わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月3日

「さぶまり〜んず」なんていかが?

ダブルサブマリンがコンビ名募集します!球界屈指のアンダースロー渡辺俊と、大学・社会人ドラフト5巡目の下手投げ右腕下敷領悠太投手(24=日本生命)が3日、ブルペンで並んで投球練習を行った。しなりの渡辺俊に対し、下敷領はリリース位置がやや上で球威がある。「憧れの先輩なので全て吸収したい」と言う下敷領に対し、渡辺俊は「同じ感覚で話せる投手がいなかったので嬉しい」と、早くも意気投合。12球団でも目ズレしいサブマリン競演に、渡辺俊は「コンビ名を募集します」と、すっかり乗り気だった。

◇出産

ロッテ田中雅彦捕手(26)の万理子夫人(25)が、1月24日に大阪府吹田市内の病院で3078グラムの男児を出産。

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サブマリン“競演”[千葉日報]

沖縄・石垣島でキャンプを行っている千葉ロッテは3日、雨のためキャンプインから3日連続で室内中心の練習をし、第1クールを終えた。

前日がブルペン入りだった成瀬は、初めて捕手を座らせて直球のみ43球。連投の小林宏や久保はノースローだった。内野手はほとんどが打撃練習。外野手は雨がやむ間をついてメーン球場で代わる代わるロングティー打撃をしながら守備練習を行った。

4日はキャンプ休養日。

◇基礎づくりに手応え

いつもはスロースターターのサブローが、今キャンプは状態が良く早めに仕上がってきている。

降雨のため室内での打撃練習ばかりだったが、雨のやみ間にメーン球場でロングティー打撃。腰の回転を意識した柔らかいスイングで外野にボールを飛ばし、マシン相手に鋭い打球を打ち返していた。

「この時期しか振り込めないから、ここで基礎をしっかりつくっていかないと。いい方向に行っている」と自分でも手応えを感じている。バレンタイン監督は「今までにないいい姿を見せてくれている」と手放しで喜んだ。

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「全てを吸収したい」、渡辺俊と投げ込む下敷領[千葉日報]

渡辺俊介(31)と下敷領悠太(24)の両下手投げ右腕が並んで投げ込み。“ダブルサブマリン”が石垣島のブルペンを席巻した。

3組に分かれた投手陣。下敷領は渡辺俊と同じ組になったら迷わず隣で投げると決めていた。しゃがみ込むようにして右足に体重を移動させると共に、地面と直角になるように右腕を背中の方に大きく伸ばしてテークバック。渡辺俊ほど低い位置ではないが、高く伸ばした右腕を地面に向かって振り下ろすようにして新人サブマリンは49球を投げ込んだ。

投げながらも隣にいる先輩の投球をしっかりと目に焼き付けた下敷領。球離れの早さを自覚しており「どうしたら球を長く持っていられるのか、全てを吸収したい」。身近に最高のお手本がいることを喜んだ。

一方の渡辺俊も「同じ感覚を持てるピッチャーなので楽しみ。どんな球筋なのか見てみたかった」と興味津々のブルペンだった。ピッチングに関してまだ2人で話したことはないが「真似すればいいというものではないが、変なところは見せられない」。後輩にアンダースローの極意を伝えていくつもりだ。

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唐川、守備練習中心に[千葉日報]

2軍鴨川キャンプ3日目の3日、唐川(成田)はブルペンには入らず、ノースロー組と一緒にバント処理の守備練習やダッシュなど瞬発系のトレーニングで下半身を強化した。

みぞれのため室内練習となったが「体を動かしていれば安心」と意に介さず、練習中も先輩らと談笑するなど明るい表情も見せた。

第1クールを振り返り「新しい環境で緊張もあった」と明かしながらも、「今後はしっかりとした体力をつけ、徐々にスキル(技術)を上げていきたい」と力強く話した。

4日は休養日。

◇ゆっくりとやっていく

2軍キャンプに参加している清水は30メートルほどのキャッチボールで力のあるボールを見せた。「ボール自体は悪くない。徐々にですよ」と言葉を選びながら話した。

トレーナー相手に約20分、80球を投げ込んだ。「ブルペンに入りたい気持ちはあるけど我慢ですよ。指先の感覚とか(指に)まめをつくるとか、そういうことをゆっくりとやっていきたい」。

◇「OP戦まで上げたい」

2年目の左腕、呉偲佑(ウー・スヨ)がマイペース調整を続けている。期待された1年目は日本のレベルの高さに1軍登板はなく、2軍で16試合に登板し、2勝4敗、防御率8.80と低迷した。

