わたしはかもめ2008年鴎の便り(2月)

便

2月28日

福岡ソフトバンク3−3千葉ロッテ(ヤフードーム)

123456789R
千葉ロッテ0000003003
福岡ソフトバンク0200000013

◇小林宏、毎回4K

自身初の開幕投手を目指す小林宏がオープン戦初登板で変化球に手応えをつかんだ。先発で3回3安打2失点も、打たれたのはほとんどが高めに浮いた直球。スライダーなどの変化球の切れは抜群で毎回の4三振を奪った。「松中さんからスライダーで三振を取れたし、初登板にしてはかなりよかった。これからもしっかりとやっていきたい」と力強く話した。

神戸
「打席の中で考えすぎるとバットが出なくなるので、心を無にして打った。」(7回に右翼席へ逆転3ラン)
清水直
「もっと打たれるかと思いましたが。ストライクも入ったし最初にしてはよかった。」(調整が遅れていたが、中継ぎで1回を7球で無失点)

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清水“突貫工事”…不幸で調整遅れ、実戦もキレなく[夕刊フジ]

ロッテ・清水が28日、ソフトバンク戦で今季初の実戦マウンドに臨んだ。「今年最初としては良かった。でも、もう少しキレが出てきて欲しい」と言いながら、1回1安打無失点で今季初マウンドを終えた。キャンプ直前の1月17日に、明美夫人が32歳の若さで死去。精神的に落ち込んだ清水は、バレンタイン監督の配慮でキャンプは2軍スタートに。そして今回の福岡遠征でチームに合流、“初投げ”を果たすことができた。

「野球ができる環境をつくってくれた周りの方々に感謝してます。今は野球をするしかないから」と清水。昨年6勝10敗と味わった屈辱を晴らすのは、これからが正念場だ。降板後も、ブルペンでモニターを見つめながら打者を想定しての投げ込みを行ったが、「試合で球数を投げて感覚をあげたいけど、今年はオープン戦が少ない」と複雑な表情だ。

首脳陣は「機会を見てオープン戦やファームの試合での登板も考えていく」(井上投手コーチ)と、突貫工事をアシストする構えだが、オープン戦は残り13試合。時間と機会は限られている。プロ9年目で初めて直面した大ピンチだが、ここを乗り越えてみせるのが、エースの真骨頂だ。

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悲しみに耐え…清水は投げる![スポニチ]

ロッテ・清水がソフトバンク戦の2番手でオープン戦初登板。打者4人を1安打無失点に抑える好投を見せた。降板後のブルペンでも試合を想定して15球を2イニング分、約30球の投球練習を行って調整した右腕は「最初にしてはよかった。70%くらい。調整は遅れてる」と振り返った。

1月17日に最愛の明美夫人(享年32)を心不全で亡くした。首脳陣の配慮でキャンプは2軍スタート。今回の遠征からようやく1軍合流した。傷心のエースは「野球をするしかないですから。泥臭く、しがみついて先発を守っていきたい」と静かに闘志を燃やした。

◇“幕張のゴジラ”神戸逆転3ラン

ロッテ2年目の神戸が7回無死二、三塁からソフトバンク・西山の見逃せばボールとなる低めスライダーを右翼席へ叩き込む逆転3ラン。24日の横浜戦に続く一発に「うまく打てた。積極的に打ったのがよかった」。1メートル91、98キロ、背番号55の“幕張のゴジラ”は大きな背中を丸めて照れた。期待の若手の活躍にバレンタイン監督は「キャンプから真剣に取り組んでいる。その成果だ」と目を細めた。

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ロッテ・清水「第一歩よかった」妻の死から初登板1回零封[サンスポ]

1月17日に夫人の明美さん(享年32)が急逝したロッテ・清水直行投手(32)が28日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフードーム)に実戦初登板。2番手として4回の1イニングを1安打無失点に抑え、納得の表情を見せた。

悲しみを乗り越えて臨んだ今季初の実戦マウンド。1回を1安打無失点に抑えた清水は「第一歩としてはよかった」とうなずいた。

わずか7球で終わった試運転に「投げ足りない」と降板後はブルペンへ直行。試合の模様を流すモニター画面に合わせ、ソフトバンクの打者と対戦するかのようにコース、球種を捕手に指示しながら2回を想定し、20球近く投げ込んだ。

1月17日に最愛の夫人、明美さんが心不全で他界した。失意の中、2軍キャンプからスタートし、ようやく後れを取り戻した。前日27日には自身のブログを今年初めて更新。「1軍合流」を報告すると、ファンから「おれたちがついてる」「お帰りなさい」と激励のメールが相次いだ。

