わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月5日

西岡777スイング

◇充実の志願特打

ロッテ西岡剛内野手(23)が第2クール初日の5日、志願特打で777スイングの本格的な打ち込みを行った。最後はフラフラになりながらも、「9回2死二塁、ピッチャー、パク・チャンホ」と北京五輪を想定したような状況設定を声に出して集中力を切らさなかった。「第2クールから打ち込もうと思っていたので予定通りです」と充実感を漂わせた。キャンプ初日にバレンタイン監督から「もっと積極的に取り組むように」とカツを入れられたが、「そう言われるのは想定内。僕は僕で開幕に合わせていますから」とサラリとかわし、6年目のキャンプで成長した一面を見せた。

◇肉体改造手応え

体調コントロールも万全だ。3年計画で肉体改造に取り組み、3年目の今年は8キロ増の目標体重80キレオに到達した。だが反面、太りやすい体質になりキャンプ中は夜食断ちして体重を維持している。「以前は寝る前にケーキを食べても太らなかったけど、今はすぐ太るので気をつけています」と、目標の打率3割&盗塁王へ向けて自覚十分に話した。

高校の後輩、日本ハム中田の活躍も刺激になっている。「昨日も電話したけどハツラツとやっている。僕も負けないように頑張らないとね」と笑顔で話した。

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パフォーマンス第3弾、ズレ「どんだけ〜」

ズレータのパフォーマンス第3弾はどんだけ〜?マシン打撃の最中に時折「どんだけ〜」と叫びながら打ち込んだ。「2、3日前にツヨシから教えてもらった。気に入ってるよ」とニッコリ。チェンジアップに対応した打撃練習を中心に取り組んでおり、「今年はたくさんのホームランを打つことが目標」と話した。

◇石垣市室内練習場、人工芝張り替えへ

石垣市がロッテのキャンプ期間中に使用している石垣市中央公園内にある室内練習場の人工芝を、来年までに張り替えることが5日、分かった。現在張られているのはテニス用人工芝で、コンクリート床と芝の間のクッションを抜いた硬いもの。今キャンプ中、連日の雨により室内での練習が続く中、選手からひざ、腰への不安の声が続出。瀬戸山社長が大浜市長と話し合い、来年までに1億円かけて張り替える方向で一致した。

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投内連係、初の実戦形式、福浦ら本格的に打ち込み[千葉日報]

◇第2クール、野手に“エンジン”

沖縄・石垣島の千葉ロッテキャンプは5日、第2クールに入り、室内練習場で簡単な投内連係を行い初めて実戦形式に近い練習が始まった。

投内連係は、バント処理やアウトカウントなど状況に応じたポジション取りを確認した。竹原が1人、小雨がちらつくメーン球場で外野の特守を行い、成瀬、渡辺俊らはブルペン入り。西岡が居残り特打を行った。

第2クールのスタートも雨で室内練習だったが、バレンタイン監督は「マリンスタジアムも10試合くらいこんな天気がある。シーズンに向けた準備をさせてもらえている。いい練習ができているし心配はない」と、気にする様子はなかった。

◇シーズンに向け順調

4年目の久保は「よく動けている」と、シーズンに向け順調に体づくりを行っている。

キャンプ3度目のブルペンでは右腕をコンパクトに振り抜き65球。スライダーは指先に引っ掛かり過ぎてワンバウンドになってしまうことが多かったが、「きれいな回転を意識している」と言う直球は低めに制球されていた。

雨でなければいつでもフリー打撃に登板する準備ができている。「早くバッターに投げて実戦感覚をつかみたい」と意欲的に話した。

第2クールに入って野手陣の“エンジン”がかかってきた。

昨季7年連続の打率3割を達成できなかった福浦が「試合に出ないと結果も出ない」と、危機感を持って打撃練習を行うなど本格的に打ち込みを始めた。特にリードオフマンとして不動の1番に座る西岡は約1時間の特打を志願。バットを振り続けた。

6年目を迎えた西岡。開幕までに最高の状態に仕上げるための時間配分は分かっている。第2クールから調子を上げると決めていたため、キャンプ初日にマイペースで練習をこなす姿がバレンタイン監督の目には緩慢な態度と映りしっ責されたが「しっかりとスケジュールを立てている」と自分の意志を貫いた。

汗をびっしょりかいて体がふらふらになっても特打をやめなかった。背番号の7にちなみ「777球くらい打ったかな」と笑いながらも「自分のスイングにならない時にどれだけ粘って振り込めるか、やっておきたかった」。自分を追い込んだ。

