わたしはかもめ2008年鴎の便り(1月)

便

1月23日

子供も喜ぶ「ロッテのハットリくん」[スポニチ]

ロッテの大学・社会人ドラフト1巡目左腕の服部(トヨタ自動車)がロッテ浦和の室内で初のブルペン入り。捕手を立たせたままの20球に「ぼちぼちです」。子供の頃からニックネームが「ニンニン」「(服部)半蔵」の服部は、試合でアニメ「忍者ハットリくん」の主題歌をテーマ曲にするプランも検討中。「子供も喜ぶでしょうし、ぜひやりたい」とロッテのハットリくんは意気込んだ。

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ロッテ、サトウキビに負けた!収穫シーズンでボランティア募集が難航[報知]

ロッテの初の石垣島キャンプが人手不足の大ピンチに陥った。キャンプインまで8日と迫った23日、現地のボランティア・スタッフ募集が難航していることが分かった。現時点で応募があったのはわずか十数人で、現地関係者は思わぬ誤算に頭を痛めている。

ロッテでは昨年末から、島のキャンプ協力会を通じて平日60人、土日祝日100人ずつを募集していた。最低目標としていた200人まで滑り出しは順調だったが、その後、失速。「1人1人お願いして回る訳にもいかないですし。これじゃ間に合わないですよね」と、ある現地関係者はため息をついた。

2月は元々観光シーズンで、アルバイトの人手が必要な時期。加えて最大の誤算は「サトウキビの収穫シーズンに重なってしまって」と別の現地関係者は証言した。島民の生活を支える農作物が刈り入れの真っ最中で、“マングースの手も借りたい”忙しさ。キャンプに物珍しさはあっても、人手を貸す余裕はないというのが実情のようだ。

ボランティアは警備、球場の受け付けなどを担当する予定だったが、大幅な見直しを迫られることになる。「3、40人は確保できる、いや、したいですね。後は市の職員などと連係して、効率よくできるやり方を模索したい。大丈夫です、任せてください」と、現地関係者は最後は強気の姿勢を取り戻した。とはいえ、残り時間はあとわずか。島民の総ロッテファン化を目指して行われる初めての石垣島キャンプは、そうそう甘くはないようだ。

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ロッテ、石垣島Cでボランティア不足[デイリー]

ロッテの沖縄・石垣島キャンプに緊急事態発生だ!2月1日のキャンプインを約1週間後に控え、島民限定で募集していたボランティアが予定人数の600人を大きく下回る30人程度になることが23日、分かった。ボランティアは期間中の警備などを担当予定で、緊急の対策が求められる。

当初は平日に60人、休日は100人のスタッフ配備を計画。だが、石垣市関係者は「観光シーズンと、さとうきびの収穫時期も重なった。各方面で人手不足の状態」。現時点で集まった人数は十数人で「何とか30〜40人は確保できそう」と話すが、それでも予定人数の20分の1程度だ。

「選手や訪れるファンの安全確保が最優先」と、今後は警備担当者らと効率的な人員配置を模索する。こればかりは「なんくるないさぁ(何とかなるさ)」とはいかないようだ。

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オーナー会議が最高議決機関に[ニッカン]

プロ野球のオーナー会議が23日に都内のホテルで行われ、コミッショナー、オーナー会議、実行委員会など球界各機関の組織改正について話し合われた。10月をめどに現在の日本野球機構定款および野球協約が改定され、コミッショナー事務局とセ・パ各連盟の3局統合が実現するが、新たな定款、新協約の中身に盛り込む形で具体化させる。

新協約の素案では、実行委員会とオーナー会議の関係を見直し、オーナー会議を「最高の議決機関」と位置付けて、その下に実行委員会を置くことが明確にされた。実行委員会で決めてオーナー会議で承認する現在の形ではオーナー会議で蒸し返されることもある。そのため両者の関係を明確にさせ、まずはオーナー会議で球界の意思を決定することとした。