7日までの1次キャンプではブルペンに入る予定はないという。「鹿児島(薩摩川内)に行ったら(ブルペンに)入りたい。オープン戦まで調子を上げていきたい」と意欲を口にしたが、この日はキャッチボール後の下半身の強化メニューに息が上がっていた。

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ギャル曽根がボビーにチョコ渡す[ニッカン]

バレンタインデー企画で大食いタレントのギャル曽根がロッテ・バレンタイン監督にチョコレートを渡すことが3日、分かった。ギャル曽根は12日に応援ツアーで石垣島のキャンプ地を訪れる予定。

これまで小倉優子らロッテのCMに出演しているタレントがキャンプ地を訪れていたが、今回は食べっぷりを買われての起用のようだ。

ギャル曽根は162センチ、45キロの細身だが、大食いで人気者となった。昨年の日本新語・流行語大賞で「大食い」がトップテンに入賞し、その受賞者にも選ばれた。バレンタイン監督にチョコレートを渡すより自ら食べてしまいそうな勢いだが、石垣島で大食いパフォーマンスを行うかなど企画を検討中。アイスクリーム好きだけに、ロッテ製品のアイス大食いの可能性もある。

今や視聴率女王として飛ぶ鳥を落とす勢い。昨年リーグ2位、クライマックスシリーズ第2ステージ敗退と、あと一歩のところで涙をのんだナインにパワーを与えてくれそうだ。

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渡辺俊&下敷領がサブマリン競演[デイリー]

ロッテに新コンビ誕生だ!渡辺俊介投手(31)と新人の下敷領悠太投手(24)=日本生命=の“サブマリンズ”競演が3日、ブルペンで実現。渡辺俊は、日本代表での阪神・藤川と巨人・上原の「球児・浩治」に対抗しコンビ名募集を呼びかけた。

球界で希少なサブマリン投手が2人並んでのブルペン投球。「体に染み込んだアンダースローを見たのは久しぶり。隣に並べて嬉しい」という渡辺俊。勢いに乗って「コンビ名、欲しいですね。カッコイイのを募集します」と宣言した。

練習後は報道陣に「これだけは負けないという点は?」と聞かれ、渡辺俊が「顔だろ?」と突っ込むと「ハイ。すいません」と下敷領。トークでは早くも息ピッタリ。「見た感じでは下敷領はリリーフタイプ」とバレンタイン監督。シーズンでは渡辺俊-下敷領の“サブマリンリレー”実現も期待される。

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下敷領、渡辺俊とサブマリン競演[スポニチ]

ロッテの大学・社会人ドラフト5巡目・下敷領(日本生命)が今キャンプ2度目のブルペン入り。同じ下手投げの渡辺俊と初めて並び、先輩の球筋を確認しながら51球を投げ込んだ。「憧れの先輩の隣で投げられて嬉しかった。今まで実際に近くでアンダースローの投手を見ることがなかったし勉強になりました」。

初競演後はツーショット会見。勝っている部分は、との質問に渡辺俊から「顔だろ」と突っ込まれると、ルーキーは慌てて「何もないです。全て勉強になるし、全て吸収していきたい」と姿勢を正した。さらに渡辺俊が宿舎で「オリオンビール」7本を飲んだという話に「僕もビール好きです。今度買って部屋に持っていって話を聞きたい」と“俊介部屋”への入門を申し出た。最高の教材が近くにいるのは心強い限りだ。

下敷領悠太(しもしきりょう・ゆうた)
1983年(昭58)5月4日、大阪府生まれの24歳。上宮3年夏の準々決勝で大阪桐蔭・西岡(ロッテ)に一発を浴びて敗退するなど甲子園出場なし。法大では4年秋に6勝を挙げて完全優勝、ベストナイン。東京六大学リーグ通算13勝。日本生命では06年日本選手権準優勝、敢闘賞、ベストナイン。1メートル84、74キロ。右投げ右打ち。

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コンビ名つけて!ロッテ・俊介&下敷領がブルペン揃い踏み[サンスポ]

ロッテの沖縄・石垣島キャンプでWサブマリンがそろい踏み!!。渡辺俊介投手(31)と大学生・社会人ドラフト5巡目の下敷領悠太投手(24)=日本生命=が3日、ブルペンで競演した。今や珍しくなった下手投げの兄貴分、渡辺俊は早速、コンビ名を募集した。

第1クール最終日のブルペンで、珍しい光景が見られた。地上5センチと世界一リリースポイントが低いとされる渡辺俊の隣に、地上20センチがリリースポイントの下敷領が並んだ。60球と51球。地面スレスレから、交互に次々と球が投げられた。

