投手 | 捕手 | 内野手 | 外野手 |
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荻野忠寛 大嶺祐太 神田義英 川ア雄介 小宮山悟 久保康友 成瀬善久 清水直行 服部泰卓 下敷領悠太 根本朋久 小野晋吾 伊藤義弘 渡辺俊介 中郷大樹 小林宏之 アブレイユ 呉偲佑 高木晃次 シコースキー 田中良平 |
里崎智也 橋本将 田中雅彦 金澤岳 |
オーティズ 堀幸一 西岡剛 今江敏晃 福浦和也 根元俊一 渡辺正人 ズレータ 塀内久雄 細谷圭 早坂圭介 |
サブロー 大松尚逸 大塚明 竹原直隆 早川大輔 ベニー 神戸拓光 南竜介 |
高卒2年目の大嶺は、初の1軍キャンプスタートが決まった。生まれ故郷の石垣島で勇姿を見せることになるが、首脳陣は凱旋を目論んで1軍帯同を決めた訳ではない。井上投手コーチは「今年は1軍の先発ローテーションに食い込んで欲しい存在」と期待。昨年は背筋痛で苦しんだが、飛躍の2年目へ「機が熟した」と判断した。前日21日まで石垣島で自主トレを行っていた大嶺は、この日からさいたま市のロッテ浦和球場で練習を再開。「島では連日投げ込んでいた。今年はまず1勝。1軍で頑張りたい」と話していた。
千葉ロッテは22日、沖縄・石垣での1軍キャンプメンバー44選手を発表した。高校生ドラフト1巡目の期待の新人・唐川(成田高)は外れた。プロ第一歩は鴨川市内で行われる2軍スタートになる。
また、キャンプ地の八重山商工高出身の大嶺が1軍、17日に夫人を亡くしたばかりの清水も1軍で初日から合流する予定。このほかの1軍メンバーには、新人では服部(トヨタ自動車)ら大学生・社会人ドラフトで入団した4投手全員、新外国人投手のアブレイユも入った。
ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー唐川侑己投手(18=成田)のキャンプ2軍スタートが22日、決定した。日本ハム中田、ヤクルト佐藤由の同期が1軍でスタートするが、「高卒ビック3」のもう1人の主役はじっくり土台から強化していく。
22日、さいたま市の浦和球場で行われた新人合同自主トレを視察した井上投手コーチは、唐川の2軍スタートについて言及。「じっくり育てる。真っすぐが速いだけではプロでは通用しない」と基礎体力、投球の基本を徹底して学ばせる意図を説明した。
もっとも唐川に焦りはない。中田、佐藤由に1歩リードされたが、「自分は自分」と与えられた環境で前に進む考えだ。唐川は「上で投げたい気持ちもある。アピールではないが、しっかり自分を磨きたい」と途中からの1軍合流を目指して取り組む構えだ。
ロッテ新人選手がコンディショニング概論の筆記試験に臨んだ。昨年から導入された試みで、新人合同自主トレに参加する12人が栄養学、リハビリ、ドーピングなど9項目の基礎学力が試された。コンディショニング担当の立花コーチは「練習の動機付けが狙い。自発的な練習を促したい」と目的を説明。大学・社会人4巡目の伊藤義弘投手(25=JR東海)が満点でトップ。唐川は98点で3位の成績だった。
離島の星が“接待キャンプ”で飛躍を狙う!ロッテは22日、2月1日からの石垣島春季キャンプ1軍メンバーを発表。故郷で初の1軍キャンプスタートとなる大嶺祐太投手(19)は、接待攻勢で主力の野球論を学び、開幕ローテを目指す考えだ。
「1軍の人は考え方が違う。話を聞くとためになる」と大嶺。そこで、石垣島キャンプでは「(おすすめ店を)リサーチします」と先輩投手陣への接待づくしで、活躍の秘密を探る構えだ。すでに“根回し”も完璧。昨年12月10日から帰省し「石垣の人はロッテ選手の名前を知らない。失礼になるので名前を覚えるように呼びかけた」という。
