わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月24日

福岡ソフトバンク6x−5千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクが今季4戦目にして3度目のサヨナラ勝ちで、05年以来3年ぶりの開幕4連勝。ソフトバンクは10回、今季から抑えに転向したガトームソンがロッテ・オーティズのタイムリー二塁打で勝ち越されるが、その裏に田上のタイムリーで同点。5−5で迎えた12回の2死二塁から、再び田上が自身初となるサヨナラ打を放った。新人の久米が開幕戦に続く2勝目。ソフトバンク先発・新垣は3回まで完全投球も、4回2/3で6安打4失点。ロッテは抑えの新外国人アブレイユが同点打、5人目の小宮山がサヨナラ打を浴び3連勝はならず。

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福岡ソフトバンク012100000101x6x

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ロッテ恒例挑発ポスター完成…28日本拠開幕オリックス戦[報知]

ロッテが本拠地開幕となる28日のオリックス戦に向け、恒例の挑発ポスターを作成した。25日から3連戦最終日となる30日まで千葉マリン、最寄りのJR海浜幕張駅構内に張り出される。

今回作成したのは、黒いメッセージTシャツを大写しにしたデザインのもので、全9種類。「今年のウシは、脂が乗っててうまそうだ!」と猛牛軍団にひっかけたものや、「番長不在の学校って、何だかのどかだよね。」と主砲・清原を欠く“ビッグボーイズ打線”を皮肉ったものも作られた。

ポスターに連動し、7種類を限定1000枚のTシャツ(2000円)にしたものや、ポストカードセットも28日からマリーンズショップなどで発売する。3年ぶりのV奪回へ、球場内外で心理戦を仕掛ける。

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ロッテ新守護神アブレイユ1点守れず[ニッカン]

ロッテが「YFK」の不在を痛感する敗戦を味わった。強力打線のソフトバンク戦を前に、バレンタイン監督は「投手を試す時がきた」と話していたが、5投手継投も実らなかった。

先発小野が6回途中4失点で降板した後、高木−荻野−アブレイユ−小宮山と中継ぎ陣総動員。23日に18年ぶりセーブを挙げた高木はこの日も1回1/3を無失点、荻野は2回無失点と好投した。だが、新外国人ストッパー、アブレイユが踏ん張れなかった。

早川、オーティズの連続二塁打で5−4と勝ち越した延長10回裏。先頭打者の柴原に右前打を浴びると、失策も絡み1死二、三塁のピンチ、8番田上に150キロ直球を右前へはじき返され、同点に追いつかれた。さらに延長11回から登板した小宮山は12回裏2死二塁から、田上に甘く入ったシュートを右越えに運ばれ、4時間48分の死闘の末にサヨナラ負け。

昨年オフに小林雅、薮田、藤田が移籍。「ポストYFK」が最重要課題となる中、バレンタイン監督は「誰か1人に決めるというより全員で、ひとかたまりになって抑えるつもりだ」と話してきた。最近のプロ球界では安定したストッパーがいるチームが上位進出する。日替わりストッパーを模索するバレンタイン監督の試行錯誤はまだ続きそうだ。

小野
「調子は悪くなったが変に意識してしまった。全て四死球が失点にからみ無駄なボールが多かった。記録は1つの区切り。2000投球回数を目指して頑張ります。」(5回終了時点で通算1000投球回数を達成)

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ロッテ痛恨のサヨナラ負け!YFKの抜けた層の薄さを露呈[サンスポ]

YFK(薮田、藤田、小林雅)の抜けた救援陣の層の薄さを露呈した。痛恨のサヨナラ負けにもバレンタイン監督は「救援陣はYFKがしたように素晴らしい投球をしてくれた」と選手をかばった。延長12回、田上に右越えサヨナラ打を許した小宮山は「シュートが甘く入った。次、頑張ります」と足早に球場を後にした。

◇ロッテ作製オリを挑発ポスター「番長不在って、のどかだよね」

ロッテは28日からのオリックスとのホーム開幕戦に向けて「挑発ポスター」を作製。25日から30日まで千葉マリンなどで提示する。挑発ポスターは2005年の開幕戦以来、恒例になっている。今回は「番長不在の学校って、何だかのどかだよね」「週末のごちそうといえばステーキだ!」など、オリックスを挑発した全9種類が登場。連動したTシャツなどのグッズも販売される。問い合わせはインフォメーションセンター(TEL03-5682-6341)へ。

小野
「低め低めに投げようと意識し過ぎ、ボール先行になってしまった。もっと大胆に攻めればよかった。」(通算1000投球回を達成したものの、6回途中4失点で降板)
記録メモ
小野(ロッテ)通算1000投球回 24日のソフトバンク1回戦(ヤフードーム)で達成。プロ野球310人目。初登板は97年10月10日の近鉄戦。

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ロッテのYFKの穴はデカかった…[スポニチ]

楽天に続き、サヨナラ勝利を献上したロッテのバレンタイン監督は「多くの要素が絡んだ試合だった」と複雑な表情を浮かべた。最大の誤算は新外国人アブレイユだ。オーティズの左越え二塁打で1点を勝ち越した10回、いきなり先頭・柴原に右前打を浴びると、続く松田の送りバントを橋本が一塁へ悪送球。ピンチを広げ、1死二、三塁から田上に右前へ同点打を許した。打線が3点差を追いつき、高木と荻野の好リリーフも全てぶち壊し。指揮官は「厳しい場面に立たされた中で1失点にとどめてくれた」と振り返ったが、今後も大事な場面で起用するかは疑問だ。やはりYFKの穴はそう簡単に埋まりそうもない。

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弱点が浮き彫りに[ニッカン]

最後は勢いにのみ込まれた形になったが、ロッテが抱える弱点が浮き彫りになった試合でもあった。

1点リードの延長10回。ここで登板したアブレイユは、先頭にいきなり安打を許す。さらに次打者のバント処理を捕手が悪送球し、傷口を広げる。ここで逃げ切れなかったのが、敗因の全てと言ってもよかった。絶対的な抑え不在と守備の不安定さ。今後も接戦での苦戦を予感させる1敗に、バレンタイン監督は「多くの要素が絡んだ試合だった」。あえてそこに敗因を求めなかったところに、深刻さがうかがえた。

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制球乱れ5四死球 ロッテ・小野、節目の試合は不満足[サンスポ]

打線の援護で黒星は付かなかったが、ロッテ・小野は6回途中4失点。5四死球と制球に苦しみ「無駄なボールが多過ぎた」と反省しきりだった。自身の今季初登板。丁寧さを心掛けたのが裏目に出た形で「低め低めに投げようと意識し過ぎ、ボール先行になってしまった。もっと大胆に攻めればよかった」。通算1000投球回を達成した試合は、不満足な内容になってしまった。

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