わたしはかもめ2008年鴎の便り(1月)

便

1月10日

唐川“オカマ走り”だぞ

ロッテの高校生ドラフト1巡目の唐川侑己投手(18=成田)が“オカマ走法”を注意された。10日、さいたま市内のロッテ浦和球場で新人合同自主トレがスタート。高校生ドラフト4巡目の阿部をのぞき、育成枠も含めた11人がそろってランニング、キャッチボールなど約4時間汗を流した。元々ランニングが苦手という唐川は「弘田さん(コンディショニング担当)から『腕の振り方が悪い。オカマみたい』って言われちゃいました。確かにそうなんです。自分でも前から変だなと思っていたんです」と告白した。

腕が横振りでやや内またのフォームがオカマといわれた要因。弘田担当によると「走る時に肩甲骨を使わず腕を横に振って走るクセがついている。上半身がゆがむと骨盤も回ってしまい。投球動作にも影響が出てくる」と指摘した。これから意識的にランニング姿勢を矯正し、体力アップを図る方針だ。プロ初日を終え「疲れました。やったことない練習が多くて勉強になりました」と、気持ちを新たにしていた。

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唐川らプロ“第一歩”、新人合同自主トレ開始[千葉日報]

千葉ロッテの新人合同自主トレが10日、さいたま市南区のロッテ浦和球場で始まった。卒業試験がある阿部和成投手(大牟田高)を除く新人11選手がランニング中心の練習で汗を流し、プロの第一歩を踏み出した。

少し緊張した面持ちの11人は、午前10時に始動。立花ヘッドコンディショニングコーチの指導の下、外野を歩きながらじっくり時間を掛けたストレッチで体をほぐし軽めのランニングやキャッチボール。途中、自主トレで同球場を訪れた清水投手から「プロになったことで満足せず、1軍のトップレベルで長くやることを目標にして欲しい」と激励され、高校生ドラフト1巡目の唐川侑己投手(成田高)は「自分もそういう気持ちを持って(プロに)入った。しっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。

サーキット練習やジョッグとダッシュを繰り返すインターバル走で3時間半にわたるグラウンドでの練習を終え、選手たちは少し疲れた様子。午後からはウエートトレーニングや練習方法についての講習を受けた。

初めて取り組むメニューもあり、プロ初練習に戸惑いも見せたが「与えられた練習をしっかりやれた。初日から走ったなという感じ」と唐川。コーチから走るときの腕の振り方を矯正され「悪いところをどんどん直してピッチングにつなげたい。キャンプでしっかり投げられるようにしたい」と意欲的に話した。

◇清水、新球習得に意欲

千葉ロッテの清水直行投手が10日、さいたま市南区のロッテ浦和球場で本格始動、新球習得に意欲を見せた。

今季は“自分のボール”を取り戻すことがテーマ。新球は「ボールをつぶす感じ」をイメージに、既にキャッチボールをしながら直球と同じ腕の振りでの“落ちる球”に取り組んでいる。また「体の全部を使って力を出したい」と、直球に磨きを掛けるために体の使い方を変えるトレーニングを始めている。

昨季は6勝10敗と不本意な成績に終わった。「十分悔しい思いをした。それを力に変え、新人のころと同じような気持ちではい上がっていきたい」。9年目のシーズンに向け背番号18は強い決意を示した。

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清水、魔球「クラッシュ(仮名)」開発へ[報知]

昨季6勝10敗に終わったロッテのエース、清水直行投手(32)が魔球「クラッシュ(仮名)」の開発に着手していることを明かした。

年始の自主トレ中にひらめいた変化球で、チェンジアップと小さく落ちるスプリット・フィンガー・ファストボールの中間のイメージで、「球の回転数が少なく、直球に近い球速で沈む」という。ボールを「指先でつぶす感覚」で投げるのが命名の由来。握り方を試行錯誤している段階だが、キャンプ、オープン戦で完成させる構えだ。

清水は10日、埼玉・さいたま市内のロッテ浦和球場で本格始動。同じ浦和球場で合同自主トレを開始した11人の新人に「1軍のトップレベルで長くやることを目標にやれ」と約3分間、激励した。「僕も新人のように、はい上がる気持ちでやる」と信頼回復への意気込みを新たにした。

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ロッテ・清水が始動、新球で復活へ[デイリー]

2ケタ勝利が5年連続で途切れたロッテの清水が10日、ロッテ浦和球場で始動し「新人の頃と同じ、はい上がる気持ちでやりたい」と抱負を話した。既に新球のマスターに取り組んでおり「腕の振りは直球と同じ。チェンジアップかスプリットか分からないが、ボールをつぶすイメージ」。さらに球威を取り戻すため、体の使い方も変えるという。新たな試みに復活に懸ける思いが表れていた。

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唐川「おかま走り」にダメ出し[スポニチ]

黄金ルーキーにいきなり試練だ。ロッテの新人合同自主トレが10日、ロッテ浦和でスタート。高校生ドラフト1巡目の唐川侑己投手(18=成田)は、持久走中に腕の振り方を大声で注意された。

