わたしはかもめ2007年鴎の便り(12月)

便

12月4日

契約更改

選手名年俸前年比
早川4800△2500
塀内1300△200
大松保留

※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン

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早川4800万円で更改[千葉日報]

千葉ロッテの早川大輔外野手(32)が4日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉を行い、2500万円増の4800万円でサインした。

オリックスから移籍した今季は2番・中堅でレギュラーを獲得し、133試合に出場して打率2割8分3厘とプロ6年目で初めて規定打席に到達。リーグトップの8三塁打を放った。1番・西岡とのコンビで多くの得点に絡み「バントなどチャンスを広げたところを評価してくれた。1年間けがなく働けたのが自信になった」と満足げに話した。

来季は打率3割、30盗塁を目標に「1度も胴上げをしたことがないので来季こそ優勝したい」と覇権奪回を誓った。

塀内久雄内野手(26)は200万円増の1300万円で更改。大松尚逸外野手(25)は金額提示を受けずに保留した。

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早川、倍増でおむつ

早川が契約更改交渉し、昇給分で「おむつ大量購入」プランを明かした。今季オリックスから移籍し、自己最多133試合出場で打率2割8分3厘を記録。2300万円からほぼ倍増の4800万円でサインした。ダイビングキャッチや、体当たり生還なとのインパクト査定も加わった。アップ分の使い道については「(10月に誕生した)子供のおむつをまとめ買いします」と話した。

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ロッテ、新外国人アブレイユ獲得へ[デイリー]

ロッテが来季新外国人として大リーグ・ナショナルズのウィンストン・アブレイユ投手(30)を獲得することが4日、分かった。交渉は最終段階に入っており、近日中にも発表される見通しだ。

アブレイユは今季、メジャーで中継ぎとして33試合に登板し、0勝1敗、防御率6.81だった。だが3Aコロンバスでは37試合に登板して3勝0敗、防御率1.20の好成績。力のある直球を武器に52回1/3で82奪三振、奪三振率は14.10という驚異的な数字を残した。

ロッテは今オフ、小林雅と薮田がFAでメジャーへ移籍。戦力外で巨人へ移籍した藤田とあわせ、救援陣「YFK」がそろって退団した。バレンタイン監督が「我々は来季に大きな課題を残している」と話すなど、中継ぎ投手の補強が急務となっていた。

一方でエースの清水が抑えに回る構想があり、実現すれば先発陣が手薄になる。球団関係者は新外国人の条件を「先発と中継ぎ両方ができるのがベスト。(投手陣の)バランスを考えればパワーピッチャーがいい」としており、先発の経験もあるアブレイユに白羽の矢を立てた。

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早川「盗塁王」目指す!パ・トップ三塁打8本で2600万円増[報知]

今季リーグトップの8三塁打をマークしたロッテ・早川大輔外野手(32)が4日、千葉市内の球団事務所で契約更改に臨み、2600万円アップの年俸4800万円(推定)でサインした。

オリックスから移籍して「2番・中堅」に定着。サブローと並ぶチーム最多タイの133試合に出場した。プロ6年目で初めて規定打席にも到達し、打率2割8分3厘をマーク。8月にはリーグタイとなる3試合連続三塁打も放った。「金額はイメージ通り。ダイビングキャッチなど、印象的なプレーでも色をつけてもらえた」と満足げに笑った。球団からは、盗塁を16個から増やすよう注文された。「盗塁王?争いの中に名前を出せるようにしたい」遅咲きの星が、主役の座にも色気十分だ。

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早川、大幅アップでオムツ大量購入[スポニチ]

今季オリックスから移籍しチームトップタイの133試合に出場したロッテの早川が2600万円増の年俸4800万円でサインした。自身初の規定打席到達に加え、パ・リーグ記録タイの3試合連続三塁打、16盗塁、ヘッドスライディングなど“熱血プレー”が評価された。「来季は30盗塁し盗塁王争いをしたい。増額分で(10月に生まれた長男の)オムツを大量購入します」と笑顔。公私ともに充実したオフを迎える。

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ロッテ大松は条件提示なしで保留[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(25)が4日、千葉マリンスタジアムで契約更改交渉を行い、条件提示を受けずに保留した。3年目の今季は右脇腹負傷で戦列を離れた時期もあったが、77試合出場で打率3割、5本塁打を記録。話し合いを終えた大松は「どういう評価をしてもらっているか、しっかり聞きたかった。不満はないので、次には押そうかなと思う」と、笑顔で引き揚げた。

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早川が4800万円でサイン[報知]

