わたしはかもめ2008年鴎の便り(3月)

便

3月26日

福岡ソフトバンク4−5千葉ロッテ(ヤフードーム)

ロッテが5人の継投で逃げ切り、ソフトバンクの開幕からの連勝を5で止めた。ロッテは1回早川のタイムリー二塁打で先制すると、3回には西岡が今季チーム初本塁打となる1号2ラン、5回にもオーティズの1号ソロなどで5回までに5点を挙げた。先発・久保は6回途中まで4安打失点3でヤフードーム初白星を挙げ、最後は荻野が締め今季初セーブ。ソフトバンクは、プロ入り初先発の甲藤が6回を10安打5失点でプロ入り初黒星。打線は6回レストビッチのタイムリーなどで1点差に追い上げるも届かず、02年以来の開幕6連勝はならなかった。

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千葉ロッテ1030100005
福岡ソフトバンク0000130004

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西岡4安打2打点、王ソフト止めた[ニッカン]

ロッテが王ソフトバンクの連勝を5で止めた。西岡剛内野手(23)が、あと三塁打が出ればサイクルヒットという4安打2打点の大暴れ。YFK不在に苦しみながらもルーキー伊藤義弘投手(25)がピンチを断つなど、早くも総力戦でしのぎきった。連敗を2で止め一息をついた。

西岡が目覚めた。3回無死一塁。カウント2−1から真ん中に入ったスライダーを鋭く振り切ると、打球は失速せずに右翼ポール際最前列に飛び込んだ。「追い込まれていたので何とか走者を進めるように引っ張りに行ったら、うまいこと打つことが出来ました」と自画自賛。今季チーム1号となる2ランでチームの連敗を2で止め、ソフトバンクの連勝を5で止めた。

スピードだけじゃない。3年計画で取り組んだ肉体改造の最終年となる今季は、体重8キロ増の80キロまで増量。開幕戦こそ4打数無安打に終わったが、その後は5試合連続長打を放ち、確実にパワーアップした姿を見せつけた。この日も初回先頭で143キロ直球を左中間へ二塁打を放つと、4回には中前打。三塁打が出ればサイクルだったが、残る2打席は投ゴロと左前打で記録達成はならなかった。

それでも4安打2打点で、現時点で5打点はチーム打点王という勝負強さも誇る。バレンタイン監督は「体が強くなり自信を深めている。1年通して活躍すれば超一流になれる」と断言した。毎日打順が入れ替わるボビー采配の中で、開幕から打順が変わらないのは西岡だけ。「僕は(先発で)1番年下だけど、上下とか関係なくチームを引っ張っていきたい」と自覚十分に話した。

28日は本拠地、千葉マリンで開幕戦を迎える。「3連敗で千葉に帰りたくなかったので良かったです。絶対に負けないという気持ちがホームランの打球に乗り移った」と笑顔で話した。球界のファッションリーダーとしても知られるが、今年はリストバンドなどモデルチェンジせずに臨んでいる。「外見じゃなく野球で目立ちたい」と気合十分。ここ2試合をサヨナラと逆転で連敗した嫌な流れを若きチームリーダーが断ち切った。

◇救援陣に助けられ、久保福岡初勝利

先発久保が福岡ドーム初勝利を挙げた。5回まで3安打1失点に抑えたが、6回に四球と安打を浴びたところで無念の降板。それでもリリーフ陣が踏ん張り今季初勝利をつかんだ。試合後は「0点です。球を走らせたけどコントロールしきれなかった。修正しないと」と反省しきりだった。

◇伊藤、危機断ち初H

ルーキー伊藤がプロ2戦目で初ホールドをマークした。6回無死二、三塁のピンチで登板。本間の内野安打で走者を返したが、後続、そして7回も抑えてソフトバンクに傾きかけた流れを食い止めた。「あの場面は抑えるしかない。しのげて良かったです」。地元福岡でも初のヒーローインタビューも受けた。「地元で記念になるピッチングができてよかった。次は千葉マリンでも勝ちたい」と堂々と話した。

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サイクル寸前!西岡4安打でソフト粉砕[スポニチ]