連日の雨で室内での練習ばかり。「1日でも早く風を感じながら球場で打ちたい」とうずうずしている。天気の回復がいま1番の願い事だ。

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ズレータ、今年は「どんだけ〜」[スポニチ]

本塁打も飛距離も、どんだけ〜!?ロッテのズレータが新パフォーマンスに昨年の流行語「どんだけ〜」を採用しそうだ。室内でのマシン打撃。福浦に向かって「どんだけ〜」を連呼したズレータは「まだ使うか分からないけど、気に入っている言葉」と“どれだけでも打つ、やれる”との意味にかけて口ずさんでいる。「パナマ運河〜」「幕張ファイアー」に続くパフォーマンスの振り付けは検討中だ。第2クール初日のこの日は、今キャンプ初の特打も敢行。度重なるケガに泣かされた昨季とは状態も意気込みも違う。「たくさんの本塁打を打つのが目標」。パナマの怪人はどんだけ〜でも打ちまくる。

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西岡“ボビーの機嫌取り”で?初特打[スポニチ]

ロッテの西岡が、今キャンプ初の特打を行った。1日にはバレンタイン監督から練習の姿勢に苦言を呈されたが「僕は僕のペースでやる。今日は(背番号7に合わせて)777球打ちました。今後の目標?ボビーの機嫌取りです」。ちゃめっ気たっぷりにリップサービスする裏には大阪桐蔭の後輩、日本ハム・中田の存在がある。「いつも新聞に載って刺激になる。中田君に負けない記事、お願いします」とアピールしていた。

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ロッテが“水はけ良い新芝”を導入…2010年にもお目見え[サンスポ]

ロッテがキャンプを張る沖縄・石垣島の野球場に、“新芝”の導入が検討されていることが5日、明らかになった。石垣島はこの日も雨。初日から室内練習場での練習が続くが、導入されれば多少の雨でも屋外での練習が可能になる。早ければ2010年にお目見えする。

石垣市は市営野球場を来年度から2ヶ年計画で全面改修するが、そこで導入が検討されているのが天然芝「ティフトン419」。市によると、濾過シートが二重に敷かれており「雨でもすぐに水が吸収される」というものだ。

芝が細く柔らかいため、足腰への負担が少なく、けがも防止できるという。2004年にサッカー五輪日本代表が、アテネ五輪前に石垣島で合宿を張った際にも使用された。

ロッテは雨のため初日から休日を挟み、4日連続でテニス用の硬い芝が張られた室内練習場での練習が続いている。選手からは「立っているだけで足腰が痛い」、「外で打たないと打撃の感覚がつかめない」という声が上がっている。

この芝が導入されれば雨でも練習が可能に。芝の導入は現段階で外野部分のみだが、市関係者は「将来的には内野部分にも芝を張りたい」と話した。

◇西岡が初の居残りトレ、777スイング

西岡がキャンプ初の居残り特打を行い、777スイング。初日にはバレンタイン監督から「このままでは若手に追い抜かれるぞ」と怒られたが、西岡は「想定内」とあまり気に留めておらず、あくまでもマイペース。ただ、連日の雨で、屋内練習場の硬い芝での練習に「ひざ痛を持っているのでいただけない」と不満を口にした。

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和製大砲竹原が志願の特守[ニッカン]

ロッテ竹原が全体練習後に志願特守を行った。打力は和製大砲といわれるパワーを誇るが、外野守備が課題。この日の練習中にバレンタイン監督から送球を指摘され、すぐさま西村ヘッドのノックを受けた。「打球を取るまでと取ってから早く投げられるように意識している。大分身についてきたと思う」と話した。

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久保、気丈に練習こなす[ニッカン]

ロッテ久保康友投手(27)が5日、通常通りのメニューをこなした。義理の兄にあたる森永彰さん(30)が大阪市北区の商業施設「D・Dハウス」で1日夜に殺害されたことを受け、3日の夜に急遽大阪入りした。両親、妻らと対面し対応にあたり、4日に沖縄・石垣島に戻ってきた。久保も動揺を隠せないが「練習を休む訳にもいかないし、自分の出来ることをやるだけです」と気丈に話した。

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ロッテ・サブローが絶好調アピール[報知]

ロッテのサブローが絶好調をアピールした。石垣島キャンプは5日から第2クールに突入。雨でまたも室内調整となったが、フリー打撃では快音を連発し「順調ですよ」と充実の表情を見せた。「腰で打つ」が今季の打撃のテーマ。数をこなすよりも1球1球丁寧にバットを振ることを心掛けているといい「目的意識を持って内容が濃い練習をしたい」。室内練習場の芝が固く調整の難しさを訴える選手もいるが、14年目のベテランはすこぶる元気だ。

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