わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月16日

千葉ロッテ4−5横浜(千葉マリン)

123456789R
横浜0002000305
千葉ロッテ0010003004

ページトップ

ロッテ唐川急がば回れ…1回2三振、無失点デビュー[夕刊フジ]

今季の高卒新人ビッグ3の1人、ロッテ唐川(成田高)が16日、横浜戦で先発。1イニングながら、2奪三振&無安打無失点の内容に、球界周辺から高評価の声が。

ビッグ3最後の1人が、ようやく1軍デビュー。初回にMAX145キロ直球とスライダーで仁志、石井琢から連続三振。吉村をスライダーで中飛に打ち取った。

唐川
「2回の予定だったのに、1回で終わったのが残念。点数?任されたイニングを投げられなかったから0点ですね。内容としては、まあまあ良かったと思います。」

当初は2回の予定だったが、初回の投球時、右手中指のマメがつぶれ出血。大事をとって1イニングでの降板となったが「球は速いしスライダーも切れてる。制球もいい。仁志も速い投手ですとホメていたよ」(横浜・杉村打撃コーチ)。スタンドのスコアラー陣も「いい球を投げていた。ヤクルトの由規よりいいんじゃないか」(阪神・飯田スコアラー)と、周辺の評価は上々だ。

だが、ロッテ首脳陣の評価は今春自主トレの段階から「育成」扱い。キャンプやオープン戦で“客寄せパンダ”にせず、2軍での基礎練習をこなさせた。そして、千葉マリンでのオープン戦最終戦となったこの日、「ファンサービス。2軍でしっかり成長してもらい、(将来の)1軍につなげてもらうプラン」(バレンタイン監督)と、あくまでも育成方針を強調している。

だが、ド派手な活躍で話題をさらった日本ハム・中田、ヤクルト・由規も、開幕2軍が決定。「3人とも開幕2軍だけど、最初から育成プログラムにのっている分、段階を踏んできていることを考えれば、1軍昇格は唐川が1番早いんじゃないか」(球界関係者)と評価は高い。

その唐川は「(中田、由規の)2人が1軍にいたことで刺激を受けていました。でも今はできることをしっかりやっていきたい」とマイペースをアピール。急がば回れ−は、百も承知というところか。

ページトップ

ロッテ球界初のオープン戦被弾0で開幕[ニッカン]

パ・リーグは16日、6球団がオープン戦の全日程を終了した。20日のシーズン開幕戦は、リーグ3連覇に挑む日本ハムが本拠地の札幌ドームにロッテを迎えるほか、西武−オリックス(西武ドーム)、ソフトバンク−楽天(ヤフードーム)がいずれもデーゲームで行われる。セ・リーグは23日までオープン戦を行い28日から公式戦が始まる。

ロッテが投手陣の好調な仕上がりで、オープン戦16試合で本塁打を1本も打たれずに終了。1965年以降、球界初の記録となった。バレンタイン監督は「ローテーション投手6人が積極的にやっている。リリーフ陣も素晴らしい選手がそろっている」と胸を張った。また課題の「ポストYFK」のリリーフ陣には「1人1人ではなく一体となって抑えていきたい」と総力戦で臨む構えだ。

ページトップ

ロッテ唐川圧巻!1回2Kの1軍デビュー[ニッカン]

「高校ビッグ3」の1人、ロッテ高校生ドラフト1巡目の唐川侑己投手(18=成田)が圧巻デビューを飾った。1軍初先発のマウンドにも全く動じることなく、最速145キロ直球とスライダー、カーブをコースに投げ切った。横浜仁志をスライダーで空振り三振に仕留めると、石井を142キロ内角低め直球で見逃し三振。さらに吉村をスライダーで二飛、17球で3者凡退に仕留めた。