さすが日本を代表するリードオフマンだ。ロッテの西岡が初回に左中間二塁打を放ち先制のホームを踏むと、3回無死一塁から右越えに1号2ラン。チームにとっても開幕6試合目での初本塁打に「負けられない気持ちがボールに乗り移った。ソフトバンクの勢いを絶対止めたかった。連勝の流れを断ち切って千葉に帰りたかった」。自身初のサイクル安打はならなかったが、8回2死一塁にも左前打を放ち、4安打の固め打ちだ。「毎日最高のものを見せて欲しいし、そうすれば超一流になれる」とバレンタイン監督も絶賛。「まだ若いんでサイクルのチャンスはある。いつか経験したい」と西岡も意欲的だった。

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ロッテ・西岡、チーム1号HR&4安打で鷹の勢い止めた![サンスポ]

今季、チーム第1号の本塁打は西岡だった。「ソフトバンクの勢いを絶対に止めようと思っていた」。3回無死一塁、甲藤のスライダーを引っ張り、右翼席に飛び込む2ラン。弾丸ライナーがソフトバンクの応援団席に突き刺さった。

1回には左中間へ二塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。さらに、4回と8回には中前打と左前打。サイクル安打こそ逃したが5打数4安打2打点の大当たり。

西岡
「6回の打席は(サイクルを)狙っていましたよ。でもまだ、若いからチャンスはあると思う。」

今季はすでに二塁打が4本、三塁打が1本。長打が出るようになったのは理由がある。打撃改造に取り組み、球を呼び込むまでの右足を上げる時間を昨季よりも長くした。同時に、3年計画で体重を入団当時の72キロから80キロに増やし「足がぐらつかなくなり、パワーがついた」と球をぎりぎりまで待ち、力をバットに伝えることができるようになった。

昨季はチームで唯一、3割に到達。周囲の期待も大きい。「1番若いけどチームを引っ張っていきたい」。体も精神面も一回り大きくなった22歳の若きトップバッターが今季も暴れまくる。

久保
「ああいう試合展開だから、もっと投げないといけない。」(6回途中3失点降板も今季初勝利)

◇3度目の正直で救援陣1点守る

2試合連続で継投に失敗したが、3度目の正直で1点のリードを救援陣が守りきった。「伊藤、アブレイユ、荻野と救援陣が活躍してくれた」と笑顔のバレンタイン監督。9回を抑えて今季初セーブの荻野は「新守護神?(自分には)任せられないですよ」と苦笑い。

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西岡1号だ4安打だ…ロッテ[報知]

西岡がチームを鼓舞する一撃を放った。3回無死一塁、甲藤の真ん中高めスライダーを鋭く叩くと、打球は右翼席へ一直線だ。今季1号2ランは、チームにとっても開幕6戦目で初めての本塁打。「負けられない気持ちが乗り移ってくれた」。3試合ぶりの勝利に、試合後の口ぶりも滑らかだった。

開幕6試合で5打点はチームトップ。「まだ始まったばかりなんで」と照れるが、2夜連続の逆転負けに、切り込み隊長の責任感はうずいていた。「ユニホームを着たら年齢は関係ない。僕は年下の方だけど、チームを引っ張っていきたい」第1打席では左中間二塁打で、先制点をお膳立て。第3、5打席でも単打を放ち、結局4安打の爆発でチームを勢いづけた。

三塁打が出ればサイクル安打だったが、今回はお預け。「(投ゴロだった)第4打席は狙いましたけど。でもいつかは経験してみたい」と笑った23歳が、3年ぶりV奪回への起爆剤になる。

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西岡、今季チーム初の本塁打…ロッテ[報知]

ロッテの西岡は惜しくもサイクル安打を逃したが、今季チーム初本塁打となる2ランを含む4安打を放った。5試合連続の長打も記録し「チーム(1軍)内で1番年下だけど、年上、年下に関係なく、引っ張っていきたい」とご機嫌だった。

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西岡、チーム初アーチ&4安打[ニッカン]

ロッテ西岡剛内野手(23)が今季チーム1号となる2ランを含む4安打2打点をマークして勝利に貢献した。3回無死一塁からソフトバンク甲藤のスライダーを振り切り、右翼ポール際へ運んだ。「追い込まれていたので何とか走者を進めるように引っ張りに行ったら、うまいこと打つことが出来ました」と自画自賛した。

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唐川27日先発

ロッテのルーキー唐川侑己投手(18=成田)が27日のイースタン楽天戦で先発することになった。16日の横浜とのオープン戦以来の登板。その試合は初先発ながら仁志、石井から連続三振を奪うなど1回を三者凡退に仕留める大物ぶりを見せた。だが投球中に右中指の皮がむけて、当初予定していた2回を投げられずに交代した。27日の公式デビュー戦で真価が問われることになりそうだ。

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