21日に石垣から戻り、この日から浦和球場で練習再開も「(石垣で)120球を投げ込んだ日もあった」と仕上がりは順調だ。「まず1勝を目指して(開幕ローテで)頑張りたい」。今季はどん欲に1軍マウンド狙う。
石垣はいいところさぁ〜。ロッテは22日、キャンプ1、2軍メンバー振り分けを発表。2年目の大嶺祐太投手(19)の初の1軍スタートが決まった。今年から1軍キャンプ地となった石垣島出身の右腕は、故郷をチーム内外にアピールしていく考えを明かした。
「自分はやりにくいけど、身近にプロ野球選手を見られるのは島にとっていいこと。ビックリするぐらい(石垣島は)盛り上がってました。楽しみにしていてください」。
課せられた最初の使命は島の観光スポット、美味しい食事を楽しめる店を先輩ナインに教えるという“親善大使”としての情報提供だ。「1軍の人の話を聞くのは勉強になる。ちゃんと(店を)リサーチして接待します」。自身は未成年で酒を飲めないが、ガイド役を積極的に買って出ようというものだ。
12月10日からの帰省中は島民への協力も求めてきた。これまでプロ野球とは縁遠かったため、選手の顔と名前を知らない人も多い。「それは失礼になる。覚えておくようにしっかり話をしてきました」。キャンプ休日には野球教室、サイン会を開くプランも温めている。もちろん首脳陣へのアピールも忘れない。年明け3日にはブルペンで120球を投げ込むなど調整は順調だ。前日、ロッテ浦和に戻ると自主トレを開始。ドラフト後にプロ入りを悩んで練習不足に陥った昨年と比べ「体が軽いし、動きやすい。球もいい」。日焼けした顔を引き締めた。
目指すは開幕ローテ入りにプロ初勝利。「成瀬さんにはよくかわいがってもらっています。成績も近づけるように頑張ります」。南国の怪腕は石垣島“接待キャンプ”で飛躍を狙う。
沖縄・石垣島で行う1軍春季キャンプの参加選手が22日、発表になり、石垣島出身の2年目、ロッテ・大嶺が選ばれた。年明けから投げ込みを行った右腕は「地元はびっくりするぐらい盛り上がっていた。開幕ローテに入れるように頑張りたい」と意気込んだ。17日に妻が急死した清水も初日から参加の予定。新人では大学生・社会人1巡目の服部(トヨタ自動車)ら4人が選ばれ、高校生ドラフト1巡目の唐川(成田)は2軍スタートとなった。
唐川が新人合同自主トレで筆記テストに臨んだ。コンディショニングや喫煙の害などの知識を問うもので、この自主トレ期間中に授業を受けてきた。100点満点中98点(平均点91.4点)の好成績に「興味を持って勉強した。成績が悪いと高校に怒られるので…」とホッとした様子だった。
ロッテは22日、沖縄・石垣島で行う1軍キャンプのメンバーを発表した。2年目の大嶺祐太投手(19)もメンバー入りした。今年の目標をローテ入りに置いた右腕は、生まれ育った石垣島での初キャンプを最大活用。案内役を務める“接待キャンプ”で、一流の考えを吸収する。
初の1軍スタートに胸を躍らせた。「1軍の選手は考え方が違う。話を聞くとためになる」。昨季の1軍登板が1試合だった大嶺にとり、キャンプは先輩と交流を深めるチャンス。初めて石垣島に行く選手も多く、案内役としても期待されている。「しっかりリサーチします」と知人や友人から地元民しか知らない穴場スポットを調査。話せる環境を積極的に作っていく考えだ。
調整の遅れが目立った昨年とは違う。21日まで石垣島で自主トレを行い、年末から投球練習。すでに捕手を座らせ、120球の投げ込みも行っている。「今年は体が軽くて動きやすい。いいボールがいってます」。キャンプ初日からブルペンに入り、どんどんアピールしていくつもりだ。
首脳陣の期待も大きい。井上投手コーチは「今いる先発を抜く位になってくれないと。楽しみですよ」。大嶺も「まずは絶対1勝。開幕ローテも頑張ります」と目標を置いた。成瀬、小林宏、渡辺俊、清水、小野、久保と10勝経験者がそろう先発陣。追い抜くためのハードルは高い。一流投手から多くを学び、大嶺が先発の一角を狙っていく。
