わたしはかもめ2007年鴎の便り(12月)

便

12月23日

ロッテの顔に…成瀬メジャー眼中になし[デイリー]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が23日、中山競馬場で行われた有馬記念でプレゼンターを務めた。レース前のトークショーではメジャーに“脇見”せず、ロッテの顔を目指すことを宣言した。

トークショーでダイワメジャーを本命に予想した成瀬に、司会者が「メジャー挑戦はどうですか?」と質問。すると成瀬は迷うことなく「メジャーよりもロッテの顔になりたい。ロッテと言えば成瀬、そういう存在になりたい」と言い切った。FAやポスティングでメジャーに移籍する選手は多いが、成瀬はあくまでロッテ一筋だ。

チームの顔になるための課題に挙げたのが、勝負強さだ。今季は日本ハムとのクライマックスシリーズや北京五輪アジア予選の韓国戦など、勝負どころの試合で結果を出せなかった。それでも「勝負どころの精神面は鍛えられた。来季は勝って気持ち良くシーズンを終えたい」と意気込む。さらに居並ぶ競走馬を見て「お尻の筋肉がスゴイ。(自分も)走り込みの量を増やしていく」と話した。

有馬記念は伏兵・マツリダゴッホが1着となり馬券は惨敗だったが「来年は“祭りだ成瀬”と言われるようにしたい」。08年を“成瀬イヤー”にする。

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成瀬、馬並み下半身作る[報知]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が今オフ、馬並みの下半身をつくり上げる。23日、中山競馬場に有馬記念のプレゼンターとして登場。競走馬の鍛え上げられた体に刺激を受け、年明けから走り込みを重視したトレーニングを行う決意を示した。

成長のヒントが、初めて至近距離で見た馬の肉体に隠されていた。「何、この筋肉?っていうくらい、お尻の筋肉がすごかった。やはり何のスポーツでも下半身が大事。僕は下半身は細い方。年明けからは走る量を増やそうかなと思います」今季は最優秀防御率と最高勝率のリーグ2冠に輝いた。タイトル防衛に加え、6試合だった完投数を増やすことがノルマ。規定投球回以上でリーグ2位の少なさだった31個の与四死球をひとケタにまで減らすという究極の目標もあり、制球力向上とスタミナアップのため、改めて走り込みの重要性に着目した。

昨オフはウエートトレを軸に10キロ近い減量に成功、好成績につなげた。「(現在86キロの)体重は落とさずに、筋肉をつけていきたい」徹底的に下半身をいじめることから、肉体改造第2弾がスタートする。

◇生レースに感動

有馬記念の予想ではダイワメジャーを本命に推していた成瀬だったが、惜しくも3着。「やってくれると思ったんですけどね…。強い馬でも負けるし、野球でも打たれるときは打たれるものですから」と一発勝負の難しさを痛感。表彰式では優勝したマツリダゴッホの蛯名正義騎手にトロフィーを手渡して、「生でレースを見られて感動しました。来年も成績を残して、リベンジに戻ってきたい」と誓っていた。

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勝負どころで勝てるマツリダナルセに[スポニチ]

“負けない男”がリベンジ宣言だ。ロッテ・成瀬が有馬記念のプレゼンターを務め、予想にも挑戦。ダイワメジャーの単勝や今季16勝1敗にちなんだ(1)=(16)などで勝負も惨敗し「来年も呼ばれるよう、いい成績を残してリベンジしたい」と2年連続の大役を志願した。

初の生観戦。間近で観察できたのが最大の収穫だ。「活躍している馬はケツ周りの肉が凄い」と感嘆。「今の体重を維持して筋肉をつけたい」と徹底的な走り込みによる“調教”でレベルアップを狙う。

レギュラーシーズンで圧倒的勝率もCS第2ステージで敗戦。北京五輪予選の韓国戦も3回2/3を2失点と悔いが残った。「勝負どころで勝ちたい。マツリダナルセと言われるようになったらいいですね」と優勝馬とかけて抱負。不敗左腕が“お祭り男”の称号も勝ち取る。

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ロッテ成瀬が有馬記念でプレゼンター[ニッカン]

ロッテ成瀬が23日、有馬記念で競馬に初挑戦も、惨敗を喫した。同レースのプレゼンターを務めるため、中山競馬場を初訪問。引退レースとなったダイワメジャーを中心に馬券を購入したが「外しました」。本業では今季16勝1敗と多くの白星を稼いだが、苦笑交じりに黒星を振り返った。

クライマックスシリーズ(CS)第2ステージ最終戦や北京五輪アジア最終予選の韓国戦。そして有馬記念と、今年は終盤の大一番で満足いく結果を得られず悔しさが残った。

「来年は、勝負どころでもしっかり成績を残して、またこの地(中山競馬場)に戻って来て、有馬記念でもリベンジしたい」と力を込めていた。

シーズンを通して活躍するため、初めて間近で見たサラブレッドからもヒントを得た。「尻周りとか、何だこの筋肉は、という感じでした。何事も下半身が大事だと思いました」。感動冷めやらぬ表情で話し、オフは走り込み中心の“調教”で土台強化に励むつもりだ。

チームの日本一奪回、北京五輪本大会とフル回転の活躍を期待される左腕は、この日1着でゴールしたマツリダゴッホにあやかり「来年は『マツリダナルセ』と言われるようになったらいいですね」。08年こそは最後まで走り抜き、2冠に輝いた今季以上の成績を残して、笑顔で締めくくるつもりだ。

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