1月30日1月30日2月1日から沖縄・石垣島でキャンプを行う千葉ロッテのバレンタイン監督や選手ら54人が30日、現地入りし、地元住民による歓迎セレモニーでは約3000人の出迎えを受けた。
午後3時半すぎにナインが石垣空港に到着すると、小雨が降る中、展望デッキで待ち構えていたファンから大きな拍手。特に地元出身の大嶺祐太投手の姿が見えるとひときわ大きな歓声が起こった。
キャンプ会場の石垣市中央運動公園そばの体育館で行われた式典には家族連れや少年野球チームの子供達が大勢詰め掛け、八重山舞踊や獅子舞で歓迎を受けた。
石垣島での熱烈な歓迎にバレンタイン監督は「皆さんと一緒に素晴らしいチームをつくっていきたい」と感激した様子。大浜長照石垣市長からアジアチャンピオンになった際には石垣島で優勝パレードの開催を提案され「ぜひやりたい」と、3年ぶりの覇権奪回に強い意気込みを見せた。
式典の壇上で最前列の中央に座り歓声を浴びた大嶺は「たくさんの人が来てくれて驚いている。しっかりやらなければならないと思った」。地元で2年目のスタートを切る右腕は気を引き締めた。
千葉ロッテは30日、キャンプ地・石垣島での歓迎セレモニーの中で、今季から使用する新ユニホームを披露した。
ホーム用のセカンドユニホームは、これまでのデザインを踏襲しつつ中心のラインや番号を赤に変更。モデルとなった里崎は「明るい色なので試合でもそのイメージを出していきたい」。ビジター用は白地に黒のグラデーションをかけ、カモメのチームワッペンをあしらったこれまでにない大胆なデザインになった。初めて袖を通した渡辺俊は「すがすがしい感じがする」と、気に入ったようだった。
新ユニホームにはバレンタイン監督の意見が多く取り入れられており「とても格好いい」と満足げに話した。
ロッテが石垣島ボールパーク構想を本格化させることが30日、明らかになった。今年は1軍が石垣島、2軍が鴨川(千葉)と薩摩川内(鹿児島)の2ヶ所に分かれてキャンプを行うが、2年後の2010年から1、2軍合同で石垣島でキャンプを行う可能性が高くなった。このほど石垣市の予算委員会で球場改修費に11億円の割り当てが決まり、今年度5億円、来年度6億円をかけて球場を大幅にリニューアルする。
石垣市関係者は「2年後にはオープン戦も可能なメーン球場が完成して球場が2つになるので、1、2軍合同でキャンプを行う予定です」と話した。球団としても合同キャンプは悲願だった。選手全員にチャンスを与える方針のバレンタイン監督は、これまでキャンプ休日を利用して遠く離れた2軍キャンプを視察していた。選手にとっても情報交換や団結力が強まりチーム力アップにつながる。地元の後押しを受け、さらなる常勝軍団を目指す基盤が整った。
ロッテはこの日、石垣島入りした。バレンタイン監督は歓迎式典で熱烈歓迎を受け、1000人以上のファンの様子を壇上から写メールでパチリ。「今日という日を思い出に残したかった」と感激した。さらに今季優勝した場合、「来年のキャンプでここ(石垣島)に戻ってきて優勝パレードをしたい」と話した。石垣島との縁が年々深まりそうだ。
石垣島出身の大嶺が地元で飛躍を誓った。「1番やりやすい場所なのでしっかり投げ込んでケガしない体をつくりたい」と口元を引き締めた。この日、石垣市内の中央公園体育館で歓迎式典が行われ、大嶺が紹介されるとひときわ大きな声援で迎えられた。「自分が小、中、高校時代はプロが来ることはなかったので、子供達にキャンプを見に来てもらって野球の楽しさを味わってもらいたい」と、話した。
石垣島歓迎式典で新ユニホームをお披露目した。ホーム用はこれまでと同じピンストライプだが、ビジター用が大幅に変わった。バレンタイン監督監修の下、胸元に黒のグラデーションを入れた斬新なデザイン。渡辺俊は「今までにないイメージで、すがすがしい」。里崎も「明るいイメージ」と気に入っていた。
ロッテの1軍キャンプメンバーが30日、沖縄・石垣島入り。石垣空港で300人、石垣市総合体育館では3000人の熱烈な歓迎を受けた。
