わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月14日

ロッテ紅白戦(石垣島)

◇スコア

1234567R
紅組20001014
白組01011205

◇打撃成績

打順守備名前
1根元400
2早川420
3大松421
4竹原310
5ズレータ422
6橋本210
打捕金澤101
7200
打二渡辺正200
8細谷410
9100
3194
打順守備名前
1西岡200
早坂210
2福浦300
3ベニー420
4サブロー222
5里崎200
田中雅110
6今江100
塀内221
7オーティズ310
8神戸201
9指中310
27104

◇投手成績

名前
小林宏2711
高木2711
久保21163
小宮山1420

名前
渡辺俊21031
成瀬2710
小野21131
小宮山1521

◇サブロー連発

サブローが紅白戦で2打席連続アーチを放った。共に初球を右翼席へ運んだ。「(小林宏から打った)1本目はいい当たりだったね。2本目は風に乗った。まだまだ」と表情を引き締めた。紅白戦3試合目で4番がチーム初本塁打を打ったことについて、バレンタイン監督も「右方向へ力を出せるようになってきた。スター選手らしいプレーを見せてくれた」と褒めた。

◇成瀬2回4K

左腕エース成瀬が2回を4K、1安打無失点に抑えた。内角直球を厳しく突くことをテーマに登板し、大松をのけぞれせる一幕も。ぶっつけ本番に近い状態で投げた変化球もスライダー、チェンジアップともにキレがあった。「ブルペンで変化球を投げていなかった割には良かった。70点くらい」と採点。今後はさらに下半身を使ったフォームで精度を上げていく。

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小林宏開幕当確の紅白戦初先発2回1安打[ニッカン]

ロッテのイケメンエース小林宏之(29)が14日、貫録投球で開幕投手をほぼ確実なものにした。紅白戦に初先発して2回を被安打1と好投。スライダー、チェンジアップを低めに集め、先頭西岡を直球で空振り三振に仕留めた。4番サブローには初球ストレートを右翼席へ運ばれたが、打たれた安打はそれだけ。

「感じは良かった。この時期だから細かいコントロールは今いちだったけど、これから上がっていくでしょう」と余裕の笑み。今キャンプは例年にない自覚を持って臨んだ。エース清水が家庭の事情もあり2軍で調整中のため、「直さんが参加していない分、いろいろな意味で投手を引っ張っていかないといけない」と話した。いつもは口数が少ないが、今年は後輩にも積極的に声をかけている。

投手陣の柱として自身初の開幕投手も狙っている。「段々開幕戦で投げたいという気になってきた」と言い切った。昨年のクライマックスシリーズで敗れた日本ハムに、3月20日の開幕戦で雪辱するつもりだ。バレンタイン監督も「今年は日本球界で5本の指に入る投手になる」と最も期待する右腕が、最高の滑り出しを見せた。

◇「またやりたい」

小林宏がモデルデビューする。3月28日発売の「アースマガジン」で表紙を飾ることが決定。3月24日発売の男性ファッション誌「マンスリーM」では183センチ、80キロのモデル顔負けのスタイルでスーツ2着を着こなしている。すでに撮影を終えている小林宏は「元々洋服は好きなのでお話をいただいた時はやってみたいと思った。実際の撮影は緊張して固まっちゃいましたけど、これからモデルの仕事もやっていきたいですね」と話した。プロ球界ではダルビッシュのヌード写真で話題になったが、こちらは大人の魅力で女性ファンのハートをつかみそうだ。

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つなぎの4番・サブローが2連発![スポニチ]

つなぎの4番がパワーで魅せた。ロッテのサブロー外野手(31)が14日、石垣島キャンプ3度目の紅白戦に白組の4番で出場。右方向へ2打席連続アーチを放った。

サブロー
「無理して引っ張らず右へという意識。いい感じで打てました。この感覚を大事にしたい。」

まずは2回。エース小林宏の初球の直球を叩き、ライナーで右翼ネット中段に突き刺した。そして4回。今度は高木の初球を再び右翼へ運んだ。自身2度目の紅白戦はわずか2球。2スイングで存在感を強烈にアピールだ。

昨年12月の北京五輪予選でも発揮した1球への集中力。台湾戦での同点スクイズのような小技もできれば大技もある、まさにマルチ4番だ。日本代表ではヤクルト・青木の打撃理論を吸収。今キャンプでは「腰に目やバットがついている感じ。腰でとらえて腰で飛ばす感覚」で振り込んでいる。昨季は中堅から右方向への本塁打はゼロ。“青木打法”の効果は、逆方向への飛距離アップにもつながっている。

バレンタイン監督も「今まで右方向へパワーを出せていなかったが、どの方向にも力強い打球を飛ばしている。スター選手の道に踏み込もうとしている」と賛辞を惜しまない。それでもサブローは「つないでいくという意識は変わらない」と言った。必要ならバントもやる。変わらぬ勝負強さに磨きをかける長打力。つなぎの4番は今年も頼もしい。

◇成瀬、2回無失点4K!

