選手名 | 年俸 | 前年比 |
---|---|---|
川崎 | 3000 | △2050 |
青野 | 2300 | △800 |
※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン
成長株の左腕川崎が、藤田魂と背番号12を継承する。「自分にとって神」と崇拝する先輩が巨人へ移籍するため、千葉マリンスタジアムで行われた契約更改交渉の席で後継に名乗りを上げた。来季は崩壊した救援陣YFKの穴を埋める働きを期待されるだけに、球団側からも背番号変更を受諾された。「中継ぎとしての心得全てを学んだ。ロッテの12番に恥じないように頑張りたい」と誓った。2年目の今季はリリーフで48試合に登板。約3倍増の年俸3000万円(推定)で一発更改した。
バレンタイン監督の父親、ジョゼフ・バレンタイン氏が11月30日に老衰のため死去した。87歳だった。同監督は前月30日に帰国の途に就き、到着約5時間後に息を引き取ったという。最愛の父の最期を見守ったボビーだが、日本を出発する直前には「(帰国中は)親と少しでも多くの時間を過ごしたい」と、鎮痛な面持ちで話していた。
ロッテ4巡目伊藤義弘投手(25=JR東海)が名古屋マリオットアソシアホテルで入団契約を結んだ。契約金6000万円、年俸1000万円。
千葉ロッテの主力組の来季の契約更改交渉が3日、千葉マリンスタジアムでスタートし、2年目の川崎雄介投手(25)は「いい評価をしてくれた」と2050万円増の3000万円でサイン。背番号を「12」に変更することも決まった。
今季は中継ぎとして48試合、54回2/3を投げ防御率1.65と左の中継ぎの柱に成長。「長いイニングも投げたことや右バッターも抑えたことなど、評価して欲しかったところを見てくれた」と終始笑顔で話した。また「自分を奮い立たせるため」と、戦力外となった尊敬する藤田宗一投手(巨人)の背番号を引き継ぐことを球団に申し入れた。
薮田、小林雅の両投手が抜け、来季は抑えを任される可能性もある。「厳しい場面が多くなると思う。コントロールミスをなくしたい」と気持ちを入れ直した。
青野は800万円アップの2300万円で更改した。
ロッテ・川崎雄介投手(25)が3日、千葉マリンで契約更改に臨み、2050万円増の年俸3000万円で一発サイン。来季は巨人入りが決まった藤田宗一投手(35)の背番号「12」を継承することになり、救援陣の柱としてフル回転を誓った。
2年目の今季、チーム3番目に多い48試合に登板し、4勝2敗、防御率1.65という安定感を誇った左腕に、少し早いクリスマスプレゼントが贈られた。現在の背番号「49」からの変更希望を、球団側が快く了承。同じ左腕として尊敬する藤田にも、直接許可をもらった。「肩の作り方や中継ぎのあり方など、教えていただいたことは財産。自分にプレッシャーをかける意味でもつけたかった」と目を輝かせた。
首脳陣は、クローザー候補としても期待。川崎が「50戦以上登板、防御率1点台中盤」の目標をクリアすれば、YFKの穴も埋まるはずだ。
ロッテ2年目の成長株・川崎が契約更改交渉に臨み、2050万円増の3000万円でサインした。今季は中継ぎで48試合に登板し、防御率1.65とクライマックスシリーズ進出にも貢献。「防御率と被安打率(6.59)を評価してもらった」と笑顔で話した。背番号も48から巨人に移籍した藤田の12を引き継ぐことが決定。「今年より厳しい場面も多くなるので、コントロールやバント処理など全て良くしたい」と気合十分だった。
ロッテのボビー・バレンタイン監督(57)の父、ジョゼフ・バレンタインさんが老衰のため、米コネティカット州の病院で11月30日(日本時間12月1日)に死去した。87歳だった。ロッテが3日、発表した。バレンタイン監督は先月30日に帰国する際、「父は体が悪いので、なるべく一緒に過ごしたい」と話していたが、病院に駆けつけた5時間後に、ジョゼフさんは息を引き取ったという。葬儀は現地時間4日に行われる。
ロッテは3日、大学生・社会人ドラフト4巡目で指名したJR東海の伊藤義弘投手(25)と契約金6000万円、年俸1000万円で契約した。
ロッテは3日、大学生・社会人ドラフト4巡目で指名したJR東海の伊藤義弘投手(25)=177センチ、76キロ、右投右打=と契約金6000万円、年俸1000万円で契約したと発表した。(金額は推定)
サブローが殊勲のスクイズで流れを変えた。何度も練習してきた「つなぎの攻撃」を、日の丸戦士が見事に体現した。7回無死満塁で9番サブロー。1点もやれない台湾は前進守備のシフトを敷いた。ファウルの後のカウント1−2。腰を落とし、落ち着いてバットの先にボールを当て勢いを殺した。サブローは「頭の片隅に、ちょっとだけ(スクイズの)意識はあった。無死満塁でスクイズ。人生で1番ええバントができたなあ」と胸を張った。
