わたしはかもめ2008年鴎の便り(1月)

便

1月11日

里崎一発更改で花火提案

選手名年俸前年比
里崎14000△3500

※金額は推定=万円、前年比△はアップ、▼はダウン

里崎が千葉マリンで契約更改交渉を行い、1億500万円から3500万円増の1億4000万円で一発サインした。「自己評価と球団の評価が一致して不満は何もない」とスッキリ。さらにファンサービスとして「幕張花火大会」を提案した。「選手も飛び入り参加で地域貢献できれば」。これに対し本多球団部長は「面白い。提案していきたい」と前向きに検討する。ロッテは全選手が契約を更改した。

◇サブロー、3つの誓い

サブローが「3割・アジアシリーズ優勝・北京五輪金メダル」の3つの目標を掲げた。千葉マリンで自主トレを公開。「開幕から数字を残して北京に呼ばれたい。予選から帰国した直後は重圧の中でやりたくないと思ったけど、年が明けてやっぱり行って良かったと思った」と闘志再燃。国際大会での登録名は大村となる。「30歳過ぎて登録名を大村に戻そうかと思ったけど、剛が西岡にしたからね。今年もサブローで行きます」と笑顔で話した。

◇俊介、グアムで初投

渡辺俊が、自主トレ先のグアムで今年の初投げを行った。楽天の嶋を相手に26球、感触を確かめるように投げた。今年は「最後のオープン戦に間に合えばいい」と超スロー調整を宣言しているが、内容には「まあ、あんなもんでしょ」と納得。帯同していた家族が帰国し、今日から単身、体づくりに励む。

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里崎1億4000万円プラス出来高、全選手の更改終了[千葉日報]

千葉ロッテの里崎智也捕手(31)が11日、契約更改交渉に臨み、4000万円増の1億4000万円プラス出来高払いでサインした。「(金額に)不満な要素は1つもない。いい評価をしてもらった」と笑みがはじけた。

昨季は127試合に出場し、2年連続して規定打席に到達するなど正捕手として、打率2割7分、14本塁打、75打点の活躍。「攻守でチームをまとめてくれた」(本多幸喜球団部部長)という査定に里崎は(金額に)不満な要素はない。いい評価をしてくれた」と表情を崩した。

さらに主将としてチームをまとめ、成瀬、川崎、荻野らの若手投手の飛躍を支えた。「ピッチングスタッフをまとめてくれたし、ワイルドピッチや捕逸も少ない。彼がスタメンした試合の勝率や(投手陣の)防御率も良かった」(本多球団部部長)

2時間を超す“ロング交渉”となったが「金額の話は30分ぐらい」と里崎。チームの方向性や新たなファンサービスについて時間を割いたという。その1つとして「幕張で花火大会をやってみたらどうですかと提案した。球団は“いいアイデアなので検討してみる”と話してくれた。いい方向にいってくれれば」。千葉ロッテは全選手が契約を更改した。

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サブロー「3割と五輪目標」[千葉日報]

千葉ロッテのサブロー外野手(31)が11日、自主トレーニングを公開した。キャッチボールやノックなどの守備練習で軽めの動きで汗を流した。「テーマは体づくり。1年間けがせず、1軍に帯同できる体をつくりたい」といい、今季の目標に打率3割とアジア一の奪回を掲げた。

北京五輪アジア予選の代表として12月まで試合をしていたこともあり、「オフの期間が短い。すぐ終わった感じ。できたらもう少しゆっくりしたかった」と本音も。

日本代表の1人、青木(ヤクルト)と野球論について話し合ったという。「僕が持っていた理論と180度違った。そんなんでええの?というぐらいの解答で新鮮だった」とエピソードを明かし、「考え方が変わった。自主トレとキャンプでじっくりやっていこうと思う」。

アジア予選の台湾戦での同点スクイズは大きな反響を呼んだ。「帰ってきた時は、もうええはと思ったが、終わって時間がたって、行って良かったな、と思った。文句の言われない数字(成績)を残して、また本戦に呼んでもらえるように頑張りたい」と五輪を見据え、活躍を誓った。

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成瀬、17勝目指して始動[千葉日報]

昨季、防御率と最高勝率の2冠を獲得した千葉ロッテの成瀬善久投手(22)が11日、千葉マリンスタジアムで自主トレーニングを開始。「背番号を17番に変えて新たな気持ちになった。自分にプレッシャーをかけて(背番号と同じ)17勝を目指して頑張りたい」と今季の抱負を述べた。