初の開幕投手を目指すロッテの成瀬が、白組の2番手で登板。ズレータに二塁打を喫したものの、打者7人から4三振を奪い2回無失点に封じた。「制球が今一つ」としながら、直球はシーズン中とほぼ同じ最速137キロを計測。「里崎さんにはスピンが利いていると言われた。いい感じに仕上がってきた」。キャンプ序盤はスロー調整だった左腕が、いよいよトップモードに入ってきた。

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ロッテ サブローがつなぎの4番返上?[デイリー]

ロッテのサブローが14日、紅白戦で2本塁打をともに右翼へ放った。「腰でとらえて腰で飛ばす」という打ち方を意識してきたそうで、これが右への長打という形に表れた。

「つなぎの4番」と呼ばれ、昨年の北京五輪アジア予選ではスクイズでその名が広まった。だがこの日を見る限り、そんなイメージは返上か。サブローは「いやいや、狙って大きいのを打てる訳でもないし」と控えめだったが、バレンタイン監督は「スター選手の道に踏み込んでいっている」と今季の飛躍を確信していた。

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ロッテ・成瀬、進化止めぬ2回4K!紅白戦初登板で内角攻め[サンスポ]

ロッテ・成瀬善久投手(22)が14日、沖縄・石垣島キャンプで行われた紅白戦に初登板。2回1安打4奪三振で無失点に抑える快投をみせた。課題としていた内角球で三振を奪い、他球団の007は警戒を強めた。

内角を突いたボールに左打者の大松は思わずのけぞった。しかし、球はスッとストライクゾーンへ。さらに5球目、内角へのスライダーで大松を空振り三振に打ち取った。紅白戦初登板は、ニュー成瀬のお披露目の舞台となった。

「思ったよりは良かった。内角の直球が甘く入り、1安打されたのが悔いが残る」、2回を投げて、1安打4奪三振の好投にも、成瀬は満足な表情は浮かべなかったが、バレンタイン監督はハイタッチで迎えた。昨年12月の北京五輪アジア予選(台湾)に日本代表として出場したが、その疲労が抜けず、今キャンプもスロー調整が続いていた。不安を吹き飛ばす内容だった。

昨季は16勝1敗(勝率1位)を挙げ、最優秀防御率(1.82)のタイトルを獲得。急成長した左腕は、現状に満足はしていない。外角へのボールの出し入れで勝負する投球スタイルだが「もっと、上を目指したい」とこの日は、内角攻めをテーマに設定。視察したソフトバンク・川根スコアラーは「フリー打撃のときと全然違う。内角の直球とスライダーは脅威だ」と警戒した。「まだ、70%のできです」という22歳の左腕はまだまだ、進化する。

◇ボビー早速お返し

バレンタインデーにちなみ、バレンタイン監督が石垣市役所で市民との交流イベントを開催した。駆けつけた女性ら250人が、応援メッセージと共にチョコレートをバレンタイン監督に手渡した。中には、バレンタイン監督の似顔絵の入ったケーキも。「多くの女性ファンが来てくれて嬉しい」とバレンタイン監督は早速、お返しにお菓子を配った。

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燃え尽き症候群なんの!成瀬が貫録の0封[報知]

◇ロッテ紅白戦…白組5−4紅組(石垣島)

ロッテ・成瀬善久投手(22)が第4クールに突入した14日、紅白戦に初登板し、2回1安打無失点に4奪三振と貫録の投球を見せた。昨年16勝1敗、防御率1.817の驚異的な成績で最優秀防御率、最高勝率(9割4分1厘)の2冠に輝いた左腕は、その反動から一種の“燃え尽き症候群”に陥っていたことを告白。真価が問われる5年目のシーズンに向け、内なる敵とも戦っている。

08年初の実戦で、エース左腕が圧巻の投球を見せた。白組の2番手としてマウンドに立った成瀬が2回を零封だ。「ブルペンで変化球をあまり投げてなかったわりには、思ったより良かった」。

チェンジアップやスライダーがさえ、3、4回とともに連続三振を奪った。バレンタイン監督がハイタッチを求めたほどの切れ味を見せつけた。

順風満帆に見える5年目のキャンプは、自分との戦いでもある。原因は、全てがうまく運び過ぎた昨季にあった。「1年間で、5、6年やった感じ。全部終わってから濃かったなあ、って。今季は10年目という感覚ですかね」。

