60）は、最終候補27人のうち巨人高橋尚成投手（32）ロッテ渡辺俊介投手（31）横浜相川亮二捕手（31）の3選手を外し、代表24人を決定した。
星野ジャパンの最終メンバー24人が29日深夜、決まった。この日のナイター練習後、星野監督は高橋尚、渡辺俊、相川を自室に呼び、最終メンバー漏れを直接伝えた。その後、3選手はそれぞれ、広報を通じコメントを出した。
高橋尚は「残念です。残りのメンバーの人に頑張ってもらい、五輪に出場できるよう応援したいです」。渡辺俊は「メダルを取るために、監督が決断されたこと。後は応援したい」。相川は「ここまで精一杯やってきました。何とか力になれればと思ってやってきた。残念だが、みんなに頑張ってもらいたい」。
高橋尚、渡辺俊はこの日の練習でブルペン入り。相川も通常通り練習をこなしていた。最後の最後まで状態を見極め、戦力を総合的に判断し結論を出した。ロングリリーフのできる中継ぎ陣の中から、右の下手投げの渡辺俊、左の高橋尚が外れる形となった。野手は捕手4人のうち相川が外れた。高橋尚は30日に帰国予定で、他の2選手は30日以降に帰国日を決める。
日本代表候補は、選出後に巨人小笠原、高橋由、ソフトバンク多村が故障で辞退。台湾入りの前に、日本ハム武田勝、武田久、オリックス加藤大が外れていた。
これで内訳は投手9人、捕手3人、内野手7人、外野手5人となった。唯一のアマチュア選手、愛知工大・長谷部康平投手（22）は代表入りした。30日には日本、韓国、台湾と1次リーグ1位通過のフィリピンが出席して監督会議が開かれ、各チームが登録24選手を提出する予定になっている。
2008年北京五輪を目指す日本代表の星野仙一監督（60）は29日、台中（台湾）でアジア予選に備えて練習している最終候補27選手のうち高橋尚成（巨人）渡辺俊介（ロッテ）両投手、相川亮二捕手（横浜）の3選手をメンバーから外し、代表24選手を決定した。チームに同行する広報担当者が発表した。
代表24選手の内訳は投手9人、捕手3人、内野手7人、外野手5人となった。
高橋尚は30日に帰国予定で、渡辺俊と相川の帰国日時は未定。 決勝リーグ開幕前日の30日には日本、韓国、台湾と1次リーグ1位通過のフィリピンが出席して監督会議が開かれ、各チームが登録24選手を提出する予定。
日本高野連は30日に大阪市内で全国理事会、評議員会を開き、2009年度以降の特待制度について最終決定する。「特待生問題有識者会議」が10月に出した答申について各地区ごとに意見の集約を行ったが、強硬な反対意見はほとんどなく、ほぼそのままの内容で承認される見通し。
第三者機関による有識者会議は7月から6回の会合を重ね、
などとした上で、野球特待生を容認するのが相当との答申を出した。
特待生問題は、4月中旬に専大北上高（岩手）で、日本学生野球憲章が禁じる野球を目的にした奨学制度の実施が判明して問題化。高野連の全国実態調査で376校が違反を申告した。来年度については、経済的支援が必要な部員に対しては特待制度を容認することが決まっている。