わたしはかもめ2008年鴎の便り(1月)

便

1月14日

立花コーチ絶賛!植松は和製ランディ[スポニチ]

ロッテの高校生ドラフト3巡目・植松(金光大阪)が野茂、伊良部らの“育ての親”から絶賛された。投球に重要な肩甲骨について「植松は円滑な動きができる。例えればランディのよう。手足をムチのように使えて球が手元で伸びる」と立花ヘッドコンディショニングコーチ。95年から親交のあるランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)と重ね合わせた。同じ左腕、スリークオーター気味のフォーム、背番号51と共通点も多い。ロッテとの契約時に将来のメジャー挑戦を聞かれ「行ってみたい」と答えた植松は、和製ランディの評価に「そうなれたら1番嬉しい。150キロは投げてみたい」。また同1巡目・唐川(成田)は立花コーチから元近鉄の守護神・赤堀タイプで「漫画のドカベンで言えば不知火のように球の切れで勝負できる」と評された。

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ロッテ・植松、ランディーになれる!立花コーチ太鼓判[報知]

ロッテの高校生ドラフト3巡目・植松優友投手(18)=金光大阪=が14日、「ランディー・ジョンソンになる」と太鼓判を押された。さいたま市内のロッテ浦和球場で行われている新人合同自主トレで、指導する立花龍司ヘッドコンディショニングコーチ(43)から「大化けする。ランディー・ジョンソン(Dバックス)のようになれる」と潜在能力を評価された。

かつて野茂、伊良部というメジャーリーガーを指導してきた立花コーチの口から、大リーグ通算284勝(150敗)、サイ・ヤング賞5度獲得という超大物の名前が飛び出した。身長208センチのジョンソンに対して、植松は183センチしかないが、同じ左腕、投げ方も同じスリークオーターだ。さらに、進化を予言する根拠もある。「肩甲骨の可動域が広いんです。肩甲骨が動くことで腕をムチのように振ることができ、腕力を指先まで伝えることができる」。先天的な腕のしなりも、大投手に極めて近い、というのだ。

植松は高校時代、日本ハムの大物ルーキー・中田斬りで名を売った。高校2年夏、秋、3年夏と3度、大阪大会で対戦。13打数無安打、4三振を奪っている。特に最後の夏、府大会決勝では直球一本で5打数無安打に封じ、怪物から甲子園切符をもぎ取った。「ランディーみたいになれたら、嬉しいですね。150キロ出たら、投げられたら、どんな感じやろうなあ…」と息を弾ませた。

「高校1年秋から投手に専念して、まだ右足の筋肉が弱いが、鍛えればもっとスピードは出る」と立花コーチ。若い頃、制球難に悩んだジョンソンも右足の踏み出し方を矯正し、歴史に残る投手に成長した。プロでも“中田斬り”を予感させる大器が、植松だ。

植松優友(うえまつ・まさとも)
1989年11月27日、大阪府生まれ。18歳。北天満小5年から投手、一塁手としてソフトボールを始める。中学では軟式野球部。金光大阪高で投手に転向し、1年秋からベンチ入り。3年時の昨夏に甲子園出場を果たしたが、神村学園(鹿児島)に初戦敗退。183センチ、80キロ、左投左打。家族は母。背番号51。

◇唐川は「不知火」タイプ

植松のライバルとなる高校生ドラフト1巡目の唐川(成田)が、漫画の中の快腕に例えられた。立花コーチが「唐川は不知火守タイプ」と分析した。不知火は水島新司作の「ドカベン」の登場人物。快速球と超遅球を操り、主人公の山田太郎らのライバルとして根強い人気を誇っている。「ドカベン?読んだことあります。不知火はすごいと思ってました。少しでも近づけるようになりたいですね」18歳右腕は劇画級の活躍を誓っていた。

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ロッテ新人、顔をゆがめて辛さこらえる選手続出[報知]

ロッテの新人合同自主トレは、14日から第2クールに入った。午前中はロッテ浦和球場で、ランニング、サーキットトレーニングなどを行い、午後は同球場に隣接する室内練習場でウエートトレーニングに励んだ。練習内容は第1クールから質、量ともにアップ。サーキットトレでは、顔をゆがめて辛さをこらえる選手が続出した。大学・社会人ドラフト1巡目の服部泰卓投手(25)=トヨタ自動車=も「きついですね…」と大汗をかいていた。

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今秋ロッテは東京ガス・木村を指名へ[デイリー]

ロッテが今秋のドラフトの上位候補として東京ガスの木村雄太投手(22)をリストアップしたことが14日、分かった。2月18日から始まる東京ガスの宮崎合宿にも、担当スカウトを派遣して密着マーク。3年越しの“恋人”獲得に全力を注ぐ。

木村は“和製ランディ・ジョンソン”として注目された大型左腕。06年の大学・社会人ドラフトでは横浜が3巡目指名したが、ロッテ入りを希望して東京ガスに残留した。しかし、07年に西武から栄養費を受け取っていた問題が発覚、1年間の謹慎と対外試合禁止処分を受けていた。

それでも球団関係者は「長身の左腕は魅力。以前は線の細さがあったが、この1年間で土台もできた」と評価の高さは変わらない。15日に開催される今年最初のスカウト会議では、木村をはじめ、新日本石油・田沢、早大・松本など、獲得候補者が確認される。

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