2月26日2月26日ロッテ清水直行投手（32）が26日、1軍に合流し福岡ヤフードームで約3時間汗を流した。1月17日に妻明美さん（享年32）を亡くしたため、首脳陣が精神面、体調への影響を考慮して2軍で調整を続けていた。バレンタイン監督が見守る中、ブルペンで60球を投げ込むなど初日から精力的に体を動かし「久しぶりにみんなと話ができて自分も安心した。また一緒に野球をやろうという気持ちになった」と笑顔で汗をぬぐった。
自身が予想していたよりも早く1軍に合流できたとはいえ「70％ぐらい」とベストの状態にはまだ時間がかかる。この時期は毎年、開幕投手を目標に調整してきたが「1年通して投げることの方が大事ですから。開幕ローテに入れるかどうかも分からないけど、焦らずできる限りのことをやっていきたい」と大役へのこだわりはない。順調なら28日のソフトバンク戦で登板予定。エースは少しずつ実戦感覚を取り戻していく。
先月17日に夫人が急逝し、2軍キャンプで調整していたロッテ・清水直行投手（32）が26日、1軍に合流し、福岡・ヤフードームでのチーム練習に参加した。清水は、深い悲しみを乗り越え、さっそくブルペンで60球の投球練習を行った。
悲しみにくれたエースに笑顔が戻った。2軍の鹿児島・薩摩川内キャンプからこの日、福岡入り。ヤフードームで1軍メンバーに交じり、キャッチボールやランニングなどで汗を流した。
「久々に1軍の仲間達と会えて新鮮だったし、嬉しかった」。ブルペンにも入り、バレンタイン監督が見守る中、60球を投げた。「状態は70％くらい」といいながらも、力強い球が捕手のミットに吸い込まれた。
昨季6勝10敗に終わったものの、大黒柱の清水。調整遅れが心配されていた。先月17日、心不全で夫人の明美さん（享年32）を亡くした。精神的に落ち込み、気持ちの整理がつかない清水を気遣って、バレンタイン監督はキャンプは2軍からのスタートとした。2月1日、千葉・鴨川でのキャンプ初日は「そっと見守っていただければ」と、表情はこわばり、言葉も少なかった。
当初は鴨川打ち上げの2月8日ごろをめどに1軍合流を目指していたが、ブルペンでは捕手を座らせずに立ち投げでの投球練習が続いた。計画より遅れたものの、薩摩川内にキャンプ地が移ると、シート打撃に登板するなど、着実に後れを取り戻していった。
28日のソフトバンクとのオープン戦（ヤフードーム）で登板する予定。「開幕ローテは意識せずに自分の調整をしていきたい。年間を通してチームに貢献できたらいいと思う」。悲しみを乗り越えたエースが、マウンドに立つ。
1月17日に明美夫人（享年32）を心不全で亡くしたロッテの清水が26日から1軍に合流。首脳陣の配慮で2軍調整を続けたが、合流初日のこの日は早速ブルペンで60球を投じた。「食事もしっかり取っている。仕上がりは70％。焦らずやる」とした選手会長は開幕ローテーション入りには「意識はない」と話した。バレンタイン監督は「準備ができたときが彼のスタートのとき」と心労の続いた右腕を気遣ったが、28日のソフトバンクとのオープン戦（ヤフードーム）に初登板させる予定だ。
2軍で調整を続けていたロッテの清水直行投手（32）が26日、福岡ヤフードームで行われた1軍練習に合流した。1月17日に明美夫人（享年32歳）が急死し、心労などで調整が遅れていた右腕。「開幕にはこだわらず、焦らないでやっていきたい」とマイペース調整を続ける。
背番号18が戻ってきた。久々の1軍に時折笑顔も交えながら約3時間の練習。ブルペンでも約60球を投げ込んだ。千葉・鴨川、鹿児島・薩摩川内での2軍キャンプでは1クールに1回程度ブルペン入り。例年に比べて「まだ70％くらいの感覚」と遅れは否めないが、「しっかりご飯も食べられているし、体重も気にならない」と妻を亡くした直後の憔悴した姿からは戻りつつある。
投球を見守ったバレンタイン監督は「ブルペンは良かった。何イニングか投げてもらって、彼の力強さを見せてもらいたい」と期待した。28日・ソフトバンク戦（ヤフー）での登板が濃厚。「早く打者に対して投げたい。できる限りのことをやってチームのためになりたい」清水の1年がようやく始まる。
ロッテ清水直行投手（32）が26日、1軍に合流し福岡ヤフードームで約3時間汗を流した。1月17日に妻明美さん（享年32）を亡くしたため、首脳陣が精神面、体調への影響を考慮して2軍で調整を続けていた。「久し振りにみんなと話すことができてよかった」と笑顔で話した。