1日のフィリピン戦でサブローは牽制死した。単純なミスで宮本主将にカツを入れられ、名誉挽回のチャンスを狙っていた。先月5日、神戸での自主トレの際、初のシート打撃で首脳陣は全員にバントのサインを出した。失敗すると、すかさず同じ指示。小技で1点を取る意識を徹底させた結果が、大一番で最高の形で出た。星野監督は「サブローはスクイズを良く決めた。みんなが学んできた日本の野球を見せてくれた」と強調した。
ロッテ勢が鮮やかな逆転劇を呼んだ。逆転された直後の7回。無死満塁で打席に大村が入った。「頭の隅にスクイズがあった分、スムーズに入っていけた」カウント1−2から出たサインに動じず、直球を投前に転がした。「人生で1番いいバントができました」見事に同点のスクイズを決めた。
さらに1死二、三塁からは西岡だ。気落ちした台湾2番手投手・耿伯軒から右前へ勝ち越し打。「狙ったとかじゃなくて気持ちです。結果が出てないのに1番で使ってくれた監督に感謝したい」と一塁ベース上でガッツポーズ。続く川崎、新井、阿部に適時打が飛び出しこの回6点。ビッグイニングで台湾を突き放した。
「have fun(野球を楽しめ)」。ロッテが激しい優勝争いをした今季の終盤。バレンタイン監督が選手にいつも話していた言葉だ。大村はクライマックスシリーズでも「楽しむことだけしか考えていない。苦しいより楽しい方がいいに決まっている」と心にとめていた。舞台をアジアに移しての負けられない戦い。ロッテの選手達は普段通りの野球を実践した。
この日8番・捕手で初スタメンとなった里崎も7回無死一、二塁から確実にバントを決め、犠打野選を誘った。初戦の1イニングを完璧に抑えた小林宏、韓国戦で先発した成瀬も合わせて5人、日本代表で最大勢力だったロッテ勢。1人1人が役割を果たし、日本を北京五輪へ導いた。
1点を追う7回、無死満塁でサブローが意表突く、同点スクイズを決め、試合の流れを引き込んだ。「スクイズは頭の隅っこにあった。隅っこにあった分、スムーズに入っていけた」と振り返っていた。
ロッテの主力組の契約更改が3日、始まった。中継ぎで48試合に登板し、4勝2敗、防御率1.65の川崎雄介投手(25)が2050万円増の3000万円でサインした。「今年より厳しい場面も多くなる。コントロールやバント処理、牽制など全て良くしたい」と意気込んだ。背番号も49から12に変更になった。青野は800万円アップの2300万円で更改した。(金額は推定)
ロッテは3日、バレンタイン監督の父、ジョゼフ・バレンタイン氏が老衰のため、米国で11月30日に87歳で死去したと発表した。葬儀は現地時間4日に行われる。
全日本野球会議は3日、国際野球連盟(IBAF)に2日の試合で韓国が「紳士協定」を破った問題について、抗議することを決定した。11月30日の監督会議で、試合開始1時間前に先発メンバーを提出することが確認されていた。しかし韓国は試合直前に先発投手を右腕・柳済国から左腕・田炳浩に変更。打順も6人を入れ替えた。規則上は問題ないが、日本側はマナー違反とし、3日夕方にIBAFに申し入れる。全日本野球会議国際委員会の鈴木義信委員長は「勝敗に関わらず、きっちりと対応したい。抗議と提案をします」と話した。
日本は初回2死三塁から4番新井が左前へタイムリーを放ち、1点を先制。先発ダルビッシュは序盤1安打無失点の立ち上がり。日本は2回以降、台湾先発の陽建福を打ちあぐね、追加点を奪えない。台湾は6回、4番陳金鋒がダルビッシュから右中間に2ランを放ち、逆転した。1点を追う日本は7回、満塁からサブローのスクイズで同点とすると、西岡、川崎の連続適時打などで一気に6点を奪い、7−2とした。日本は9回には新井の2ランなどで加点した。守っては8回から藤川−上原と万全の継投。3連勝で北京五輪出場を決めた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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日本 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 3 | 10 |
台湾 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 得 | 安 | 点 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 二 | 西岡 | 5 | 2 | 2 | 1 | 遊安 | 投ゴ | 遊ゴ | 右安 | 三振 | |||||
2 | 遊 | 川崎 | 4 | 1 | 1 | 1 | 捕犠 | 二ゴ | 遊ゴ | 左安 | 三振 | |||||