「励まされた。(お返しに)マウンドでいいプレーをみせるしかない」。昨年は6勝10敗に終わり、6年連続2ケタ勝利を逃した。バレンタイン監督も開幕1軍に「まだ早い」と慎重だ。清水は「はい上がらなければならない」と決意を固めている。

「球のキレや細かい制球力はまだまだ。野球ができる環境にあることを感謝したい」。清水は、エースナンバー「18」にふさわしい活躍を誓う。

◇“大器”お目覚め!神戸が逆転3ラン

2年目の神戸が、7回無死二、三塁で西山の内角低めのスライダーをすくい上げ、右翼席へ逆転3ラン。「見送ればボール。無心で打った」と笑顔を見せた。身長1メートル91と大型の左打者。立てていたバットを寝かせるフォームに改造し、「素直にボールをたたけるようになった」。バレンタイン監督も「一生懸命練習する選手が結果を出すのはいいね」と大喜びだった。

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清水、悲しみに負けず初登板…ロッテ[報知]

悲しみを乗り越えマウンドに戻ってきた。ロッテの清水が2番手でオープン戦初登板。1回を内野安打1本の無失点に抑えた。1月17日に明美夫人(享年32歳)が急死。調整が遅れ、26日に1軍合流したばかりの右腕は「すんなり野球に入ることだけを考えた。ストライクが入ってよかった」と胸をなで下ろした。

たった7球でも確かな手応えだった。自主トレも満足に行えず、2軍キャンプでも投げ込みはなし。「結果が出なかったら、また2軍でもいい」。それでもボールを低めに集め、「最初にしてはよかったです」と笑顔を見せた。

ファンも待っていた。清水の登場を左翼席のロッテファンが温かい拍手で迎えた。自らのブログには励ましのメールが何百通も届いた。「野球ができる環境を作ってくれる周りに感謝したい。自分には野球をするしかない。これからはファンに勇気を与えられる投手になりたい」と素直な気持ちを表した。

今後もこのまま1軍に帯同する予定。昨年、6勝10敗とふがいない成績だっただけに「自分の立場も分かっている。泥臭くしがみついていく」と力を込めた。悲しみを力に変えて、背番号18はマウンドに立ち続ける。

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小林宏、開幕投手へ好感触「かなりよかった」…ロッテ[報知]

開幕投手の有力候補、小林宏が3回を3安打2失点ながら、課題だったスライダーで絶妙の制球と切れ味を見せるなど、「かなりよかった」と初登板で好感触を得た。

左打者の松中からも三振を奪ったほか、守りのミスで招いた1回のピンチも、松田を併殺打に仕留めるなど、もう公式戦に入ってもいいような投球。成瀬との一騎打ちとみられている初の大役には「投げたいと思って、ずっとやっている」と意欲を隠そうとしなかった。

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ロッテ神戸3ランでアピール[ニッカン]

6回の守備から途中出場ロッテ神戸拓光外野手(23)が一時は逆転となる3ランを放って開幕1軍をアピールした。7回表無死二、三塁のチャンスで、低めの変化球を豪快にすくい上げて右翼席へ運んだ。見逃せばボールだったかもしれない難しい球をはじき返し「打席で考えすぎるとバットが出なくなるので心を無にして打った」と笑顔を見せた。191センチ、98キロと立派な体格。天性のパワーを生かすため「無駄な部分を省くために、バットを寝かせて構えるようにした」という打撃フォーム改造の成果が早くも結果となって表れた。

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ロッテ清水、初登板で無失点[ニッカン]

ロッテ清水直行投手(32)が2番手でオープン戦初登板し、1回を内野安打1本の無失点に抑えた。1月17日に妻明美さん(享年32)を亡くしたため、キャンプは2軍スタート。26日に1軍に合流したばかりで「まだコンディションは70%」と言いながらも、きっちりと結果を出した。「もっと打たれるかと思った」という初登板はわずか7球で終わり、降板後にブルペンで33球を投げ込んだ。「修正すべきところはたくさんあるけど、ストライクも入ったし初めての登板にしてはよかった」とホッとした表情を浮かべた。

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ロッテ小林宏が変化球好感触[ニッカン]

ロッテ小林宏之投手(29)がオープン戦初登板で変化球への手応えをつかんだ。先発で3回を投げ3安打2失点も、スライダーなど変化球の切れは抜群で、毎回の4三振を奪った。エース清水の調整不足で開幕投手の候補にも挙がる右腕は「直球が高めに浮いたのは課題ですが、松中さんからスライダーで三振を取れたし、初登板にしてはかなりよかった。開幕戦で投げられるように、これからもしっかりやっていきたい」と話した。

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