コミッショナーの権限も見直される。西武の裏金問題のような違反行為などについては新しく設けられる「調査・裁定委員会」に調査を委嘱するなど、司法的な権限を外部に預けることで事務局の指揮管理など行政的な職務を中心に行うこととする。根来コミッショナー代行は「組織をきちんとすることによって、野球組織が一丸として対応できる素地をつくることがまずは大事。選手会の問題だって向こうが1本、こちらが12本じゃ色々と難しい」と話した。

横浜若林オーナー(オーナー会議議長)
「(オーナー会議の役割見直しについて)ここであらゆる議論ができるということで異論はありません。回数も(現状の)年3回でいいのかという点は、検討していこうという話にもなりました。」

◇CSセパ同日、巨人提案も難色

オーナー会議では巨人滝鼻オーナーがクライマックスシリーズの日程に異議を唱えた。セ・パで異なる時期に行われる現状に「日程を合わせて欲しい」と、昨年11月のオーナー会議でも訴えた内容を重ねて主張した。だが「開幕が異なる」など難色を示され、現実的に難しいとの意見が大勢を占めた。さらに日程に関し「オールスターを1試合にしたらいい」との提案も行ったが。「2試合はないと困る」という事務局側からの反発を受けた。それでも「諦めていない。何とか近づけるようにしたい」と話した。今後は日程に関する専門委員会を立ち上げて協議を進めていく。

楽天島田オーナー
「(日程について)セ・パの両リーグで個々の利害はありますが、シーズン運営での協力は急務。個々の利害を乗り越えていかないといけない。」

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新野球協約などオーナー会議承認[スポニチ]

プロ野球のオーナー会議(議長 横浜・若林貴世志オーナー)が23日、都内のホテルで開かれ、コミッショナー権限強化やオーナー会議を最高議決機関として位置付ける新野球協約と、任意団体だった日本プロ野球組織(NPB)を社団法人日本野球機構の内部組織とする定款変更が承認された。10月1日の施行を目指す。

新野球協約ではコミッショナー、セ、パ両リーグの3事務局を統合し、コミッショナーが新事務局を指揮監督することを明確にする。根来コミッショナー代行は、オーナー会議を最高議決機関とする意義について「プロ野球界は大きな問題をいくつも抱えている。オーナー会議はそうした問題を検討し、実行委員会は実務的なことと職務分担した方がいいのではないか」と話した。

21日の実行委員会でセ・リーグが提案したクライマックスシリーズ第2ステージでのリーグ優勝チームへの1勝アドバンテージ導入については論議されず、3月の実行委員会で再度話し合うことになった。

◇その他の承認事項

(1)
小学生用の副読本「夢の向こうへ」を全国の小学校に80万部配布。
(2)
12球団の全選手に対して、禁止薬物が記載された手帳を配布。

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CSアドバンテージ、3月に実行委で方向性−オーナー会議[サンスポ]

プロ野球のオーナー会議が23日、都内のホテルで開かれた。21日の実行委員会で、クライマックスシリーズ(CS)でリーグ戦1位通過チームにアドバンテージを与えることが提案されたが、若林貴世志議長(横浜)は「今日は方向性は出していない。3月の実行委員会でつめることになるでしょう」との見方を示した。

アドバンテージは巨人の清武球団代表が提案。第2Sを6試合制として1位に「1勝」を与え、2位チームは4勝、1位は3勝とアドバンテージの1勝で優勝とするというもの。同議長は「セ、パで違うのはまずい。実行委員会でつめて統一した内容でやるべき」と話した。また、同時期開催の意見も出されていたが「今季の日程を直すのは事実上不可能」とした。

◇コミッショナーの権限強化

オーナー会議ではコミッショナー、セ、パ両リーグの3事務局の統合や協約改正などを承認した。また、これまで司法的権限を負ってきたコミッショナーの役割を行政的なものに変更。第三者による調査・裁定委員会を設置して処分を行うほか、事務局の指揮監督など権限を強化した。さらにオーナー会議を最高の議決機関として位置づけ、実行委員会との違いを明確にした。