後からブルペンに入った下敷領は、空いていた3つのマウンドから渡辺俊の左隣を選んだ。「うまくいけば隣に行けるかなと思っていた。そしたら隣が空いていたので。嬉しいです」と、憧れの先輩の投球を間近で見て感激の様子。渡辺俊も「アンダースローを見ながら投げることは、なかなかない。同じ感覚で話せるから、何か嬉しいね」と歓迎した。

社会人出身のルーキーは中学生の終わり頃、日本生命の野球教室でアドバイスされ、上手投げから横手投げに転向。「より打ちにくい球を投げよう」と試みた結果、上宮高時代には下手投げになっていた。その後、法大、日本生命と進むうちに年々、リリースポイントが低くなっていったという。

これまでは自己流でフォームを研究してきたが、今度は間近にお手本がいる。「球持ちの良さやボールの軌道を学びたい。ゆっくりと見させてもらいます」と“ストーカー”を宣言。頼もしい(?)後輩を得た渡辺俊も「コンビ名を募集します」とノリノリだった。今季、ロッテに新たな風を吹き込みそうなWサブマリン。貴方なら何と呼ぶ?

下敷領悠太(しもしきりょう・ゆうた)
1983(昭和58)年5月4日、大阪府生まれ、24歳。上宮高から法大へ進み、4年秋に6勝(0敗)を挙げて9季ぶりのリーグ優勝に貢献し、ベストナインに輝いた。06年、日本生命に入社し、同年の日本選手権では4試合に登板して準優勝。昨年11月の大学生・社会人ドラフト5巡目でロッテに指名された。1メートル84、74キロ。右投げ右打ち。独身。年俸1000万円。背番号24。

◇初日から3日連続室内練習もボビー前向き!

第1クール最終日も朝から雨が降り、キャンプ初日から3日連続で室内での練習に。選手からは「雨ばっかり。早く外でやりたい」との声が漏れた。バレンタイン監督は「天気がよくなって欲しい」としながらも、「ファーム(千葉・鴨川)は雪だと聞いているので、はるかにましだ」と前向きにとらえた。

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ロッテ・下敷領あるぞ渡辺俊とサブマリンリレー[報知]

ロッテの今季の目玉は、サブマリンリレーだ。石垣島キャンプ第1クール最終日の3日、渡辺俊介投手(31)と大学・社会人5巡目ルーキーの下敷領悠太投手(24)=日本生命=が同時にブルペン入りし、隣同士で投げ込みを行った。

浮き上がるような球筋が、交互に放たれた。渡辺俊がキレのあるボールを60球投げ込めば、下敷領もそれを横目で観察しながら51球を投げた。下敷領の方がややリリースポイントが高いが、よく似たフォーム。「俊介さんの横が空いていたので、ちょっと行ってみようかなと思って。同じ投げ方の人を生で見たことがなかったんで参考になった」と、ルーキーは感激の様子。一方の渡辺俊も「今、球界に下手投げは少ないので、嬉しかった」と、加入を歓迎した。

2ショット会見では息の合ったところを見せた。お互い負けたくない部分は?との問いに遠慮がちに言葉を詰まらせた後輩に、渡辺俊がすかさず「『顔』だろ?」。12月の新入団会見では、下敷領は同じ質問にルックスと返答。大胆発言を逆手にとった突っ込みに、場が和んだ。

バレンタイン監督は「下敷領の方が球は速いが、すごく遅い球を持っている訳でもない。第一印象はリリーフタイプ」と、起用法を示唆。極めて珍しい、下手投げ同士のリレーが実現する可能性が出てきた。「コンビ名も募集します」と渡辺俊。3年ぶりV奪回へ、浮沈のカギをWサブマリンが握る。

下敷領悠太(しもしきりょう・ゆうた)
1983年5月4日、大阪府出身、24歳。上宮高―法大を経て日本生命に入社。06年の社会人日本選手権で準優勝に導き、敢闘賞を受賞。昨年の大学・社会人ドラフトで5巡目指名でロッテ入り。184センチ、74キロ。右投右打。年俸1000万円(推定)。

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[高校BIG3リレー日記]唐川、言動に初々しさ…[報知]

唐川が緊張の中で第1クールを終えた。2軍キャンプが行われている千葉・鴨川も、この日はみぞれ交じりの悪天候。室内練習場で短距離ダッシュなどを繰り返し、基礎体力の充実を図った。