試合後は「今までテレビで見たり、ゲームで使っていた人と対戦できてうれしかった」とケロリ。日本ハム中田、ヤクルト由規に比べてやや出遅れた感があったが、重圧を楽しむ余裕はやはりただ者ではない。初回の投球中に右手中指の皮がむけて出血したため、予定していた2回のマウンドは回避した。唐川は「指は痛くなかったけど監督から交代と言われました。悔しいです」と残念がった。バレンタイン監督は開幕1軍については「これから2軍でしっかり、準備してもらうプランを立てている」と、先発候補としてじっくり育てる方針を明かした。

今江
「開幕前にいい感じをつかめてよかった。開幕戦が楽しみです。」(7試合ぶりの安打)

ページトップ

高校生ビッグ3の唐川が衝撃デビュー![デイリー]

衝撃デビューだ!!高校生ビッグ3の新人・唐川侑己投手(18)=成田高=がオープン戦で初登板初先発。1回に横浜の仁志敏久内野手(36)、石井琢朗内野手(37)から連続三振を奪うなど1回無安打無失点で、早期1軍昇格の可能性を高める初陣となった。パ・リーグはこの日、オープン戦の全日程を終了。20日に今季開幕戦を迎える。

「持てる力は最大限に出せたと思う」。圧巻の投球だった。18歳右腕・唐川の表情は自信が満ちていた。先頭の仁志を外角スライダーで空振り三振。続く石井から内角直球で見逃し三振を奪った。吉村は二飛に仕留め、三者凡退に退けた。

右手中指負傷による出血で、予定の2イニングを投げず降板。「もっと投げたかったです」と悔しがったが、最速145キロを記録するなど存在感は十分に示した。

ここまで同じ高校ビッグ3の日本ハム・中田、ヤクルト・由規の陰に隠れた存在も「2人に盛り上げてもらって、ゆっくりやりますよ」と自分を貫いた。それも唐川の強さ。百戦錬磨の仁志に「自分の投球を貫いていた。間違いなくエースになる素材。また絶対に対戦したい」と再戦を熱望させるほどだ。

開幕2軍は決定しているが「素晴らしい投球を見せてくれると確信した。(2軍は)1軍でいい投球をするための準備」とバレンタイン監督。昨年4月に大嶺を1軍で先発させただけに、1軍デビューはビッグ3一番乗りの可能性十分だ。

かつてのエース、ジョニー黒木が引退試合を行った翌日、颯爽と現れた“新星”唐川。「少しでも早く1軍に上がりたい」。その日は決して遠くない。

ページトップ

ロッテ・唐川が大器見せた!1軍初登板で無安打に抑える[サンスポ]

高校生ドラフト1巡目の唐川(成田高出)が1軍デビュー。右手中指の皮がむけて2回の予定が1回となったが、2三振を奪うなど無安打に抑え、大器の片鱗は見せた。「(途中降板は)悔しいが、自分の力を出せた」。じっくりと育てるチームの方針は変わらず、今後は2軍でレベルアップを図る。

◇久保4回2失点…反省居残り20球

開幕ローテ入りが確実な久保は4回5安打2失点。4回に3連打で2点を許し「球自体は良かったが、コントロールミスで高めに抜けた球が多かった」と反省を口にした。登板後は約20球をブルペンで投げ込んだ。制球力と課題の直球を磨き、開幕に備える。

バレンタイン監督
「ブルペンには素晴らしい投手がそろっている。リリーフは一体となって仕事をしてもらえばいい。」(懸案の抑えについて明言しなかった)

ページトップ

唐川、地元お披露目登板でピシャリ![スポニチ]

ロッテのドラ1ルーキー唐川(成田)が千葉マリンで上々の1軍デビューを飾った。オープン戦初登板となった先発マウンドで最速145キロを計測。変化球もさえて仁志、石井を連続三振、吉村を二飛と3人でピシャリと封じた。