ロッテの新人が栄養学、トレーニング法などの筆記試験に臨み、大学・社会人ドラフト4巡目の伊藤(JR東海)が100点を取った。合同自主トレ初日から練習後に連日講義を受け、新人で唯一の満点。同1巡目・服部(トヨタ自動車)、同3巡目・根本(横浜商大)、同5巡目・下敷領(日本生命)と共にキャンプ1軍スタートが決まった153キロ右腕は「球の切れを見てもらいたい」と意気込んだ。また高卒トリオはキャンプ2軍スタート。唐川(成田)は筆記試験で「大腰筋」を大“腸”筋とした1問間違いの98点だった。
ロッテの高校生1巡目・唐川侑己投手(19)=成田=が大器の片りんを見せた。この日、ロッテ浦和球場で行われた新人合同自主トレで、立花トレーニングコーチが作成したトレーニング法や栄養、ドーピングに関する筆記テストに挑戦。100点満点中、高卒ルーキートップとなる98点を獲得した。
合同自主トレでは毎日、勉強会を実施。唐川は「興味を持って勉強できた」と成果を強調する。しかし、間違えた1問は「大腰筋」と答えるところを「大腸筋」としてしまう“大ボケ”だった。
春季キャンプでは高卒ルーキー全員の2軍スタートが決まった。「焦らずやるべきことをやっていきたい。機会があれば途中で上(1軍)でも投げたい」と唐川は前向きだった。
日本ハムを除くパ・リーグ5球団が08、09年シーズン主催試合のCS放送の独占放映権を、ソフトバンクの子会社GTエンターテインメント(GTE)に売却することで合意した。日本ハムは他社との契約が残っており、今回の契約から外れた。
外部組織に複数球団の放映権を管理させることは野球界にとって初の試みで、GTEの権利取得費用は1シーズンで1球団あたり3、4億円程度とみられる。5球団はケーブルテレビ(CATV)などの独占放映権もGTEに売却。さらに、パ・リーグ全球団がGTEに08年シーズン主催試合のインターネットによる動画配信権も売却した。
パはセ・リーグと異なり巨人戦の放映権に頼ることはできず、いまだに多くの球団が苦しんでいる。収入源の創出は切迫した課題だった。今回の売却で各球団とも大きな利益を得ることはないが、テレビとインターネットが融合するとされる時代を見据えた先行投資をしたと言える。
なお、地上波とBS放送の放送権は従来通り、各球団が直接各局に販売していく。
パ・リーグの日本ハムを除く5球団が08年と09年シーズン主催試合のCS放送の独占放映権を、ソフトバンクの子会社GTエンターテインメント(東京、GTE)に売却することで合意したことが22日、明らかになった。日本ハムは他社との契約が残っており、今回の契約から外れた。
外部組織に複数球団の放映権を管理させることは、野球界にとって初の試みとなる。GTEの権利取得費用は1シーズンで1球団あたり3〜4億円程度とみられる。
5球団はこのほか、ケーブルテレビ(CATV)などの独占放映権もGTEに売り渡した。さらに、パ全球団がGTEに対して08年シーズン主催試合のインターネットによる動画配信権を売却した。
今回の売却は、多角的な試合中継により人気向上を図りたいパとネット動画時代などを見越したGTEの狙いが一致。国内のプロスポーツでは、サッカーのJリーグが放送権をリーグで一括管理している。地上波とBS放送の放送権は従来通り、各球団が直接各局に販売していく。
GTEが取得したCS放送、CATVなどの独占放映権はリーグ戦300試合、交流戦60試合の計360試合。このほかパ主催のクライマックスシリーズやオープン戦も含まれる。
パ・リーグの日本ハムを除く5球団が、2008年と09年シーズンの主催試合のCS放送の独占放映権を、ソフトバンクの子会社GTエンターテインメント(GTE)=本社・東京=に売却することで合意したことが22日、明らかになった。複数球団の放映権を外部組織に管理させるのは、野球界にとって初の試みとなる。