午前11時からと、数字のイチ並びの始動となったが「意味はない。(10日の)新人(の合同自主トレ)と一緒の日は嫌だっただけ」と笑み。ゆっくりとした足取りのジョギングで体を温め、早速、変化球を交えながらのキャッチボール、体のバランスに気を配りながらの遠投に、ノックと意欲的に体を動かした。

正月は「実家に帰っていいリフレッシュができた」と成瀬。大活躍だった昨季を振り返り、「去年は出来過ぎだった。実際5、6年間やったような感じの1年間だったし、無我夢中だった。今年も新しい選手が入ったし、危機感を持って、去年と同じ気持ちでやりたい」と話した。

また球種を明かさなかったが、新球に取り組む予定。「去年からキャッチボールでは投げていた。落ちる球?曲がる系?どちらですかね。言えません」。北京五輪アジア予選で一緒だった上原(巨人)と藤川(阪神)の球の回転に「すごい勉強になった。上には上がいた。僕なりに近づきたい」と刺激を受けた様子で、「ストレートの回転、スピードのアップ」(成瀬)をテーマに掲げた。

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成瀬、今季は人気面でも“負けない”[スポニチ]

ロッテ・成瀬が千葉マリンで始動。1月11日午前11時と1並びのスタートを切った。勝率と防御率の2冠を獲得した昨季は星野ジャパンでも先発の柱となったものの、全国区での人気はもう一歩。連日マスコミをにぎわす日本ハムのルーキー・中田に対して「うらやましい」としながらも「うまくできると思っていても、うまくできないのがプロ。中田には苦手なところにしか投げないですよ。厳しさを分からせます」。3月11日の本拠地オープン戦初戦、同20日からの開幕カードは日本ハム戦。中田が苦手とする内角を徹底的に攻めて牛耳り、プロの厳しさを教えるとともに自らをアピールする。

今季は成瀬シートを設置する予定。地元・栃木での野球教室開催も検討中だ。背番号17に変更。昨年を上回る17勝を目標にする“負けない左腕”は人気面でも負けるつもりはない。

◇里崎一発サイン

ロッテの里崎が千葉マリンで契約更改交渉に臨み、3400万円増の1億4000万円プラス出来高で一発サインした。成瀬ら台頭した若手投手の“育成手当”も含む年俸アップに「いい評価をしてもらったし、いい契約ができた」と納得の表情。約2時間半の交渉では地域密着の一環として幕張地域で花火大会を開催するアイデアも提案し「ロッテだけでなく、千葉全体が盛り上がるようにしたい。まず幕張を盛り上げるのが使命だと思う」。これでチーム全選手が契約更改した。

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成瀬先制!中田の内つく…開幕カードで黄金ルーキーつぶす[報知]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が11日、日本ハムの大物ルーキー・中田封じを予告した。

昨季、最優秀防御率(1.817)と最高勝率(.941)のリーグ2冠に輝いた左腕は、貫録たっぷりだった。連日、一挙手一投足が逐一報じられる怪物に対し、「騒がれてうらやましい。僕は騒がれませんでしたから…」と、自身の新人時代を思い起こして苦笑い。しかし、対戦した時の青写真を思い描いた。「今はうまくいくと思っていても、そうはいかなくなる。僕が対戦したら、苦手なところにしか投げませんよ。その技術を持っているのが、プロですから」大きな構えで内角球のさばき方に課題があるとされる中田の攻略に、自信満々の様子だった。

この日から、千葉マリンで本格始動した。開始時間に選んだのは「1月11日午前11時」。偶然とはいいながら、3年ぶりV奪回への強い思いがにじんだ。開幕までに、昨年の北京五輪アジア予選でチームメートだった巨人・上原、阪神・藤川を参考に、直球に磨きをかける。加えて、新球の開発にも着手。「背番号と同じ17勝はしたい」ランニング、約60メートルの遠投などで約2時間、入念に土台作りをした。

中田とは、3月11日のオープン戦(千葉マリン)、同20〜23日までの開幕カード3試合(札幌ドーム)で対決の可能性が浮上。今季のもう1つの目標である「『成瀬』の名前を全国に広める」ため、負ける訳にいかない。

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成瀬が中田に「プロの厳しさ分からせる」[ニッカン]

ロッテ左腕エース成瀬善久投手(22)が11日、日本ハム中田へプロの洗礼を浴びせることを誓った。千葉マリンでランニング、キャッチボール、ノックなど約2時間汗を流し、始動した。注目ルーキー中田については「あんなに騒がれてうらやましい。だけど、うまくできると思ってもできないのがプロの世界ですから、厳しさを分からせたいですね」とピシャリと言ってのけた。