3 | 中 | 青木 | 4 | 2 | 3 | 0 | 二ゴ | 右安 | 左安 | 四球 | 右二 | |||||
4 | 一 | 新井 | 4 | 1 | 3 | 4 | 左安 | 四球 | 右飛 | 右安 | 右本 | |||||
5 | 指 | 阿部 | 5 | 0 | 3 | 2 | 三安 | 右飛 | 二併 | 左安 | 左二 | |||||
走指 | 荒木 | 0 | 1 | 0 | 0 | |||||||||||
6 | 三 | 村田 | 2 | 0 | 0 | 0 | 左飛 | 三ゴ | 死球 | |||||||
走三 | 宮本 | 2 | 1 | 0 | 0 | 左飛 | 右飛 | |||||||||
7 | 右 | 稲葉 | 4 | 1 | 2 | 0 | 遊ゴ | 右安 | 右安 | 死球 | 左飛 | |||||
8 | 捕 | 里崎 | 5 | 1 | 0 | 0 | 遊ゴ | 三併 | 投野 | 三振 | 右直 | |||||
9 | 左 | サブロー | 3 | 0 | 0 | 1 | 三振 | 左飛 | 投犠 | 三振 | ||||||
38 | 10 | 14 | 9 |
打順 | 守備 | 名前 | 打 | 得 | 安 | 点 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 遊 | フウ・チンルン | 4 | 0 | 1 | 0 | 右安 | 三振 | 遊飛 | 中飛 | |||||
2 | 中 | ジャン・ジェンミン | 3 | 0 | 0 | 0 | 投犠 | 三振 | 三振 | 三振 | |||||
3 | 右 | ペン・チェンミン | 4 | 1 | 1 | 0 | 二ゴ | 一邪 | 左安 | 二直 | |||||
4 | 指 | チェン・チンフォン | 3 | 1 | 1 | 2 | 一飛 | 四球 | 右本 | 左飛 | |||||
5 | 三 | ジャン・タイサン | 3 | 0 | 0 | 0 | 死球 | 右飛 | 三振 | 三振 | |||||
6 | 一 | シャ・ジェシェン | 4 | 0 | 0 | 0 | 捕ゴ | 遊ゴ | 一ゴ | 二失 | |||||
7 | 左 | パン・ウーション | 3 | 0 | 0 | 0 | 投ゴ | 左飛 | 四球 | 遊併 | |||||
8 | 二 | リン・ジシェン | 3 | 0 | 0 | 0 | 遊ゴ | 三ゴ | 三振 | ||||||
9 | 捕 | カオ・ジガン | 2 | 0 | 0 | 0 | 遊直 | 三振 | |||||||
打 | カオ・グォチン | 0 | 0 | 0 | 0 | 四球 | |||||||||
捕 | チェン・フォンミン | 0 | 0 | 0 | 0 | ||||||||||
29 | 2 | 3 | 2 |
名前 | 投球回 | 打者 | 球数 | 安打 | 三振 | 四球 | 死球 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダルビッシュ | 7 | 28 | 97 | 3 | 6 | 3 | 1 | 2 | 2 |
藤川 | 1 | 3 | 10 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
上原 | 1 | 3 | 15 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
名前 | 投球回 | 打者 | 球数 | 安打 | 三振 | 四球 | 死球 | 失点 | 自責 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤン・ジェンフ | 6 0/3 | 26 | 94 | 7 | 1 | 1 | 1 | 4 | 4 |
ケン・ポウシュアン | 0 1/3 | 2 | 6 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
ニィ・フーダ | 0 0/3 | 2 | 8 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 |
ツァオ・チンフイ | 2 2/3 | 14 | 50 | 5 | 4 | 0 | 1 | 3 | 2 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フィリピン | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | ||
韓国 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 4 | x | 13 |