防御率と勝率の2冠に、2度の月間MVP。12月には北京五輪アジア予選という修羅場も経験した。しかし、その後には未体験の虚脱感が待ち受けていた。「モチベーションを上げるのは本当に大変でした。来年、再来年とやんなきゃいけないと思う反面、1年でこんなにやったんだ、って満足している自分がいましたね。前に踏み出せなかったんです。去年の自分に浸ってる訳じゃないですが、オフは、去年よかったから今は別にいいだろう、というのがありました」。

多くのものを1度に手にした時、一種の『燃え尽き症候群』に陥った。しかし、葛藤を抱えてでも前進するしかないのは、リーグ優勝、日本一という“宿題”があるからだ。「(日本ハムに)クライマックスシリーズで負けた悔しさは忘れていない。その気持ちがなかったら、今の自分はどうなっているんだろう?今はモチベーションが上がるのを待っているというのはあります。だから焦らず行きたい」。

これほどの心理状態でも、マウンドでは周囲をうならせる結果を残す。この日は左打者がのけぞるほどのスライダーを見せるなど、4三振を奪った。肉体的な充実に精神が追いついた時、どれだけの投手になるのか。まだまだ22歳の底は見えていない。

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ボビーが100人からチョコ[ニッカン]

ロッテ・バレンタイン監督が14日、石垣市役所前で石垣市の女性100人からチョコレートをプレゼントされた。石垣島をかたどったものなど愛情たっぷり。感激した同監督はお返しに、1人1人にロッテのチョコレートを手渡した。最後は「今年は優勝します」と力強く宣言した。

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今江が休日明けでスッキリ[ニッカン]

ロッテ今江が14日、リフレッシュして第4クールに入った。キャンプ初日から毎日居残り特打で追い込んできたため、やや体に張りを感じていたという。前日13日の休日はゴルフで気分転換を図った。「スコアは悪かったけど適度な運動でリフレッシュできました」とスッキリ。午後からの紅白戦にも出場する。

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サブロー、つなぎの4番返上?[報知]

ロッテのサブローが14日の紅白戦で2本塁打をともに右翼へ放った。「腰でとらえて腰で飛ばす」という打ち方を意識してきたそうで、これが右への長打という形に表れた。

「つなぎの4番」と呼ばれ、昨年の北京五輪アジア予選ではスクイズでその名が広まった。だがこの日を見る限り、そんなイメージは返上か。サブローは「いやいや、狙って大きいのを打てる訳でもないし」と控えめだったが、バレンタイン監督は「スター選手の道に踏み込んでいっている」と今季の飛躍を確信していた。

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ロッテ・渡辺、2回3安打2失点!ペースアップ宣言[報知]

ロッテの渡辺俊介投手(31)が14日、紅白戦に初登板した。「試合感覚をつかむ」をテーマに、白組の先発として2回を3安打2失点。「球種を試すのもそうだし、イニングをまたいで投げるということは、ブルペンでは出来ませんから」スライダー、シンカーなど豊富な持ち球を駆使し、奪三振も2個と球のキレはまずまず。「これから技術的なものも上げていければいい」とペースアップを宣言した。

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コーチと共に打撃改造に意欲、ワンランク上の2番打者へ早川大輔外野手[千葉日報]

千葉ロッテでの2年目のキャンプで早川大輔外野手(32)は、2番打者としてワンランクアップへ打撃改造に意欲的に取り組んでいる。

今季から打撃担当になった高橋コーチに師事。「理論的に自分に合うと思う。タイミングの取り方や前で打つ感覚をつかみたい」と、マンツーマンで手とり足とりの指導を受ける。背筋を伸ばし、踏み出した前足をつっぱり過ぎないようにしてスムーズな体重移動を試みている。

キャンプ5日目のフリー打撃では柵越え5本と早くも打撃改造の効果が現われた。「体が大きくて4番を打ってきた人だと、どうしても打つポイントを体の近くに置く。高橋コーチは体が小さくてもホームランを打ってきた人。飛ばし方を知っている」。体格はほぼ同じ。現役時代は同じスイッチヒッターで4年連続20本塁打以上を記録した高橋コーチから学ぶことは多い。

オリックスでは出場機会に恵まれなかったが、千葉ロッテに移籍した昨季、一気にブレークした。2番センターに定着しプロ6年目で初めて規定打席に到達。133試合に出場し打率2割8分3厘、5本塁打、俊足を生かして16盗塁、三塁打を8本を放った。やっとプロ野球選手になったと実感した年だった。

今季も1番・西岡とのコンビで打線の火付け役を担うことになる。野球について深い話をしたことがない2人だが、試合になれば息の合った動きを見せ「芸人のコンビみたいなもんですよ」と笑う。「あいつを生かそうと思うし、あいつによって自分も生かされている」。西岡にはない細かい技術でチャンスを広げることが早川の仕事だ。

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