開幕カードは日本ハム戦(3月20日、札幌ドーム)で、千葉マリン初戦となるオープン戦(3月11日)も日本ハムが相手。いきなり中田と対戦する可能性もある。昨季、2冠を獲得した左腕は「中田君と対戦したら、苦手なところしか投げない。それがプロだし、そういう厳しさを学んで欲しい」と貫録を見せた。

今年は新たにスプリット系の新球にも挑戦する。昨年はスライダーとチェンジアップを軸に組み立てたが、これに落ちるボールを加え投球の幅を広げる。「去年の北京予選で色々な人に接して、自分がこんなしょぼい位置にいたんだと思った。上原さんや球児さんなど上には上がたくさんいる。そのレベルを目指したいですね」と、さらなる進化を遂げる。

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ロッテ・里崎、1億4000万円で契約更改「不満は1つもない」[サンスポ]

ロッテ・里崎が11日、4000万円増の1億4000万円プラス出来高払いでサインした。昨季は2年連続で規定打席に到達するなど正捕手として活躍。成瀬ら若手投手の飛躍を支えたことも評価され「不満は1つもない」と笑みが絶えなかった。ロッテは全選手が契約を更改した。

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ロッテ・成瀬は浩治&球児から刺激[サンスポ]

本拠地で始動した成瀬は変化球を投げるなど意欲的に動き、「無我夢中だった去年と同じ気持ちでやりたい。背番号と同じ17勝を目指す」と昨季の16勝を上回る飛躍を誓った。球種は明かさなかったが、新球に取り組む予定。北京五輪アジア予選で見た上原(巨人)と藤川(阪神)の球の回転に「上には上がいた」と刺激を受け、球速アップもテーマに掲げた。

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サブロー、五輪金も目標[報知]

ロッテのサブローが11日、千葉マリンスタジアムで自主トレを公開し、今季の目標に打率3割とアジア一の奪回に加え「北京五輪で日本代表に選ばれて金メダルを取ること」を掲げた。昨年末は五輪アジア予選でも活躍。「予選が終わった時はもういいと思ったが、その後報道を見ると行ってよかったな、と。文句の言われない数字を残し(代表に)呼んでもらえるようにしたい」と本番を見据えていた。

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成瀬が本格始動「背番号くらい勝ちたい」[報知]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が11日、千葉マリンで本格始動した。「1月11日午前11時」という「1並び」の縁起のいい時間に練習をスタートさせた左腕は、ランニング、キャッチボール、ノックと約2時間、精力的な動きを披露した。「背番号を(60から)17に変えたので、そのくらいは勝ちたい。昨季は悔しい思いをしたので、今年はぜひ優勝したい」とチームの「1番」に貢献する構え。また、この日はサブローも始動し、「文句を言わせない成績を残して、(北京)五輪本番も呼ばれたい」と意気込んだ。

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「こんなに上の人いるのか」ロッテ成瀬、剛球に覚醒[夕刊フジ]

野球選手はグラウンドで目立ってナンボ。投手は剛球こそ命だろう。11日、千葉マリンで始動したロッテ・成瀬がそんな当たり前のことを痛感している。「昨季は5、6年やった感じ。色々学べた1年だったけど、今年にどう影響がでるか不安。だから直球の回転をよくしたいし、スピードアップをしたい。新球も練習している」。

昨季は大ブレークのシーズンだった。リーグ2位の16勝に防御率、勝率の2冠をゲット。さらに12月の五輪予選韓国戦で先発し力投を。年俸も1600万円から7000万円(推定)へ、一気にアップ。ロッテを代表する選手に成長した。

となれば、メンタル面でも変化があるものだ。いわゆる慢心。日の丸戦士としても人気と期待を集めるだけに鼻が高く伸びるものだろうが、そんな気分も吹き飛ぶような事態に直面した。昨年11月の日本代表合宿でのことだ。「色んな投手に接して、自分はこんなショボイ位置にいるんだと思った。レベルが高い人がいっぱいいるんだなぁと」。

伸びた鼻をたたきおったのが球児&浩治。阪神・藤川と巨人・上原だった。「2人とキャッチボールさせていただいて(2人の)球の回転は何だ!?と思った。こんなに上の人がいるのかとビックリ。質問もしてみたけど、自分とは感覚が違ってました。自分のフォームで近づきたいと思ってます」。

直球の回転にかけては球界を代表する2人の剛球を目の当たりにしたら、目も覚める。そこで今季のテーマに掲げたのが、球の回転と新球のマスターという訳だ。

「落ちないけど曲がるかな?微妙です」。本人は言葉を濁したが、どうやらシュート系で投球の幅も広げるつもりらしい。

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