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野球協約改定の素案了承…コミッショナー、セ、パ事務局統合へ[報知]

プロ野球のオーナー会議が23日、都内のホテルで行われ、根来泰周コミッショナー代行から提出された野球協約改定の素案を了承した。新会計年度に入る10月1日に施行する見通しだ。

改定の最大のポイントは、これまで別々に機能していたコミッショナー、セ・パ両リーグの3事務局を統合し、コミッショナーが新事務局を指揮監督すること。マンパワーを結集することで、球界が内外で抱える問題に対してスピーディーに対処するのが狙いだ。他に、コミッショナーの権限を強化すること、オーナー会議を最高議決機関と位置づけて実務面を処理する実行委員会との役割分担を明確にすることなどを盛り込んでいる。

根来代行は改定趣旨について「プロ野球界は大きな問題をいくつも抱えている。組織をしっかりすることで一丸となって(問題を)処理できるよう、素地をつくるということです」と説明した。

◇主な審議事項ほか

クライマックスシリーズ
セ・パの日程や、リーグ優勝チームへのアドバンテージ導入について意見交換したが、結論は出ず。3月の実行委で改めて話し合う。
ドーピング(禁止薬物使用)検査
長谷川コミッショナー事務局長が、昨季から本格的な検査を導入して厳正に対処していることを改めて説明。
メジャー対策
メジャーへ選手が流出している現状に対し、オリックス・宮内オーナーが「MLBとの連係をどう構築すべきか真剣に考えるべき」と問題提起。賛成意見が相次いだ。今後、日米の平等なルールづくりを検討する。
コミッショナー職
根来代行が引き続き職を務める。

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コミッショナー権限強化へ[報知]

プロ野球のオーナー会議が23日、東京都内のホテルで開かれ、コミッショナー権限強化やオーナー会議を最高議決機関として位置付ける新しい野球協約と、任意団体だった日本プロフェッショナル野球組織を社団法人日本野球機構の内部組織とする定款変更の素案を了承した。専門家による具体的な条文づくりに入り、新会計年度に入る10月1日の施行を目指す。

新野球協約ではコミッショナー、セ、パ両リーグの3事務局を統合し、コミッショナーは新事務局を指揮監督することを明確にする。

根来泰周コミッショナー代行は、オーナー会議を最高議決機関と位置付ける意義について「プロ野球界は大きな問題をいくつも抱えている。オーナー会議はそうした問題を検討し、実行委員会は実務的なことと職務分担した方がいいのではないか」との考えを示した。

セ、パで開幕が異なるクライマックスシリーズの日程、リーグ優勝チームへの1勝のアドバンテージ導入については3月の実行委員会で再度話し合うことになった。

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コミッショナー権限強化を了承…第1回オーナー会議[夕刊フジ]

今年第1回のオーナー会議が23日に都内ホテルで行われ、コミッショナー権限強化などの野球協約の改定について協議し、根来泰周コミッショナー代行から示された原案を了承した。

コミッショナー権限については現在の司法的役割から行政的役割に改める。根来コミッショナー代行は「協約違反があった場合に調べることになっているが、1人では大変。調査委員会を置いて処分した方が効率的、公正さを保てる。司法権限を調査委にやってもらい、コミッショナーは事務局を指揮、監督する方がいい」と説明した。

また、最高議決機関のオーナー会議と実行委員会の職務を分担する形とする。

「今の球界には様々な問題がある。有力選手の海外流出、五輪では野球が外された。地域密着型の野球も限界が出てくる。これらを今までは組織として系統的に検討したことがない」(根来代行)と、野球組織が一丸となって対応することが狙いだ。

コミッショナー、セ・パ両リーグ連盟事務局の統合も合わせて今年10月に実施する。

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