自身の携帯電話で民俗舞踊などを撮影したバレンタイン監督は「準備期間が短い中、大変な努力で施設を整え、歓迎してくれて感謝している。来年はパの王者として戻ってきたい」。そして「石垣でぜひ優勝パレードをしたい」と続けた。05年日本一の際は翌年の鹿児島春季キャンプでパレードを行っており、球団もVパレードには前向き。石垣市も島民挙げてのバックアップを約束した。
総合体育館でのセレモニーではホーム、ビジター用で3種類の新ユニホームもお披露目。10％の軽量化に加え、チームカラーの黒とピンクが強調され「明るくなった。試合も明るくできる」と里崎。気持ちを新たに新キャンプ地からV奪回へのスタートを切る。
初のキャンプ1軍スタートとなるロッテの大嶺が、故郷・石垣島から飛躍する。凱旋にひときわ大きな歓声を受けた右腕は「こんな大勢来てビックリ。直球の切れをつけて、変化球も磨きたい。投げやすい気候だし、とにかく投げ込みます」。八重山商工の恩師・伊志嶺監督からは今季3勝を厳命されているそうで、まずはプロ1勝、先発ローテーション入りが目標。31日から早速汗を流す。
3年ぶりV奪回で石垣島パレードを実現だ！！ロッテの選手、首脳陣ら約100人が30日、2月1日から春季キャンプを行う沖縄・石垣島へ入った。市民約3000人が駆けつけての歓迎セレモニーに、ボビー・バレンタイン監督（58）は今季のＶ奪回と、石垣島でのVパレード実現を約束した。
「小さな野球選手から女性まで、たくさんの人が集まってくれた。皆さんが盛り上げようとしてくれる気持ちは何物にも替え難い」。熱烈歓迎にボビーは興奮していた。
大浜長照市長（60）から「来年のキャンプで優勝旗を掲げて市民で大パレードをしたい」と要望されると、ボビーは「来年、戻ってきたときに優勝を手にしていれば、パレードをしたいと思う」と約束した。
パレードのコースには早くも市内のメーンストリート、市役所通りが浮上。「石垣祭りでは島民全員が集まる。それぐらいのにぎわいになる」と市関係者。実現すれば、06年鹿児島キャンプで行われたVパレードの3万人を上回る、石垣島民4万8000人参加の大パレードとなりそうだ。
ロッテは30日、キャンプ地入りの様子がラジオで実況中継されるなど、熱烈な歓迎を受けた。石垣市民3000人が集まった歓迎セレモニーで大浜長照市長は「来年は優勝旗を掲げて大パレードをやりましょう」と提案。バレンタイン監督も「ぜひやりたいですね」と笑顔で応えた。マイナーチェンジした新ユニホームも披露され、チームカラーの黒をグラデーションにしたビジター用に今江は「戦う気持ちになった」とお気に入りの様子だった。
楽天が春季キャンプを行う久米島は、2月21日のロッテとの練習試合に久米島内の小・中・高校生が観戦できるプランを立てている。平日（木曜日）の午後1時開始の試合観戦のため、各校は授業短縮など特例措置を設ける方向だ。「各学校の判断に任せていますが、めったにないことですから。観戦させてはどうか、とアナウンスしています」と久米島町の教育委員会。約1200人の生徒、児童（小学校6、中学校3、高校1）の希望に応える。
ロッテのボビー・バレンタイン監督（57）が、石垣島での優勝パレード開催を公約した。チームは30日、2月1日のキャンプインに向け、空路で石垣島入り。大浜長照・石垣市長（60）から歓迎セレモニーでリクエストを受けたボビーは「来年のこの時期に戻ってこられるなら、ぜひパレードをやりたい」と宣言した。
島民の熱烈な歓迎に、心を動かされた。小雨の降りしきる中、歓迎セレモニーには老若男女合わせ約3000人が集まった。「ミナサン、キテクレテホントニアリガトウ」と日本語で挨拶すると大歓声。会場が興奮に包まれる中、市長から「リーグ優勝、日本一、アジアシリーズを制覇し、3つの優勝旗を掲げて、大パレードをしたい」とラブコールを送られた。
パレードが行われる場合は、来春のキャンプ時が有力。市のメーンストリートである市役所大通りの約2キロのコースとなりそうだ。ただ、島の関係者は「今秋にでもできたらいいですね」と、早期開催にも期待を寄せた。「優勝へ向かって準備を進めて行きたい」とボビー。島民の熱い思いを一身に集めて3年ぶりのV奪回に挑む。