「おかまみたいって言われました。腕が真っ直ぐ出ていないと…。走り方が変なのは前から自分でも分かっていました。直していかないと」。苦笑いで振り返る唐川にダメ出ししたのは弘田コンディショニング担当。グラウンドをランニングで周回する時はベース1周と同じく左回りが多く、自然と左側に体重がかかる。唐川の場合は特に顕著で、左肩が下がり左腕が真っ直ぐ前に出てこない。その結果、両腕とも横振りになっているという。弘田同担当は「あの走り方だと体のバランスが崩れる。内転筋などに張りが出るケースもある」と説明。故障を防止するためにも走法を早期に矯正していく考えを示した。

一方で立花ヘッドコンディショニングコーチは「肩甲骨は動く。可動域は広いし、いいものを持っている」と絶賛。大器の片鱗も見せた唐川は7時間のハードメニュー後には即席サイン会も実施と余力十分。投球では男っぽく魅了するつもりだ。

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唐川、初練習「やっぱりきつかった」…ロッテ新人合同自主トレ[サンスポ]

ロッテの新人合同自主トレが10日、スタート。高校生ドラフト1巡目の唐川(成田)は高校時代になかったメニューも経験し「やっぱりきつかった」。走り方を矯正されるなど、プロでの初練習にやや戸惑い気味だった。練習途中には選手会長の清水が新人全員を集めて「プロに入ることで満足せず、長くトップレベルでやりなさい」と激励した。

◇清水が始動、新球で巻き返す

2ケタ勝利が5年連続で途切れた清水が始動。「新人の頃と同じく、はい上がる気持ちでやりたい」と巻き返しを誓った。新球のマスターに取り組んでおり、「腕の振りは直球と同じ。チェンジアップかスプリットか分からないが、ボールをつぶすイメージ」。さらに球威を取り戻すため、体の使い方も変えるという。

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大量点差で盗塁認めず[ニッカン]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、東京都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。適用する点差については、公式記録員が試合展開を見て判断する。

また、点差が開いた終盤の無死または一死で塁上に走者がいる場合、打者が試みたセーフティーバントが送りバントとなっても、今季からは犠打と認めないことも決めた。

走者アウトの規定が一部改正され、野手のタッチを避けるため、走路から3フィート以上離れた場合にアウトとなる基準が「塁間を結ぶ直線」から「走者と塁を結ぶ直線」に変更された。アマにも適用される。

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点差が大きく開いた「盗塁」記録無効に[デイリー]

プロアマ合同の日本野球規則委員会が10日、東京都内で行われ、プロ野球では今季から点差が大きく開いた試合終盤の盗塁を記録しないことを決めた。本来、野球規則10・08(g)に定められた規則を厳格に運用する。

米大リーグでは大差がついた終盤の盗塁禁止は不文律。しかし日本ではこれが浸透しておらず、記録としても「盗塁」として残る状態が続いていた。昨年4月のヤクルト−横浜戦(神宮)では、11−0で勝っていた横浜が7回に盗塁し、ヤクルトが死球で報復。この事態をめぐりヤクルト・古田監督が暴言で退場した。

今季からは野球の国際ルールを日本でも厳格に運用。また点差が開いた終盤で、打者が試みたセーフティーバントが送りバントとなっても、犠打と記録せず打数を記録することも決定した。適用する点差については、公式記録員が判断する。

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大差での盗塁記録せず…メジャー流規則導入[報知]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、都内で行われ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁を企てた場合、大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。適用する点差などについては、公式記録員が試合展開を見て判断する。

これは世界の“基準”に近づけるための改訂だ。「大リーグでは10対0になってからの盗塁は大変なブーイングを受ける。日本では通用しても海外では通じない」とセ・リーグの東水流幸二記録部長。これまでも野球規則には、守備側が無関心な中で盗塁しても記録しないと明記されていたが、適用されたケースはほとんどなかった。それを今後は厳格に適用する方針だ。

盗塁か野手選択による進塁とするかについて、点差やイニングなどの明確な基準は示されなかった。あるアマ関係者は「アマの国際大会なら7点差は走っちゃいけないというムードがある」と話した。ただ、大差試合でも投手の一塁牽制や捕手の二塁送球など守備側に何らかの守備行為があれば盗塁が記録されるという。

日本ではタイトルのかかった場合チームあげてバックアップする風潮があるだけに、シーズン終盤に盗塁王を争っているケースなど、あえて守備をせずライバル選手に盗塁を記録させないといった悪用が出てこないよう注意する必要もありそうだ。

また、会議では同じく大差がついた終盤の無死または1死、走者のいる場面でのセーフティーバントは、走者が進塁できたとしても犠打とはせず打数1をつけることも確認した。こちらも野球規則どおりに適用する。

メジャーでは3点差でも
メジャーでは大差がついた終盤に盗塁した場合、「盗塁」をつけず、“fielder's indiffelence”(守備側の無関心)とすることが少なくない。ただし、点差のガイドラインはなく、昨年9月9日、ヤンキース・ロイヤルズ戦の9回、3点リードのヤ軍の守護神リベラがセットポジションをとらずに、投球した際、一塁走者が進塁したが、公式記録員は盗塁をつけなかった。日本人選手ではマリナーズのイチローが、渡米1年目のRソックス戦(01年5月8日)で9点ビハインドの9回、一塁から二塁へ走ったが、盗塁が付かなかったことがある。