日本ハムの中田、ヤクルト・由規が連日、その一挙手一投足を大きく報じられているが、唐川の周囲はどちらかと言えば静かだ。だが、新しい環境で、本人の気持ちは張りつめている。「自分がここにいるのがおかしいと思うくらい。僕はただの高校生です」。派手な話題をふりまく2人とは対照的に、言動には初々しさが残る。

しかし、2日の初ブルペンではしなやかな腕の振りから45球を投じ、首脳陣をホレボレとさせた。「調子はまだまだ。これからどんどん上げていこうと思います」と言う18歳の周囲に人垣が出来る日も遠くないはずだ。

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成瀬は33球ペースアップ[ニッカン]

ロッテ左腕エース成瀬がブルペンで捕手を座らせて33球投げた。2日に今季初めてブルペン入りしたばかりだが、この日はチェンジアップも交える本気モードで一気にペースアップ。打席に立って打球をチェックしたバレンタイン監督もキレのいい直球に「ナイスボール」を連発した。成瀬は「有言実行で頑張ります」と手応えを口にした。

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刺殺被害者はロッテ・久保投手の義兄[スポニチ]

大阪市北区の商業施設「D・Dハウス」で1日夜、神戸市の会社員森永彰さん(30)が刺殺された事件で、男が犯行の後、現場の2階トイレに置いていったとみられるバッグにドライバーが入っていたことが3日、分かった。曽根崎署捜査本部は侵入盗目的で所持していた可能性もあるとみて調べている。森永さんはプロ野球・千葉ロッテの久保康友投手(27)の義兄にあたる。

久保は05年11月、森永さんの妹、洋子さんと結婚。森永さんは06年秋に開かれた2人の結婚披露宴にも出席していた。球団関係者は「今の時点では(チームを離れるとか)決まっていない。状況を見てから」と話している。

森永さんが殺害された1日から、沖縄・石垣島でキャンプ中の久保は3日、通常通りの練習メニューを消化。「(第1クールを終え)ちょっと疲れました。自主トレが少しうまくいってなかったので…。肩の方は問題ありません」などと話した。

調べによると、森永さんは1日午後7時から「D・Dハウス」1階の飲食店で会社の同僚ら男女計10人で会食。同9時30分ごろから2階のショットバーに場所を移した。同10時15分ごろ、1人でバーから約50メートル離れたトイレに行き、刺された。

犯人の忘れ物と見られるバッグ内には、ドライバーのほか、粘着テープもあり、いずれも侵入盗などで使われることが多い。このため、捜査本部は男がどこかに侵入する目的で用意した疑いがあるとみている。侵入盗では、窓ガラスを割る際、飛び散らないように粘着テープを張り、ドライバーで割ることも多いという。

これまでの調べで、ナイフのさや状のものもバッグに入っていたことが判明。森永さんはナイフのようなもので胸を2ヶ所刺されていたが、凶器は見つかっておらず、男がさやに入れて持ち込み、犯行後に中身だけを持ち去ったらしい。また、男がトイレに入っていたのは1分40秒間だったことが分かっており、通り魔的な犯行とする見方もある。

目撃者によると、森永さんが胸から出血してトイレから出てきた後、男がジャンパーで何かを隠すようにして、慌てる様子もなく歩いて立ち去ったという。

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大阪トイレ刺殺被害者はロッテ久保の義兄[ニッカン]

1日夜に大阪市北区の商業施設「D・Dハウス」のトイレで起きた刺殺事件で、死亡した神戸市の会社員、森永彰さん(30)はロッテ久保康友投手(27)の妻の実兄だった。久保は05年に新人王を取り、06年秋に開いた結婚披露宴には森永さんも出席していた。

久保は1月30日から石垣島の春季キャンプに参加。この日は悲しみをこらえてランニング、ノックなど通常メニューをこなした。チームは4日が休日のため久保はいったん大阪に行くが、5日からの第2クールには再合流する予定。

事件を調べている大阪府警捜査1課は、同施設内のショットバーに来ていた森永さんがトイレに立ち、強盗準備をしていた犯人と鉢合わせした可能性もあるとみている。防犯ビデオの映像や目撃証言によると、バッグを持った男がトイレに入った約40秒後、森永さんが入り、その約1分後に胸から出血しながら出てきた。直後に男がジャンパーで何かを隠すように平然とトイレから立ち去っていた。調べでは、男は50〜60歳、身長約170センチ。いずれも黒の帽子と上着、ズボン姿で頭は白髪交じり。現場には男の持ち物と思われるバッグが残され、粘着テープ、ナイフのさやのようなものが入っていたという。

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