「本調子じゃないけど今ある最大限の力は出せた。マリンのマウンドは気持ち良かった」。地元の逸材の“お披露目登板”に1万9516人が集結。右手中指の先を切って、予定の2回を前に降板し「任された回を投げられなかったのは0点」と厳しい自己採点も、大観衆の前で高校BIG3と称される能力は示した。「質の高い球を持っている。これから先、素晴らしい投球をたくさん見せてくれると確信した」とバレンタイン監督。昨年は新人だった大嶺が4月30日の西武戦に先発しており、唐川の早期1軍も十分にありそうだ。

ページトップ

唐川1回2Kデビュー!中田・由規より先に1軍抜擢あるぞ…ロッテ[報知]

“高校BIG3”の最後の1人が衝撃のデビューを果たした。ロッテの高校生ドラフト1巡目右腕・唐川侑己投手(18)=成田=が、オープン戦初登板初先発。1回を無安打無失点に抑え、大器の片鱗を見せた。

初めて上がった本拠地・千葉マリンのマウンドで18歳は冷静だった。「もう少し緊張するかと思いましたけど、リラックスして投げられました」。先頭の仁志をスライダーで空振り、続く石井は内角低目の直球で見逃しといきなり連続三振。吉村も平凡な二飛に仕留めた。プロ13年目の仁志からは「エースになれる素材」と、絶賛の言葉が漏れた。

右手中指の皮がむけて出血し、予定の2回を前に降板。「残念というか悔しい」。しかし、ユニホームで血をふきながらの投球でも、最速は145キロに達した。

同期の日本ハム・中田、ヤクルト・由規が1軍キャンプで話題を振りまくのをよそに、2軍で爪を研いでいた。「2人で盛り上げてもらって、僕はじっくりやっていきたい」と、下半身強化など地道な練習に励んできた成果を見せた。

「これから先、素晴らしい投球をしてくれると確信した」とボビー。2軍で慎重に育成する方針に変わりはないが、昨季は4月30日に大嶺を先発デビューさせたように、大抜てきの可能性はある。「少しでも早く1軍に上がってこられるようにしたい」。ほかの2人はプロの壁にぶち当たり、結局2軍落ち。童顔の18歳が、「ウサギとカメ」のカメのように、着実に距離を縮めてきた。

ページトップ

ボビーもニッコリ!ロッテ・唐川“お披露目登板”で2連続奪K[サンスポ]

ロッテの新人、唐川(千葉・成田高)が地元でお披露目の登板。中指の皮がめくれ、予定の2回が1回になったが、2連続奪三振を含めて打者3人で抑え「力を出せれば、今でも多少結果はついてくるかな」と手応えを感じていた。

中田(日本ハム)由規(ヤクルト)と違い2軍で調整を続けており「いいなあ、と刺激になっていた」という。1軍デビューも遠くないと思わせる内容に、バレンタイン監督は「これから素晴らしい投球を見せてくれることを確信した」と目を細めた。

ページトップ

唐川、オープン戦初登板で無失点…ロッテ[報知]

ロッテの高校生ドラフト1巡目右腕・唐川侑己投手(18)=成田=が16日、横浜とのオープン戦(千葉)で先発、1回を3者凡退、2奪三振に抑える上々のデビューを果たした。初回、先頭の仁志から外角スライダーで空振り三振を奪うと、続く石井琢は内角低めの直球で見逃し三振に仕留めた。MAXは145キロをマーク。「弱気にならずに、とにかく腕を振ろうと心がけた」右手中指の皮がむけたため、1イニングのみで降板となったが、大器の片鱗を見せた。

ページトップ

NPB今年のスローガンは「野球力」[報知]

日本プロ野球組織(NPB)は16日、08年のNPBスローガンを「野球力(やきゅうりょく)」とすると発表した。昨秋、公募して集まった案を踏まえてNPBの事業委員会が検討し、決めた。日本の野球の良さ、実力を再認識して次代につなげるという思いを込めた。題字は書道家の武田双雲さんが書いたほか、星野仙一日本代表監督がナレーションを担当したプロモーションビデオがこの日、オープン戦が行われた各球場で披露された。