ロッテの早川は4日、2500万円増の4800万円で契約更改した。早川は今季オリックスから移籍し、133試合出場でリーグトップの8三塁打を放ち、打率2割8分3厘をマークした。塀内は200万円増の1300万円でサイン、大松は金額提示を受けずに保留した。(金額は推定)

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日本代表選手コメント集[報知]

ダルビッシュ投手(日本ハム)
「プレッシャーは全然なかった。頑張って勝って良かったなと思う。いい経験をさせてもらった。」
涌井投手(西武)
「何とか自分の役割を果たせた。知らないうちに緊張していて、いつも以上に疲れた。」
上原投手(巨人)
「(合宿参加の)投手陣14人から5人、メンバーが落ち、複雑な気持ちだった。14人で戦ったという気持ちを忘れずにいた。」
成瀬投手(ロッテ)
「またシーズンで頑張って代表に選ばれたい。変化球を打たれたので、もっと技術的に向上したい。」
長谷部投手(愛知工大)
「出たいなというのもあったし、怖いなというのもあった。緊張感のあるベンチの中で一緒に戦えたことは良かった。」
阿部捕手(巨人)
「しんどかった。あり得ないことが起こり、その中でいい経験をさせてもらった。また候補に選ばれるために、まずはシーズンを元気に頑張りたい。」
里崎捕手(ロッテ)
「ダルビッシュは初めての国際経験だったので、手助けができたと思う。目指すはWBCで金、五輪で金。シーズンでけがをしないようにしたい。」
矢野捕手(阪神)
「日の丸の重さは半端じゃなかった。またこのメンバーの中に入りたいという気持ちがさらに強くなった。」
新井内野手(広島)
「4番は口ではどう表現していいのか分からないくらい重圧がかかった。目の前の試合に絶対勝つという気持ちでやった。」
宮本内野手(ヤクルト)
「第一関門を突破した。韓国戦は重圧のかかる試合だと分かっていた。みんなには緊張感を持ってやっていこうと伝えていた。」
川崎内野手(ソフトバンク)
「あっという間だった。エラーしたのは悔しいから、もっと練習する。星野監督はうちのおやじに似ている。」
サブロー外野手(ロッテ)
「日の丸を背負って重圧を感じた。でも僕自身は冷静でいられたと思う。」
稲葉外野手(日本ハム)
「台湾に逆転された時は真剣にまずいと思った。WBC組が多かったので、そこに解け込むのに必死だった。」
和田外野手(西武)
「韓国戦はいままで経験した中でも厳しい試合だった。」

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小林雅チェンジのススメ…緩急ないとメジャー厳しい[夕刊フジ]

FA権利行使で米インディアンスへの移籍が決まった小林雅に、古巣ロッテからマイナーチェンジを勧める声が上がっている。

今オフのFA&日本人メジャー市場で、1番乗りで新天地への移籍を決めた小林雅。「ロッテでの経験を生かして頑張りたい」と闘志を燃やしている。

7年連続20Sを達成するなど、日本球界での申し分ない実績を買われてのインディアンス移籍だけに意気軒高というところだが、その一方でチーム内から懸念の声も。「チェンジアップくらいマスターしていかないと厳しいんじゃないか」という声が上がっているのだ。

小林雅のスタイルは、150キロ超の直球と高速シュート、そしてヨコ&タテのスライダー。まさに力投スタイルで通算227Sをあげているが、今季は制球、キレともに今一つで救援失敗を8度繰り返してしまった。

そのためバレンタイン監督ら首脳陣は、シーズン終盤で2軍降格させ、体の各関節の稼働域を広げさせる調整を指示。勤続疲労から来ているとみていた体のバランスの狂いの修正を敢行させたワケだが、チーム内では原因は他にもある−とみている。

「要するに緩急がないんだよ。元々コントロールが良くないんだから、いい加減、他球団に研究されていた。これからいくメジャーは、マサのデータはないだろうけど、パワー勝負ならかなわない。せめてチェンジアップくらい覚えていかないと厳しいよ」(球団関係者)というワケだ。

ロッテ投手陣に対して、これまでバレンタイン監督は「チェンジアップを覚えろ」と口癖のように叱咤してきた。エース小林宏も成瀬も、やはりロイヤルズへのFA移籍が決まった薮田にしても、飛躍できた主因はチェンジアップのマスターにあったといえるが、その中で1人、己を貫いたのが小林雅だった。

メジャー移籍が盛んな昨今、「野球もベースボールもやることは同じ」といわれるが、ならば打者のタイミングを外す緩急の重要性も一緒のはず。小林雅は「(メジャー移籍で)変えるところ?ありません。ずっと同じスタイルで通してきたし、そんなに器用な方でもないので」とキッパリ。新天地でも自分を貫こうと意気上がる右腕の挑戦に注目だ。

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