わたしはかもめ2008年鴎の便り(4月)

便

4月1日

東北楽天7−4千葉ロッテ(Kスタ宮城)

楽天が去年5月9日〜15日以来の球団史上最多タイの5連勝で2位浮上。05年3月26日以来の貯金1とした。楽天は5回、藤井のタイムリー、高須の1号2ランで3点を取り勝ち越し。6回に追いつかれるも、7回にフェルナンデスの2号3ランで再び勝ち越しに成功し逃げ切った。先発・一場は5回1/3を投げ7安打4失点。4人目・小山が今季初登板で初勝利。セーブは青山で2個目。ロッテは3点を追う6回にサブローの二塁打、ズレータの内野安打、橋本の犠飛で追いつくが、7回に勝ち越しを許し連敗で3位転落。3人目・小宮山が2敗目。

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千葉ロッテ0010030004
東北楽天00013030x7

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小宮山猛省1被弾「頭丸める」

ロッテはチーム最年長の小宮山がゴさんだった。4−4で迎えた7回から3番手で登板すると、先頭渡辺直を四球で歩かせ、高須の送りバントで1死二塁。続く草野を敬遠で歩かせて併殺シフトを敷いたが、4番フェルナンデスに甘く入ったシュートをバックsクリーン左へ運ばれ、あっさり勝ち越し3ランを許してしまった。

試合後、小宮山は「プロ失格だよ。頭丸めて出直してくる」と猛省。開幕戦でアクシデント降板した小林宏にゲキを飛ばした同じセリフを、あえて自らに言い放った。最大瞬間風速30.2メートルの強風で生命線のコントロールが定まらなかった影響も出た。バレンタイン監督は「先頭打者にストライクを投げて欲しかったが、四球を出したのは驚きだった」と首をひねった。救援陣の「YFK」が抜けて継投に苦しむ指揮官が、季節外れの強風にも泣かされた。

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リリーフ失敗の小宮山「頭丸める」[スポニチ]

ロッテは3番手の小宮山が崩れて連敗。勝率5割に逆戻りした。7回から登板した42歳のベテランは先頭・渡辺直に四球。フェルナンデスに決勝3ランを喫した。瞬間最大風速30メートル以上の強風の中で生命線の制球力が乱れ「ストライクを取るのに四苦八苦。でもみんな普通に投げている。プロ失格だよ。頭を丸めて出直してくる」。バレンタイン監督も「渡辺直を歩かせたのは驚き」と話した上で、楽天について「シーズン前から“強くなっている”と言っていた通り」とあらためて警戒を強めていた。

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頭丸めて出直しだ!ロッテ・小宮山が被弾に反省「プロ失格」[サンスポ]

同点の7回に登板した小宮山は制球が定まらず、四球をきっかけに1死一、二塁とされ、フェルナンデスに決勝3ランを打たれた。3月20日の日本ハムとの開幕戦(札幌ドーム)では右足痙攣で6回途中降板の小林宏に「プロ失格」と厳しい言葉を発しただけに、「(自分が)プロ失格だよ。頭丸めて出直してくる」と反省しきりだった。

バレンタイン監督
「去年よりも良いチームになっている。どの打者も調子がいい。シーズン終了時点で(全員が)3割を打っているとは思わないが…。」(楽天について)

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小宮山、自分も「プロ失格」…ロッテ[報知]

強風と、気温10度前後の寒さが「精密機械」を狂わせた。同点の7回1死一、二塁。小宮山がフェルナンデスに投げた135キロのシュートは、ほぼ真ん中の絶好球。「風の影響もあったけど、みんな普通に投げているから」。左中間席に達した打球を目で追いながら、何度も首をかしげた。

自慢の制球力を欠いた。7回先頭の渡辺直に四球。草野は敬遠したとはいえ、フェルナンデスを含む打者4人に投げた15球のうち11球がボールだった。「ストライクを取るのに四苦八苦するようじゃ。プロ失格だよ。頭を丸めて出直してくる」開幕戦で右足に痙攣を起こし、途中降板した小林宏を「プロ失格」としかったのは3月20日。弟分へのセリフを、自分に叩きつける羽目になるとは思わなかった。

6回に4安打を集め3点差を追いついたが、粘れずに連敗。貯金も底をついた。「小宮山?渡辺直にストライクを投げて欲しくて起用したが、四球で歩かせたのは驚きだった」。バレンタイン監督は思わぬ誤算に肩をすくめた。

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小野が6回途中4失点[ニッカン]

ロッテ先発小野が6回途中4失点降板で、今季初勝利はならなかった。05年から7連勝中と相性抜群の楽天だったが、最大瞬間風速30.2メートル強風にも苦しみ持ち味の緩急を生かせなかった。小野は「風は相手も同じ条件。関係ない。あれだけ先頭打者を出したらダメ」と自らに言い聞かせるように話した。

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ロッテ今季最多7失点で楽天に黒星[報知]

ロッテ投手陣は悪条件の敵地で今季最多の7失点で楽天に黒星を喫した。先発の小野は先頭打者に3度出塁を許し、2度が失点に絡んだ。同点の7回から登板した小宮山が浴びた痛恨の3ランも先頭打者への四球がきっかけだった。制球力抜群のベテラン右腕の乱調に、バレンタイン監督も「ストライクを投げてもらおうと思ったが…。先頭を歩かせたのは驚きだった」とがっかり。

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宮本選手会長「協議慎重に」…FA制度改革問題[報知]

労組・日本プロ野球選手会の宮本慎也会長(ヤクルト)は1日、12球団とのドラフト、フリーエージェント(FA)制度改革協議を慎重に進めていく姿勢を示した。12球団は3月31日、今秋ドラフトを高校生、大学生、社会人を分けずに開催し、大学・社会人のFA権取得年数を国内移籍に限って7年とすることで合意した。14日の労使交渉に臨む宮本会長は「(FAの)補償金や人的補償のこともあるし。ここまで時間が延びたし、焦らずきちんと考えたい」と話した。

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