ページトップ

FA問題合意に至らず4月末まで交渉延長[ニッカン]

労組日本プロ野球選手会(ヤクルト宮本慎也会長)が16日、都内でNPB(日本プロ野球組織)とフリーエージェント(FA)問題について協議したが、決裂した。交渉は4月末まで継続となったが、合意の見通しは立たなかった。NPB側が提示した案の柱は3点。

(1)
権利取得期間は国内FAのみ8年に短縮。
(2)
人的補償を廃止し「FAで選手が流出した球団は翌年の支配下選手枠、出場選手枠がそれぞれ1名増」という代替措置を導入。
(3)
金銭補償の金額を段階的に減額し、年俸がチーム内で1〜3位の選手はA、4〜10位はB、11位以下はCと分け、Aは80%、Bは60%、Cは0とする。

巨人清武球団代表が「かなり譲歩した球団もある。数年前なら考えられない」とした内容だったが、選手側の主張とはそれぞれの点で開きがあった。

宮本会長は「全部が中途半端。話し合う余地はあるけど今日に関しては決裂です」としてNPB側に再考を求めた。「7年」の提示や補償金の大幅減額など、いずれかの部分で踏み込んだ内容とならない限り、訴訟も視野に入れる選手会との合意は厳しそうだ。

ページトップ

NPB、FA人的補償廃止案提示[スポニチ]

日本プロ野球組織(NPB)と労組日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)は16日、都内でフリーエージェント(FA)の資格取得期間短縮などについて協議。合意には至らなかったものの、今後も継続して話し合うことで意見が一致した。

NPBは国内のFA権取得までの期間を現行の9年から8年にすることは譲らない一方、人的補償の廃止や補償金の大幅な緩和などを提示した。これに対して海外へのFA移籍は現行通りの9年で応じるなど、一定の歩み寄りをみせた選手会の松原事務局長は「国内7年ならばのめる。補償金がゼロなら8年も検討の価値はある」と説明。宮本会長も「2年後に7年の確約がもらえるなど、向こうの条件のどこかが大きく変われば真摯に対応する」とNPBへ要望した。

清武選手関係委員長(巨人球団代表)は「一定の評価はしてもらった。補償金の減額など、かなり譲歩した球団もある。一歩ずつ前進している」と協議の進展に期待を寄せた。今後はドラフト制度改革と合わせて一括協議を行い、4月末までの合意を目指す。

ページトップ

NPB「国内FA8年」提案…「7年」主張の選手会と対立[サンスポ]

日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会(宮本慎也会長=ヤクルト)が16日、都内のホテルで労使交渉を行い、フリーエージェント(FA)制度改革について協議した。NPB側は海外FA権の取得年数は9年のまま、国内FA権を8年とすることを軸とした改革案を提示したが、選手会は国内FA7年までの短縮を強く主張。流出球団への外国人枠の拡大にも強く反対した。

NPBの清武英利選手関係委員長(巨人球団代表)は「巨人としては7年でもいいが、12球団全体で進めないと。7年で補償もゼロという痛みが激しい改革はできない。段階的にやっていきたい」と今後も妥協点を探る意向を示した。

訴訟も辞さない構えを見せていた宮本会長は「2、3年後に7年になるとか、今年のドラフト(入団選手)から7年と確約してもらえるなら納得できる」と話し、今後も交渉による解決を目指すことを約束した。

ページトップ

NPBが発表、スローガンは「野球力」[ニッカン]

日本野球機構(NPB)は16日、2008年の統一スローガンを「野球力」と発表した。公募で集まった695通の案と球団が提出した案をもとにNPBが協議して決定した。題字は書道家の武田双雲氏(32)。昨年に続き日本代表の星野仙一監督が声で参加したプロモーションビデオも作成され、この日オープン戦が行われた各球場で流された。

ページトップ