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プロは大差での盗塁は記録せず[スポニチ]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。これまでは全て記録されたが、今後は守備側が守備行為を示さない場合は野選扱いとなる。適用する点差については公式記録員が試合展開を見て判断する。また、点差が開いた終盤の無死または1死で塁上に走者がいる場合、打者が試みたセーフティーバントが送りバント(初めからバントの構えをした場合は除く)となっても、犠打と認めないことも決めた。

走者アウトの規定も一部改正され、野手のタッチを避けるため、走路から3フィート以上離れた場合にアウトとなる基準が「塁間を結ぶ直線」から「走者と塁を結ぶ直線」に変更された。アマにも適用される。アマのオブストラクション(守備妨害)を厳格に適用することも決めた。

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今季から大量点差での盗塁認めず…日本野球規則委員会[サンスポ]

プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が10日、都内で開かれ、プロは今季から点差が大きく開いた場面で選手が盗塁した場合、米大リーグと同様に盗塁を記録しないことを決めた。適用する点差については、公式記録員が試合展開を見て判断する。

また、点差が開いた終盤の無死または一死で塁上に走者がいる場合、打者が試みたセーフティーバントが送りバントとなっても、今季からは犠打と認めないことも決めた。

走者アウトの規定が一部改正され、野手のタッチを避けるため、走路から3フィート以上離れた場合にアウトとなる基準が「塁間を結ぶ直線」から「走者と塁を結ぶ直線」に変更された。アマにも適用される。

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エース清水が唐川を激励…ロッテ新人合同自主トレ開始[報知]

ロッテの新人合同自主トレが10日、埼玉・さいたま市内のロッテ浦和球場で始まり、高校生ドラフト1巡目の唐川(成田高)ら11人が参加。立花コーチの指導のもと、ランニング、キャッチボールなどで初体験のプロのメニューで汗を流した。唐川は練習の合間に、この日同球場で始動したエース清水から「1軍で長くプレーできるように頑張れ」と激励を受け、表情を引き締めていた。

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唐川プロ初体験…ロッテ新人合同自主トレ[報知]

ロッテの新人合同自主トレが10日、埼玉・さいたま市内のロッテ浦和球場で始まり、高校生ドラフト1巡目の唐川(成田高)ら11人が参加。立花コーチの指導のもと、ランニング、キャッチボールなどで初体験のプロのメニューで汗を流した。唐川は練習の合間に、この日同球場で始動したエース清水から「1軍で長くプレーできるように頑張れ」と激励を受け、表情を引き締めていた。

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清水、新球で復活へ[報知]

ロッテの清水が10日、ロッテ浦和球場で始動し「新人の頃と同じ、はい上がる気持ちでやりたい」と抱負を話した。既に新球のマスターに取り組んでおり「腕の振りは直球と同じ。チェンジアップかスプリットか分からないが、ボールをつぶすイメージ」と話した。

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ロッテ清水メジャー移籍へ“マイナーチェンジアップ”[夕刊フジ]

メジャーの夢は健在!ロッテのエース清水が10日、ロッテ浦和球場で始動した。この日は新人合同自主トレが行われたが、ルーキーたちの輪に自ら歩み寄ると高校生ドラフト1巡目・唐川(成田高)、大学・社会人1巡目・服部(トヨタ自動車)らに訓示。その後、ランニング、ストレッチなどをこなすと報道陣に挨拶。

「チェンジアップを試している。昨年はカーブや遅い球を投げてフォームのバランスを崩して…。同じ腕の振りの球が向いているからね。投球の幅をもたしていかないと」。清水によれば、スプリットの握りを若干変えたモノとか。「(打者の前で)グシャッと球がつぶれる感じ」。昨季、レッドソックスの岡島が投げた打者の手前でググッと落ちる“岡島チェンジ”にヒントを得たようだ。

さらに今オフでは体幹トレにも挑戦中。「いかに体全体から力を引き出すか。メジャーの投手が40歳を超えても150キロの球を投げられる要因がある。そういう力を手に入れたい。1年でも長くやりたいですからね」と気合十分だ。

マイナーチェンジを狙う清水だが、全てはメジャー移籍への布石のよう。毎オフのように球団にポスティングでのメジャー移籍を訴えてきたが、昨季は6勝10敗、防御率4.78と過去最低の成績で、5年続いていた2ケタ勝利もストップ。「ロッテで興味があるのは清水直より小林宏」(米球界関係者)と評価は下落していた。

それだけに本人も「日本人が(多く)メジャーにいったら日本は大丈夫なの?危機感を選手も持った方がいい。日本の高いレベルでやるのもいいと思っている」と方向修正とも取れる言葉も漏らしていた。だが、あくまでも照準はメジャー。清水直がFA権を取得するのは早くて来年となる。再び“市場価値”を高める時間はある。来るべきに備えるためのマイナーチェンジであるようだ。

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