今回の売却は、テレビとインターネットが融合する時代を見据え、多角的な中継で人気向上を図りたいパ・リーグと、ネット動画時代を見越したGTEの狙いが一致した。5球団はケーブルテレビ(CATV)などの独占放映権も売り渡した。日本ハムは他社との契約が残っており、今回の契約からは外れた。球団自体でスタッフなどを募って試合中継を制作しており、また、ダルビッシュ、中田ら人気選手を擁していることもあり、他球団と足並みをそろえなくてもメリットがあると判断したとみられる。しかし、08年のネットによる動画配信権に関しては、6球団そろってGTEに売却した。
GTEが取得したCS放送、CATVなどの独占放映権は、リーグ戦300試合、交流戦60試合の計360試合で、ほかにパ・リーグ主催のクライマックスシリーズや2月下旬からのオープン戦も含まれる。権利取得費用は1シーズンで1球団あたり3〜4億円とみられる。今後、これまで試合を中継してきたCS放送各局は、GTEと中継の契約を結ぶ必要が出てくる。なお、地上波とBS放送の放映権は、従来どおり各球団が直接各局に販売していく。
日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会による事務折衝(労使交渉)が22日、都内で行われ、フリーエージェント(FA)権取得までの期間などを討議した。
NPB側が海外移籍9年、国内8年などを提示しているのに対し、選手から個別の意見が出された。選手会が要求している補償金や人的補償の撤廃について、NPB側は段階的な減額などの案を提示。選手会の宮本慎也会長(ヤクルト)は「キャンプ中に選手から意見を吸い上げて、譲れるところがあるかなど検討したい」と話した。
日本プロ野球組織(NPB)とプロ野球選手会の意見交換が22日、東京都内で行われ、FA権取得年数、年俸調停制度について話し合った。
FAに関しては、NPBは取得年数を8年に短縮(海外移籍は現行9年)し、選手を年俸や実績によって3段階に分けて補償金に差をつける案をあらためて提示。この問題に関して訴訟を検討している選手会は、FA取得年数を6〜7年に短縮することなどを要望した。NPBは3月半ばまでに具体的な案を示し、NPB側は2月のキャンプ中に意見を集約する。宮本慎也選手会長(37)=ヤクルト=は「(補償金の制度などで)まだはっきりした答えをいただいていない。訴訟とは言い切れない。譲れる部分はあるかもしれない」と話した。
年俸調停制度については、選手会が第三者を入れる制度を提案。
プロ野球パ・リーグの日本ハムを除く楽天、ロッテなど5球団が2008年と09年シーズン主催試合のCS放送の独占放映権を、ソフトバンクの子会社GTエンターテインメント(東京、GTE)に売却することで合意したことが22日、明らかになった。日本ハムは他社との契約が残っており、今回の契約から外れた。
外部組織に複数球団の放映権を管理させることは野球界にとって初の試みとなる。GTEの権利取得費用は1シーズンで1球団あたり3、4億円程度とみられる。
5球団はこのほか、ケーブルテレビ(CATV)などの独占放映権もGTEに売り渡した。さらに、パ・リーグ全球団がGTEに対して08年シーズン主催試合のインターネットによる動画配信権を売却した。
今回の売却は、多角的な試合中継により人気向上を図りたいパ・リーグとネット動画時代などを見越したGTEの狙いが一致した。国内のプロスポーツでは、サッカーのJリーグが放送権をリーグで一括管理している。
地上波とBS放送の放送権は従来通り、各球団が直接各局に販売していく。
GTEが取得したCS放送、CATVなどの独占放映権はリーグ戦300試合、交流戦60試合の計360試合で、このほかにパ・リーグ主催のクライマックスシリーズ(CS)や2月下旬からのオープン戦も含まれる。